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2020年8月18日 (火)

道央-道東サイクリング2泊3日の旅④使って良かったものいろいろ

Img_0139 じゃあ今回の旅で使ってよかったものの話、しますね。旅慣れた人には当たり前のことでしょうが、いくつになっても発見は面白い。順不同です。

 

まずPEKOさん謹製ウルトラ軽量縦型輪行袋。薄くて強い。扱いやすい。軽い。国内飛行機輪行ならもう十分。飛行機から降りた後も、荷物になるということがないから、ずっと持っていて、いざというときのエスケープルートになる。オーストリッチ製の輪行袋も持っているけど、L-100の1/4以下の体積しかない。とにかく持っていることが負担にならないというのが圧倒的です。

 

Img_0201_20200818221301 オルトリーブ9901シートパックL。これは良かった。防水性、安定性、使いやすさ。さすがの製品。値段なりの価値があります。ただ1点、空気抜きのバルブですが、バルブ自体を引っ張って開放、押し込んでロックというものなんですけど、この引っ張るってのがとても指先の力がいります。力の弱い人には絶対無理、ってレベル。バルブの突起に穴が開いてるので、ここにフックか、あるいは小さいカラビナを付けちゃえばクリアできると思います。

 

良かったもの3つ目。当たり前っちゃ当たり前なんですが、SPDシューズとペダル。普段使ってるSPD-SLペダルと交換してSPDにしたんですが、これは正解。SPDシューズだとそのまま観光地を歩いたり飛行機に乗ったりできますから、とても楽。SPD-SLにして軽いサンダルを持っていくって人もいるようですけど、正直メリットがわかんない。荷物が増えるし、履き替えも面倒だし。パワーの伝導効率なんて、素人レベルじゃわかんないですからね。

 

Img_0296 まあそれを言えば、フラットペダルで行くってのもありかな。ただ、クリートでペダルに脚が付いている状態に慣れていると、フラットペダルってなんか不安定感が強いかな。ぼくがフラットペダルをもってないだけで、フラットペダルがあるなら、ツーリングにはいいかもです。

 

その4。パールイズミのカジュアルジャージ。やっぱり何日か続く旅行でも自転車で行くとなれば荷物は最小限にしたい。速乾性のウエアなんで、宿で洗濯して毎日同じものを着る、ということになります。じゃあどのジャージを着ていくかってことで、普段来ている体にフィットするジャージではなくて、少し緩めフィットのカジュアルジャージ。これだと、ご飯を食べるお店に入るにしてもセコマに行くにしても、ちょっと普段着っぽい。ご飯を食べてもお腹が即座にぽっこりするってほどではない。緩緩した感じが、旅にはいいと思います。などと言いつつ、買ったときは、いつもフィットしたものしか来たことがなかったので、ゆるゆる感に驚いて、間違ったと後悔してましたが。や、良かったわ。

 

ついでに、パンツも普段履いてるビブショーツではなくて、ハーフパンツにインナーパンツの組み合わせ。自転車を降りた時に普段着に近いってのもあるし、もし転んでパンツが裂けるような状況があった時に、ビブだと残り期間をお知り出して走ることになりますからね。その点、ハーフパンツにインナーの組み合わせだと、いざというときにも心強い。

 

Img_0245 その5。ビジネスホテル。通称ビジホ。ビジホと言ってもピンキリで、いいところもあれば良くないところもある。狭かったりくさかったり。ただこれまでもビジホは使ってきましたが、今回は違う視点で、ビジホっていいじゃん、って思った話。洗濯機がある。これね、普段の旅ではほとんど洗濯機なんて使わなかった。何か洗う必要があっても部屋で洗って、部屋に干す。その程度です。

 

ところが今回は、毎日来ていたものを洗って、翌日には確実に乾いていてほしい。速乾素材ばかりなので乾きは早いというものの、手絞りでは水分が大量に残ってしまう。化学繊維だから乾燥機はいらないけど、脱水機が欲しい。脱水機があればなんとかなる。

 

ビジホって出張族の連泊も当たり前ですから、たいてい洗濯機や乾燥機があります。これがとてもありがたかった。ひだか高原荘はビジホではないけど、連泊想定の宿なので、洗濯機も乾燥機もあります。

 

