Twitter

  • https://twitter.com/tuka_kaku
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー「ツール」の4件の記事

2013年7月28日 (日)

プロクソン ミニルーターセットMM100 No.28525-S  はこんなことをするための道具ではない たぶん

余計なものなどないよねぇ~。

昔、チャゲ&飛鳥のファンだったんです。が、チャゲアスも私も若かった。今なら分かる。余計なものはたくさんあります。人生が残り少なくなってきたら、それらをどうそぎ落としていくか、いかにシンプルに生きるか、そゆことでね。

余計なものを切り捨てようね、という話。何が余計が、つうと電動工具類、です。モノ好きには工具ってのは、とても魅惑的。です。対して使いもしないのに、つい見入ってしまいます。まあ、ネジザウルスとか、そうそう使うもんではないですけれど、これがないとどうしようもない場面が、一生に一度あれば、それはそれで存在する価値がある、とも思います。

で。うちにある電動工具なんですが、昔、一時木工に凝った時期がありまして、電動ジグソー、電動インパクトドライバ、電動サンダー、電動丸鋸、電動ドリル、なんてものがあったりします。当然、半田ごてもありますが、旨く使えません。てへ。

モノ作りは楽しいけれども、マンション暮らしでは限度があります。加工場のスペースをどうやって確保するか、って問題があります。ベランダでやるのも手なんですが、電動工具を使うとなると、特に夏場はご近所様に多大なるご迷惑をお掛けすることになります。しかし、塗装工程ともなると、室内というわけにも行きませんしなあ。

というわけで、工作とは徐々に疎遠となっていたので、新しい工具を買うことは諦めていました。自転車用工具で我慢しておったのです。が。ちょいと欲しいものが一つ。小型のルーターです。でもね。使う用途がない。いくらなんでも用途のないものを買うわけにはいきません。

20130728_075523_p1050260さてと。キッチンをリフォームしましたよ。と。なかなか使い勝手が良いところもあり、思うように行っていないところもあり。それが既成の引き出しの仕切り板です。ここは、どんな仕切り板を作っても、恐らくは正解というものがないでしょう。ウチがよく使う調味料類と、よそさまがお使いになる調味料類は違う。違う以上は、仕切りの大きさも異なる。

で。ウチのキッチン、TOTOのリシェルですが、実はこれはオリジナルの状態ではありません。

つうのは。ポケットの形状であります。手前にポケットが三つに分かれてあります。実は、このうちの真ん中のポケットは、一番手前のポケットのように仕切り板が横に入っておりました。

20130403_075615_p4030035このポケット部分は、もうこれで決まりなんですね。仕切り板を外したり、オプションで別のポケットが売っていたりするわけではない。ですが、この真ん中のポケット、ウチの場合は、これがあからさまに邪魔なんです。ちなみに、この写真は3つあるうちの一番小さなポケット。今回はこれには手を着けてません。が、手を着ける前の状態が、これしか残ってなかったので…。すんません。

真ん中の大きなポケット、これも同じようにしきりがあるんですが、邪魔でしょうがない。仕切りがあるせいで、大きな調味料類が入りきらない。念のためにオプションで入れ替えの出来るポケットを販売していないかと、TOTOに問い合わせましたが、ない。当然でしょうなあ。3Dプリンタでも使わなきゃ、そんな少量生産に対応できるはずもない。

どうしようか、と悩んではみたものの、交換することができない以上、諦めるしかない。使い方を合わせるしかない。

と、思ったんですけどね。ふと閃きました。これ、プラスティックだよなあ。加工できないかなあ。今ある電動工具でなんとかならんかなあ、と思って試し始めたんですが、ポケットの幅が狭いので、通常の工具は刃が当たる位置以前に、工具が入らない。

20130403_074745_p4030032そこで浮かんだのが、マイクロルーターと呼ばれる趣味工芸用の、このルーター。プロクソンという、ホームセンターなら結構扱っているメジャーな製品です。これに直径が3㎝ほどの丸鋸刃を付けて、削れば行くんじゃないの、と。よし、マイクロルーター買うぞ、と。

