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カテゴリー「自転車」の141件の記事

2017年7月23日 (日)

グロータック 4本ローラー GT Roller Q1.1 ①開封の儀

_000_8 暑いにもほどがある。ふむ。なんか使い古された感のある言葉ですな。しかし事実なので仕方ない。朝起きる。リビングに行ってベランダに続く窓を開ける。数分のうちにじっとりと汗をかき始めます。朝からエアコン無しでは過ごせません。外に出て遊ぶのが好きな性分ですが、この時期はエアコンが動き出すともう外に出たいとは思えませんな。外に出ると死んじゃうな。うん。

 でもね。自転車には乗りたいわけですよ。乗りたいは乗りたい。だけではなく、乗らないと衰えるってのもあるんです。衰えるのは仕方ないですけど、8月末のマウンテンサイクリングin乗鞍の前に、更に衰えるのは避けたい。

 けど、夏のヒルクライムに耐える体力もない。もうこれは固定ローラー練習しかないね。やんないよりマシ。なんですけどねえ。ローラー練習って死ぬほどつまんないんです。外を走ってるときの1時間なんてあっという間、なんなら6時間くらい走っていてもあっという間ですよ。それがねえ。こと固定ローラー台においては、数時間なんて論外、1時間でも長すぎる。30分もよく続くなあってくらい。

 そもそもローラー台は風景が動かない故に飽きる。風が吹かない。姿勢が変わらない。けつが痛い、など飽きる要素はたくさんありまして。風景が動かない代わりにTVを観ることはできますが、路上と違ってビデオを観ていますと意識が散漫になります。つまり強度が上げられない。風は扇風機3台回しとかでなんとかなりますが、姿勢が固まってしまうのはどうにもならない。姿勢が固まるから、身体が痛くなる。特に体重がのっかるおけつとか。ですね。

 走りたい→暑いから外は無理→走りたい→ローラー台→つまんない→走りたい→今ここ。

 で、です。もう少し自由度の高いローラー台、いわゆる3本ローラーってものがある。ところがね。これが噂に聞くとそれなりの技量というかバランスの良さが要求されるものらしい。でね、わたし自慢じゃないですが、どんくさいことにおいては人後に落ちない。あんなサーカスみたいな真似ができるかよ、と思うんですね。ところがね。最近、もう少し人に優しいローラー台ができた、というじゃありませんか。

 それがグロータックという会社のGTローラーというシリーズ。これはなんだかよくわかんないですけど、実走に近い感覚でローラーに乗れるという売り文句。しかも日本製。そういう新しいものを創ろうという志に溢れた小さな会社グロータック。なんかそういうの、カンブリア宮殿的で、よくなくねえですか。よいでえす。

 GT-Roller FREX3って製品。わたしが見つけたときはFrex2だったかな。評判もなかなか良い。ただこれね、見た目が、ってかなんか収納性が余りよろしくない気がします。デザイン的にも面白いんだけど、格好は良くない。個人の感想ですがね。と、頭の端っこにキープしてあったときに出てきたのが、3本ローラーによく似た形状のGT-ROLLER Q1.1であります。

 3本ローラーに似た、というか前輪の当たる部分のローラーが一本増えただけで、見た目はほとんど3本ローラーです。が、この1本増えたということがとても重要で。これのおかけで、格段に乗りやすくなっているらしいのです。これならおじちゃんも乗れるかしら。と思ったんですけどねえ。お値段84,800円。3本ローラーが安いものなら1万円台からあるというのに、ミノウラのいいものだって4万円台なのに、84,800円、税込みだと95,040円。えええ、それはねえなあ。買えないなあ。

20170711_191829_p1010760 でね。こないだ、くそ暑くなりそうな日曜日、ヒルクライム走行会があったんですよ。ところが、これが心折れた。まあ仕事が忙しいのもあります。日曜日に極端に消耗すると、月曜日から1週間まるまる消耗する。仕事人として、それはどうなの、大人としてそれでいいの、家庭人として日曜日に妻を放り出して更に仕事も放り出していいの、とか。まあ何より熱中症にならずに帰ってくるイメージが湧かなかったってのが一番大きかったんですけどね。ドタキャンしました。で。だけどさ。今日走らなかったってことは、この先もっと暑くなったら、やっぱり走れないよね。と思ったわけです。

 こうなったらGT-Roller Q1.1を買うしかねえだろう。もう。と。折も折、楽天でポイントアップのセールがあったことも背中を押しました。消費税分は帰ってくる計算です。ぽちっと。お取り寄せ品だったので、1週間くらいはかかるかと思っていましたが、翌々日には届きました。ワールドサイクルさんありがとう。

 さて。箱はけっこうでかいです。置き場所を考えちゃうくらい。まあでも、本体より一回り、梱包は大きくなりますからね。はい、出しましょう出しましょう。

20170711_192429_p1010764 三つ折りになっています。と言っても、Z型の三つ折り。微妙に広げ方に迷いが出ますが、まあそんなに難しいものではありません。広げるとまたそれなりにでかいです。この上で自転車に乗るんですからね、そりゃ自転車をカバーする大きさにはなりますわね。


