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2019年7月16日 (火)

IKEAでダイニングテーブルを買った話

Img_4868 IKEAに行ったんですね。連休の3日目。さて何をしようかなあ。2日目は、初めてのラーメン屋さんでラーメンを食い、いつもと違うお風呂屋さんに行き、初めてのカフェでのんびりしてきました。越生町のギャラリー&カフェ山猫軒。阿佐ヶ谷辺りにありそうな、サレオツなセンスのギャラリー&カフェです。が。山の中。霧のような雨が降る中、静寂に包まれておりました。雨の日の、山小屋で停滞している1日のような、そんな緩緩感であります。

 

で翌日。さて、何をしようかなあ。今日は少し都会的なところに行こう。と言っても池袋や新宿は死ぬほど苦手なので、近場で。と考えていると、奥さんがIKEAがいいと。いいっすよ。IKEA.行きましょう。

 

こないだから、ちょこちょこ家具屋さんを回っていたんです。ダイニングテーブルが欲しいなあと。実はうち、ダイニングテーブルがないうちで。ローテーブルだけで26年間くらい過ごしておりました。あんまり模様替えとかしないんですが、26年も暮らしているとさすがにあちこち古びても来ますし。さすがに飽きるってのもありますね。

 

家具屋も変わりましたよねえ。昔は大塚家具とか、近所の家具屋さんとか。そういう店がほとんどなくなりました。今は、みんなどこで家具を買っているんだい。こないだ買ったソファやベッドは無印良品だし、ニトリは雑貨的なものを見つつ家具も見るけど、うーん。よくできてるけど、うちの好きなテイストがないなあ。って。そんでIKEAです。北欧テイストが好きってわけでもないんですが、木の色味が出てるものが好きですねえ。IKEA、行きましょう。うちからだとIKEA立川店まで車で1時間弱くらいです。

 

Img_4892 Img_4893 IKEAについては今更、説明をすることもねえでしょう。北欧発の家具、生活小物の大型店舗で、基本的にお安い。お安いには理由があって、もちろん質が落とせば安くできますが、質を落としたらダメよねえ。もちろん無駄のないコストカットはしてるでしょう。

 

あとは人件費ね。これを落とす。落とすために、基本的に家具は組み立て式で販売されてます。しかも、運ぶのも自分。というわけで、IKEAの店舗は家具のショールームと小物を販売する2階部分。組み立て式の家具を倉庫のように保管している1階。2階で家具を見て、欲しいなと思ったら1階でピックアップして、自分で運び、会計をして、自分で持ち帰り、自分で組み立てる。

 

昔の家具店だとタンスならタンス、ベッドならベッドがだーっと並んでいて、その中から選ぶ。IKEAIKEAインスパイアのお店は、コーナーごとに子供部屋、リビングのようにお部屋そのものをIKEAの家具と小物で再現する。そうすると、ああ、このくらいの部屋に置くとこんな感じねってイメージが付きやすい。これいいね、ってことになる。だーっと並べてる場所もあるんですけどね。

 

迷路のような店内を、矢印をたどって見ていきます。あー、これやだなあ。あ、これいいなあ。あ、ダメだ。そんなことをして歩きつつ、2時間。これいいなあ、って思ったのはこれ。渋い色合い、この角がピシッとした感じ。お値段69800円。いいお値段です。サイズ的にも、まあ持って帰れるかな。どれ、っと。持ち上がらない。これ、どう考えても50㎏はあるな。持てなくはないけど、重いなあ。重いぞ。でも、欲しいと思ったのがこれくらいしかない。しょうがない。どうするかなあ。

 

Img_4898 とりあえずいったん休憩。フードコートで早めのお昼を取ります。と。フードコートに向かい始めたところに、別のダイニングのコーナーがありまして。おや。これもいいじゃん。49800円とちょっとお安いし。デザイン的にはあっちだけど、こっちの方が少し軽くて、運びやすそうだし。悪くないし。2万円お安いし。うーん、これもいいねえ。とりあえず休憩しよう。

 

フードコートと言っても、そこはIKEA。日本のフードコートのようないろんな店が入ってるわけではない。カフェテリアですな。スウェーデンっぽい料理の出る。スウェーデン料理のほかになぜかカレーもある。カレーを食いながら検討します。このカレーは時期によりいろいろ変わるみたいです。写真と実物が違う。これはかなりスパイシー。で。やっぱり2万円の差は大きいよね、ということになります。それに軽い(軽くはない)。

 

また売り場に戻ります。ときどきIKEAの中で迷子になります。何度か来てはいるんですけどねえ。よし、これ。そして椅子。椅子はね。ファブリックものを選びます。革とか合皮とか、ぜったい猫いるうちでは無理やん。なあ。

 

椅子は1階の倉庫からピックアップして、大型のカートに詰め込みます。テーブルは、自分でピックアップできないところにあったので、店員さんが出してくれます。そしてカートに乗せる。巨大です。これ、車に乗るんかなあ。乗るだろうと思ったけど、実物見ると確信が揺らぎます。それに、重い。35㎏。不用意な挙げ方すると、腰がいっちゃう重さですな。こんなん、女の人とか絶対むり。

 

となると、大型のベッドだとかボードだとかどうすんのよ、って問題。もちろん、別建ての配送サービスもあります。組み立てられない人用の組み立てサービスもあります。配送はエリア内3000円。組み立てサービスは商品価格の20%+5000円。5万円のテーブルを買った場合、54000円(税込み)+18000円で72000円。うん。けっこういいお値段になります。

 

Img_4901 なんとか節約しようと思って、車まで運んで、これどうやっても入らないよねえってこともあるでしょうね。うん。そのあたりは良く調べた方がいいです。実際、ぼくも一人だと腰をいわせてましたね。奥さん、そんなに力はないけど、ちょっと方向性を決める程度にでも手助けしてもらえると、なんとかなりました。

 

さて。でだ。組み立てだね。よくIKEAの家具の組み立て、大変って話を聞きます。それね、たぶん家具によるわ。本棚やボード類のような棚板の多いもの、構造の複雑なものは、そりゃ大変でしょう。しかし、今回買ったテーブル、いすは構造が簡単。まあ電動ドリルはあった方がいい。とにかく力を入れてネジを回すってのは、ほんとに大変ですから。本格的なマキタのとかリョービのとかまでは買う必要はないです。超お高いので。組み立ての時だけ使えればいいってんなら、IKEAで安い電動ドリルドライバを売ってますから、それで十分。たしか2999円くらいで売ってたんじゃなかったっけ。激安工具ですが、これがあるとないとでは大違いのはず。

 

で。テーブル。金具を脚のあらかじめ穴を掘ってあるところに埋め込んで、天板にモンキーレンチでぎゅぎゅっと留める。杯出来上がり。テーブルについてはドリルドライバさえ使わない。椅子の方は、脚に金具を木ネジで止める工程があるので、2脚で16個のねじ止めをします。まあがんばれば手でもできないことはないですね。でも手でやると、けっこう辛いですよ。ましてボード類になると、とんでもないネジの数を止めるでしょうから、手の皮が簡単に破けます。

 

テーブル1台、椅子2脚。合わせて1時間程度でできあがりました。ちょこっと汗をかきましたが、それは湿度が高いせいです。

 

Img_4910 ということで。26年間、ダイニングテーブルのなかった我が家にダイニングテーブルが入りました。早速、晩ごはんをダイニングテーブルでいただきましょう。いつもは昼光色LEDにして、テレビを見ながらご飯を食べるところですが、ここは暖色LEDにして、テレビも消して。まあねえ。ほらご飯食べるときにはテレビを見ない、とか。言われませんでしたか。

 

それってね、やはり子供と親がちゃんと向き合って話そうよ、ってことだと思うんですね。大事。家族の会話大事。子供と親が話ができる期間なんて10年くらいしかないわけですよ。あ、いやもちろん高校生になっても会話があるご家族もいるんでしょうが、そういうご家庭はたぶん最初の10年をしっかり向き合ってこられたんでしょうなあ、と。10年間テレビを付けず、親が「黙って食え」とかやってたんなら、テレビ消してる意味がない。ちゃんと会話しないとねえ。

 

で、夫婦二人で、まあうちはぼくがおしゃべりなのでいろいろ話す方なんですけど、35年くらい連れ添っていると、話題も重複しちゃうわけですよ。そういうときに、新しい話題が提供されるテレビって、悪くないと思うんですよねえ。

 

テレビ観ないで食べる日もあるし、そういう日はのんびりとその日あったこととか話したり。テレビ観ながら一緒に笑う日もあるし、そういう日は頭を空っぽにして楽しんだり。ダイニングテーブルってどうやって使うのか、まだよくわかんないですけど。気に入っています。あ。IKEAのこのテーブル、がっちりしてて、いいです。重いけど。

2019年7月 3日 (水)

ツール・ド・美ヶ原2019 と言っても今回はフォレスターの運転支援システムの話

Img_4705 えーっとね。まあなんだ、Twitterでさんざん呟いたことなんですが、今年は結構真面目にタイムを上げようと、しばらく追い込んでたわけです。老体に鞭打ってね。ええもう老体ですよ、はい。

 

AACRであまりに太った自分の身体を反省して、ちょっと、ほんのちょっとだけ絞って。出たハルヒルがそこそこいい感じで。これなら真面目に美ヶ原行っちゃうよ、と。ところが今回、一週間前からの雨予報でねえ。まあ当日も雨。そこらへんのことはおいおい書くかもしれない書かないかもしれないわかんない。

 

でね。今回の一連の記事で主張したいことは3点。

①新型フォレスターの運転支援機能、ほんとに助かる。

②遠征したら、飲み会ですよ。

以上です。今回は①だけで終わります。そういうもんです。

 

① まずね。新型フォレスターの発表を待ちわびてたの、運転支援、自動運転のLevel2

これだってばよ。ここんところ、老人の交通事故の話が多くてさ、こないだも池袋で大きな事故があって、大変なニュースになったわけですよ。もう世間は、老人は危険、老人に運転させるな、老人は、って話ですよ。

 

Img_4706 まあ、SNSやマスコミに騙されるなよ、って話でもあるんです。ちょっと前に、中高年の山岳事故が多くて、年寄りが山なんか行くなよ的な話が喧伝されました。あのね。これ、特にマスコミの報道は、話題になるからやってるんであって、世界の真実を伝えているわけではないですからね。マスコミは話題になることを集中して取り上げる。もちろん、各社の担当に印象操作の意志はないんでしょうけど、結果としてそうなっています。少年犯罪がニュースにしやすければ各社一斉に取り上げるし、虐待が話題になればそう。引きこもりだとか、老人の孤独死だとか。貧困とか。もう、なんでもそう。ましてSNSの個人なんか公平を意識してるわけではないし、意識的に面白がる連中だっていっぱいいるわけなので、マスコミやSNSを根拠にして考えちゃいかんよ、と。

