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ユニフレーム ダッヂオーブン 8インチスーパーディープ

1 今更ですが、ダッヂオーブンです。なんかねえ、これ語るの、ある意味、気が重いです。つうのはですな、こだわりの方が多いんですよ。わかりましたよ。言っておきます。素人の戯言ですから。読み飛ばしてくださいよ。間違ってますから。思いこみだけで書いてますから。勘弁してくださいの。

さて。とは言ってもダッヂオーブンって何、って方もいらっしゃる。それもまた当然でね、世界はダッヂオーブンのためにあるわけじゃないですから。まあ簡単に言うと、ナベみたいなもんです。普通のナベとどこが違うかってえと、4~5mmくらいの分厚い鉄で作られてます。そのため蓄熱性が高いのと、鉄が分厚いせいでから焼きができたりしますな。一般的には鋳物で作られるものですが、中には鉄板をプレスしたものや、ステンレスで作ったものもあります。

鋳物はそのままだと錆びますし、落としたり、急激な熱の変化があったりすると割れることもあります。扱いが面倒なので、鉄板プレスやステンレスのダッヂオーブンができた、ということですな。その分、お値段も少しお高めです。ただ鋳物は手間がかかる分、使い込むウチに出てくる味があるようで、ダッヂオーブンの中心は今でも鋳物です。

2 ところで、なんでオーブンなんだ、って話ですよ。オランダナベじゃあいかんのか。うん、これはいかんです。煮る、揚げるなどだけなら鍋でもいいですけどね。ダッヂオーブンはから焼きができるって特性から、オーブンとしての使い方ができるんですな。下から火で炙りながら上蓋の上に炭を載せる、これによってまさに天火として使えるわけです。まあオーブンと言っても、最近のオーブン電子レンジに慣れた方からすると、どこがオーブンってことになりますが。まあ言ってみれば「魔女の宅急便」に出てきたおばあさんちの石窯オーブンみたいな感覚で使えるオーブン、って理解してくださいの。言うなれば極めてdアナログ、極めてシンプルなオーブンなんですな。

さて。まあダッヂオーブンの説明はそれくらいにしてと。なんか今回も1回では書ききれない気がしてきたです。本題に入れるかな。

今回購入したユニフレームのダッヂオーブンですが。8インチスーパーディープってもんです。

まず素材ですが、これは鉄板プレスしたもんで、ユニフレームは黒皮鉄板、と呼んでますな。なぜユニフレームを選んだかってえと、鉄板で作ってるのがユニだけだからです。単純ですな。じゃあなぜ鉄板かってえと、これはもう先ほど挙げた素材の特性からですよ。年に何回かしか使わないだろうダッヂオーブンに、そこまで手間暇かけられないだろうと、しかしその一方でキラキラ輝くステンレス製もなんとなくアウトドアとは違うだろ、みたいな、悪いけど中庸を選んでしまいました、みたいは貧弱な理由です。

とはいっても黒皮鉄板といえども、そこらのフッ素加工鍋みたいに気軽に使える代物ではありませんぞ。まず、出荷時の黒皮鉄板にはさび止め加工としてラッカーが塗ってあります。これを30分以上火にかけて、ラッカー皮膜を焼き切るという作業が必要です。さらにこのままだと料理が鉄臭くなったり、あるいは焦げやすくなったりするので、油の酸化皮膜をつくらなければなりませぬ。

油を入れてでクズ野菜を炒める、その後薄く油を引く、という作業が必要です。まあしかしここまでやってしまうと後は普通の鉄鍋として使えます。つか鉄のフライパンとか買ってもこの作業は必要ですな。

鋳物の場合もここまでの作業はそれほど変わりません。ただ、1回の作業では済まないようで、酸化皮膜が安定するまで、何度もこの作業を繰り返したりするとか聞いたような聞かないような。まあいいや。

で、問題はここからです。鋳物の方が扱いがやっぱりデリケートなんですな。例えば、熱した状態のダッヂに冷たい水を一気に流し込んだりすると、パカンと割れたりすることがある。油で汚れたオーブンをキレイにしようと水を一気に流し込んだりすると、アウトっつうことですわ。それから、鋳物は洗うときに洗剤を使ったりしちゃダメです。皮膜が簡単に落ちてしまいます。

まあそんなことを考えると、やっぱり鉄板の方が楽だなって思いました。

ただね。実際に使ってみると、鋳物の方が良かったかなあって思うこともあるわけです。

3 実はですね、鋳物の小さなスキレット(フライパンみたいな浅型の鍋)も持ってるんです。こちらは100円ショップで見つけた、ほんとにちゃちいもんです。ところがですな、このちゃちいスキレット、一人用の鍋として実に使い勝手がよい。何しろ食事の間中、鍋が冷えませんから。これはアウトドアで食事した方ならすぐわかるんですが、外で飯を食うとあっという間に料理が冷えます。これはね、風もあるし、気温も低い。しょうがないんですけど、冷めた料理はちと寂しい。そんなときに100円スキレット、あると便利ですよ。

ま、それはともかく。この鋳物の100円スキレットですが、使い込んでいくウチに、実に渋い黒色になっていくわけです。使い終わった後、油を引いてね黒光りするスキレットを眺める、これがなかなかいいもんなんです。

おそらくですね、世間一般で鋳物のダッヂが主流なのはそこですな。自分が育てた道具、って思いがたまらん、と。こういうことでしょう。黒皮鉄板も悪い選択ではないですけど、所詮遊びの道具、と考えるなら、鋳物にしておいた方が楽しめるかもしれません。

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