リフォームへの道⑤ LIXILのリシェル つまりはSunWaveのリシェルで、飯を作ろう
実はもうトイレもお風呂もできてますが、そっちの話にいくと収集がつかんので、とりあえずのリシェルの使い心地と機能性、ってことですわ。
一口にリシェルと言っても、オプション品が様々にありすぎまして、これがあるとないとでは、使い勝手に差がありすぎる。総体としての使い勝手、というものの比較なぞできんです。例えば、水栓にだけでも浄水器内蔵か別か、レバーか自動か,
この違いだけで10種類から選ばなきゃなりません。うちは浄水器と通常水栓は分けたかったので、レバー式で、ハンドシャワー付きってのを選びました。てなことで、今度は浄水器も選ばなきゃならんですね。面倒くさくなっていたので、これまで使っていたものと同じようなタイプ、アンダーシンクタイプのものを選択です。
シンクは、2種類カラー人工大理石の「キレイシンク」とステンレスの「ラクリーンシンク」。まあ、ここは思い切ってイメージを変えたく、黄色い「キレイシンク」を選びました。いやいや。実は、この段階では疲れ切ってたから、これでいいや、って踏み切ったところもあります。
天板は、ステンレスと、人工大理石11種類の中から選びますが、人工大理石は色味が複雑になればなるほど高価です。まあ、ここはなんでもいいやあ。一番安いので。真っ白を選びます。
扉デザインも、基本木目調が好きなのと安かったのでそれっぽいやつを。だってねえ。扉カラーに至っては52種類もあるんですぜ。ああ、いい、いい。これ。安いし、ウチの好みだし。そんだけです。取っ手のデザインなんかは、もうそれでいいやって感じになります。
ね。疲労感がにじみ出てくるでしょ。だから、ショールーム舐めんなよ、と言ったんです。ただ、やはりショールームに行って実物を見ないと、これがいい、って選び方もなかなかできないんですよ。
で。食洗機。これはどうやら納期に間に合いました。Panasonic中国工場もようやく通常営業に戻れたようで、おめでたいことこの上ない。
さてと。
で、飯を作るぞ。飯を作らんと、使い勝手も何もない。まずね、リシェルを選んだ理由の一つが収納性の高さです。スライドする棚、一番下まで引き出しになってます。3段の引き出し式になっているので、鍋や調理機材をフラットに並べて取り出すことができるので、とてもわかりやすいですな。ただ、どこに何を納めればいいか、これはまだ奥さんが試行錯誤中ですので、どこにあるかな的問題は、まだあります。昨日は水切りサラダボウルを探し回りましたが、見つかりませんでした。リフォームの際に押し入れにしまっていたことが、後で分かりましたがね。そんなところ探すかっちゅうのよ。全く。まあ、本人も忘れてたんで、仕方ないです。
リンナイのガスコンロですがね。というか、ガスコンロ全体の問題として、60cm幅と75cm幅があります。これはできるなら75cm幅を選んだ方がいい。です。今回すごく、その良さを感じました。調理中に鍋やフライパン同士がぶつからない。いくつも鍋を並べたとき、例えば、3つのコンロがふさがっている状態で、ソースパンなどをちょいと置きたい、そういうときに、ガストップ状にそれを置くスペースがある。これは、調理の流れを遮らないので、とても気が楽です。
という意味では、食洗機をビルトインにしたことで、天板全体が広く使えるようになったこと、これも調理のしやすさ、という意味では、素ん晴らしいことですな。料理はできると言っても、やはり落合シェフのレシピ本を開いたりしつつ、作業をしておりますから、本を置くスペースができました。かつ、広いので、本が燃える心配がない。ガストップから離れていますからね。まあ、野菜とかの下拵えが進んでくると、本は移動させますが。
で。ガスコンロですがね。まあ、いい点もあり、面倒くさい点もあり。ですよ。ガスに点火するためには、まず電源ボタンをちょっと長押しして電源を入れます。それから丸いガス調節ボタンを押すと、これが飛び出してきましてな、ようやく点火します。安全っちゃ安全ですわ。お子様のいるご家庭にお勧め。でも、面倒くさい。
で。ガス火はこのダイヤルを回して、強火弱火を調整しますが、ダイヤルをいくら弱火方向に回しても火は消えません。消火はダイヤルボタンを押し込むことで消火となります。で、買う前は、いらんやろ~と思っていた割に使えたのが、その下にある温度設定ボタンと、タイマー機能です。
例えば、今回は久しぶりにスパニッシュオムレツを作ったんですが、オリーブオイルでジャガイモをゆっくりと揚げ煮の状態にしたい。んですけど、他の作業も並行していますよな。で、温度設定で140℃にして、タイマーを5分として、ほったらかしておきます。大丈夫です。他の作業にはまっていても警告音が鳴るので、忘れません。ありがたいありがたい。