 

でもね。老人による事故が突出して多いわけではないにしても、いくつになろうと自分は事故を起こしたくないので、とれる安全策は全部取る。もちろん自分自身も気を付けるし、それを支援するシステムは、現状可能な最大をとる。

 

というわけで、新型フォレスター。もう1年になりますけど、高速道路での運転支援システムはほんとうに素晴らしい。

 

運転支援なんかに頼ったら寝ちゃうでしょ、とか、運転支援システムが暴走したらどうするのよ、とかの意見があるんですけどね。それ、違う。現状の運転支援システムは、やっぱり支援なんです。例えば前車との距離を一定に保ち、速度を加減し、レーンを維持する。100%信用できるの?って考え方がまず違う。運転者は自分。あくまでも自分で運転してます。ところが、連続して運転したり疲れていたりすると、集中力が欠けることもありますわね。ぼーっと、なってしまうことがある。ぼーっとなっちゃダメだって原則論はどうでもいいんです。人だからそうなることは必ずある。ヒューマンエラーってやつです。

 

ヒューマンエラー、その一瞬に前車がブレーキを踏んだ。そこを支援するのが、運転支援システムです。そういう支援がある、と。例えば隣の席の人と話していて、ふっと意識が逸れることがある。というか、話をしたり考え事をしたりすると、必ずその分の脳の力を割いているわけですよ。運転だけに集中する、それは実際問題として無理です。それこそ寝ちゃう。機械的に意識を集中し続けることはできない。根性論じゃヒューマンエラーはなくせない。

 

今、フォレスターで高速道路を走っているときには、基本的には速度コントロールは運転支援システムに任せています。やってみるとわかるんですが、アクセルブレーキ、無意識ではあっても実はかなり脳を使ってやっています。神経を使う、でもいいですけど。つまり、相当に疲弊していく。疲弊すれば当然集中力は落ちていきます。特に、渋滞時なんか、動いたり止まったり、疲れた時にこの神経の使い方は、すり減ります。

 

ところが、その分を運転支援システムに任せることができる。そうすると、余裕ができるんです。安全に配慮する余裕。渋滞時に、周りの車の挙動だとか、渋滞情報だとか、路面状況、天候、よぶんな焦り、そういったものを余裕で処理できる。

 

ハンドルの操作もそうです。現状では高速道路上であっても、100%任せることはできません。とても危なっかしい。そこまで信頼できない。でも、例えば1時間くらい運転してきて、SAに入ろうかどうしようかって迷った頃に、ふっと意識が飛びかけてる、気が付くと隣のレーンに寄っていた、なんて時に、ステアリング制御があれば、くっとレーンを戻してくれる。事故に至る前に、コントロールする余裕ができるんです。

 

現状、運転支援システムはドライバーがやるべきでないことをやらせる余裕を作るためではなく、運転にゆとりを持たせるものです。

 

ツール・ド・美ヶ原の開催地松本まで、我が家から高速使って3時間以上。以前だったらコーヒーやユンケル飲んで、SAで体操したりして無理やり体を起こしていたのが、なんだったらSAに寄らずに一気に走っても、眠気が来ない。それくらい余裕があるということです。

 

もう一点、運転支援システムが安全に寄与してるって理由では、無理な運転をしないってことがあります。

 

煽り運転とか「マスコミで」話題になりましたよね。ちなみに最近は話題になっていません。言うまでもなく、煽り運転がなくなったわけではなく、話題性がなくなったからマスコミが取り上げてないだけです。

 

なんで煽り運転がなくならないか、てと、そういう特性が人間にあるからってことになるでしょうなあ。感情で動いたり、スーパーマン化しちゃったり。誰であれ、そういう特質はもってるし、まあもちろん極端な人間もいるんでしょうけど。無理な割り込みと自分が感じたものにイラっとしちゃったり、強引に追い抜かれて張り合っちゃったり。「負けた」って思っちゃうのかもですね。

 

ところが運転支援システムに速度とレーンを維持させてると、それがない。むしろ前に車がいてくれた方が、速度維持などで安定して走れる。割り込まれても気にならない。抜かれるのが嫌で追い越し車線を延々と走るようなことをしなくてもいい。なんつーんでしょうか。自分が節度ある人間になれます。まあぼくだけかもしれんけど。

 

Img_4708 それに例えば80/h制限区間なら、80/hに設定しちゃえば、のんびりとクルージングしてくれるわけですよ。ああこんな遅い速度で走って、なんて我慢をする必要もない。実際問題として80/hということはあり得ないのが高速道路の現状ですが、オービスに反応しない、高速機動隊にも捕まらない100/hだって、下手すりゃ流れの中で遅いって感じるかもしれません。そんなときでも、その速度を維持するのにイライラしなくても済むんです。

 

100㎞/h制限のところを流していたら、気が付けばいつの間にか80/hだとか50/hになったりすることもありますわね。あれ、いつから、なんて慌てることもしばしば。実は運転支援システムを入れることで、そういう周りの情報も目に入りやすくなります。余裕が生まれるので。

 

つまり、フォレスターの運転支援システム、現状で庶民が手に入れられるレベルとして最高。そういわざるを得ません。

2019年6月25日 (火)

ツール・ド・美ヶ原に向けて試走する 初老の緩クライマーの折れない戦略

Img_4616  まあ前回にお伝えしましたが。別に試走してどうこうできるとは毛頭思ってません。直前に走ったって消耗することはあっても強くなることはない、そういうお年頃。タイム短縮を目指すようなヒルクライマーはここを読んでも何の参考にもなりません。生きてるだけで丸儲けと言ったのはお笑い界の巨匠ですが、初老のぼくらにとっては走れるだけで丸儲け。そこからです。

 

美ヶ原試走に行く場合、スタート地点は浅間温泉の松本市営野球場ですが、思想の時に松本市営野球場の駐車場は使えません。松本市総合体育館の駐車場を借りることになります。といってもスタート地点までは数百メートル程度。ウォーミングアップにもならない程度の距離です。

 

同行のじょーくんは「ヒルクライムレースには全く興味がない」、「速く走ることには全く興味がない」というランドヌールですが、速い遅いというのは相対的なものでねえ。サニブラウン君が速いと言ってもチーターに勝てるわけではないし。何と比べてって話でしょう。じょーくんが速くないと言っても初老の緩クライマーと比べての話ではないですから。知ってます。そもそもじょーくんの自転車、ヒルクライムする人間には考えられないくらいの装備品が付いてます。巨大なサドルバッグ、フレームバッグ、ボトル2本にツールボトル。ライト2個に、サイコンにスマホ。たぶん3㎏くらいはある。これだけの装備をもってぐいぐい上っていくパワーがもともとあって、さらに効率よく走る技術もある。とりあえず道が分かれるところまでは一緒に行くにしても、そっから先は、じょーくん、僕の屍を越えて行ってくれたまへ。

 

さて。ツール・ド・美ヶ原。何度か記事にしましたけれど。ゲキサカで有名なヒルクライムレース。まず街中の数百メートルは平坦。山に入る手前から6%程度の坂になり、数十メートルの短い住宅街を抜けるといきなりの山道に入ります。ちなみに、じょーくんには予想通りこの辺りでぐいぐいと引き離されていき、姿が見えなくなりました。こっから先は一人です。

 

さて、こっからだ。こっから坂全開。正直、ここがなければツール・ド・美ヶ原が激坂を名乗ることはない、という区間。いきなり10%を越え、ぐいぐいと斜度が上がっていきます。直線で見通せる場所で、つまりカーブのイン側とかのきつい場所ってわけじゃなく、普通にまっすぐに見えてる場所で20%を越えて行きます。最大で23%とか24%とかの表示が出ます。それがずっと続くわけではないんですが、18%からの23%で、17%に戻る、というような感じで、2㎞程度はその状態が続きます。

 

ここは、心が折られます。後ろ側ギアが25Tとかの小さい奴だと、とても踏み切れずに、脚をつく羽目になりがちです。いったん足をつくと、激坂を越えた場所まで行かないとリスタートできません。スタート地点から3㎞を越えるあたりになると、坂はようやく12%程度の、普通にきつい坂に戻ります。去年のぼくは、後ろのギアが28Tでなんとか上り切りましたが、心の中では何度も足をつきました。

 

Img_4635今年のぼくは、リアのギア、一番大きいのが30T。ゲキサカ区間を軽々とクリアできるってわけではないですが、ぜえはあ言いながらも心の中でも足をつかずに上り切りました。美鈴湖を挟む1㎞ほどの区間は平坦、下り基調なので、ここでは速度を上げたいところ。しかし、そんなことをやっていいのは心肺が強い強者のみ。ぼくみたいな緩クライマーは、ここはきっちり補給すべきです。

 

心拍が160越えている状態、上っている途中で水分を摂ろうとすると、窒息して死にそうになりますよ。そもそも160越えてる状態って、酸素が足りなくて、必死に息をしてる状態でしょ。水を飲むって、普段は意識してないけど、飲んでるその間は息を止めているんですよ。必死で息をしているときに、息を止めて水を飲むって、いやいやいや酸素くれよって。死ぬよ。酸素ないと。だから足を止めることができる下り。多少そこで速度が落ちても、水を飲もう。

 

や、これは走れる人の話じゃないですからね。とにかく。走り切ることが目的の人の話です。美鈴湖を抜けると、楽になります。いやあそれも語弊があるなあ。普通のヒルクライムレースになりますってだけで。普通に15%超えてくるし。ただ何か所か、アップダウンになる場所があり、そうした場所で、同様に補給をしておく。

 

タイムを上げたい場合は、目標となる人を決めて、ついて行くってのが分かり易く自分の限界を上げる手立てになります。が。ちょっと気を付けなきゃいけないのが、ドラフティングとかトレインとかいう技ですな。

 

ドラフティングというのは、誰かの後ろにくっついて風よけになってもらい、楽に走る手法です。これね。まあ実力勝負ってことで考えると、ある意味ズルですよね。だからトライアスロンでは禁止されています。でもロードレースだと、チームで走ったり集団で走ったりする中で、ドラフティングをうまく使うこと自体技術の一つとして認められています。とはいえ、知らない人の後ろで楽をし続けるってのはどうなのよ、ってのはありますよ。

 

ところが、ヒルクライムだと微妙な部分もあります。まずヒルクライムにドラフティングは効果があるんか、って話です。ヒルクライムの、ぼくらみたいに10/hを切るようなのろのろ亀レースの場合、誰かの後ろにくっついても、風よけになるほど風がない。つまりトレイン組んでいる形にはなっているけど、ドラフティングにはなっていないってことが十分にあり得ます。

 

