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2012年7月28日 (土)

雨でも走るしかないときにグレーチングはロード乗りの天敵となる

天敵。別に互いに害意があるわけじゃあない。それぞれの立場で一生懸命生きている。それぞれが世界に必要な存在なんですよ。

わかっちゃいるんですけどねえ。

1で。グレーチング。排水溝、側溝の上に置く金属製の格子状の蓋。排水溝、側溝。超大切です。これがないと、降った雨水が行先をなくし、簡単に辺りが水浸し、災害を引き起こします。いやいや、昨今の豪雨ではとてもまかないきれていませんが、側溝、排水溝がないと、もっと少量の雨でも大災害が起こりかねません。

山の林道にも排水溝が切ってあります。これがないと、山の中で水があふれたり、溜まりすぎた水が一気に流れ出したりして、道路が流されたり山が崩れたりすることが簡単におきるわけです。

舗装された林道でなくても、ハイキングに使う山道でも、手掘りで溝が切ってあることがありますな。ないところは自然の水の流れのまま侵食が進むので、大変な段差ができていたりします。排水溝は大切です。

でもね。車も走るような林道の真ん中に排水溝が切ったままだったら、大変です。車が落ちる。自転車やバイクなら即、転倒。人も躓きます。蓋は絶対に必要です。それがグレーチング。これのお陰で、林道は林道としての機能を全うできます。素敵に大切なものであります。

さて。乗鞍ヒルクライムまで1ヶ月。練習は順調、と言いたいところですが、このところ土曜日に雨が降ることが多くて、なかなか思うように走れません。夜中に林道、は怖いからやりません。明るくても、ブラインドコーナー先の路面に砂が広がっていたりして、うぉおおおっ的な対応をしなきゃならんのに、これで暗かったらどうなる、って想像はとても簡単。加えて、林道には結構な車のタイヤ痕や事故痕が残っております。日中にそうそう激しい走りをしている車は見ませんから、夜に峠を攻めに来る車とか、いそうですねえ。轢かれても、助けてもらえそうな気がしません。

夜のヒルクライムは、ヤヴァイです。やめます。となると。やはり休日の昼間。なんですけどねえ。さすがに雨がざんざん降っていたら、走りませんよ。自転車も汚れる、体調も崩れる、滑りやすいし、止まらない。事故の確率が飛躍的に上がります。迷うのは、曇り、山のほうは霞がかっている。または、今日はもう朝からすっきり晴れているんだけど前日までざんざん雨が降っていた、というようなとき。これは迷う。どちらもサイクリングロードや近所の道路なら、水はほとんど捌けています。んが。山はそうはいかない。

いいかい。山ってのはね、自然のダムって言われているんだよ。大空から降ってきた雨水を、森の木々や草が、その根っこや腐葉土の中にたっぷりと溜めているんだ。その水が時間をかけて大地の中を通り、少しずつ少しずつ地表に染み出し、集まった水が流れとなって、川を作る。そうして、みんなのところにやってくるんだよ。

すごいねえ。うん、うん。大切な水なんだ。大切に使おうね。

いやまあそうなんだけど。そうなんだけどお。つまりね。平地が晴れて乾いているからと言って、山の林道が乾いているわけではない、ということです。というよりは、前日が雨ならば、二、三日は乾きません。山から水が染み出してきますし、でなくとも、日陰になってますから、道路の端に積もった落ち葉はずっしりと水を含んでいます。

0また、霞がかっている、ということは、つまりは霧。ほぼ降っているのと変わらない状況になります。田舎育ちですから、それくらいはわかっています。が。土日しか練習日程が取れない。平地は乾いている。となればね。行くしかない。雨が降ってないだけまし。と。

で、林道に入る。案の定、路面は濡れています。ロードバイクのタイヤはもともとスリック、雨水を抜くトレッドなんてありゃしません。本来ロードバイクは雨ん中、走るような代物じゃないんです。

TVなんかで見るロードレースを見てると、選手の皆さん、雨ん中ぶっとんでんじゃねえですか。ありゃなんですかいね。抜群のバランスというかコントロール力というか、危機回避能力、危機予測能力、経験値、などがあってのものなんでしょう。素人だとね、滑る滑る。玄人も滑ってるんでしょうが、スケートをやるようなバランスでコントロールしてるんでしょう。素人はコントロールしきれない。

傾斜のきつい上りだと、前傾します。体重はどうしたって前輪側にかけますわね。後輪はただでさえ滑りやすい。この最大のトラクションが欲しいときに、濡れたグレーチングに乗る。一瞬、後輪がペダル半回転以上、スルっと空回りし、一挙に推進力を失います。15%くらいの斜度がある坂の場合、私程度の脚力だと、せいぜい10km/hあるかないか。というか、ないな。でも、8.9km/hが一気に0km/hになる。こういう状態では、体も傾いていますから、バランスがあっという間に崩れます。倒れこそはしないものの、アドレナリンがどっと噴出しますぞ。立ちごけする姿が脳裏をよぎります。

2グレーチングの格子が、道路、進行方向に向いていればまだいいんですが、進行方向に対して斜めになっていると、その目に沿ってタイヤが滑りますから、おもいっきりタイヤがとられます。

ただね。実は上りはまだいいんです。グレーチングの上でトラクションをかけるから空回りするんであって、手前でちょっとがんばって加速、グレーチングの格子に沿う向きで進入し、惰性で脱出。これならばなんとか。ああ。ただしね。グレーチングの格子の幅が広い場合、これやるとタイヤがはまり込んでしまいますんで、700×23Cのタイヤが嵌らない狭さの格子、であることは確かめておいてください。

で。もっと怖いのは、アップダウンを繰り返す道の下りきったところ、上りきったところで、かつブラインドの曲がり角になっている場所にあるグレーチング。怖いぞー。下りの底の場合は次の上りに備えるために加速したいところだけれど、グレーチングに対して斜めに入ることになるから、加速できない。かといって、減速してグレーチングに対して正対して行こう、とするとね。コーナーの先で意図しない方向まで、簡単に言うと反対車線方向に入ってしまうんですよ。ブラインドカーブで。これもねえ。怖いぞー。

上りきった先にあるグレーチングも、いわば一番タイヤにトラクションがかからない状態で、車体をバンクさせ、曲げ始めるところで、濡れた鉄。そのまますっ飛んでも全くおかしくないです。

3まあどういうシチュエーションにしろ、濡れた鉄板には上るもんじゃねえ。だからって、グレーチングをなんとかしろ、なんてなあ本末転倒、生活道路で遊ばせてもらっている我々が言えることじゃあありません。上るときは、それなりに覚悟を決めてな、ってことでしか言えないですわ。できれば、雨の日はやっぱり走るの止めようよ、ってとこですか。

と、乗鞍が雨だった場合の言い訳を考えております。

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