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« マウンテンサイクリングin乗鞍2013① に向かう | トップページ | 何故に今、BDプレイヤーDBP-R500 を買うか »

2013年9月 6日 (金)

マウンテンサイクリングin乗鞍2013② を走り出す

30分遅れのスタートであります。雨がポツポツ降っております。山は白く煙っております。去年は乗鞍岳が見えたんだけどなあ。とか思いつつ、落車だけはするまいぞ、と。しかし、順位は上げたい。

20130901_074248_p1050375場内アナウンスで、男子Fクラス第2グループのスタート前カウントダウンが始まります。1分前のカウントダウンで、カチャカチャとクリートを嵌める音が鳴りはじめますが、濡れてると、滑ってしまってクリートをはめるのも一発では効かないことが多いんですよねえ。イヤだイヤだ。

で。号砲。鳴ったのかな。とにかく、スタートしましたが、なんか去年よりペースが速い。みんな狭いスペースにもどんどん突っ込んできます。どんどこ抜かれていきますが、この道幅でその突っ込みは怖いわ、と、まず恐怖する私は気にしません。

路面はびしょびしょ、所により水たまり、段差があると表示されているところは、滑りやすそうなゴムシート敷き、最初の1㎞ぐらいは、自分がずるずると順位を落としていることが分かります。我慢ガマン。滑るの怖いよー。

20130901_084344_p1050395スタート地点からちょいと走って視界が開けてきたあたり、周りの人もあるていどばらけてきました。心拍数90に満たない程度、そろそろ回し始めてもいいかなー、と。昨年は、ただひたすらに道路の左側を走っておりましたが、前の集団はどう見ても、自分のペースよりは遅い。ので、右側から抜いてもいいかもしれない。うん。抜いちゃうぞー。

だんだん体が温まってきた感じ。時折雨粒は落ちてきますが、一瞬空が開けて明るくなる。去年は、なんだか淡々と一人で走っていたような気がするんですが、今年はなんだか常に前方に新しい集団が、自分のペースと同じか、ひょっとしたらちょっと遅いようなペースで出てきます。抜くしかあるまい、と。ところが、いくら抜いても抜いても、前に集団がいます。んぎゃぎゃぎゃぎゃ、って気になってまいりますな。しょうがないので、抜く。

走行しているうちに、「右っ」って声をかけて、すんごいスピードで追い抜いて行くかっちょいい、シャープなお兄ちゃんがいます。全く後に付こうなどという幻想が浮かばないくらい、圧倒的なスピードであります。あれはいいの、あれは別の生き物なの。そう言い聞かせて、なかったことにします。

一番悔しいのは、同じ4000番台を付けた、男子Fクラス、50代の人間に抜かれることですな。同じ集団でスタートして、抜かれていくわけですから、明らかに同じ世代で、私より速い。これは悔しい。その代わり、前にいた4000番台を抜けると、かなりモチベーションが上がります。

とは言いつつも、順位もタイムも気にはしているんですが、なによりも事故、落車が怖い。事故はしませんよ、ぶつかりませんよ、無理な走りはしませんよ。遠足はウチに帰るまでが遠足です。いいですか、みなさん。きちんとお家に帰るまで、マウンテンサイクリング乗鞍は終わらないんですよ。

と思いつつ、見てみると青いゼッケン、恐らくはチャンピオンクラスの人でしょうねえ。歩いている方がいます。座り込んでいる方がいます。DNF(Do Not finshed)ですね。パンクかなあ。足が攣ったという可能性もあるよなあ。残念だろうなあ。と思いつつ、ぜえはあしながら走っていくと、自転車をかついで登る二人組、後の人のホイールはぐにゃりと曲がっておりました。あれは、間違いなく事故だよなあ。限界付近で走る皆さんのリスクはハンパないですな。

私は遅いですけれども、遅いなりにも頑張ってしまうと、それなりのリスクはあります。とにかく、事故らないこと。今年の夏は事故らない。今年の夏は事故らない。ぶつぶつ唱えながら、上っていきます。途中の記憶はあまりありません。酸素が足りなくて、何しろ視界が悪い。自分の周りにいる人だけを見て、路面だけを見て、走っております。