それにトレイン組みたいわけじゃないけど、渋滞する坂道の部分で、人の後ろにつかざるを得んでしょ、って話ですよ。そんな太い道を走るわけじゃないし、その中で走りたいコースも重なる。人の後ろにつかないってこと自体が無理でしょ、と。だから、ある程度のドラフティングというか、勝手にトレイン状態になるのは仕方がない。それはお互い様の部分でもあります。

 

ただし、例えば美鈴湖の手前くらいからの下り基調の場所。ここでは30/hを越えるのは難しくありませんから、ドラフティングで足を温存する、それは効果があります。あるからこそ、マナーが必要なんだろうなあ、と思うわけですね。ベストは、声をかけることです。ドラフティングの効果がありそうな場面で後ろに入る場合は、一声「後ろ付かせてください」のように。

 

これは、マナーとしての効果のほかに、安全面でも意味があります。すぐ後ろに人が付いていることを知らないで走っていると、急減速や急なコース変更をすることがあるかもしれません。上っている途中で突然足をつくかもしれません。上り局面では大きな事故にはならないでしょうが、下り局面だと大きな事故につながりかねません。

 

ぼくは上りでも下りでも、誰かを目印にするときは、真後ろ、直後にはつかないようにしています。バイク1車体分横にスライドするか、前のバイクの後ろに一台分以上のスペースを開けるようにしています。まあ、それはぼくの反射速度が鈍いのを知っているからでもありますがね。渋滞しちゃったりすると、ほんとドキドキしますよ。どんくさいのでね。

 

Img_4625 さてと。美ヶ原のコース、21.6㎞あるんですがね。場所によって斜度が全然違うので、全部を同じようなペースで走れるわけじゃないです。当たり前です。最初の3㎞なんかとんでもなく時間がかかるので、3㎞走った地点での時間を7倍しちゃうと、もう心折れるようなタイムしか出ません。一方、最後の3㎞程度は平坦とダウンヒルが入ります。ここは最高で50/hくらい出てしまう場所でもあります。

 

最後のダウンヒルの途中でぐいんと曲がるカーブのあるところ、調子こくとぶっ飛びます。去年、目の前でぶっ飛んだ方を見ました。この辺りも含めて、コースの詳しい紹介は楓鈴ちゃんのブログを見ていただくと詳しいので、そちらをご覧ください。要するに、真面目に走るならキューシート作れ、ということです。走り切れれば御の字のぼくなんかとしては、そこまではやんないですが、だいたいこの辺りでこの時間、程度のことは押さえてた方が、気持ちがおれないです。

 

今回の試走のタイムは昨年より10分短縮。絶対タイムを言わないのはせめてものプライド。ツール・ド美ヶ原のぼくのベストより15分くらい遅い。試走なんでね。一人で走っているときはどうしてもペースが落ちます。じょーくんに付いていって15分短縮する予定でしたが、激坂で千切られてしまいましたからね。15分の短縮は無理としても、本番ではうまく目標となる選手を見つけて、気持ちが折られないようについていければ、あと10分は短縮できるだろう、と踏んでます。

 

まあ、そんなこんなで、すぐに本番なんですが、さてねえ。天気がよろしくない。雨がパラパラ落ちてくるくらいなら出ますけど、路面に水たまりができている状態なら、出ないですなあ。試走の時の曇り空でさえ寒かったですからね。遊びに行くんだから無理はしない。遊べる状態なら、そりゃまあがんばっちゃいますよ。本気で遊ばないとつまらないからね。

2019年6月24日 (月)

長野県塩尻市にヘルメットを買いに行った話 LASER BULLET2.0

Img_4608
ヒルクライムレースの試走ってなんでやるんだろうねえ。とか思いません? そもそも同じコース走るなら、本番で走るんだからいいじゃん。そうよねえ。ま、言うまでもなく、コースを知るってのは戦略として当然のことですよ。ただ、ぼくら緩クライマー族においては、戦略が立ったからどうするって体力も技もないわけですよ。つまり、まあ試走自体を、イベントとして楽しんじゃおう的なことがあるわけです。でね。

 

去年くらいから、試走に付き合ってくれるお友達がいましてね。Twitterで知り合った楓鈴ちゃんという青年です。初めて一緒に行ったのはハルヒル試走からなんですが、かれが良識のあるいい人柄でねえ。ハルヒルだけじゃつまらないと、近くを回るコースを設定してくれて、一緒に飯を食ったりね。お天気に恵まれたこともあり、楽しいサイクリングになりました。その後も何度か試走にお付き合いいただけました。

 

今回の美ヶ原も楓鈴ちゃんと予定してた日が雨のため中止。あらためてTwitterで同行者を募集しました。実はこれが難しい。だってねえ。Twitter上でお知り合いとはいえ、ほとんどの方とは一度くらい顔を合わせるか、あるいは顔を合わせたことすらないわけですよ。考えてみれば、よく知らない人の車で何時間も移動して、出かけるなんて、気が合わなければ気づまりなことこの上ない。分かってますよぅ。

 

というわけで、その難関を乗り越えて一緒に行きたいって言ってくれた人、じょーくん。飯能にあるCAFÉ KIKIさん主催の有間峠走行会でご一緒したことがある青年。有間峠走行会では、ぼくは前後輪ともパンクさせちゃいましてね。いろんな方に助けていただいたんですが、じょーくんにもランドナーに積んだフロアポンプ持って助けてもらいました。もうじょーくんの笑顔が仏様のように見えましたよ。なんていい人なんだろう。ただその後、奥多摩で会った時に判ったんですけど、仏のように柔和な笑顔で、600㎞とかどっかんどっかん走る人です。でもおじさんに付き合ってくれる人なので、いい人だと思います。

 

さて。じょーくんと行くことにした、ツール・ド・美ヶ原試走。天気予報がぶれまくってます。日ごとに変わるのはもちろんのこと、Yahoo!天気とWeatherNewsとでもずれてます。雨マークもあれば雲マーク、晴マークも。どれを信用していいのか迷うばかり。とはいえ全くの雨予報でもないので、緩く期待して当日を待ちます。この辺り、思想をヒルクライム決戦に向けたステップと捉えている人と、若者とキャッキャウフフするのが楽しいおじちゃんとの違いです。

 

当日はぼくんちの近くのコンビニで待ち合わせ。じょーくんち近くまで迎えに行きますよ、って言ったんですが、なにしろ相手は200㎞程度は散歩という感覚のランドヌール。10㎞、20㎞は誤差のうちらしい。早朝出発は日常らしく、午前6時にはもうコンビニまで来ていました。その時間、家でまったりしていたぼくは、メールを見てパニック。とりあえず準備はしてたので、荷物を入れたバッグをもって飛び出しました。ええ。準備は前日に済ませてあって、後は手回りの品を持つだけだったんです。最終チェックもせずに飛び出しましたよ。

 

コンビニについた時点で、じょーくんを20分ばかり待たせてしまいましたかね。いやいや申し訳ない、さっそく出かけましょう、今日の天気を見るとたぶん10時スタートすると下山中に雨に当たられるかもしれませんねえ、いやいや、と話しながら車を圏央道に乗せます。この時間帯なら、松本に向かうのに関越道経由より中央道経由の方がスムーズかもしれませんねえ。じょーくんとひとしきり2019年春期のアニメの出来などを話しながら、2時間くらい走ります。さて。双葉SAで一休みしましょうかねえ。

 

車停めて。荷物がかちゃかちゃしてたので、ちょっとリアゲートを開けてチェックします。うん、まあだいたいちゃんと収まっている。えっとじょーくんのヘルメット、そこに転がってるよな。うん。ヘルメット。うん、ヘルメット…。あああああああああああああああああああああ!

 

ヘルメット忘れたああああああああああああああああああああああ!

 

リアゲート開けたまま、突っ伏しました。ヘルメットなしで、ヒルクライムをやるという選択肢はありません。命とヒルクライムどっちをとるって問題ですからね。絶対にそれやっちゃダメだ。どっかでレンタル、それもない。ロードバイクのヘルメットレンタルなんかあるわけがない。取りに戻る。え、既に2時間走って、取りに戻って2時間、そこからリスタートできるわけがない。待て。落ち着こう。とりあえずトイレに行こう。えっと。待てよ。じょーくんだけ美ヶ原において走ってもらう。え、それってどうなの。えーっと。えーっと。

 

買うしかない。買うしかないな。松本あたりで安いヘルメットを買うしかない。安いヘルメット。7800円くらい。えーっと中学生がかぶっている通学用のヘルメット的な。ええ? あれをかぶる。売ってたとしてアレをかぶる?その後どうするの、捨てるの? うーん。それならもう少しお金を出して、そこそこ使えるものを買おう。問題は売っている店があるかどうかだけど。とりあえず、こないだCafeKIKI走行会で誰かが使ってたカブトのAEROだったっけ。あれ、そんなに高くなかったと思うし。メジャーだから置いてそうだし。日本サイズで大きいのもありそうだし。よし、あれがあればあれで。で。今9時。この時間から開いている店で在庫がありそうなところ。じょーくんも検索かけてくれます。ぼくも検索します。わからん。検索かけると松本の自転車屋さんがあることはわかるけど、そこでヘルメット売ってるかどうかまではわからん。ええい。とりあえず行くしかない。

 

じょーくんは松本あたりも自転車で走り回ったことがあり、かなり道に詳しい。これから行く先のルート上にある三沢自転車商会って場所を検索してくれました。ここ、もう営業してる。つまり問い合わせもできる。「もしもし」、「はい三沢自転車です」、「ヘルメット欲しいんですけど在庫でカブトのバイザー付いてるやつってあります?」、「はいありますよ」。話が速い。行くぜ三沢自転車。

 

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予定していた松本ICの一戸手前、塩尻ICで高速を降ります。そして三沢自転車商会。なんかオシャレやん。なんかちゃんとしたロードバイクショップやん。これなら。これならヘルメットある。うん。とりあえず、なんか買う。いくつも店を回ってる余裕ないから、色も目をつぶる。とりあえず2万円以内くらいであればなんか買う。2万円は仕方ないかあ。お店の中に入って、ご主人に声をかけると、ロフトのような二階にヘルメットがある、と。おお。いろいろあるじゃん。確かにカブトのAEROもある。黒とグレーのコンビ。まあまあだね。うん。他にあるのはLASERが多いか。ちょっと見るかね。

 

おや。これバイザー付いてるじゃん。色。中二病全開的赤と黒の組み合わせ。好きなやつやん。おおぅ。3万円。でもなんかかっこよくないか。ほどほどに良い2万円のカブト、自分がかっこいいと思う3万円のLASER。どうする?ねえ、どうする? とりあえず被ってみるよ。頭にうまく入らないとね。おぅ。うまく収まるじゃん。いいじゃん。

 

