速乾性タオル MSRパックタオル・ウルトラライト とCaravanアクイス・タオル
4月からこっち、毎週のように山歩きに出かけていました。山歩き屋さんなもんで。まあ、正確に言うと自分が行きたいっていったわけではなく、奥さんが行きたいって言ったわけです。私一人だけではとてもそんなには行かない。行けない。ちゅうことは、私が山歩き屋さんなのではなく、奥さんが山歩き屋さんなのですな。
私一人なら、山を歩くより自転車に乗ってしまう。山を一人で歩くのは、むしろ寂しいから好きではないかもです。自転車ならその点、心拍数が高くなるせいでしょうな、寂しくなってる余裕がない。チャレンジし続ける。苦しみが快感に変わる、みたいな。
ああ、そういえば一人で山に行きました。ロードバイクで。山まで行きが15km。山の中の林道を30kmを登ったり降りたり。帰り道が20km。これは愉しい。ただこんだけ走ると時間がかかります。加えて当然、体力もいります。翌日、奥さんと山歩きに行ったら、体に力が入らなくて大変でした。おそらく筋肉中のグリコーゲンが空っぽでしたな。更に言うと、月曜日の仕事が大変でした。哀しいかな、おっちゃんは気力と当座の体力があっても回復力がない。しょうがないです。
といわけで近況報告でした。以上っ。
あんまり大きいネタがなくてねえ。で。速乾性タオル。
キャンプの時とかですね、タオルがなかなか乾かなくって困ったりする。日帰りの山歩きにしても、自転車にしても夏場は相当に汗をかく。わけですな。昔ながらのパイルのタオル、これはねえ気持ちがいい。ただ、一度湿ってしまうと、気持ちいいとか言えるもんではないですよな。
せっかくウェアが高機能速乾性ウェアになってるのに、タオルがいつまでも乾かない、これじゃあ画竜点睛を欠くってもんです。
今、お気に入りなのはこれ。MSRのパックタオル・ウルトラライトです。お値段だいたい2000円。結構高い。つか高い。そこそこしっかりしたタオルが3本くらい買えます。しかもそのくせ、感触がひどく悪い。購入前に展示品を触りますとね、一番近いものはセーム皮。それに灯油を染み込ませたようなキシキシする感じ。指の腹を生地に滑らせると、細かいササクレが立つような気持ち悪さです。実は最初買いに行ったときは、こんな気持ち悪いもの買えるかってんで、後から書く別のタオルを買いました。でも、今、気に入ってるのはMSR。
で、最初に買ったのはパイル地のキャラバンのアクイス・タオルなんですけどね、実はこちらも感触はあまりよくない。綿のタオルのようなサラサラ感、フワフワ感がない。なんだかキシキシします。ただMSRのと比べて幾分ましってことでね。パイル地でね。普段使いのタオルと近い感触だったので、こちらを選んだってわけです。
ただね。以外とかさばる。パイル地だからね。吸水性はいいだろうけど、パイルになってる分かさばる。
加えて、私のタオルに期待する能力の一つとして、頭に巻く、ってことがあります。ところが私は頭がでかい。そのせいなんでしょうけど、キャラバンのタオルだとうまく巻けない。キャンプに使うならこちらでいいけど、山歩きで頭に巻くなら薄っぺらいほうがいいかも。かさばらないし。
そう思って、極端に手触りの悪いMSRを買うことにしたわけです。実はMSRについてた説明書に、洗うほど感触がよくなる、と書いてあったのも追い風でした。
結論から言うと、洗うほど感触がよくなるってのは本当。二回三回と洗ううち、そこそこ感触の悪いセーム皮程度になってきました。感触がいい、とはやっぱり言えませんけどね。ただ使い勝手と感触とを比較すると、使い勝手のいい方が勝つ。ってくらいですな。
使う前の状態は、とってもコンパクト。ほぼふつうのハンドタオルと同じ大きさのこのタオル、拳の中に入るくらいに小さくなります。山歩きや自転車に乗る場合、荷物にならないってのはうれしい。
吸水性はちゃんとあります。売り文句っつか惹句にも「タオルの重さの4倍の水を吸収」とありますな。しかし、コレが多いのか少ないのかよくわからんですよ。普通の面のパイル地のタオルとの比較じゃないから。ただ絶対的な吸水性能よりも使いやすいのは、絞りやすい、乾きやすいってことです。分厚い雑巾は絞りにくい。薄いタオルは絞りやすい。ってことですな。ぎゅっと絞るとそこそこ使える程度に水分がなくなり、水分がなくなるからしばらく持ってると乾く。綿タオルは一度濡れてしまうとどうにもならないですが、こいつの場合、絞るとすぐまた使える状態になる。これはありがたい。
これからの季節、山歩きの時、自転車に乗るとき、大量に汗をかきます。大量のタオルをもって歩くわけにはいかない以上、一つのタオルを繰り返し使えるってのはありがたい話です。実は、スーツのポケットにも、こいつのもう一つ小さいサイズを入れておこうかと検討中です。
あ、ただし。汗を絞っただけのタオルは、乾いてもやっぱり臭い。洗って絞る、のが正解でしょうなあ。
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