頭の中ではマイクロルーターが唸りを上げ、ギュンギュンと仕切り板をきれいに切っていく光景が浮かんでいます。ね。これなら可能。これなら簡単。あれやこれや苦労する代わりに金使って解決しちゃえばいいんだよ、と。姑息とも余裕ともとれる思考がよぎります。ああ、なんて頭がいいんだ。俺様は。

物事、そううまく行かないって。まずね。プロクソンのルーターにもいろいろありますが、安いものはパワーも弱いし、連続運転時間も短い。電動工具はそういうもんです。高いものを買っておくに越したことはない。とは言え、マイクロルーターにパワーがありすぎるのもどうなんだ、ってのはあります。扱いづらくなります。で、交換用の刃。とりあえず、プラスティックなんか、なんでも切れるだろう、荒い砥石状の円盤、これでいくかな。

20130403_075554_p4030034いきゃあしねえ。さすがTOTO。プラスティックの棚板も堅牢なこと。切り始めてわかりましたが、板の厚みが5㎜はある。砥石の刃でも切れなくはないですが、まあ切れないこと切れないこと。何より工具を入れるスペースが狭いので、作業する角度が非常に限られます。電動丸鋸で板を切るような、チィーンと丸鋸が進んでいく光景を思い浮かべていたんですが、とんでもない。せいぜい一度に進めるのは3㎝程度。それ以上進もうとすると、工具の角度が変わるせいで、プラスティックが刃を噛んでしまうのです。

こうなるとモーターに負荷がかかりすぎて、あっという間に保護機能が働き、モーターが止まります。モーターが冷めるまで1時間くらいはほったらかしておく必要があります。しかも、この荒砥の刃は、その性質上、脆い。どんどこどんどこ、作業中に割れていきます。心の方も折れそうです。とは言え、一度刃を入れてしまった棚板は傷だらけで、そのまま使えるような代物ではなくなっています。

20130403_080041_p4030036やるしかない。後には引けないのです。1㎝ずつでも削っていけば、いつかはなくなる。そう信じて進めるしかないのです。が。荒砥の刃じゃらちがあかない。そこで再びホームセンターに行って、工具売場を眺めます。ってと、直径35㎜の金属製鋸刃があるじゃありませんか。どのみち、これだって消耗するに違いない、と思って何枚かセットになっているものを探します。が。なぜか、なぜか、35㎜3枚セット、のような商品が存在しないのです。35㎜単体もない。35㎜、25㎜、15㎜の3枚セットなのです。これは。どうしたものか。しかしカタログを見ても、これしかない。35㎜が欲しいのであれば、これを買うしかないのです。

板厚が5㎜。25㎜直径の丸鋸でも行けそうでしょ。ダメなんです。芯の分があるので、25㎜では刃の高さがギリギリで、ちょいと斜めにあてると貫通しない。もうね、すっかり諦めて、3枚セットを買いましたよ。で。これならどんどん切れちゃうぞー、って。

そんなに甘くないって。TOTOのリシェル、剛健だぜえ。硬いこと堅いこと。棚板削るのに1週間がかり、毎日1時間ずつ、ずっと削っていました。斜めに刃を入れて3㎝、対角から斜めに刃を入れて3㎝。これで9平方センチメートル、時には1㎝×1㎝。少しずつ鋸刃上に削っていく作業を延々と続けました。

ときどきルーターのパワーに負けて、手が滑り、削らなくていい箱の部分に、チィンと刃が当たります。もういいや。どうせ誰も見ないんだし。と思ってひたすら削る。永遠に終わらないような気がしてきましたが、何事にも終わりは来る。