というわけで。しょうがないよね。LASER BULLET2.0税込み29800円お買い上げ。ご主人がちょっと説明してくれます。バイザーは使わない時にここLEDのバックライトが付いてまして。おお! このパーツを付ければ電極になってて心拍が取れます。おぅ。心拍用センサーベルト要らないのか。

 

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LEDバックライト、バックライトとしては小さいし、明るさももう少し欲しい。それにバッテリーの交換の仕方がとても分かりづらい。マニュアルが英文のみなんですね。しかもバッテリーの記載がない。Twitterでつぶやいたら、まさ8さんというベテランがさっと答えてくれたんで解決しましたけど。

 

心拍用センサーもマニュアルが英文なので、とても理解しづらい。LifeBEAMって機能なんですがHeart rate monitorとか書いてくれりゃわかりやすいのに。LifeBeamってなによ。まずそこでつまづきましたね。どうやらこれ自体、メーカー名みたいです。ヘルメットに組み込まれているわけではなく、ヘッドバンド部を添付の別部品と交換する必要があります。これはもう面倒くさいので使わない可能性大。

 

バイザーの付け外し。走行中に着け外しするのは、ちょっとどうかなー。慣れないと難しいです。バイザー本体、つまりレンズ部を持つことになるので、持ち替えたりしているとあっという間にレンズ部が曇ります。着け外し自体はマグネットが吸着するので簡単なんですが、マグネットの位置を探すのに手間取ります。止まっているときにやるのは簡単なんですが、ヒルクライムの途中にやることではないです。レンズの色は、好みよりだいぶ暗い。普段から暗い色のレンズを使っている人なら問題ないんでしょうが、ぼくは普段ほぼクリアを使っているので、気になります。交換用レンズの販売自体はありますが、元から付いているのと同じものだけのようです。つまりクリアカラーへの変更はできない、ということになりますか。それはちょっと残念。

 

Img_4614 ヘルメット上部にはスライドして開口できる換気口があり、塞いだらエアロ。というわけですね。付属品で完全に蓋することもできます。といってもエアロ効果が問題になるような速度域で走ることもないんで、まあこの辺りは気分で。かっちょいいからってことで。はい。

 

まあね。ロードバイク用ヘルメットってさあ。いろいろ種類がありましてね。雑誌やWEBで見たものの実物を見たいと思っても、なかなかないわけです。でかい頭の人の場合はかぶって見なきゃフィット感もわかんないけど、なかなか試せる場所がない。だから、いいなと思うヘルメットに出会ったら、そりゃ買うのが正義。そうでしょ。それがたまたまツール・ド・美ヶ原試走に向かう途中だったってだけでね。

 

たまたまですよ、たまたま。塩尻はロードバイク用ヘルメットの名産地なんです。

 

2019年6月 9日 (日)

壁掛け扇風機パナソニック とシンワ測定下地センサーSuperスーパー78576の優雅な時間

Img_4394 壁掛け扇風機を買いましたよ。あの銭湯の壁にかかってて風呂上りにブワーッと風が来て、ああ気持ちいいと思っていたら首を振っていくので、そっちの方にステップして移動しようとしたら、そこにおじさんがいてくっつきそうになるというアレです。そう。銭湯にあるやつ。うちは銭湯。

 

違う。

 

寝室の壁に付けたんです。これから夏を迎えます。夏には扇風機。いやもちろんエアコンあるけどね。エアコンって冷えるじゃないですか。まあ冷やしたいんだけど、冷たくなるじゃないですか。冷気がたまってね。そこで扇風機やサーキュレーターを使うことで、部屋の温度ムラをなくし、かつ風を起こすことで、それほど設定温度を下げなくても、快適に過ごせます。

 

で。今まではずっと床に扇風機を置いていたんですね。これはこれでずっと快適に使えていたんですが。ルンバちゃんがうちに来てから、床にものを置くのはできればさけたい、と思うことが増えまして。いちいちベッドの上に扇風機を置くのも面倒くさい。ルンバちゃんを快適に使うためには、手間をかけちゃいけないんですよ。いかに労力を省くかって掃除機だから、ルンバちゃんを動かすために手間をかけすぎると本末転倒。

 

じゃあいっそ扇風機を壁掛けにしちゃえ。そういうことです。壁掛け式扇風機を買おう。どんなのがいいかなあ。おしゃれなDCファンのがいいなあ。ねえ。最近は扇風機も進化していますからねえ。って。ない。そんなものはない。そもそも一般の家庭で壁掛け扇風機を置いてある家を見たことがほとんどない。ということは需要が少ない。需要が少ないものは、供給も少ないんですよ。最近はやりのおしゃれなDCファンなんて、だれも望んじゃいない、銭湯における奴があれば十分。そういうことです。

 

Amazonや楽天で検索をかけても、扱っているものはヤマゼン、ユアサ、TEKNOSなど、お安いメーカーが中心です。それも昔ながらのデザイン。銭湯か海沿いの民宿の壁にかかっているような、ひもでスイッチを入れるやつとか。ちょっとおしゃれなのも見つけました。ユーイングという会社のUF-DWR18Mって機種。これは壁掛け用としては今までなかったタイプです。ただ羽サイズが17Cmと小さい。サーキュレーターのような感じですね。サーキュレーターは遠くまで風を届けるために、空気を筒状に送るような強さがあり、寝室にはどうなんだろう、と思って選びませんでした。が。おしゃれ感はあります。ちょっと心惹かれています。が。

 

ここはもう実績で行こう。昔からあるメーカー、パナソニックのF-GA303-A。ちょっとお高め。しかしそれも安心料と思いましょう。実際にはこんなもの、国内工場で作っているとは思えないので、たぶんほかの会社と同じように外国産でしょうね。でも、パナソニックの名に懸けて品質管理をしてるはず。という期待ですか。

 

まあ、買っちゃったからこれで行きます。さて、取り付けましょう。取り付け先は寝室の壁。ここはいわゆる間仕切壁で細い柱を何本も立てて、石膏ボードを貼っています。石膏ボードにネジを打ち込んでもききませんから、裏に通っている柱を探す必要があります。壁を固いものでたたくと、少し低い音でボンボンと鳴るところと、少し高くなってコンコンという感じになるところ。このコンコンというところが、柱が通っているところです。ここだ。ここに違いない。よし。

 

ガイド穴を空けて、木ネジを打ち込んでいきます。電動ドリル偉大。よし。よし?最後、ぎゅっと締まる感覚なかったね。なんか空回りしてない?まあいい。とりあえず扇風機を付けてみる。うん、いい感じ。うん。これでいいか。ちょっと外してみるかね。

 

緩んでる…。だめじゃん。やっぱだめじゃん。

 

しょうがない。壁裏センサー使いますかね。うちには10年くらい前に買ったブラック&デッカーの壁裏センサー(レーザー距離計付き)があります。8000円くらいしたっけ。もうプロ仕様。プロ。これが。これが実は使いにくい。なんかはっきりと下地の存在がわかんねえんです。なんとなくはわかる、そんな感じで。いやそもそも石膏ボードの裏になんかある、なんてどうやって調べてるのよ、と原理が分かってないもので、余計に怪しく思います。でもまあ、これまでも使いにくいながらも使えてたんで使いましょう。と思ったら電池がない。またこの電池が最近見ない。9V角型乾電池ってやつで、そんなんうちに常備しているわけもない。

 

Img_4396 しょうがねえなあ。というわけでホームセンターに行きます。で、見てると2000円程度で、シンプルな壁裏センサーがいくつも売ってるわけですよ。実際に試せるように、石膏ボードのモデルも置いて。これが実にすっきりと下地の存在を表してくれる。ブラック&デッカーが、測定機器的にセンサー表示がされるのに比べ、実に大雑把。だがそれがいい。シンプルにここ!という表示のされ方がわかりやすい。値段も2480円とお手頃価格。

 

でね。うちに帰って壁にあてます。まず裏面に何も入ってない壁にあてて、スイッチを押す。まあこの段階で、裏に何も入ってないかどうかわかんねえじゃん、ってのはありますけど、たたくとぼこんぼこんと響きまくるところはやっぱり何もないはずです。ああでも、それでさっきも判んなくなったんだよなあ、と思いつつ。まあいいや。

 

おお? おお! すげえ。はっきりとわかる。ブラック&デッカーのだと、大きな反応の外、小さな反応があっちでもこっちでもあり、ええとどれが本物なのって思ってたのが、すごくはっきり区別がつきます。すごい。

 

そもそもなんでこんなんで判るのか。調べてみてもよくわかんない。静電容量の違いを見るとか書いてありますが、そもそも静電容量ってわかんないし、それをどうやって検知してるのかもわからない。キャパシタって聞くと、ああコンデンサに使うとか思い出すけど、だからってどうやってるのかなんて全然わかんない。キャパシタって山下と似てますね、と思いました。やましたぁ、きゃぱしたってなんだよぅ。

 

Img_4397 はい。それで。とにかく判る。そこで判ったことがもう一つ、ブラック&デッカーがダメとか言うのではなく、素人はかっこつけて難しい機械使おうとするな、ちゃんとレベルに合った器具を使うと幸せになれるよ、ということです。柱さえわかればこっちのものです。千枚通しを使ってガイド穴を空けて、あとは電動ドリルでぐいぐいと打ち込むだけです。

 

そして、扇風機をかける。おお。扇風機が壁に着いた。で。動かします。どうかねー。爽やかに空気が動くかねー。どうかねー。どうかなあ。まだエアコン点けてないので、エアコンが動いた時どうかってのがわからないんですが、扇風機自体のお話だけ、ちょっと。

 

まあ枯れた技術の枯れた扇風機ですんで可もなく不可もなく。と言いたいところですが、やっぱりDCモーター機ではないので、超微風というのが苦手とするところです。Level1、2、3。首を振る角度の調整もできないので、首振りオンかオフかの二択。一番弱いLevel1でもそれなりに風があるので、首を振らせると風に弱い奥さんはちょっと苦手っぽい感じです。

 

この辺りは女性一般に通じるものがあるかもしれません。部屋全体の気温を均一化することが目的であれば、首振りしないで、暑がりのお父さんだけに風を当てる、それが家内安全というものです。ファンの風切音ですが、全くしないというものではありません。Level1でもちょいと音は聞こえます。Level2だと、寝るときはもううるさい。Level3はそもそも寝室で使うようなものではないですね。

 

総合的に考えると、そうですねえ。パナソニックという安心感に12000円くらい払うか、しかし機能的にはヤマゼンで十分。同じお金を払うならユーイングを試すのもいいかもしれません。うーん。どうしよう。換えるかもです。奥さんに叱られるかな。

2019年4月22日 (月)