逆に、普段泊まるのにちょっといい宿、いわゆるシティホテル、今回で言うとANAクラウンホテルは洗濯を自分でするなんて想定がないので、ランドリーサービスになってしまいます。これは逆に困りましたね。ホテル自体は快適でも、自転車旅行には向いてない。

 

まあ自転車旅行の場合、民宿というのもいい選択だなあ、と思います。ご飯を食べる場所がないようなところはそもそもビジネスホテルもないでしょうけど、疲れて宿について、どこか外に食べに行くってのも面倒くさいよね。ご飯を出してくれる民宿は、いいなあ。北海道の民宿ってご飯がおいしいってイメージがあります。いやまあピンキリなんでしょうけども。

 

Img_0198 6つめですが、めだたんぼー。これは今やSNS自転車界を席巻していると言っても過言ではない製品。自転車乗りは、どっか出かけると写真に自転車を残したい。ところがロードバイクってスタンドがない。自立しない。でも自転車には立っていてほしい。

 

そこでいくつかの方法があります。壁やガードレールなどにもたれかけさせる。これが一番安定します。ただ壁もガードレースもどこにでもあるってわけではないし、それに見た目がよくない場合も多々ある。

 

ちょっとだけ高等技になるんですが、ヘルメットや段差を利用して、ペダルを固定して止めるって方法もあります。ただ、あまり安定しないのと、ヘルメットでこれを多用すると、ヘルメットに結構傷が入ります。

 

さらに高等技で、ペダルの付け根、クランクシャフトって場所に穴が開いてるんですが、ここに棒を差し込んで立てるって方法もある。ただこれもあまり安定しませんし、ちょうどいい長さの棒がない。持って歩くには少し長めの棒でないと、うまく立たない。普通はそこで諦めるんですけどね。

 

りょうちんさんという方が、もうちょっといいものを作ろうってことで作った、アクリル製のスタンドです。これの秀逸なところは中継ぎ式にしてコンパクトにしたことと、透明なアクリル製にして、スタンドがぱっと見には見えなくしたことです。で、実はもっとすごい着想だなと感心しているのが、このスタンドを使うときに、付属のベルクロテープを使ってブレーキを効かせた状態で固定する、ということを使用法として明確にしたことです。これは気づかなかった。棒を差し込んで立てるにしろ、ヘルメットで支えるにしろ、あるいは壁に立てかけた場合でも、少しでも自転車が動いてしまうとあっという間に倒れてしまいます。ブレーキをかけただけで、これが飛躍的に安定する。それをベルクロテープって方法で簡単に実現した。ここが成功の大きな鍵じゃないですかね。

 

実は昔、ぼくもアクリル棒で自作したんですけど、あっという間に倒れてしまって、こんなんダメじゃん、でヘルメット固定派になったんですね。それがすっかりめだたんぼー派。素晴らしい。

 

Img_0771 Img_0772 で、最後にこれ。ブラックダイヤモンドのシラス9ってバックパック。バックパックなんですよこれが。握りこぶしの半分もない、卵くらいの大きさにまとまるバックパック。広げたときの容量9L。重さ30g。いやね、荷物は背負わない旅っていいましたけどね、いざってときがあるじゃないですか。コンビニで補給食ちょっと買って、でもシートパックにはもう詰めたくない、ってことがある。今回もひだか高原荘に泊まる前にセコマで夕食を買い込んだものの結構かさばって、ってことがありました。

 

そんなときにこれ。広げるとちゃんとしたバックパック。ショルダーストラップの長さ調節もできるし、チェストベルトも付いている。山に行くメインザックには使えないけど、アタックザックくらいの使い方なら十分です。普段はオルトリーブのシートパックにお守りのようにぶら下げておいて、必要なときにさっと広げる。ちょっとお高いですけど、なかなかの実用性かと。

 

あまりにコンパクトでなくしそうなので、Tileって落とし物タグをつけて、いざというときにはこれを鳴らします。万が一、バッグごと持っていかれるようなことがあっても、Tileついているので見つけやすい、という防犯上の意味もありますがね。

 

まあほかにもちょろちょろあるんですが、説明したいのはこんなものか。旅はね。行く前の準備であれやこれや考えるのが好きです。そこも含めての旅の楽しみかなあ。

 

旅の後半は、奥さんと一緒に道東を車で回りましたが、実はそっちのプランニングは奥さん担当。これはこれで、何があるのかサプライズがあって、楽しみましたけどね。気力があったら、そっちの記事も作りましょう。

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