20130728_075512_p1050259仕上げは汚いけど、実用上は問題なし。これでよし。力任せに引きちぎった部分もありますが、良しとしましょう。仕上げには、やすりをかけますがね。ちょっとだけしか変わりません。やすりもかけづらい狭さであります。ともかくリシェル、カスタマイズ完了です。人力では、無理ですね。電動ルーター様様であります。

プロクソン マイクロルーター、リシェルの棚板を削りたい方にはお勧めです。

嘘です。こんな使い方には誰も勧めません。やはり本来の工作工芸用としてお使いになるのがよろしいかと。その後ですか。ええ、ええ。当然、引出の中で冬眠中であります。眠りから覚めることがあるのか、プロクソン。それは、誰にも分からないことであります。

2011年2月 4日 (金)

エンジニア ネジザウルスGTに助けられる

あり得るのか、と思うような出来事が起きる。それが現実の厳しさです。

車載工具って、ありますよね。最近はコストダウンと整備のメンテナンスフリー化によるものか、ほとんど付属されなくなってきました。せいぜいが、タイヤ交換に使うジャッキとレンチ、くらいのもんですか。まあそれもたいしたもんじゃない。あ、いや高級車のことは知らんです。買ったことがないので。

で、ですな。実際自分でボンネット開けてレンチを回すなんてことは、今は趣味でやる人でもない限りありませんし、トラブルがあったときにしても、今の車のボンネットの中、入り組んだ配線と配管でびっちりと埋まり、とても素人が手を出せる分野じゃありません。

車に重大なトラブルがあったとき、車載工具があったからどないや、って話です。しかしですよ。だからといって、車の中にペンチの一つも積んでなくていいのか、と思いませんか。困ることだってあるでしょうよ。車載工具を使うってのは車のトラブルに限らない

工具って、鋏一つにしても偉大です。鋏が工具かどうかは別として、直径3mmの細引きを切ろうとしたって、鋏一つがあるとないとではえらい違いです。実はオートキャンパーにとって、車載工具はけっこう便利だったりします。はさみ、ペンチ、金づち、カッター、いざというとき頼りになります。

20110204_142354_p1020652 そんなこんなもあって車載工具も欲しい、と思うわけですね。まあとりあえず使えるものがひとそろい、そろっている安いセットものでいいか、とか思います。というわけで、車に積むモノですんで、ケースの大きさ重視で、こんなもの購入しました。980円なんてものはさすがに怖い。ちょっとだけ色を付けて、2480円くらいのものをホームセンターで購入しました。

ところがねえ、安いもんは安いなり、肝心な時に裏切られることがあります。

で。ここまで前ふりです。まだまだここからも前ふりです。はい。

で、ねじを回していたんですよ。工具セットに入ったラチェットドライバにプラスねじのビットをつけてね。外そうとしてるのはトラス頭の直径3.5mm程度の普通のねじ。そんなに長いねじでも固いねじでもない、回し始めはちょっと力を入れます。ところが、その瞬間にパキっという音が聞こえました。で。ドライバが空回りするようになりました。あれあれあれ。なんだこりゃ、とドライバを見ると、ドライバの先端部が欠けています。えっと。そうか、ビットが割れたんだ、と。こんなことがあり得るんですかね。あり得るんです。

仕方ないって、新しいドライバビットを装着して回そうとしたら、やっぱり回らないんですよ。

よくよくねじを見ると、ねじの+孔に、かけたドライバビットの先端が入り込んで固着してしまっています。叩いても穿ってもどうにもならない。完全に固着してます。回しようがないんです。あり得るのか、こんなことが、って思いますよ。しかし、あり得る。で、どうします?