ルンバi7+ 最高という気分になっているので誉めておく

ということで。ルンバi7が来てから1か月くらい経ちましたよ。たぶん。前回の記事とかなり重複することもあると思いますが、まああまり気にしないでいただきたい。つまり一度書いたことを忘れた。というかろくに読み直してない。というか、やっぱりブログの時代は終わりつつあるのではないか、とか。

 

でだね。二代目ルンバくん。ルンバi7。これ、やっぱり凄い。運用の回数が圧倒的に増えている、つまり使いやすいってことなんです。ルンバ君のお約束なんですが、掃除をする前に片づけをしなきゃならない、って問題があります。床に置いてある座布団、落ちてるリモコン、コード類、服。まあよく落ちてる。

 

Img_3158 以前のルンバ780の場合、マンションの部屋全体を一気に掃除することができませんでした。バッテリーの容量の問題と、迷子問題です。つまり充電ベースがある部屋でバッテリーが足りなくなってきた場合、ルンバは充電ベースを探して自分でベースに戻りますが、違う部屋に行ってる場合はベースを見失い、その場でこと切れます。これがベッドの下だと結構面倒。手が届かないし。だから、マンションのフロアをリビング側と寝室側で半分に物理的に境界を作って、分けて掃除していたんです。

 

これが結構面倒でした。キッチンには猫の水も置いてあるので、キッチンにはルンバを入れたくない。そこで、どうせならとリビングにある事務椅子やキャスター付きの棚をキッチンに転がして入れ、キッチンとリビングの間をシュレッダーで壁を作り、リビングと寝室の間に猫爪タワーで仕切り、リビングのごみ箱や座布団をソファの上に置き、カーテンを巻き上げ、コード類を片付けます。そんでルンバ君のスタートボタンを押す。前に。ルンバ君のダストボックスの中に入ってるごみを捨てて、フィルターを掃除して、戻して、それでようやくスタートですわね。

 

スタートすると結構な轟音が出るため、部屋の中にはいたくありません。おでかけです。帰ってきたら、ルンバ君はお掃除を終えて充電中。机の上やいすの上に置いたごみ箱を片付けて、さて残りの寝室の掃除はブラーバちゃんに任せるか、また後日ってことになるわけです。ああ面倒くさい。面倒くさいから、確実にルンバを動かすのは日曜日。後は汚れが目立つときに、轟音覚悟してやるわけです。そんでも、自分でやるよりマシってのはありますわ。

 

でね。ルンバi7。まずダストボックスを掃除しなくていいでしょ。そうすると、おっくうな手間が一つ減るんです。更に言えば。実はルンバはアレクサに対応しています。「アレクサ、ルンバでお掃除して」と話しかけると、ルンバのスタートボタンを押す手間もない。あ、ただね。アレクサの返事が「おおけえ、ろおおんばで掃除を開始します」という、ろおおんばって何よ。たぶんRoombaをローマ字読みしてるよね。対応してるんだったら固有名詞もきっちり入れろよ、とは思います。まあいいや。

 

で。まあ床のものは机の上にあげます。これはしょうがない。でも、寝室への物理障壁は作らなくていい。キッチンもついでに掃除させちゃうから、猫の水飲み容器だけは、段差のある浴室に移動します。コード類。巻き込んじゃうんで今まで結構気を使っていたんですが、今のルンバはコードを巻き込んでもローラーを逆転させて絡みをとるんですよ。そんなに気を使う必要がない。

 

今まで動かして掃除していた事務椅子やらキャスター付きのラックやら、そんなものをどうするか。これ、あまり気にしないで、ちょいとだけ動かすことにします。

 

Img_3732 つまり今までよりずっとざっくりと片付けるだけで、家全体のお掃除が一気にできるんですね。だもんで、ルンバを動かす日がずいぶん増えました。なんなら毎日動かしてもいい。猫の毛が舞っているのが目に見えるようになる前に、お掃除ができてしまいます。これは快感ですな。

 

ところで、ルンバi7以外のルンバは、本体内部にごみを溜めるので、ほぼ毎回ゴミ捨てをします。それが地味に面倒くさいってのはさっき言いました。当然のことですが、その都度見ることになるダストボックスは汚れています。これもけっこう気になるんですよ。ダストボックスの中は透明で見えるだけに、隅の方の汚れとか。まあ気にしなきゃいいんですけどね。ルンバe5i7は、ここが水洗いできるようになっています! と感動したいところですが、i7の場合、ほんとにゴミ捨ての機会が少なくて済むため、実はダストボックスまだ見てない。ひと月、ゴミ捨てしてないってすごいなあ。まあだから、水洗いできる恩恵もあまり感じてないんですが。それはそれで、きれいにできるので気持ちいいことですわね。

 

とはいえ、無敵ではない。ルンバi7にも苦手があります。微妙な段差、です。ここ。これはズボンプレッサーのスタンドなんですが、この高さ、幅を掃除しようとして、ルンバは乗り上げてしまいます。罠と言ってもいいくらい、ほぼ確実にここに引っかかります。乗り上げたまま、一生懸命降りようとしているのですが、ダメですね。ダメなことが多いです。

 

それから、まあこれはイレギュラーなんですが、床に落ちていた使い捨てカイロ。これを巻き込んでしまったこともあります。この時はローラーを逆転させてもとれなかったみたいです。

 

こんなふうにルンバが異常終了する場合は、スマホアプリに「ルンバが助けを求めています」とメッセージが出ますんで、助けに行きます。が。外に出かけているときにこのメッセージが出ると、ああしょうがねえなあと思うしかありません。帰ってからルンバを助けます。

 

事前の対策としては、バーチャルウォール、という付属品がありまして。こいつは二つのモードをもっています。直線状に立ち入り禁止区域(仮想壁)を作るモードと、円周状に立ち入り禁止区域を設定するモード。これを使うと、ズボンプレッサー周りに侵入することはありません。まあお掃除もしてくれないわけですが。ともあれ、ルンバがひっかかる条件はこれでクリア。まあ物理的に防壁を作るという手もあるでしょう。

 

ともかくこうやっておけば、お出かけしていても、ルンバがお部屋をきれいにしてくれるはず。で。会社にでかけて、iPhoneのアプリでルンバを起動しようとしましたらね。奥さまから即座にLINEでメッセージが届きました。

 

Img_3733 「ひょっとしてルンバを動かそうとしてる?」、「はい、その通りです」

「うち猫いるよね。何かあったら大変なことになるよ?」

 

「?」、「!」

 

はい。猫という動物は、しばしば嘔吐するのです。病気でなくても。特にご飯を食べてすぐの時に、食べたばかりのものを吐くことがあります。食べたばかりのドライフードなので、そんなに小汚いわけではないですが、特に猫は噛まずに飲み込むので、胃液で柔らかくなったドライフードが散乱することがあるのです。

 

で。ろおおんばが動き出すと、きれいに吸い込めばいいですけど、水分を含んでますので、ぐちゃぐちゃと砕きながら動いていく可能性が高いですわ。家の中全体を巻き込んで。ろおおんば自体もダメになるかもしれない。ああ、確かにこりゃだめだ。たまには白猫がお尻にコロンとしたやつをくっつけて走り回ることがありますしね。あれを巻き込まれた日にゃ悲惨なことになるでしょうねえ。

 

幸いうちは今までそういうことはなかったですが、いつかTwitterでそういう悲鳴を聞いたことがある気がします。ご愁傷様であります。猫がいる家は、スケジュールで管理するのはあきらめましょう。ろおおんばを動かしていいか確認してから、アレクサに指示した方がいいですね。

 

あ。それから吸引力というか、掃除のあとのきれいさなんですが。実は、i7、微妙に取り残しがあるときがあります。ランダムっぽい走行軌跡でしつこいまでにおそうじする旧型に比べて、i7は無駄なくお掃除するので、毛のように舞うものがいったん逃げてしまうと取り損ねる、という感じです。その分、こまめに掃除をさせているので、まあ総体としてはきれいになってはいるのです。

 

ともあれ、14万円くらいしたルンバi7ですが、買って悔いなし。そういう意味で、満足度は高いのです。

2019年3月28日 (木)

ルンバi7+は生活を変える のかどうかは家による②

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というわけで、ルンバを起動しましょう。

基本的には、お掃除するだけなら、ルンバはスタートボタンを押すだけで動き始め、あとは何もする必要がありません。操作はね?操作は、よ?

 

ただ今度のルンバはスマート家電、AIですよ、ロボですよ。まあ前もそうだったけど、つまり進化したロボ。鉄人28号がジャイアントロボになったくらいの進化。鉄腕アトムほどではないです。これがわかるひとは同年代おじさん(おばさん)。

 

で。まあメーカーホームページを見ていただいた方がいいんですけど、まずスマート家電なんでね。Wi-Fiで、外からも家の中でも、ルンバを起動して掃除をさせることができます。その都度のお掃除レポートも、アプリに出てきます。

 

動き方として、ルンバ780は、一見ランダムに見える走行パターンで縦横無尽に走り回っていましたが、かなり無駄が多い動きです。ランダムじゃないらしいんですけどね。すごいあちこち動いて徹底的に掃除する、みたいな感じです。ところが今度のi7は、部屋自体を掃除しながら、カメラやセンサーで得た情報から部屋や家具の配置を、マップとして作っていきます。掃除をすればするほど、このマップの精度が上がるため、端から順に掃除をしていくような、無駄のない走行パターンを作ることができます。

 

あ。カメラで周りを認識している分、真っ暗なところはちょっと苦手なようですが、例えばベッドの下とか、タンスの下とか、そういうところの精度がどうかまでは、まだわかんねえです。

 

もちろん単純に折り返していくだけでなく、ごみが多いところを繰り返し掃除したり、家具の移動にも対応したりします。廊下の真ん中を通ってクランクを通り抜ける様子なんか見てると、さすがロボ!的な感動を覚えます。すげえ。

 

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マップが完成していると、家の中のそれぞれの部屋に名前を付けて、アプリでどこを掃除するかという指定もできるようになるらしい、です。リビングと寝室だけ、とかね。まだそこまで行ってない。実は、このマッピングを始めるためには、アプリ上でスマートマップという機能をオンにしなければなりません。ただ動作しているだけでも、掃除終了後にはどこを掃除したというレポートがマップとして出てくるんですが、それは単なる記録。マップデータとしては積み重ねないようです。セキュリティ上の問題ですかね。地図データがクラウド上に保存されるらしいので、人によっては自分の家のデータを見られてしまうのが嫌、という方もいるでしょう。ですからデフォルトではこの機能が切られているわけです。仕方ないですかね。

 

