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2011年10月 1日 (土)

武蔵野うどんを食い続ける 埼玉県川越市 「麺蔵」 「めんこや」

世界が広がりました。食い物の好みが変わる、というか、食えるものが増えるっちゅうのはそういうことです。例えばですね、というほどのことでもないですが、子どもの頃は野菜が嫌いでした。特にピーマンなんてのは嫌いの代名詞、豆や芋やカボチャなんてのも、もそもそしてナニが美味いのか、と。しかしですね、近年やたらと野菜が好きになりまして、毎日カボチャの煮つけやら芋の煮付け、豆のサラダなどを食しております。こういうものが食えるようになると、和食を食うこと自体が楽しくなりますな。和食の世界が広がります。

あ、春菊と茗荷はだめです。あれはどうにも、いまだに馴染めない。見た目は好きなんですけどねえ。茗荷なんて、ただの冷奴の横に、生姜、刻んだ青紫蘇に茗荷なんぞを添えると、美しく爽やかですわなあ。食えんけど。茗荷乗ってると。まあ、そういうこともある。

しかしね、私が苦手なフォアグラなんてのも、美味いと感じるように味覚の幅が広がると、きっとまた新しい世界が見えてくるんでしょうなあ。フランス料理とかね。考えてみると、フランス料理なんて、自分で食いに行こうと思ったことがないですもんな。まあ、私ごときの住む世界ではない、などという思い、精神の根底にある貧乏人根性の賜物でありましょう。

で、だ。うどんだ。日本三大うどんというのは、存在するんでしょうか。といいましょうか、申し上げたいのは、ナニが何でも三大、とまとめる必要はあるんでしょうかね。それぞれにうまいうどんがある。ほうとうと味噌煮込みうどん、どっちが優れているか、決める必要はない。山梨に行けばほうとうが美味いし、愛知に行けば味噌煮込みうどんが美味い。それぞれの地域に根ざした食文化、敢えて優劣をつけるがごとき「三大」はいるんでしょうかね。というか、いらんな。と思うわけであります。

で、武蔵野うどん。えらそうに言いましたが、こないだまでは全然認めてなかったんス。すまんです。申し訳ねっス。でもね、君子は豹変す、過ちては則ち改むるに憚ること勿れ、ですよ。うん。武蔵野うどん、うまいっスよ。うまくねえのもあるっスよ、そりゃ。ただ、純然と不味いのか、それとも好みに合わないだけなのか、そこらへんは微妙ですねえ。ええ、絶対的な味覚を持ってる方なら言い切れるんでしょうけど、私なんざ、こないだまで武蔵野うどん全否定派だったわけですし、そんな人間が不味いとか言えんわねえ。

毎週日曜日のお昼は武蔵野うどん、という日々が続いております。連休なんぞあったりしますと、二日ともうどん、なんてのもありですわね。

これはですねえ。昔、ラーメンに凝っていた頃、同じようなことをしてました。いわゆるラーメン食べ歩きですね。ただ歳をとると、毎日ラーメンってのはキツイ。脂がね。もともとラーメンなんてのは、ジャンクフード、といっちゃあ悪いが、カロリー、塩分過多であることには違いがない。この年になると、もたれますし、太りますし、血圧のことだって気にせにゃならん。

ところがですね。うどんは、いい。もともとが米がない地域の主食。日常食であります。併せるせるもの次第ではありますが、少々のことではカロリー過多塩分過多にはなりにくい。ああ、程度次第ですよ、もちろん。武蔵野うどんはもともと量が多めなんで、大盛とか特盛とか食って、野菜かき揚げなんぞを追加してると、やはり食いすぎる。

20110813_121725_p1020956というわけで、油断した。埼玉県川越市 「田舎打ち 麺蔵」。店構えは、割と新しい。うどん屋さんというよりは、製麺所を小奇麗にして拡大し、お客様をお迎えするスペースを増設した、みたいな。店作りにはコストをかけてないです。製麺所的雰囲気があるように、食うのと同じように麺の販売に力を入れてる感じでしす。しかし、武蔵野うどんとしては珍しく、天ぷら系が豊富。とり天とか、そそられますよなあ。でね。天もりうどんと、奥さんがとり天うどん。

ここのうどんはねえ。多い。製麺所的雰囲気を持つ店は、ほぼ間違いなく麺が多い。おそらくは一人前600gコース。私ごとき胃の弱ったおっちゃんが食いきれるわけがない。「麺、少なめで」と気弱に注文します。少な目がこの量です。ところが、天ぷらは、油断した。この値段で、この量が出てくるとは思わなかった。これは、すごい。まあ、とり天だけなら食えますが、他の天ぷらを併せて、おまけに通常量のうどんを食う、となると、そうとうにいっちゃいますな。

