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« 長野県塩尻市にヘルメットを買いに行った話 LASER BULLET2.0 | トップページ | ツール・ド・美ヶ原2019 と言っても今回はフォレスターの運転支援システムの話 »

2019年6月25日 (火)

ツール・ド・美ヶ原に向けて試走する 初老の緩クライマーの折れない戦略

Img_4616  まあ前回にお伝えしましたが。別に試走してどうこうできるとは毛頭思ってません。直前に走ったって消耗することはあっても強くなることはない、そういうお年頃。タイム短縮を目指すようなヒルクライマーはここを読んでも何の参考にもなりません。生きてるだけで丸儲けと言ったのはお笑い界の巨匠ですが、初老のぼくらにとっては走れるだけで丸儲け。そこからです。

 

美ヶ原試走に行く場合、スタート地点は浅間温泉の松本市営野球場ですが、思想の時に松本市営野球場の駐車場は使えません。松本市総合体育館の駐車場を借りることになります。といってもスタート地点までは数百メートル程度。ウォーミングアップにもならない程度の距離です。

 

同行のじょーくんは「ヒルクライムレースには全く興味がない」、「速く走ることには全く興味がない」というランドヌールですが、速い遅いというのは相対的なものでねえ。サニブラウン君が速いと言ってもチーターに勝てるわけではないし。何と比べてって話でしょう。じょーくんが速くないと言っても初老の緩クライマーと比べての話ではないですから。知ってます。そもそもじょーくんの自転車、ヒルクライムする人間には考えられないくらいの装備品が付いてます。巨大なサドルバッグ、フレームバッグ、ボトル2本にツールボトル。ライト2個に、サイコンにスマホ。たぶん3㎏くらいはある。これだけの装備をもってぐいぐい上っていくパワーがもともとあって、さらに効率よく走る技術もある。とりあえず道が分かれるところまでは一緒に行くにしても、そっから先は、じょーくん、僕の屍を越えて行ってくれたまへ。

 

さて。ツール・ド・美ヶ原。何度か記事にしましたけれど。ゲキサカで有名なヒルクライムレース。まず街中の数百メートルは平坦。山に入る手前から6%程度の坂になり、数十メートルの短い住宅街を抜けるといきなりの山道に入ります。ちなみに、じょーくんには予想通りこの辺りでぐいぐいと引き離されていき、姿が見えなくなりました。こっから先は一人です。

 

さて、こっからだ。こっから坂全開。正直、ここがなければツール・ド・美ヶ原が激坂を名乗ることはない、という区間。いきなり10%を越え、ぐいぐいと斜度が上がっていきます。直線で見通せる場所で、つまりカーブのイン側とかのきつい場所ってわけじゃなく、普通にまっすぐに見えてる場所で20%を越えて行きます。最大で23%とか24%とかの表示が出ます。それがずっと続くわけではないんですが、18%からの23%で、17%に戻る、というような感じで、2㎞程度はその状態が続きます。

 

ここは、心が折られます。後ろ側ギアが25Tとかの小さい奴だと、とても踏み切れずに、脚をつく羽目になりがちです。いったん足をつくと、激坂を越えた場所まで行かないとリスタートできません。スタート地点から3㎞を越えるあたりになると、坂はようやく12%程度の、普通にきつい坂に戻ります。去年のぼくは、後ろのギアが28Tでなんとか上り切りましたが、心の中では何度も足をつきました。

 

Img_4635今年のぼくは、リアのギア、一番大きいのが30T。ゲキサカ区間を軽々とクリアできるってわけではないですが、ぜえはあ言いながらも心の中でも足をつかずに上り切りました。美鈴湖を挟む1㎞ほどの区間は平坦、下り基調なので、ここでは速度を上げたいところ。しかし、そんなことをやっていいのは心肺が強い強者のみ。ぼくみたいな緩クライマーは、ここはきっちり補給すべきです。

 

心拍が160越えている状態、上っている途中で水分を摂ろうとすると、窒息して死にそうになりますよ。そもそも160越えてる状態って、酸素が足りなくて、必死に息をしてる状態でしょ。水を飲むって、普段は意識してないけど、飲んでるその間は息を止めているんですよ。必死で息をしているときに、息を止めて水を飲むって、いやいやいや酸素くれよって。死ぬよ。酸素ないと。だから足を止めることができる下り。多少そこで速度が落ちても、水を飲もう。

 

や、これは走れる人の話じゃないですからね。とにかく。走り切ることが目的の人の話です。美鈴湖を抜けると、楽になります。いやあそれも語弊があるなあ。普通のヒルクライムレースになりますってだけで。普通に15%超えてくるし。ただ何か所か、アップダウンになる場所があり、そうした場所で、同様に補給をしておく。