このマッピングと走行パターンのおかげで、掃除の時間もかなり短縮されます。そもそもルンバ780は無駄というか、かなり余裕を見た走行パターンをするせいで、掃除に時間がかかります。更に、掃除に時間がかかるということは、そんだけバッテリーも喰う、ということです。ルンバ780の場合、18畳程度(たぶん団地間)のリビングだけの掃除に2時間はかかっていました。ところが、i7の場合は、それに加えて、廊下、キッチン、寝室、仕事部屋を全部掃除して、ほぼ1時間で終わります。掃除面積が倍になって、時間が1/2になった。ということですね。

 

動作音なんですが、6年くらい使ったルンバ780に比べると、圧倒的に静かです。といってもブラーバちゃんほどでは、当然ない。吸引して掃除するマシンですからねえ。それなりには音がします。でも、テレビを見ていてもそんなに気になる音ではない、って程度には静か。個人差はあるでしょうけど、普通の掃除機みたいに、ぎゅいいいいいんんって感じの音はしないです。あ。ラグとかの毛足の長いものの上に行くと、たぶんブーストモードに入るので、音がうるさくなるはずです。

 

ところが一気にうるさくなるのは、お掃除終了後、クリーンベースに戻った時です。毎回クリーンベースに戻ると、ルンバ本体にあるごみをクリーンベースが吸い出して、クリーンベース内のダストボックスに集めます。この時の吸出し音はけっこうな爆音です。と言っても、それまで静かなので目立つだけなんですが、実際にはハイパワーの掃除機を動かした程度の音ですかね。うるさいのが10秒程度。我慢の範疇でしょう。がまんできます。

 

今時点でわかんないのは、メンテナンス性ですな。ルンバ780。に限らず、普通の掃除機でもそうですが、接地面の転がりをよくする小さなローラーの芯棒部分。ここに埃とか糸くずとか、巻き付きませんか。

 

Img_3241うちは素敵な白猫と、素敵な三毛猫がいるんですが。そりゃあもう手触りがふわふわとして気持ちよくて、きれいで、ですねえ。ぬいぐるみの猫って5年も置いとくと埃だらけになるのに、うちの白猫と三毛猫はいつもきれいなんですよぅ。

 

シャンプーとかしませんよ。短毛種の猫は自分で毛づくろいをするので、シャンプーしなくてもきれいなんです。でね。毛づくろいだけではなくてですね。ぬいぐるみと違って、どんどん毛が生え替わっていくの。つまりね。毎日毎日、毛が抜けていくの。もうね、掃除しても掃除しても、毛が舞っているの。それも当然毎日出る埃や糸くずと絡み合って。大変なの。

 

でだ。ローラーの芯棒にこの毛が、ふわふわの綿毛のような毛が巻き付いて、何か月か放置しておくと、完全にフェルト化します。もうびっくりするくらいしっかりとしたフェルトになるんですよ。こないだルンバのメンテナンスをしたときに、ローラーを分解した芯棒のところ、5㎜くらいの厚さのドーナツ型のフェルトが入っていて、これ、こういうクッションのための素材だっけってしばらく考えました。違うね。猫フェルトだね。

 

実はそこだけでなく、ルンバ本体内部の風が抜ける場所にはかなり毛が入り込んでいます。内部掃除が簡単にできる構造ではないので、外側からドライバーや千枚通しのようなものを突っ込んで毛をとるんですが。どうしてもとれていない部分があります。そこらへん。今度のルンバで少し改善されているといいんですけどねえ。たぶん無理。猫の毛の力をなめるな。

 

ただ、そんな汚れ放題の我が家の床面がきれいなのImg_3368 は、ルンバちゃんとブラーバちゃんのおかげです。2人(台)がいなければとてもこの状態は維持できない。逆を言うと、ルンバちゃんの手助けがない棚の上だとか机の上だとかは埃がたまり放題です。空気清浄機もがんばってるはずなんですがねえ。埃のないうちに住みたいですねえ。人がいる限り無理な相談です。

 

でだ。じゃあってことで、今度のルンバi7ちゃんを皆に勧められるか。てのは、やっぱり生活スタイルによるとしか言えないんですよ。うちはマンションなので、洗面所以外は全部フラットな構造です。子供もいないので、細かなものは比較的少ない。ないわけではないです。机の上が汚くなっているだけの話ですが。家具にしても、ルンバやブラーバが掃除できることを前提に選んでいます。ソファもルンバが入れる高さに買い換えました。ベッドの下にものを収納するのもやめました。

 

それでも掃除するためにはごみ箱やリモコン箱をテーブルの上に置きなおしたり、カーテンを巻き上げたりする必要があります。加湿器の裏に埃がたまっている場合は、加湿器を動かします。できるだけ、ルンバが掃除しやすい状況を作っていますが、それでも掃除を始める前に5分やそこらの手間はかかります。手間がかかってもできればいいけど、とても割に合わん、というご家庭もあるでしょう。小さい子供が二人もいて、おもちゃをまき散らかしていたり、大きなおじさんが靴下を脱ぎ散らかしていたりしたら、それはやっぱり片付けるところから大変です。ワンフロアが小さくて、階段で上り下りするというご家庭にも、家全体を掃除できるi7は無駄に高い。使うなら各フロアにe5を置く、というのもありかもしれません。しかし我が家の場合は、圧倒的に掃除が楽になったのは確かです。

 

どの家でも使えるお掃除ロボ、鉄腕アトム級になるにはまだまだ時間がかかります。

2019年3月13日 (水)

ルンバi7+は生活を変える のかどうかは家による①

Img_3148 基本的に、新三種の神器としては、食洗器と洗濯乾燥機とお掃除ロボット。だと思っています。異論はそれぞれの胸の内に秘めておいていただきたい。うちの場合。うちの場合です。もうなんか個人的な意見の表明とかすると、すぐ炎上とかそういうことがあるらしく、なんかもう本当に発信するのが怖いですねえ。

 

このブログは長文であるがゆえにか、あまり構われることもなく、ごく一部の好き物の方が読んでくださっておるのであり、まあなんだ。炎上できるほどの潜在熱がないので、よしとしよう。ということで。あまり下らんことを言っていると、逆にそのお叱りを受けるかもしれず、ああもう面倒くさい世の中だ。誰だインターネットとかTwitterとか発明した奴は。ああすみませんすみませんいいすぎましたすみませんとしよりなのでゆるしてください。

 

で、だねえ。うちのルンバ7802012年購入。ああもう6年以上経っているのね。そうなのね。途中1回バッテリーを交換しました。ブラシも何度か交換しつつ使ってきたんですが、またそろそろバッテリーの寿命が来たっぽい。たまに充電ベースに戻れず止まっていることもあるけど、それなりにちゃんと働いてくれている、ってか、もうルンバなしではお掃除できない。というか、もともと掃除機すらろくに書けなかったので、ルンバが来てようやく猫埃の少ないお家になったというか。今更ルンバのない生活には戻れませんよ。と。

 

で、7年近くも経てば、ルンバもずいぶん進化したでしょう。バッテリーを交換してあと3年使うことを考えるより、買い替え時かなあ。で。去年、iRbot社より新型が発表されましてね。これがなかなか魅力的。うち的には。

 

今まで使っていたルンバ780。うち全体を一気に掃除することができませんでした。うちは猫を飼うためにマンション全体をフローリング化してるのですけど、畳数で言うと、30畳とかですかね。わからんけど。だいたい畳だってねえ、江戸間、京間、団地間とそれぞれで、かなり大きさも違うのに、畳数で言うってのが無理があるんですが、じゃあ平米でいわれりゃわかるのかってえと、それもねえ。家全体の大きさを比べるなら平米でもわかるんですけど、部屋の広さを平米で言われても、わかんねえよ。と。

 

ともかく。ルンバ780では一気に掃除できるほどバッテリーが持たず。ルンバ780には掃除中にバッテリーが足りなくなったら充電ベースを探して充電ベースに戻るって機能があるんですが、違う部屋に行っちゃったところでバッテリーが切れると、戻ってこられないことの方が多いです。というわけで。ベッドの下で止まられても困るので、部屋を仕切って今日はリビング、明日は寝室、と2パターンの掃除で使い分けてきました。

 

それに部屋の仕切りも、もともとはバーチャルウォールとかいう赤外線のセンサーがあったんですが、これは数年で壊れました。結局物理的に部屋を仕切って、半分ずつのお掃除。正直面倒くさいです。

 

Img_3146 ところがですね。ルンバi7+というこの新型。こいつはすごい。らしい。まずバッテリの容量が上がったせいで、全部の部屋を一気に掃除できる(はず)。さらに今までのルンバは部屋をランダムっぽく動いて、全体を満遍なく掃除するという掃除の仕方だったのに比べて、こんどのルンバi7+は部屋をセンシングして、さらにその地図を作成して無駄なくお掃除する(らしい)。加えて、毎回面倒だったゴミ捨ても、充電ステーションがごみポットとなって30回分のお掃除ごみを溜めてくれる。

 

すげええ。これは買いだろう。と思ったのが昨年9月。約半年前です。が。そこから発売までが長かった。いよいよ日本で発売か、と思った10月。発表になったのは中位機種のルンバe5というモデル。いやこれもいいんですよ。今までのルンバ最上位機と変わらない高性能機で、しかもお値段半額。みたいな。とんでもないコスパのいい機種です。最近、いろんなメーカーでロボット掃除機が発売になっているので、他メーカーつぶしですね。あ、いや個人の換装であってアイロボット社を誹謗中傷したわけではなく(略

 

でも買わない。だって、今度のi7+はゴミ捨て楽だし、うち全体を一気に掃除してくれるし。待つ。待つぞお。ってことで、半年間。ようやく発売が決まりました。しかし14万円。たっけえなあ。14万か。こないだ窓ガラス入れ替えしたばかりなのになあ。どうしようっかなあ。しばらく悩みましたが、ルンバ780のバッテリーの様子を見てると、やっぱり交換するしかないよなあ。買おう。新しい自転車用の貯金を崩すことにしました。まあねえ。自転車よりこっちのほうが必要度は高いよなあ。自転車2台あるしなあ。ぽちっと。

 

ということで、ようやくルンバi7+がやってきました。ルンバi7i7+の違いは、ごみステーションのあるなしです。i7+の充電ステーションには、掃除の都度にルンバ本体からごみを吸い出して、30回程度のお掃除分のごみを溜めることができます。ルンバ780の時には、毎回のごみ捨てが面倒くさくてしょうがなかったので、我が家的にこの機能は必須としました。

 

Img_3147 しっかし、箱がでかい。箱を包む箱まで付いてるんですよね。「箱も商品の一部だ」なんて言う人もいるらしいですけど。これねえ。やめようよ。って思いませんか。ごみ増えるだけなんですもん。ほんとゴミ捨てが面倒ってだけじゃなくてね、資源の無駄ですよ。輸送用の箱の外側に傷がつくのは当たり前です!って、業界の偉い人が言い切りましょう。

 