ただ、このキレイな五徳ですがね。鍋の安定性は今ひとつだなあ。上手く柄の向きを合わせないと、特に鍋部分の軽い片手鍋だと、酷く安定性が悪いです。デリシア・グリシレの方が良かったんだけどなあ。まあしょうがない。昔のガスレンジの五徳は安定感がありましたが、手入れが面倒でした。こちらは食洗機の中に放り込むだけですから、まあ、楽をとると、こっちかなあ、と。ただ、キレイなステンレス製五徳ですが、こりゃあ金属のことを知っていたら当然おわかりでしょうが、焼けると変色しますよ。鍋だってケトルだってそうでしょう。あれと同じです。メーカーさんも、その辺りのクレームに離れているんでしょう。きちんと説明書に断り書きがしてあります。五徳は消耗品ですって。
ああ。洗えると言えば、Panasonicのビルトイン食洗機ですな。こちらは、うーん、まだ微妙な評価です。今まで入らなかった一番大きなお皿がおさまるとか、まな板がおさまるとか、そういうメリットはあります。深型にして正解です。が。深型だろうが浅型だろうが、下から順に洗うものを納めていくわけですよ。ある程度、下にものを納めたら、中間棚をセットして、コップなどを丈夫に納める。と。まあ、ここまではいい。効率のいい並べ方は今後の課題ですが。
問題は、洗い終わって、全部片付けるほどの時間もないときに、食洗機槽の下に入ってるお皿などを使いたい、って時に、面倒くさくてもいったん上のものを片付けなきゃならん、ということです。面倒くさがるのがいかんのですがね。
昔のビルトイン食洗機は、前面から入れられるものがありましたが、あれはやはりそうした利便性をとっていたんでしょう。上から入れるメリットは、うーん。座り込まなくてもできる、とか。でも底まで皿を入れるとなると、腰は曲げますよ。後は、機材状の問題で、前に扉が開くと密閉性を保ちにくいということはあるでしょうな。水漏れなどのトラブルを避けるという意味では、この構造の方が楽です。しかし、それって製造者の論理だからなあ。それがメインではないはずです。どっかネットで検索したら、前開きが廃れた理由が分かることでしょう。
それよりもちょいと気になるのは、乾燥後に、内部に水滴が残っていることが結構ある、ということです。これはちょっとなあ。汚れ落ちは悪くないですがね。あ、小皿、お椀の類は気をつけないと、洗っているウチに内部で回転してしまい、碗の開口部が上を向いた状態で、残っています。当然、碗の中には汚れた水が残っています。がっくし。これは置き方で改善すべき問題ですがね。ただ、以前の食洗機では全く起きなかった問題だけに、機能的な問題とも言えます。
食洗機が天板からなくなった分、当然、天板の上はスッキリとします。更に、今回はオプションとしてクイックポケットという調味料置き場、クイックパレットという仮置き場をつけました。もともと料理をするときに、合わせ調味料や切った食材などを天板かキッチンカウンターに置いていたんですが、若猫たちの世代になって、そこらに置くのが危険になってきました。こいつらはなんでも食います。食事の好き嫌いはあるのにね。
おかげで、更に調理スペースは広がりました。また作った料理を一時的に置く場所としても、なかなか役立ちます。ただ、クイックポケットを下ろすと、クイックポケットが照明を遮る形になり、ちょいと手元が暗くなります。調味料置き場ですから、調味料を使ったら、とっとと戻せ、ということなのでありましょう。
全体の収納空間自体は、食洗機が中に入った分、減少しているはずでありますが、足下まで引き出しがあることで、総合的には大幅にアップしております。まあ、でなきゃあ、高いキッチンに入れ替える意味もない、ってもんでしょう。
ただ、私は調理しながら、調理器具をどんどん片付けていきたい派なので、使い終わったトングやボウルなどは、調理の合間にどんどん洗っていきます。これをどこに置くか。今までだったら天板上の水切りかごか、食洗機の中に仮置きしていったんですが、この食洗機を引き出して底に入れるのは、調理の流れとしてやりづらい。今まで使っていた水切りかごは、サイズ的に上手く収まらない、。その辺りが今後の課題でありますな。
飯は、うん。上手いですよ。へっへ。もう少し、盛りつけが上手くなるといいのになあ、と思います。今日のメニューは、ボロネーゼ風スパゲッティ、真鯛のマリネシャキシャキ野菜添え、蟹とアボガドのサラダ、ジャガイモと玉葱のスパニッシュオムレツ。明らかにカロリー摂りすぎです。ヒルクライマーなのになあ。
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