 

タイムを上げたい場合は、目標となる人を決めて、ついて行くってのが分かり易く自分の限界を上げる手立てになります。が。ちょっと気を付けなきゃいけないのが、ドラフティングとかトレインとかいう技ですな。

 

ドラフティングというのは、誰かの後ろにくっついて風よけになってもらい、楽に走る手法です。これね。まあ実力勝負ってことで考えると、ある意味ズルですよね。だからトライアスロンでは禁止されています。でもロードレースだと、チームで走ったり集団で走ったりする中で、ドラフティングをうまく使うこと自体技術の一つとして認められています。とはいえ、知らない人の後ろで楽をし続けるってのはどうなのよ、ってのはありますよ。

 

ところが、ヒルクライムだと微妙な部分もあります。まずヒルクライムにドラフティングは効果があるんか、って話です。ヒルクライムの、ぼくらみたいに10/hを切るようなのろのろ亀レースの場合、誰かの後ろにくっついても、風よけになるほど風がない。つまりトレイン組んでいる形にはなっているけど、ドラフティングにはなっていないってことが十分にあり得ます。

 

それにトレイン組みたいわけじゃないけど、渋滞する坂道の部分で、人の後ろにつかざるを得んでしょ、って話ですよ。そんな太い道を走るわけじゃないし、その中で走りたいコースも重なる。人の後ろにつかないってこと自体が無理でしょ、と。だから、ある程度のドラフティングというか、勝手にトレイン状態になるのは仕方がない。それはお互い様の部分でもあります。

 

ただし、例えば美鈴湖の手前くらいからの下り基調の場所。ここでは30/hを越えるのは難しくありませんから、ドラフティングで足を温存する、それは効果があります。あるからこそ、マナーが必要なんだろうなあ、と思うわけですね。ベストは、声をかけることです。ドラフティングの効果がありそうな場面で後ろに入る場合は、一声「後ろ付かせてください」のように。

 

これは、マナーとしての効果のほかに、安全面でも意味があります。すぐ後ろに人が付いていることを知らないで走っていると、急減速や急なコース変更をすることがあるかもしれません。上っている途中で突然足をつくかもしれません。上り局面では大きな事故にはならないでしょうが、下り局面だと大きな事故につながりかねません。

 

ぼくは上りでも下りでも、誰かを目印にするときは、真後ろ、直後にはつかないようにしています。バイク1車体分横にスライドするか、前のバイクの後ろに一台分以上のスペースを開けるようにしています。まあ、それはぼくの反射速度が鈍いのを知っているからでもありますがね。渋滞しちゃったりすると、ほんとドキドキしますよ。どんくさいのでね。

 

Img_4625 さてと。美ヶ原のコース、21.6㎞あるんですがね。場所によって斜度が全然違うので、全部を同じようなペースで走れるわけじゃないです。当たり前です。最初の3㎞なんかとんでもなく時間がかかるので、3㎞走った地点での時間を7倍しちゃうと、もう心折れるようなタイムしか出ません。一方、最後の3㎞程度は平坦とダウンヒルが入ります。ここは最高で50/hくらい出てしまう場所でもあります。

 

最後のダウンヒルの途中でぐいんと曲がるカーブのあるところ、調子こくとぶっ飛びます。去年、目の前でぶっ飛んだ方を見ました。この辺りも含めて、コースの詳しい紹介は楓鈴ちゃんのブログを見ていただくと詳しいので、そちらをご覧ください。要するに、真面目に走るならキューシート作れ、ということです。走り切れれば御の字のぼくなんかとしては、そこまではやんないですが、だいたいこの辺りでこの時間、程度のことは押さえてた方が、気持ちがおれないです。

 

今回の試走のタイムは昨年より10分短縮。絶対タイムを言わないのはせめてものプライド。ツール・ド美ヶ原のぼくのベストより15分くらい遅い。試走なんでね。一人で走っているときはどうしてもペースが落ちます。じょーくんに付いていって15分短縮する予定でしたが、激坂で千切られてしまいましたからね。15分の短縮は無理としても、本番ではうまく目標となる選手を見つけて、気持ちが折られないようについていければ、あと10分は短縮できるだろう、と踏んでます。

 

まあ、そんなこんなで、すぐに本番なんですが、さてねえ。天気がよろしくない。雨がパラパラ落ちてくるくらいなら出ますけど、路面に水たまりができている状態なら、出ないですなあ。試走の時の曇り空でさえ寒かったですからね。遊びに行くんだから無理はしない。遊べる状態なら、そりゃまあがんばっちゃいますよ。本気で遊ばないとつまらないからね。

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