 で。広げ方です。まずですね。中央付近に内側に飛び出した台形の金具部分があります。これは折りたたんだローラーが飛び出してこないための固定具です。まずこれをローラーの外側にスライドさせます。一見ネジ止めしてるように見えますが、スライドします。

20170720_191436_p1010780 20170720_191523_p1010783 スライドさせたら、ロックが外れた状態になる。なりますよね、普通。そんで。折りたたまれたローラーを引き起こそうとするんですが、起きねえ。あれれれれれ。つまりここがZ型に折りたたまれているという部分です。ローラー台を表裏、という見方で考えますとね。まずローラー台の左右に、「Don’t STEP」つまり踏むな、って書いてある面。こちらを表と考えます。こちらを表にしておいたとき、固定具をスライドさせて固定が外れた状態にしたとき、折りたたまれたローラーの、後輪側が引き起こせる状態になります。まずこれで後輪側を引き起こして伸ばす。次に、ローラー台の中央を持ち上げて、前輪側をそのまま引き起こすのではなくて、裏側方向に引き起こします。この逆の向き、つまり普通に引き起こそうとすると、固定具がぶつかって引き起こせません。

 つまりZ型。こんな折れ方をしてるんですよ。なんでこうなの。普通に表側に両方とも引き起こせばいいじゃん、って思いますけど。反対側に引き起こすために本体を持ち上げなければいけません。これ、けっこう重い。横倒しにすれば表裏、どっちも引き起こしやすいじゃん、って思うでしょ。無理。横にした段階で、外側に引っ張り出した固定具が床に押されて中に入っちゃう。ロックされちゃう。

 めんどくせえ。

20170711_193828_p1010772 さらに、初回は自分の自転車に合わせたセッティングを行います。まず自転車のサイズに合わせて、前輪を置くローラーの位置を調整します。前輪の車軸がローラーの真上になるように、前ローラーをずらします。前ローラーの、ドライバーでネジを緩めて、と書いてある場所にはドライバーのネジ頭はなく、六角レンチの孔が空いてますんで、六角レンチで。ただ締め付けトルクが8kg/Nと指定されていますんで、トルクレンチがあった方がいいのかもしれません。と言っても、自転車本体のようにカーボンでできているわけではないので、少しくらい大雑把でも大丈夫かなと思いました。

 で。わたしはやってません。なぜなら。自転車を置いた段階で、ぴったりの位置にローラーが来てたから。移動させる必要がなかったから。それはそれで手順を踏んでないようで逆に不安、ってのはありますけど。まあしょうがない。合ってるんだから。しょうがない。はい。

 で。この最終の仕上げに移ります。前後のローラーはオレンジのベルトで連結され、同期します。ローラー台をたたんだ状態の時は、このベルトが外れてますから、これを前後ローラーの右側レールにかけて。あ。ローラー台が伸びた状態ではベルトにテンションがかかってしまって、移動が大変なので、少し前ローラーを持ち上げて、ベルトを緩めましょう。

 で。ローラー台を広げる。ローラー台の下に緩衝材を敷くかどうかはそれぞれの環境で違いますんで、なんとも言えない。うちはまだ敷いてないです。それから自転車を置く。うん。これでローラー台は完成です。後は動画で見るように乗って走るだけ。うん簡単、簡単。きっとね。簡単ですよ。うん。

 そう思う?

2017年7月 2日 (日)

ツール・ド・美ヶ原2017 負けたけど負けない

20170624_121809_p1010696 美ヶ原ヒルクライムの話は何度目ですかな。もう前日までの準備などは語り尽くした感があるようなないような。まあざっくり言うと、今年のツール・ド・美ヶ原ガールも素敵でした。と。なにしろ別世界の方々ですからねえ。そもそもお若い女性というだけで、おじちゃんとは別世界の存在。加えておきれいであることを仕事にしているプロフェッショナル。完全に異邦存在ですよ←一部の人にだけ判る

 ということで前日までをまとめるなら、今年のツール・ド・美ヶ原は中止にならない限り走る、と決めておりました。ま、これはたぶん乗鞍もです。ケガはしたくないけれど、お金を払って遊びに行くんですから、多少のリスクはあっても参加しない手はない、もちろん、もちろんリスクコントロールが最優先です。リスク無視して限界まで追い込むというのは、間違ってますよ。と。

20170624_131834_p1010699 ということで、今回はヘルメット用レインカバー、シューズ用カバー、それにレインウエア(山用です)を用意しました。山頂に上げてもらう下山用荷物の中には防寒着やら着替えやらをしっかりと入れています。

 で、あるので今回天気予報はほとんど気にせず出発しました。開催されれば出走するし、中止になれば諦める。それでいいじゃん。雨なら雨を楽しんでしまいましょう。そのための準備はしておいて。

 当日です。前日は暑いほど晴れていたんですが、一転して朝から雨。朝4時に目覚ましが鳴ったときには、窓越しに雨音が聞こえるほど。ふーん、まあね、そうだろうね。さて、飯を食おう。と淡々と準備を進めます。