20110204_144251_p1020653 そこで、これの出番です。ネジザウルスGT。パッと見、ただの細身のペンチに見えますが、実は先端部に違いがあります。通常のペンチは先端部のフラットな直線と平行に、横に溝が切ってありますが、ネジザウルスは垂直に、縦に溝が切ってあります。

ネジ穴をつぶしてしまった時、普通のペンチでネジをつかんで回そうとしても、滑って空回りしてどうにもなりません。ところが、ネジザウルスだと縦に溝が切ってあるせいで、ネジの外周をがちっと噛みこみます。で、ネジが回せる、というわけです。当然、+ドライバで回したのと違い、ネジの回りに食い込むわけですから、ネジはある程度潰れて変形します。そのネジを再利用することはできません。いや、ネジザウルスで締めこんで、またネジザウルスで緩めるってことはできるでしょうが、あまり現実的ではありませんわな。

20110204_144343_p1020655 ただ、ネジ穴をつぶしたネジは、つぶした時点でどうにもならないわけですから、少なくとも外せるというだけで、大助かりです。普通のペンチだと、ねじのヘッド部をつかもうとしても空回りしたり滑ったりして、どうにもならず泣きそうになりますが、ネジザウルスを使うと、なんか、こんなに簡単に回るの?ってくらい簡単に、当たり前のように回ります。

ひょっとして普通のご家庭なら、ネジを回すなんてことはそうそうないのかもしれませんし、ましてネジ穴をつぶすなんてことは、一生のうちそうそうないのかもしれません。ですんで、ネジを潰してからホームセンターにネジザウルスを探しに行く、というのでも十分かもですが、ちょこちょこネジを回すような遊びをしている方なら、買っておくのがお勧めです。

ところで、最近あちこちのメーカーから似たような製品が発売されました。私は工具のことはよくわからんので、ついついブランドイメージだけに頼ってしまいます。KTCいいな、とか思うんですが、そうはいいつつやはり元祖的な頑張りでこんだけメジャーにしたネジザウルスを応援したいと思うです。ちょっとKTC、今回はパチモン臭い商売の仕方だなあ、とね。まあこの程度、企業なら当然ですかもね。

それにしても、ほんとに安い工具はダメだなあ。安いもんは安いなりだなあ、とか思いましたよ。ついでにいうと、同じセットの中に入っていたラチェットレンチでナットを回したら、ソケットのクロームメッキがグニッと膜状にめくれ上がって剥がれました。この柔さはなんなんだって、思いましたよ。さすがに同じセットの中に入ってるウチの二つが1回の使用でダメになったら、セット自体信用できません。安いなりだとは思ってましたが、まさか一回の使用にも耐えないとは思いませんでした。

いい工具、欲しいなあ。と思って工具、ちょこちょこと増大中です。

2009年12月23日 (水)

KTC ツールボックス EK-1GG

今回わたしが言いたいのは次の2点。

①いい道具は、いい。
②いい買い物をしましたぞ。

つうことで、以下は読まなくてよろしい。上の2点をいかに延ばすか、みたいなことですよ。へっへっ。

P1000936 で、今回の買い物はこれ。KTCのツールボックス、つまりはお道具箱EK-1。色味を型番に追加するとEK-1GG。クリスマスカラー、つうか緑。まあこのシーズンに見るとクリスマスカラーですが、普段だと緑。そゆことで。

まあこういうブログを書いてるくらいだから、基本的に文章を書くことは好きらしい。仕事の一部でもあるしね。ちなみに、こゆ文体で書いてるわけではない。当たり前です。で、こういうブログを書いてるくらいだから、道具が好きらしい。道具ってもいろいろあるわけですが、乗り物も道具だし、家電も道具だし、カメラも携帯も道具です。んが、どうもね、この頃、なんつうのか、わたしは例えば調理をする道具なら、スチームオーブンレンジみたいな複雑な家電よりデロンギオーブンの方がずっと好きらしいぞ、ということがわかってきました。自分の入れた力がどう現われるかが見える道具、つうかね。

だから自動車より自転車が好き。ブレンダーより包丁が好き。そゆもんのほうが見ていて飽きない。家電とかもちろん好きなんだけど、ただ見ていて、いいなあなんて思えるわけじゃない。そゆことでね、工具とかも好きらしいんです。

