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海外旅行 韓国編⑥食べる 旨かった

さて。韓国でおいしかったモノ。です。

1 明洞に旨いモノなし、だそうなんですが。しかしねえ。初韓国でハングルが全然わからないとなると、ある程度日本語通じるところでないとキツイわけです。今回も韓国に行くにあたっては、それなりに下調べをしていきました。で、以外とですね日本語メニューがあるところって少ないです。いや、実際のところは知らんですけど、ガイドブック等によると、ですがね。それで、ソウルの外れのお店まで行ってみて、メニューに写真もないハングル文字だけのメニューしかなかったらどうします? 根性でいろいろ試す、ってのが正解ですけどね。もうおっちゃんそんな根性が出ないですよ。たかだか3泊4日程度でね、得体の知れないモノに挑戦してる余裕がない。すんません、いいわけです。

そゆのは韓国旅行の達人に任せておくとして、とりあえず無難に楽しめればいいです。すんませんね。へたれなもんで。

2 さて。無難に明洞でそこそこ旨ければいいんだけどなあ、って入ったのが、タッカルビの店、なのかなあ。鉄板焼きめしの店、みたいなところです。ここも外見撮るのを忘れたので、名前もわからんです。すまん。明洞のかなり人通りの多い道路沿いでね。単価が安いせいか若者が多い店でした。かなり流行ってましたよ。何しろハングルの名前がわからんのですけどYOOGANEって書いてありますな。チェーンなのかな。まあそんな歴史のある店って感じではないです。

3 テーブルの真ん中にガスレンジがあり、その上に直径50cmくらいのパエリア鍋を分厚くしたような鉄板が置いてあります。注文したのは一番辛い(HOT!)って書いてあったタッカルビ。唐辛子まみれの鶏肉とキャベツを熱した鉄板の4 中に放り込み。時々店員のお兄ちゃんがかき回してくれます。このお店、やたらと若い、大学生くらいのバイト店員が多いです。制服もないので、普通にお兄ちゃんがふらっときて混ぜてく、みたいな感じで、おそらくそこらへんが若い女の子のお客さんが多い理由ではないかと。単価も安いですしね。夜ともなると行列ができてました。旨い辛いです。

だけど、屋台のトッポギとか食べましたけどね。韓国の辛いってのは、甘い辛い、ですね。純然と辛いだけを追求したってのは意外とないんじゃないですかね。いや、いいとか悪いとかではなく。確かにわれわれがよく食う韓国の料理ってキムチを始め真っ赤で、いかにも激辛って見えますけど、実は韓国唐辛子ってそれほど辛くない。辛いだけならタイの緑の唐辛子とかメキシコのハラペーニョとかの青色系が死ぬほど痛かったりします。赤が辛いってのは、イメージですな。

まあそんなわけで、真っ赤な料理だからといって、敬遠することはありません。辛いモノが苦手な方も、ぜひ韓国料理に挑戦しましょう。騙されたと思って。
子どもの頃、母親に何度もこの台詞とともにピーマンを食わさせられました。何度も騙された、と思いました。

しかし、このタッカルビは旨かった。わたしほど辛いのが得意でない奥さんも、夜になってもう一度行こう、と言っていたくらいです。

5 旨いモノをもう一つ。参鶏湯(サムゲタン)です。こちらソウルの超有名店「土俗村」。ここは有名店なのでちゃんとデータがある。検索かければすぐ出てきます。

12時ちょうど頃に店に着くと行列ができてました。当然周りは観光客ばかり、と思いきや意外と韓国の方が多い。車で乗り付けてくる人たちや近所のビジネスマン、働くおっちゃんたちとか。どっかのSPみたいな、トランシーバのイヤホンを耳に付けたままのスーツ姿の男たちとか。近くにあるという大使館のスタッフなのかな。なるほど観光客相手の店ってわけじゃないんだ、と妙な安心をしてますが。30分ほど待ちました。すると、中から人が出てくる出てくる。どんな大宴会なんだよ、って突っ込みたくなるほど、店の中から人が出てきます。一気に人が出てきたので、行列も一気に中に飲み込まれます。

6 入ってみるとわかりました。中が広いんですな。座敷の大部屋がいくつもあって、そこに長いテーブルが並んでいます。席に着くとすぐおばちゃんがやってきて、「サムゲタン?」と聞きます。頷くと水を置いて去っていきました。サムゲタン以外にもメニューはいくつかあるようですが、ほとんどの方がサムゲタンを頼むので、メニューの必要性もないみたいです。
ほとんど単品メニュー化してますので、少しすると付け合わせのキムチが出てきて、また少しするともうサムゲタンが運ばれてきました。きっと厨房で大量の石鍋が次から次へと煮えたぎっているのでしょう。

鳥が丸ごと入ったスープ、匂いがいかにも旨そうですが、さてどうやって食べるんだ? と思ったら、となりの韓国人ビジネスマングループがガシガシ食っているので、それを横目で覗きながら、食べさせてもらいました。

テーブルにあった塩と胡椒を小皿にとり、そこにほぐした身を軽くつけて食べていきます。韓国ではスープとご飯はスプーンで、おかずは箸で、と教わっていましたが、スープとおかずとご飯が一緒になったようなこの食べ物は、どうやって食うのが正しいのか。少し悩んでいましたが、隣のビジネスマンたちも手を使ったり箸を使ったり、まあ要するに食べやすいように食べているみたいだったので、そっから先はあまり気にせず食べていきます。鳥の中には餅米やらナツメやら栗やら、それに朝鮮人参が詰め込まれていて、これをスープと一緒にすすりこみます。

これですね、結構なボリュームです。女の人が普通に一つ丸々食べるのはかなりキツイんでないかなあ。っと、となりのおばちゃんたちは食いきってましたけど。やっぱりね、スープにいろんな滋味薬味が溶け込んでますんでね、これを飲まなきゃ意味がない。つか旨いですし。そうなるとかなりの量になるんですな。感覚として普通のラーメン屋さんで出る大盛りラーメン食いきったくらいの感じ。「二郎」だと普通盛りですけど。

だからといってここでは、麺少なめでお願いします、というわけにもいきませんので、がんばって食ってみてください。ただね、さすが薬膳というか、お腹にもたれる感じはあまりないですよ。

さて、大部屋の中に一斉に入ってきた人たち、同じ料理を同じタイミングで出されるので、食べ終わるのもそれほど差が出ません。誰かが席を立つと、あとぞろぞろと席を立っていきます。あっという間に大部屋が空っぽに。これが大宴会かと見まごうほどの人の大量出入りの理由でした。ちなみに朝鮮人参は、マズいです。スープが出てるので、食べなくてもいいそうですが、もったいないので少しかじりました。マズいです。つかあれは体に良いというものであって、旨いというものではないので、仕方ないですな。

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