今回は、真っ当にキャンプ道具の話であります。
しかしですね、この頃キャンプに行って気づいたことがあります。同年代の人々って、だんだんと少なくなりつつあります。思うにですね。うちのように夫婦二人でキャンプに行くというパターンは、少数派なのではないか、ということです。
キャンプといえばアウトドアの娯楽、王道であります。アウトドア、つまりは体を使って楽しむこと、でありますな。となると。その主体は体を使うこと自体が楽しい世代、つまりは子供たちなんですが、子供たち自身は自分でアウトドアに出られる環境にあるわけではありません。いやいや、田舎の子もねえ、最近は外で遊ばないらしいですよ。たまの帰省に、私が子供の頃、文字通り朝から晩まで泳いだり遊んだりしていた川の瀬にも、人影をみなくなりましたもの。
まあねえ、バカボンのパパ風に言うと、川遊びは危険が危ないのだ。ということであります。
それはともかく。キャンプもですね。子供たちに楽しい思い出を作ってやろうと、加えて、ふだんは家庭生活の中での存在感の薄いパパ、がんばっちゃうぞー、みたいな。素敵な時間であるわけですね。子供たちがママと魚とりをしたり、パパと焚き火をしたり、ね。パパ20代後半から30代前半の頃です。
ところがですねえ。子供たちも小学校中学年をすぎる頃になると、私立受験のための塾通いですとか、サッカークラブの合宿だかで、忙しくなってくる。まして中学生のお姉ちゃんなんか、マジウザイんですけど、なんつうことを言ったり言わなかったり。パパと同じテントで寝るなんて信じられない。セクハラ?みたいなことを言ったり言わなかったり。いやまあねえ。本心ではないんでしょうけど、本音ではある。
じゃあ、ママと二人で行っちゃおうか、なんてことを言い出したら、今度はママが怒り出す。なんで子供たちを置いて二人でキャンプに行くのよ、何が楽しいのよってね。あーああ。そうなったらもうパパ、リビングでごろごろするしかないじゃないですか。なんだかねえ。
あ、あのね。そういうときには、パパ自転車に乗るといいですよ。自転車はいい。一人で、自分の中で、少しずつ自分の限界を高める苦痛と快感に浸れます。中学生か高校生だった頃の自分に戻れるような気がします。ただ。気をつけないと、時々鎖骨を折って2週間以上入院した挙句、後遺障害が残ったりすることもありますんで、重々お気をつけください。
でだ。キャンプ道具の話ね。うん。夫婦二人でキャンプに行く。これはもう我が家にとっては当たり前のことなんで、というか休日に夫婦二人で楽しく過ごす、これなくしては生きていく甲斐がない。夫婦二人といえども家族でありますからな。家族連れでキャンプに行ってる若いご家族の皆様、特にご夫婦の皆様に申し上げますが、そりゃ子供は大切です。でもね、パートナーを大切にしなきゃならんですよ。ほんと。自分で選んだ人生、パートナーじゃないですか。うん。なんか結婚披露宴の挨拶みたいになってきたんで、止めます。
でだ。キャンプ道具の話ね。うん。ということで、今更ながら、。白熱灯200W相当。今まで使ってきたのはEPIのこちら。ハイブライトランタンオート、白熱灯230W相当。これねえ。いいんです。明るい。修理もしてくれますしね。修理も丁寧にしてくれたんですけど、その後もイグナイター(着火装置)の調子は、あまり良くない。着火前のホヤの中にガスを相当に溜めないと、着火しない。あまりにもガスが溜まりすぎて、着火というより爆発と言う勢いで点火します。なんつうんですかねえ。度胸試し的なところがありまして、おいおいこんなにガス出して、着火するのかよ、おいおい爆発するんじゃねえの、点かねえよ、おいおい、勘弁してくれよ、おいおい。的な。それはもう怖い怖い。最近は、イグナイターでの根性試しは止めて、ガスを出しつつライターで着火、というイグナイターの存在自体を否定する使い方をしておりました。
もうひとつ。EPIの問題としては、こちら、もはや製造中止の品であります。優れた企業姿勢を持つEPIさんは、製造中止からもう5年以上は経っていると思うんですが、継続してマントルの提供を続けてくれております。ありがたいなあ。しかし。だからといって、どこのホームセンター、キャンプ場の売店で手に入るというものでもない。万が一、焼けたマントルが壊れたとき、補充のマントルを持っていないと、手に入れる方法がなかったりします。これは怖い。
私は心配性なんです。幸いにして、というか用心深いんで今まで一度もマントルを切らしたことはないですが。でも、やはり不安です。