こないだ買ったデジラチェ、があるじゃないですか。デジラチェ、いいですよぅ。すげく助かります。何度かシートポストの高さの調整をして、どうやら今時点で一番足が良く回るポイントを見つけられました。こりゃとても普通のレンチじゃ無理です。怖くてできない。そゆ意味で、すごくいい。

ただね。道具としての美しさ、みたいな点で言うと、正直、デジラチェは美しくない。プラスティック部のデザインがダメ、とかね。なんだろな、プラスティックがダメってわけじゃないんだ。ドライバとかで言うと、柄の部分が木でできたものよりプラスティックでできたモノの方が好きだもんな。測定部がブラックボックス化してるものがイヤ、みたいな感じもあるらしい。

実はそゆ方にはアナログなトルクレンチがあるんで、ほんとはそっちを買えばよろしいわけです。ただ道具としては、素人さんにも間違いなく使えるのはデジラチェの方。今回は道具としての美しさより、自分的な使いやすさの方を求めたんで、デジラチェで正解、には違いない。

でだね。デジラチェはデジラチェ本体だけでは使えない。先端に付けるビットが必要なわけですね。このビットが、個人的にはツボです。今は自転車によく使う三個しか買ってないんですけど、そのビットを手にとってしげしてと眺めたりしてます。金属部の光りかたとかね、形とかね、いいんですよぅ。工具っていいんだ、とか思った次第。デジラチェ本体よりむしろ眺める楽しみがある。

ここらへんで引いた方、特に女性方面にいまくるでしょうけどね。ラチェットレンチ、欲しいわ。使うところないけど、とか思って買ってませんけど、工具屋さんとかで手にとってしげしげと見つめてたりします。

さてと。そこで本題の一部に入る。そゆね、道具を買う。でだ。その道具があちこちに転がっていては美しくないわけです。当然、普段は工具箱とかの中に入れるんですけどね、今まで使ってた工具箱って、ホームセンターで2980円くらいで買った、プラスティックの、ノンブランドのでかい箱です。これはこれで悪くない。ただ美しくはない。家庭用のどこにでもある工具箱、でも美しくない。楽しくない。

どうやら自分は工具ってもの自体が好きらしいってことがわかって、お気に入りの工具を一つ一つ買ってみたいなあ、みたいな欲求を満たすのに、工具箱は何でもいいって、それはないだろう。

そんなことを思ってたんですね。しばらく前からホームセンターに行ったときは工具箱売り場とか覗いてました。で、工具箱売り場に置いてあるモノは大きく分けて二種類、と思うです。①とりあえず何にでも使えるよ、安いよ、みたいなプラスティック成型箱。②工具を入れろよガレージだよ、みたな真っ赤に塗装した重い鉄のかたまりみたいな工具箱。道具としてみると、魅力的なのは明らかに後者なんです。

んが。問題がある。お値段のことはさておいてもね。まず、金属の工具箱は例外なく重いってことです。中に金属の工具が更に入ったら、どんだけ重くなるんだよってことですな。それから、金属で作った箱ってのは、角がどっかしら尖ってるものが多い。狭いマンションの中で使うことを考えると、これ結構怖いんですよ。わたしらエラいこと鈍くさいんで、結構足の小指とかタンスの角みたいなところにぶつける。ね。それがタンスの角くらいならいいけど、鉄の工具箱の尖った角だったりとか想像してご覧なさい。血ィ出ますよ。皮むけますよ。ね、下手スりゃ肉もえぐれますよ。ああ、怖い。

そんなことを考えてて、4ヶ月くらいはずっと悩んでました。

そこで出会ったのがこれKTCのEK-1。たまたまラーメン食いに行ったお店の前に工具屋さんがありました。そこで特価セール、定価の53%OFFってことで並んでたこれ。13900円くらい。鉄の箱ですけどね、よく見てみると、角っちょが丸いじゃありませんか。なんとも。見ていて怖くない。これは、とかね。思ったわけです。しかも53%OFF。