20130901_080018_p9010061ただ、時折、日が差すので、虹が出ておりました。それはそれは鮮やかな虹でした。

第一チェックポイントの三本滝では、給水が受けられます。去年は苦しいながらもここでアクエリアスを受け取り、ありがたくいただいたのですが、今年はダメでした。飲めんのです。呼吸が止まるのが苦しくて、飲めない。二口飲んで捨てました。

ヒルクライム走行中の給水は、難しいですよな。顔振峠ヒルクライムで、給水もずいぶん練習していて、飲むコツをつかんだ、と自信があったのですが、今回はダメでしたなあ。呼気を吐ききった後ぐびっと飲むと、飲んだ後すぐに息を吸い込めるから、呼吸ができない時間が短くて済む、はずだったんですが、今回は自分のボトルも飲めない。

普段よりかなりペースが上がっていたのか、高度がいつもより高いせいで酸素が足りないのか、どっちかよくわからんです。とにかく飲みこもうと息が止まる瞬間にも脳への酸素が途切れて、ブラックアウトしそうになります。まあ、いいや、と。コースが短縮になった分、おそらくトータルで1時間程度の道のりです。それで、この気温。これなら、飲まなくても何とかなるだろう、と。

どんどこどんどこ登っていきます。第2チェックポイントを越えると、もうすぐゴールです。もうここでの給水は諦めました。その分、3人抜いた。と、姑息に考えます。と、対面にパトランプが見えました。救急車かな、誰か事故ったかな、と不安になりますが、よく見るとその後方にヒルクライマーたちの集団が見えました。どうやら下山の先導車です。

「あと少し」、「この先のコーナー、最後だよ」、「ラストラスト」と声をかけてくれます。もがきに入ります。が、気持ちはもがいていますが、客観的に言うと、ちょっとがんばって走っている、ぐらいのもんです。それでも、目の前に4000番台の方が一人いたので、ゴール前にこれを抜く!と決めて姑息にダッシュ。ゴールラインを越えました。

20130901_090448_p9010065例年と違って、駐車場があるわけではないので、その先の道路をずっと歩いて行った先の道路脇に荷物バスがあり、荷物を受け取って、折り返してくる。というのがイメージですが、何しろ人がハンパない。自転車を押して荷物バスまで進もうってのがまず無謀、バスまで何百メートルかある道路わきに、適当にスペースを見つけ、適当に寝かせて、歩いてバスに向かうのが吉。なんですが、後から来た人は、その自転車を置くスペースすら見つけられないので、渋谷の交差点並みに混雑した、そのくせ狭い道を、亀の這うようなペースで、バスに向かうことになります。

私は、わりと早い段階で自転車を置くスペースを見つけることができましたので、身軽になって、荷物を取り、防寒着を着こみました。ついでに補給食のミニ羊羹を1本食べます。食べなくても平気、と思ってたんですが、食べてからおなかが空いていたことに気が付きました。ヤヴァイです。判断力、落ちてます。

20130901_093419_p9010074で、折り返してゴール脇まで戻った時には、既にゴールライン上に、自転車がそれ以上前に行けない状態で、ビチビチに止まっておりました。そして、ゴール前最後のもがきをするヒルクライマーが、ろくに目も見えない状態で突っ込んできます。死ぬぞ、と。

さっき「がんばれ」、「ラスト」と声をかけてもらった我々は、今度は、「ゴール前、詰んでるぞ」、「スピード落とせ」、「あぶないぞ」と、最後の頑張りをしている人たちからすれば、ありがたいだろうけど、切ない声掛けをいたしました。「あれは可哀そうだよなあ」という呟きがあちこちから漏れておりました。まあねえ、数刻前の我々ですからね。1秒でもタイムを縮めようとここまであがいて来たわけですからねえ。

スタート順が速いか遅いか、これが運であれば仕方ないですし、自分の実力がなくて到着が遅くなった、これも仕方ないです。今回のゴール前混雑は、どちらでもない。とはいえ、大会関係者も時間のない中、必死の苦労をしてゴールの変更セッティングを行ってくれたんでしょう。仕方がない。残念です。