めんどくさいけど、箱を空けます。セッティングも面倒くさいのは、年寄りだからです。説明書読むのが面倒くさいですよね。って。読めねええ。字が小さいぃぃぃ。だけじゃなく、説明書がすげえ大雑把ああ。読むほどもないぃぃ。

 

これですね。実はi7って、家の中のWi-Fiに接続して、外からスマホで操作できる、いわゆるスマート家電のかなり進んだやつなんですよ。そもそも動き方が単なる機械仕掛けでなく、もともとは軍事用のロボットを作っているiRobot社の地雷除去ロボットのAIを家庭用に生かしたもので、実にイカしたAI。おじちゃんはたまにそういうことを言いたくなりますよねえ。それはともかく、何が言いたいかというと、スマートフォンで操作したり、説明を見たりすることが前提になっている部分があるってことです。

 

もちろんスマホ使えなくても、お掃除はできます。ただ、本来持っている能力の全てを発揮することができない。

 

ということで。セッティングの最初にすることは、スマホにiRobotアプリを入れて、アカウントを作るってことなんです。うちの場合は、ブラーバを買ったときに、iPhoneにアプリを入れていたので、そのアプリにルンバi7を登録する、という手順を踏むことになります。

 

ハードウエア的には、箱から出したごみステーションを電源につなぎ、ルンバを置く。だけですね。充電を開始します。ある程度は充電できていますが、一応、薄い説明書にもそのことは書いてあるので、そうしますね。

 

Img_3150 えーっと。充電が終わるまですることがないなあ。ってか、動かしてもいいんですが、荷物が来たのが夜なので、そこから動かすのもなあってことなんですよ。とりあえずルンバi7を見ます。ほうほう。以前のルンバ780には時間表示や曜日の表示、つまりタイマー動作させるための表示があったんですけど、今度のルンバにはない。もちろんスケジュールで動かすこともできるけど、それらの設定はやっぱりスマホでするってことなんです。

 

大きさは今までのものと変わらないはずです。ただ数値的には同じなんですが、デザインのせいか多少厚みを増しているように見えます。デザインって点で言うと、このごみステーションも含めて、黒すぎやしませんか、ってのは思います。ほんとはごみステーションではなくて、クリーンベースって言うんですよ。はい。幅が35㎝くらい、高さも60㎝くらいあるので、そこそこ存在感があるんですね。更に、まっくろくろすけでしょう。すごい存在感があります。うーん。もう少し家の中になじむ色にすることを考えなかったのかい、と。カッティングシートとかでカバーできるところをカバーしましょうかねえ、などと考えております。そのうちね。で。動かしてみた感想は、次回に。

 

2019年2月15日 (金)

ぼくのりふぉーむにっき 老後に備えて真空ペアガラススペーシアを入れた

さてと。こないだ、自作の二重窓を作った話はしました。あれね。絶好調ですよ。いやまあ建付けがイマイチというか、素人工作だから、多少の隙間があるというか、だからといって調整ができない程度にはぎっちりと組み込まれてて外せないとかいう欠点はありますよ。でも、断熱という点で、最強。コスト的にもね。1万円程度と数時間の作業で、冷気がビンビン入ってきていた東面の出窓がサンルーム状態ですよ。大きな造作を付け加えたわけじゃないから、猫の居場所も確保できてますし。1万円のDIY最強。

 

Img_2814 でね。あと、うちで二重窓化していないのは、リビングの大きな窓。ここが問題。窓が大きいということは、外気温による影響もまた大きいわけで、一番は個々を最初に二重化するべきじゃないか、というご意見もございます。はい。とはいえ、冷気の侵入の影響が大きいのは、寒い北側の寝室。それでそちらをインプラスで二重窓化した、と。ま、でも次はリビングよ、とはなかなかいかなかったんです。

 

インプラスは、窓自体を二重化するために、出入りを頻繁にする窓の場合、開け閉めがとても面倒くさい。そういうことを考えると、うちの場合もリビングの窓にインプラスいれるのはかなり抵抗がありました。で。断熱ってことで言えば、断熱フィルムを貼るって手もありますが、耐久性とか、防汚性とかどうなん。そもそもフィルム如きで何とかなるの、とかね。いや、一定の効果はあるみたいですが、自分の気分的なものでフィルムはなんかいや。そこで、窓の断熱化のもう一つの手段、ペアガラスの導入です。

 

実はペアガラス、複層ガラスにもいろいろありましてですね。単純に窓ガラスが二重にすれば、当然窓は分厚く重くなります。今使っているサッシを使って、複層ガラスを入れるということはできませんし、また結露という点で考えれば、金属製のサッシならば金属部分自体が冷えるので、そこが結露します。そういう観点で、昔はサッシごと取り換えるのが中心だったようですが、そのやり方だとまずサッシを含めたガラスの交換ということになり、結構なお値段になります。加えて、マンションの場合、サッシの交換自体が認められていません。マンションに住んでいる方ならご存知のように、マンションは共用部と専有部分に分かれます。サッシの交換は共用部に手を加えることになるので、管理組合に認めてもらえません。めんどくせえ。

 

そこで、真空ペアガラス、スペーシアの出番です。スペーシアは二重ガラスなんですが、通常の二重ガラスがガラスとガラスの間に空気が入っているのに対して、そこを真空にすることで、断熱効果を飛躍的に上げつつ、ペアガラス自体を薄く仕上げた製品です。つまり、空気層の場合は断熱効果が低いので、そのぶんを空気層を分厚くすることで断熱をねらうわけですが、真空ならば厚みは関係なくなります。真空でさえあれば、厚みがどれだけでも、熱自体が通らない道理です。スペーシアのガラス同士の隙間の感覚は0.2㎜だそうです。そんなんほんまかい、とか思う薄さです。

 

ともあれそのおかげで、スペーシアは薄く作ることができ、それによってこれまで使っていたサッシにスペーシアを入れるだけで、二重ガラス化できますし、ガラスの交換と同じことですので、作業時間もガラスを交換するだけの時間で済む、と。しかし高度な技術です。つまりお値段が張る。うー。うー、と悩んだまま数年が立ってしまったわけなんですが。あちこちリフォームしてきた我が家、大きなもので残っているのは、ここ。おそらくこのマンション、老後をここで迎えるわけですし。いつまでも冷気の入ってくるリビングで耐えるのか、と。少しでも暮らしやすい環境を作るべきじゃないのか。と。

 

さて。そうなるとまず業者の選定です。今どきはググると、あっという間に近場の業者さんがリストアップされて出てきます。すげえなあ。自分ちを基準にして検索結果を出すんだねえ。そうすると、うちから20分くらいのところにある昔からの会社、窓工房って会社が目に留まりました。たぶん皆さんが検索したら、きっと違う会社が出るんでしょうね。でも、地元の会社って、結構大事な要素だと思ってます。

 

あのね。一度トイレが壊れた時に、クラシアンかなんか使ったことがあるんですよ。なんか。あまり、いい印象がない。訪問してきた業者に「この部品も変えた方がいいです」的なことを言われて交換したけど、後から調べたらそもそも交換の必要がなかった部品が、市価よりかなり高く設定されて交換されました。どこの業者ともわからんですし、今後も付き合いができるわけではない、行きずりの業者みたいなもんで。信用が成り立つまでの付き合いができない。

 

その点、地元で長くやっている業者は、そのこと自体がある程度仕事の出来を担保してるようなとこがあります。ホームページの説明やら、商売の仕方も納得できましたしね。へんにちゃらちゃらしてないホームページにも好印象です。相見積もりをとることも一瞬考えましたが、少しくらいの違いなら、気持ちよく仕事をしてもらえそうなところに頼んだ方がいい。と。いうことで電話を入れたら、まず見積もりの担当者が来ることになりました。

 

Img_2816_2 スペーシアは実際の窓のサイズを測って、一つ一つオーダーして工場で作ります。なにしろ真空ペアガラス。現場で真空にする作業ができるわけではありません。逆に、発注してしまうともう取り消しができませんわ。取り消しませんけどね。うん。窓工房は、見積もり後も一切電話セールスをかけないというのを売りにしてますから、こっちからオーダーはしなきゃなりません。オーダーしてから約2週間程度でガラスはできるそうですが、今回は、年末年始を挟んだこともあり、発注から1か月程度で交換作業となりますた。

 

当日は朝から業者さんが入ります。一枚あたり30分ほど、全体で2時間の見通し、ということでしたが。実際は5時間近くかかりました。はい、本来作業を二人でするはずだったのに、一人が病気、たぶんインフルですかね、で休んじゃったせいです。最初の2時間くらいは作業は永遠に続くような雰囲気で遅々として進みませんでしたが、後半戦からもう一人、お手伝いの人が回ってきてからはどんどんはかどりましたね。そりゃそうだろう。あんなガラス、一人で扱えるもんじゃない。

 

作業自体は簡単です。サッシを窓枠から外す。外した冊子を分解して、ガラスを取り出す。縁だけになったサッシに、もってきた真空ペアガラスを入れる。縁を組みなおして、窓枠に戻す。この繰り返しです。合間に、戸車やレールの掃除を挟んでいますが。ただ、このガラス、重い。もともとのガラスの厚みが6mm程度のものが、6.2㎜、10㎜になります。

 

Img_2831 6.2㎜というのは透明なガラス、10㎜というのは網線入りのスペーシアです。ちなみに網線入りの方がお高いです。かなり。かなりお高いです。もともと高いスペーシアの倍くらいの値段がします。網線入りって必要なの、って思いますよねえ。そもそも網線ってなによってことですが、これは防火用、というか火事の時にガラスが飛散することを防止するって役目らしい。消防法だか建築基準法だかで決められているので、どうしようもないです。もともとのガラスと外観上の同等品に入れ替えるのは、交換の最低条件なので、多少お高くなっても網線入りガラスにするしかないわけですな。

 

Img_2832 というわけで5時間かかって交換が終わりました。見た目はほぼ変わりません。当然です。見た目を変えちゃいけないんですからね。実際には近くで見ると、小さな黒いぷつぷつが、ガラスの中に浮いています。このぷつぷつが、ガラスとガラスがくっつくのを防ぐ柱の役割をしているんだそうな。逆に、万一このガラスとガラスの間の真空状態が失われた場合、このプチプチも取れて落ちてしまうんだそうで、そこんところで内部が真空かどうか把握ができる仕組みになってるということです。つまりプチプチは内部に接着して固定しているわけではなく、ガラスとガラスの間に置いて、真空でガラスが圧着しようとすることによって、挟まれて固定されているだけ、なんですって。すげえ技術だなあ。

 