だけど13900円。安いと見るか高いと見るか。工具に興味がない人にとっては、まことに馬鹿らしい値段。機能的には箱ですからね、2980円のプラスティック成型箱と何が違うわけでもない。しかし、美しいじゃありませんか。買うしかない、と思いました。思いましたけど、そこでポンと買えるほど思い切りがいいわけではない。お金もないしね。ほんとに安いのかどうか、よく調べなきゃ。

ってんで、おうちに帰って、ネットで検索。消費者にとってはいい時代になったもんですよね。型番をもとにググったりヤフったりして調べます。っても全ての検索をかけるのはあまりにも時間がかかるので、わたし的には三つのポイントを調べるだけで、ほぼ満足です。まずAmazon。ここである程度標準的な安値が出ます。それと楽天内で検索をかけます。Amazonと楽天で、常にどちらが安いってもんはない。その時々で、どっちが得意にしてるかみたいなもんはありますな。概ね、この二店で用は足ります。しかしね、マニアックなモノは、このルートだけだと危ない。念のためにググってもおきます。こちらはわりとあっさりとチェックしてますが、今回はこのチェックでヤフーショッピングのお店が引っかかりました。こちらのお店は、送料込みで12000円。ただし緑限定の特別セール。赤とか銀色とかだと楽天の方が安かったんですけどね。

でも。緑が欲しかったんですよ、実は。これはね。迷ってる暇ない。限定10個とか嘘かホントか知らんけど書いてあるし。確かに安い、と思うし。というわけで、お買い得なEK-1GG、12000円でお買い上げです。

これ、そこらのホームセンターに売ってても、22000円くらいしますぜ。これだって定価からすりゃ安いんだから買っちゃう人も一杯いるでしょうね。んでも。ちょこっと手間をかけると10000円もお安く買えてしまう。こりゃほんと商売人には大変だけど、いい時代になったもんだと思うです。

P1000941 さて。使い心地ですけどね。さっきプラスティック成型箱と変わらん、と言いましたけどね、やっぱり2980円とは訳が違う。美しいってのももちろんありますけど、角の処理がとても安心ってのもありますけどね。思ったほど重くない。持ち手とか造りがしっかりしてるから、しっかり安定して持てる。力がきちんと入るから、不安定さから来る無駄な重さを感じない、ってことがあるようです。それから、しっかりとした金属で構造を作ってるから、変なたわみがない。重いモノを入れても歪んだりたわんだりしないから、動きが軽い。総体としてかなり使いやすいもんだ、と思います。

ガレージとかがあるなら、でっかいツールチェストが欲しいですけど、ウチの中じゃ無理。そゆかたにはお勧めできます。がんばって12000円で売ってるところ、探してくださいの。あるといいね。よろしくね。です。

2009年11月22日 (日)

デジタルトルクレンチ KTC デジラチェ GWEC3-030A

買ったぞぉっ、ってな具合で久しぶりに気合いの入った買い物をしましたよ。久しぶり?うん、久しぶりです。

P1000683 これ、KTCのデジタルトルクレンチ、デジラチェGWEC3-030Aです。お値段だいたい18,000円くらい。高ぇ。と思うか安い、と思うかは人それぞれですが、まあ概ねの女性ならば、ハァってな値段ですし、たぶん工具を使わない男性でも同じ様な反応かな。しかし。自転車乗りなら、つうか工具好きなら安い、と思ってもらえるかもしれないですよな。

だいたい、これ何なの、っつうことです。デジタルはまあいいでしょう。アナログとデジタルがあって、デジタルな方です。わけわからんな。地デジとは関係ないです。

えっとね、ちょっと話を戻して、トルクレンチってもんの説明から始めた方がいいですかね。でもね、例によってあんまよくわかんないですから、適当な説明です。正確なことを知りたい場合は専門サイトに行った方がよろしいですよ、と言っておきます。