そこでです。一度、ガスの入手性も含めて改善できないかと、こんなもんを買ったことがありましたな。正直、あれはダメでした。何が200Wかい、ってなもんでね。もういい、一生EPIハイブライトランタンオートを使い続けてやるぞ、とか思ったんです。でも。やっぱり不安になってきた。この先、EPIのが壊れたらどうしよう、いくらEPI、というか輸入販売元のユニバーサルトレーディングがいい会社でも、10年先までは保証できんぞ、とかね。ここはねえ、もうね。最大手行っちゃうか。コールマン、行っちゃおうかなあ、っと。そゆことです。
コールマンを選ぶとき、まず選択肢として燃料から2系統、ガス(OD缶)を選ぶか、ガソリンを選ぶかという問題がありますが、私の場合はガソリン臭くなるのがいやでツーバーナーも含めて一度も選んだことがないので、ガソリン系は除外します。で、EPIハイブライトランタンオートとの入れ替えを目論んでいるので、明るさ的には200Wクラスと表示しているもの、となると、2500ノーススターLPガスランタンか2600ピナクルLPガスランタン240W相当。
ピナクルのほうがいいじゃん。うん。明るさだけで言うとね。ただね。でかいよ。重いよ。これ据え置きが前提でしょ、ぶら下げる使い方するには、重すぎるでしょ。ってことですよね。200W相当というと例のアレのことがあるので、ちょいと不安ではありましたが、その不安以上にピナクルは大きすぎました。
で。こちら。夜景だと灯りしか見えないので、夕闇どきの写真です。明るさ自体は、230W相当を謳うEPIハイブライトランタンオートと、それほど変わりはありません。EPIもフルで使うと、ガスの燃焼音が相当にうるさく、眩しいので、少しガスを絞って使うことが多くなります。結果的に体感的な明るさの違いはない、と言ってもいいくらいです。
イグナイタ(着火装置)ですが、こちらはまあ問題はありません。当然ですが。しかし、やっぱりホヤの中に少しガスが溜まって、ボンっていって点火します。やっぱりちょっとビビります。しょうがないですけどね。
光量の調節は、EPIのほうがやりやすいですな。EPIのガス調整ノブが無段階にスムーズに回るのに対して、コールマンのノブはクリック感があります。1クリックで一気にガス量が搾られることがあり、極小の灯りを点す、というような使い方はし辛いです。まあ、明るいライトがほしいからこれを買うんであって、そういう意味では、全開で使えばいいじゃん、って話ですけどね。
明るさは、ほぼ変わりませんが、色味はかなり違います。EPIのが白光色というか明るい金色に輝きますが、コールマンはそれより少しオレンジがかった色が出ます。好みというほどの差にもならない程度の違いではあります。
ただし、若干ですが光量落ちるにも関わらず、ガスの消費量はコールマンのほうが多いです。これはコールマンのガス缶を使っても、EPIのガス缶を使っても同じでしたんで、ガス缶による違いではないと思います。ちなみに、多少ごにょごにょする話ですが、EPIのガス缶もコールマンのガス缶もプリムスのガス缶もキャプテンスタッグのガス缶も、同じ形です。これはガス缶を製造する会社が同じだからでありましょうな。内容成分的には違いがあるのかもしれませんが、例えば冬季用ですと、イソブタンが主成分。これは変わりません。まあ、万が一ですね。EPIのランタンを使っているときに、ガスがなくなった。キャンプ場にはコールマンのガス缶しか置いてない。そういう場合は、代用が利きます。とはいえ。ガスのことですんでね。純正缶を使うべきです。いや、全くそうです。ただEPIのガス缶よりコールマンのほうが200円くらい、高いんだよなあ。なんだかなあ。と思ったりしてはいけません。
ああ。忘れてた。着火前の作業として、マントルを焼くという工程がありますよな。その前段階で、マントルをランタンに装着します。この作業は圧倒的にコールマンのほうが楽です。装着時、EPIは袋状のマントルをランタンの中心棒にかぶせて、袋の根本を紐で縛る、という作業が必要です。これが意外と面倒くさい。紐を引っ張りすぎてぶちっと切ってしまったりすると、もうどうしようもありません。それに対して、コールマンは筒状のマントルの上下を金具で留める方式なので、ワンタッチです。
でもまあ。装着後、マントルを焼く前にマントルの形をきれいに整えておかないと、焼成されたマントルが破れてしまったりするのは同じです。
結論から言うと、もしEPIのハイブライトランタンオートをお使いの方で、今後買い替えを考えている方がいれば、十分交代の検討対象になります。ということですね。
ただ、冒頭申し上げましたように、オートキャンプにおける10年選手ってのは、世代の絡みから考えると、あまりいないんではないか、EPIハイブライトランタンとの比較って、意味あるんスかね、とか思わないわけではないです。
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