さて。で、使用感ですが。やっぱりガラスが重くなった分、サッシの開け閉めに重さを感じます。とはいえ、もともと重さのあるサッシだったので、極端に違う、というわけではありません。が窓の開け閉めの時に、サッシをもつ場所に困ります。今までは、サッシとガラスの段差を利用して指をかけていたのが、この部分、ガラスが厚みを増したことによって、あまり指をかける余地がなくなりました。歳をとって、更に握力が弱くなったら苦労するかもしれません。サッシに引き手を付けたいところです。が、共用部である外側にはそういう加工もできませんしねえ。ちょっと考え中です。

 

断熱効果ですが。結露はなくなりました。もともとリビングはそんなに冷えないので、極端な結露はなかったんですが、朝、カーテンを開けるとガラスは結露していましたが、それが一切なくなっています。サッシ部分に結露が残るという話も聞きますが、もともとがあまりなかったので、特に変化がないという感じです。

 

Img_2837 スペーシアを入れて極端に部屋が暖かくなった、という感じ方はしません。暖房してますからね。エアコンが以前も今もがんばっているので、以前も今も室温はある程度を維持してるわけです。ところが、部屋全体の温度差というか、温度ムラ、これが減った気がしています。以前は、寒い日はエアコンががんがんと不快なほどの温風を出し、でも窓の近くの床から冷気が伝わってくるというような感じがしていたので、扇風機を回して部屋全体の温度を均一化しようとしてました。これが、ずいぶんと柔らかい感じの温度分布に変わっています。部屋の熱が抜けて、すぅすぅする感じが減ったというか。

 

おそらくエアコンの電力消費量も減っているはずですが、今のところは検証できていません。夏の暑さをどの程度遮ることができるか、消費電力がどう変化するか。そこらへんも、見ていきたいですね。

 

スペーシア、お勧めかどうかって言うと、かなりお高いので、そう簡単には勧められません。リビング側4枚のガラスを交換して、36万円。10年は製品保証があるので、年あたりで割ると3.6万円。ここ数年の我が家の電気料金は年間で17万円程度。いくら電気代が安く上がるだろうといってもここから3万円も安くはなんないだろう、と思います。ただ快適さの値段と考えると、そういう選択肢もある、という感じですかね。これからますます夏は暑く冬は寒くなる、かもしれません。ひょっとしたら、その時にこそ、効果をまた感じるかもしれませんなあ。

2019年2月 1日 (金)

お布団乾いていると気持ちいいんだよ アイリスオーヤマ布団乾燥機カラリエ ツインノズル FK-W1-WP

Img_2810 白物家電で最近評判がいいのは、アイリスオーヤマとかドウシンシャ。まあ、なんでもかんでもいいというわけではないですがね。なんてーのか。大手家電が多機能型に走って消費者からそっぽ向かれた状況を見て、使い勝手のいいものを作り始めています。

 

うち、ドラム型洗濯機がそろそろ交代の時期に来ているんですけどね。相変わらず、これいるかあって機能、付けすぎてません? スマート化とか。洗濯機のスマート化っているのかなあ。正直必要性を感じませんな。外出先からモニターできるって、別に洗濯籠から汚れ物を取り出してくれるわけじゃないし、乾燥させたものを畳んでくれるわけじゃない。洗剤を自動投入ってねえ。

 

うちの洗濯機、6~7年使ってますけど、その時代のものでも、洗濯物の量を計測して、洗剤の量を指示してきます。でもだいたいその指示の前に、このくらいの洗濯物ならこのくらいの洗剤だな、って入れた量で合っています。更に言うと、量を多少間違えたからって、洗濯物が黒く汚れるなんてことはありません。もちろんね。いっぱいいっぱいの量を洗濯しなければならない、小さな子供のいる家庭なら、そういう機能もいるんでしょう。泥や汗のシミを少しでもきれいにしたいとか。

 

まあ老夫婦二人ですからね。汚れ物と言ってもめったなことでは色が付きません。アウトドアに行って靴下が汚れれば、その靴下だけウタマロで洗えばいい。まあやってるのは奥さんですけど。そんなに汚れるものなんてめったにないので、それで十分。無駄のない量を自動投入ってのがコスト的に問題になるほど、洗剤を大量に使用するわけでもない。洗濯コースをAIに任せるほどのことはないんです。

 

そこそこきれいに選択し、しわが少なく乾燥してくれればそれでいい。まあ時間は短縮したいですけど、そこはドラム式の宿命ってか、電気で乾燥させるとなると、時間はかかります。36万円もするAI洗濯機よりシンプルな26万の洗濯機がいい。そう考える層は、着実に増えてますよね。だって、みんな年を取っていくもの。高齢化社会でね。うちなんか電子レンジだってシンプルなバルミューダだしオーブンはデロンギだし。見ながらやりゃあいいんですよ。調理メニューが付いたオーブン電子レンジなんて、いらんのです。

 

車のコネクテッドは大好きだけど、白物家電はシンプルでいい。そういうところを、アイリスオーヤマはついてくるわけですよね。ちなみにアイリスオーヤマのドラム型洗濯機には乾燥機が付いてない。びっくり。思いきりましたねえ。乾燥はガスに任せた方がいい、という割り切りでしょうか。

 

でだ。こんだけ洗濯機の話をしてきたけど、洗濯機を買った話ではない。アイリスオーヤマ、けっこうがんばってるのよって話でね。実はちょっと前、夏前だったかな。アイリスオーヤマのサーキュレーターを買ったんですよ。これがいい。数年前までの、中華パチモンのようなちゃちさがなくなっている。まあ、多少のチャラさは残っていますが、デザインが圧倒的によくなっています。やはり、シャープや東芝の元社員を集めただけのことはあるみたいですな。そんなアイリスオーヤマが、最近エアコンやら洗濯機やらの大型白物家電で、存在感を増しています。今のところどれにも手を出していないのですけど、シンプルな暮らしをするなら、コスパがとてもいい、と思うようになりました。

 

で。そのアイリスオーヤマの家電で、いろんな商品テスト誌で礼賛されているものがあります。それがふとん乾燥機です。実は、そもそも布団乾燥機って地味に評判のいい家電ではあるんです。買ってみたら意外とよかった。お値段も1万円程度で買えるものが多いですしね。その中でも、評判のいいのがアイリスオーヤマ。

 

Img_2715 そもそも布団乾燥機は、布団を敷いた状態のところ、敷布団と掛布団の間に温風を送り込んで乾燥させる機械です。ドライヤーに毛が生えたようなもんです。その温風を、手軽に、いかに効率よく布団全体に回すか。そこが商品ごとの工夫のしどころです。でね。大きく分けて、方式が二つある。んです。一つ目は、布団の間に温風ホースを突っ込んで、布団を温める。もう一つが、ホースの先に大きな袋をつけて、袋を膨らませて、その袋から温風を出す。

 

当然、手軽なのは前者、面倒なのは後者ですが、温風の回りを考えたら絶対後者になるんです。ところがこういう家事って、いくら良くても手がかかるようだと使わなくなるのが常道。そこで、迷っていたんですな。1万円程度と言っても、死に金になるなら使いたくないですもん。ねえ。

 

ところが、アイリスオーヤマ、ホースを突っ込むだけのシステムなんですが、吹き出し口にちょっとした工夫をしました。吹き出し口の近くにフラップを作って、温風を出す際にはこのフラップを立てる仕組みです。このせいで、吹き出し口付近がちょっとしたテント状になり、そのぶん温風がより遠くまで届くようになりました。なるほど。

 

で、言うとけばアイリスオーヤマの布団乾燥機カラリエ、噴き出し口ホースが1本の9000円ほどのものと、212000円くらいのものがあります。2本だと二枚の布団の真ん中に置き、2セットの布団乾燥を同時にできます。つうか、そうかな。吹き出し口は布団の中央部くらいにするのがいいんですが、その位置にしようとすると、ちょっと長さが足りません。まあうちはベッドがそれぞれセミダブルなので、ちょっと大きいんですよ。シングルの布団なら届くのかもです。

 

Img_2716 でも2本の方がいい。というのはですね。いくら吹き出し口がテント状になっているとしても、10㎝程度の高さ。布団の中央に置いた10㎝のテントから全体に行き渡らせるのはなかなか難しい。そこで、2セットの布団を同時に乾燥させるのではなく、1セットずつ、2本のホースを差し込めばよい。と考え方を変えたんですね。いわばコペルニクス的転回ですよ、うむ。違うな。

 

ともかく。こうすることによって、2倍の時間はかかりますが、お布団はより満遍なく全体が乾燥するようになりました。そのあたりは、このサーモグラフィ画像をご覧ください。ないけどね。ないけどさ。理屈上はそうなってるはずじゃん。じゃん。なってるの。たぶん。

 

実際に触った感じでは、意外なくらい端まで温まっています。売り文句はあながち嘘ではないです。朝、起きぬけに布団乾燥機をかけて、朝ごはんを食べている間に布団が1セット乾燥します。翌日はもう一つの布団を乾燥させればいい。これで、夜寝るときにはからりとした布団で寝ることができる。ありがたいねえ。

 

で。まあ布団乾燥機と天日干しと。そりゃ天日干しの方がいいです。お日さまにあてたお布団の匂い、通称お日さまの匂い。これはねえ。格別ですよね。でも、今日び、天日干しができる機会ってなかなかない。お休みの日で、天気が良くて、午前9時ごろからせめて2時間くらい干していられるくらい、外に出る予定もなくて。てなことが、共働き夫婦の休日だとそうそうない。

 

これからの時期、花粉症の方にとっても、外干しできない期間が続きますし、その後の梅雨だってそうですよね。意外と気持ちよく布団を干せる期間て限られていて、しかもお出かけしない日。布団を干すだけのために休日一日家にいるって、無理。高層マンションにお住まいの方だってそうでしょう。25回のマンションのベランダに布団は干せません。となると、ふとん乾燥機の出番です。ここは。

 

なくても何とかなります。それって、例えば食洗器、例えばルンバ、例えば洗濯乾燥機、そして布団乾燥機。前の三つは、未だに購入したいって言うと、家事の手抜きだなんていう人もいるみたいですけどね。ばかです。使える環境なら使えばいい。人間の能力とか時間とか、そういうものはもっと人間関係だとか人間性を豊かにするところに使うべきなんです。ねえ。今どき、歩いてたって行けるからって、東京から大阪まで歩くのは酔狂でしかないでしょう。目的が旅ならそれもありですが、移動が手段なら飛行機なり新幹線なりを使います。

 

お布団干しもそういうことです。干せるなら干した方がいい。しかし、そうはいかない事情もあり、冷たいお布団で我慢しているくらいなら、布団乾燥機を買うべきです。しかもお値段たったの12000円程度。それで生活が改善されるなら、ここはもう布団乾燥機を買いましょうよ。と。

 

いうことで、まあアイリスオーヤマの布団乾燥機カラリエ。お勧めします。

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