なんかネジみたいなもんを締め付ける工具がレンチです。うん。じゃあトルクって何かっつうと、この場合は締め付けるときにかかる力のことをトルクといいます。でね、トルクレンチってのは締め付ける力をこんだけって決めて締め付けることができるレンチです。どゆときに使うのかってえと、んとね。なんかぎゅっと締め付けてると、緩すぎてとれちゃったり、きつすぎてとれなくなっちゃったりすることがあるでしょ。まあ大雑把なもんだとそんなんでもいいんですけど、機械とか精密にやんなきゃいけない場合があるんです。そこで、トルクレンチ。

やっとデジタルの話に戻れますが、トルクレンチで締め付ける力の設定の仕方、ここをデジタルで測定し表示するのがデジタルトルクレンチです。で。そのデジタルトルクレンチってのは、このKTCってメーカーと、わたしの知る限りあともう何社かしか作ってないです。やっぱ工具であり計測器であり、またデジタルにした段階でコンピュータ技術もいりますし、そうそうあちこちから参入できるわけではないようです。で、事実上デジタルトルクレンチについてはKTCの寡占事業みたいになってるような。

いいんです、別に。ついでに言っておきますと、工具の世界にも一流があり二流つうかまあ三流、四流があるわけですよ。百円ショップなんかで売られている工具なんて、まあ値段を考えたらたいしたもんだけど、工具自体の精度とか強度とかって考えると、四流ですわなあ。しょうがない。中国とか安い人件費と材料で作られてるんだから、それはもう無理でしょ。いや、中国が悪いわけではなく、そゆものを求める顧客がいるわけだから。ま、そのあたりふれるといろいろと差し障りがあるかもしんないんで、さらりと流すのが大人ってもんですよ。

なんだっけ。あ、つまりね。一流の話ね。まあ世界的に見れば一流と呼ばれる工具メーカーはいくつかあるんですけど、すげえ高い。びっくらするほど高い。Snap-onとかね。ドライバ1本が何千円としますぜ。もうなんつうんですか芸術品です。憧れの品です。買えんわ。ってな一方で、日本の一流工具メーカーと言えばKTC 京都機械工具株式会社ってなわけです。うん。その日本の工具一流メーカーKTCが作ってるデジタルトルクレンチが、デジラチェシリーズなんですよ。

もうデジタルトルクレンチ自体の説明はいいですよな。本題に入らなきゃね。

でね。デジラチェすげえ欲しかったわけです。なんでかってと、自転車の整備つうほどでもないけど、まあ自転車の調整をしたい。わけです。自転車にはあちこち締め付けなきゃならん部品がある。先ほども言いましたけどね、それが緩すぎてはいかんのですよ。走ってる途中でパーツとか飛んだりしたら命がけですからね。怖い怖い。

てなことですから、ついつい強く締め付けたくなる。ところがね締め付けすぎると、今度はいろいろと不具合が出てくる。部品がとれなくなる、とかならまだいいんです。そゆことじゃない。最近の自転車の部品はカーボン樹脂でできてるものが多いんですな。これを締め付けて、ある一定の強度を超えると、割れるんですよ。金属部品なら強い力にたわんだりゆがんだりしてある程度力を逃がすんですけど、カーボン樹脂はそうはいかない。パカンと割れちまう。で、この割れちまう部品が高いこと高いこと。一回やったら数万円です。

経験ある自転車屋さんとかなら、規定の締め付け圧力で締めるためにはどの程度力を加えたらいいか経験的にわかっているようですが、やったことのない素人さんには無理です。シートポストを1cm上げたいってことだけのために自転車屋さんに行く。これはこれで別に悪かあない。悪かあないんですが、面倒くさいでしょ。たかが1cmなんですが、これ自転車に乗ってると意外と違いがわかるもんなんです。つうのは、以前自転車屋さんに行って1cm上げて貰ったときに痛感した。んでね。少しは自分で手をかけてみたいじゃないですか。んなわけで、ずっとトルクレンチ狙っていたんです。