20110813_123144_p102095720110813_123249_p1020961実は、夜ご飯はろくに食えませんでした。武蔵野うどんはもたれませんが、大量のとり天はもたれます。ただ、もう一度、と言わず再訪したい。そういうお店であります。

ああ、話がそれますがね。最近のラーメン、実は、どうなんかなあって思っています。というのは、どこのラーメンも旨い。破綻がない。あちこちでラーメン食いますよね。それで、ああ旨かった、と。ああすごく旨かった。ああ、すごく普通に旨かった、という印象しか残らない。これではね、再訪しなければならん、という衝動が起きないのです。ある意味、破綻がなければ印象に残らない、それはあるんです。二郎のラーメンは好きなんですが、最近は二郎インスパイア系っつのか、増えましたね。で、二郎インスパイア系の問題点は、二郎より破綻がなく旨いんですな。二郎は、あの濃さだとか小汚さとか、脂くささとか、硬太い麺とか、ある意味破綻だらけです。しかし、それゆえに、なんだったんだろう、あれは。もう一度行って確かめるべきだよな、と思ってしまう。破綻と魅力、長所と短所、創造と破壊、表裏一体、まあ、そういうことです。

昔から今に至るまで、生き残ってるラーメンってのは、そういう魅力があると思います。ただ、新しく作るのは難しいだろうと思いますけどね。伝統がないと、要するに、不味いだけのラーメン屋になってしまったりしますもんね。飲食業って難しいなあ。

ああ、また話がずれますが、学生時代に住んでた町でよく通った中華料理店「天津飯店」の五目炒飯、量が多いが不味い、ということで仲間内では評判でした。んが。好きだったんですよねえ。今はもう店の跡形もないんですが、個人的には不滅の炒飯です。旨いか不味いかではなく、好きか嫌いかっちゅう話になってくるんですなあ。

そんなわけですから、私の武蔵野うどん話を聞いて、行ってみたが美味くなかった、などというお話はなされぬよう、お願いいたしますぞ。

20110918_110650_p103010820110918_113149_p1030117さて。と、いったん話を落としたところで、この項続きます。どうせなら、もう一軒くらい紹介しておきたい。「埼玉県川越市 めんこや」。裏にあるのは埼玉医大。

こちらも製麺所系、です。がっつり麺の量があり、食ってる人より麺と汁を買って帰る人のほうが下手をすれば多いかもしれません。そりゃもう半端ない量を飼って帰る方が多いですよ。スーパーでもらうレジ袋中サイズがパンパンになるくらいの量の麺を買って帰ります。なんでかなあって考えますとね。これ、普通の方なら家で食ったほうがお徳なんじゃないか、と思うんですな。

20110918_112534_p103011220110918_112540_p1030114普通に店で食う場合、麺の量が500g、かなり多い。お姉ちゃんには食いきれません。大盛、特盛なんぞというと、こんなん食うやつはバカか、とまでは言わんですが、呆れるほどの量です。しかし、お安い。非常にお安い。で、あればです。例えば、特盛1人前、つうか通常の3人前、4人前くらいの量を買って買えれば、家族4人で十分満腹します。すごい安上がりな食事です。

しかも、美味いですよ。麺も汁も間違いなく美味い。肉汁にたっぷりの肉とネギが入って、食べ応えがあります。というか、麺に負けない食べ応えです。

20110918_111526_p1030111ただ、武蔵野うどん製麺所系の課題としては、メニューが弱い。当たり前ですけどね。この店に至っては、天ぷらの類は一切ない。サイドメニューとしてあるのは、キンピラだけです。ただ、このキンピラは美味いです。少し油多めです。人参もごぼうもかなり太い。しかし、油もキンピラの太さも、麺に合う、というか、大量の麺を食い込んでいるときの箸休めとして、大変にありがたい。これも1人前がそこそこの量ありますんで、二人で行ったなら、一つで十分です。

なんだかエライ田舎にありますが、田舎というより昔ながらの武蔵野台地、それもまた善しです。遠来からお洒落なグルメ人が行くような店ではありません。あくまでも、地元のうどん好き、あるいは普段の食事の一つとして、家族が食いに来る、そういう店です。

埼玉の片田舎に住んでおりますが、田舎というのもなかなかに面白いものでありますよ。

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