私のリベンジも、できませんでした。15㎞から先の5㎞。おそらく20分もみればいいだろう、とは思います。で、あれば1時間30分は確実に切っています。でも、実際は心折れて、足を着いていたかもしれません。25分かかっていたかもしれません。

20130901_100242_p9010080ただまあ、走ることができました。1年前から、リベンジすると決めて、ヘタれながらに練習を重ねて、走ってる間は苦しさのあまり、いつ脚を着こうか、DNFしようか、なんでこんな苦しいことをやってるんだ、バカじゃねえのか、と何度も思いつつも、ゴールに入った瞬間に、ああ楽しかったなあ、また1年、走り続けて、今度こそ本物のリベンジをしてやるぞ、と思うことができました。

ちなみに、レース結果ですが、おおざっぱに去年が300位くらい、今年は200位、100位とちょっと上がりました。タイム的には15㎞地点で1時間をちょっと越えたくらい。ひょっとしたらフルコースでの1時間30分切りはできたのではないか、と。まあ、よし。と言っていいんじゃないでしょうかね。去年よりは絞りつくしましたしねえ。ああ、面白かった。また来年。乗鞍Tシャツ買っちゃうぜえ。

蛇足でありますが、ゴール地点で待っていた奥さんが、血を流して倒れている選手の方を拝見したそうであります。戻ってきたのにねえ。遠足は、家に帰るまでが遠足です。最後まで、無事にね。怪我した方、DNFした方、あるいは事前の情報でDNSした方、また乗鞍でお会いしましょう。

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コメント

コンディションの悪い中、手ごたえがあったにも関わらず 完全燃焼の様な不完全燃焼の様な…心中お察しいたします。しかしながら 確実に進化されている御姿、スバラシイです。
帰るまでが遠足!まさにその通りでございますが、未だに「遠足のバナナはおやつに含まれるのか」 その疑問は難題ですネ。

50代になっても、いやもっと年をとっても戦い続ける男って、かっこいいですね。
時々顔を出す弱気な自分とも戦いながら、こうして人は強くなっていくんだなって思いました。

僕なんかは足下にも及ばないんですが、車庫に5年程も吊るしっ放しになっているヨット(ディンギーっていう2人乗りの小型なんですが)を何とか一人で積み降ろしできるようにして、練習を再開しようと考えています。
せっかくオークションで手にいれたのに、車を乗り換えたせいで積めなくなっていた(という理由で放置していた)のですが、安価で車載できる装置を作っている人を発見したのを機に再開する事にしました。
嫁や子供は、あの傾きに恐怖心が抑えられずずっと拒否されてきましたが、娘も5年生になり水泳の選手に選ばれるくらいには成長したので、ウエットスーツとライフジャケットで生命の保証をしてやれば、下手な練習にも付き合ってくれるのではないかと期待しています。
来週あたり積載装置が出来上がるので、僕も僕の男の闘いに参加してみようと思っています。
といってもレースなどに出る事は絶対にないのすが・・・・

Kaniyaさん、どもです。なんちゅうか白黒付けたいところですよねえ。まあ、行けただろう、という感触はあります。ありますが、気のせいだろうと言われると、反論のしようもない。そこがまた悔しいところでしてねえ。
ちなみに、ここだけの話、リベンジのために新兵器投入の噂もあります。

ムーンb さん、お久しぶりです。
私の知人の60代後半の男性、週に3日はヨットを出しているそうです。やはりディンギーだそうですが。私には怖くて無理です。山でも道路でも、転んでいれば誰かが見つけてくれそうですが、海だとなあ。海だと、魚に食われて終わりだもんなあ、と。その方と話していました。彼は、そんな遠くに行かないし、ライフジャケット付けていればそう簡単に死なないよ、とは逝ってましたが。自転車やヤマとはまた別の勇気がいりそうです。

なんかにチャレンジし続けること、人それぞれの課題があり、目標があって、生きていく。そういうことで、またよろしくです。

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