で、調べてみると最近はデジタルのトルクレンチってもんがあるらしい、ってなことがわかりました。どうもね、デジタルの方が締め付ける機能以外にも、計測機能があったり、素人さんにも設定がわかりやすかったりとか、便利な機能が満載、みたいな話なんですよ。設定値まで力をかけるとブザーが鳴ってLEDが点灯して教えてくれる。こりゃもう、新しもん好きとしては買うしかないでしょ、とか思ってたんですね。

ところがですよ。トルクレンチっみたな測定器には、それぞれ有効な力の範囲があるわけです。まあわかりやすく言うと、重さを量るはかりにも、200gまでのものと2kgまでのものとか、100kgまで計れるものとかあるじゃないですか。要は精度との兼ね合いですね。体重計でケーキを作るための小麦粉計るやついないでしょ。で。トルクレンチも軽い力で締め付けることを前提としたモノから強い力のモノまでいろいろあるわけです。

さあ、そこで問題だ。自転車のパーツを締め付けるのに使うトルクってのは、実はかなり軽いもんなんですね。一般的な工具としてのデジラチェでは、そんな軽いモン用の設定ができない、つうことなんでした。あかんやん。

数値で言うと、まあ単位はあまり気にしないで、デジラチェの設定範囲は6N・m(ニュートンメーター)~。ところがわたしの自転車で言うと締め付け強度は5N・m。設定可能値以下なんですよ。まあ裏技じゃないけど、計れない訳じゃないんです。設定はできないけど、つまりブザーもLEDも反応はしないけどデジタル表示部に測定値は出るので、その数値を自分で見ながら回せばいいってことでね。

ただそれだとデジラチェのいいとこ、結構失ってる感があるわけですよ。どうしたもんかなあとかと思ってましてね。そんで。ずっと欲しいと思いながらも悩んでいたんです。自転車用の設定範囲をもったもんがないかなあって。思ってたわけです。

ところが。そこでようやくKTCから自転車用のデジラチェが発売になったんです。やはりここんとこの自転車ブームを受けてね、このブームに乗らんわけにはいかんだろ、と。そゆことですな、たぶん。まあありがたいことです。待ってた方、ずいぶんいるんじゃないですかね。

P1000688 ヘッド部のドライブっつうんですか、芯棒みたいなところが3/8インチって、このトルク巾のものとしては少し太めのモノを使ってます。詳しい方にしてみればちょっとどうなのって仕様らしいですが、なに、例によって素人にはよくわからんです。1/4インチだともう少し細いので、細かな作業がしやすいってことらしいですね。わからん。そんな細かなことできないし。つうことで、素人仕様なのかもしれませんな。へへ。

P1000685 先っぽに点ける部分つうか、正確にはヘキサゴンビットって言うらしいですけど、は別売です。セット売りもしてますし、バラ売りもしてます。とりあえずわたしはよく使いそうなモノ4,5,6mm径のモノだけ買いました。その上下のサイズは、もしかして必要になったら追加すればいいんだし、ってことで。

操作方法は難しいもんじゃないです。ビットをつけて、電源入れて、設定したい数値を選び(この辺りの手順はマニュアルでね)、測定用のロックを外して、回すだけ。規定の力がかかると赤いLEDが点滅し、ブザーが鳴ります。

ここ半年くらい、ずっとあと1cm上げてみたいなとか思ってたシートポストが一瞬で。当たり前だけど。嬉しかったですなあ。買った甲斐があるってもんです。まあ問題としては、その作業が終わったら雨が降ってて走りに行けなかったことくらいで。当面シートポストの調整以外に使う予定もないんだけど、うん。いいの。これさえあればいろいろ、これからできるんだから。まあそういう将来性も含め、半年間のお悩みから解放されたことと合わせ、20,000円の出費、大満足です。プリンタより嬉しいわ。素人自転車乗りは買った方がいいですよ。