 晴れていたら周りをぐるぐると走ってアップする予定でしたが、この雨なのでそれは無し。ローラー台は持ってきていますが、うーん4時起きで車の中に置いてあるローラー台をセットアップして、と考えると後の時間がキツキツになりそうです。こちょこちょやってると意外と時間を食うんですよな。まあいいやローラー台嫌いだし。代わりにチェーンルブを換えましょう。いつも使っているセラミックドライルブは雨に弱い。せめてウエットルブにして、と。

 4時の起き抜けにとにかく食欲と関わりなくおにぎりを2個ぶっこんでいるので、5時頃にはおトイレに行きたくなります。着替えもして、帰りの荷物も車の中に入れて。それやこれやをしていたら、もう6時近く。ほらね。ほらね。これでローラー出していたら、回す時間なんか10分もないよ、となんかに勝ち誇ったように考えますが、じゃあそもそもローラー台をなぜ持ってきたのか、という根源的な命題にぶち当たります。ちなみに正解は、ローラー台を準備した方が気分が上がる、です。

20170625_065046_p1010702 さて、会場に行きます。まだ雨が降っているのでレインウエアを着ています。このウエアはスタート直前まで着ていて、直前に奥様に預かってもらうのです。山上用はまた別に荷物の中に入れてあります。

 会場に行ってしばらくすると雨はほとんど止みました。夜明けの雨が相当酷かったので、メインテントの受付ではDNSする人たちが計測用のチップを返しています。それも一つの判断です。自分で決めることが大切です。なんとなく行く、は危ないし、なんとなく止める、はもったいない。実際、後のコースで、おそらくDNSした人たちが応援に回っていて、友達と「これなら走れたなあ」、「だから言ったじゃん」という会話をしてるのを聞きました。これなら走れる、は結果論なのでしょうがない。そこで自分の決断として諦められるかどうか、です。私は豪雨の乗鞍、自分で決断してDNSしたけど後悔が大きかったので、次は雨でも出る、という決断につながりました。いろんなことは体験してわかる。です。

20170625_074609_p1010724 20170629_213451_p1010759 スタートです。今年の美ヶ原は前日イベントでMCをやっていた方が、スタート地点でもMCをやっていて、この方の煽り方がとても楽しい。レースのお祭り騒ぎを盛り上げます。去年までと運営が変わったからですね。JCA抜けて正解だった、とは言いませんが、JCAが抜けた分、実行委員会のみなさんが必死で盛り上げようと取り組まれたんでしょう。

 そういえば、昨年までなかった補給食(試供品)の配布が、明治食品提供で行われてましたよ。レース前日にアミノバイタルプロ、レース直前にアミノバイタルパーフェクトエネルギー、レース直後の回復用にアミノバイタルゴールドゼリー、だったかな。どんどん配られてましたんで、軽く全員に行き渡ったと思います。まあこれを当てにして、補給食を減らすってことは考えられないですけど、ありがたいですよね。きっとこの辺りの協賛をとるのにも実行委員会のがんばりがあったと思います。ありがたいありがたい。

 あ。スタートだった。本当は、どのみち抜かれるので後ろの方でスタートしたかったんですが、雨で会場への出足が遅かったため、一番先頭に並ぶことになってしまいました。ダメなんですよ、これ。心理的に。ハルヒルのような同タイムの人たちが並んでいると、その中でぎりぎりがんばれるんですけど、いろんなタイムの人が一緒だと、少なくとも半数には抜かれ、更にそこでメンタルが折れて、もっと抜かれるという悪循環に陥りやすい。言い訳ですけどね。

20170625_081915_p6250010 案の定、スタートしてからがんがん抜かれます。しかしこの辺りではまだ余裕がありました。焦ってもこの先の激坂、足を残しておかなきゃ、と。というか、脚が回んねえ。なんだか粘り着くような感触がある。スピードが乗らない。

 原因はいくつか考えられます。まず、ブレーキ。実は後輪ブレーキがすぐ片効きになってしまう。傾いて走行中に常にブレーキにシューが当たった状態になってしまうという症状が少し前から出ていたのです。増す締めをして対策はしてきたのですけど、どうも効果がない。これ以上はカーボンの破損が怖くて締められないところまで締めています。

 坂の途中でブレーキを見ると、案の定シューが張り付いてます。これを直さなきゃ話にならない。これは終盤まで悩まされました。少なくとも5回は下りてブレーキの調整をしています。まあ言い訳です。

 更に、レースの前の週の最後のヒルクライム練習の際に、タイヤを傷めてしまったんです。そのためにタイヤを急遽23Cから25Cに入れ替えました。どちらもコンチネンタルのGP4000s2と言うモデルですが、入れ替えた瞬間から、明らかに重くなりました。走りがねっとりした気がします。とはいえ数値上は10g程度のはず。この程度の重さの変化がそんなに目に見えるほど影響するとは考えられないですし、私なんかよりずっとずっと走る方が、25Cの方がむしろ転がり抵抗が少なくて良い、ヒルクライムでのデメリットは感じない、などと言っており。つまりはまあ言い訳です。

 更に、ハルヒルと違い今回は一切アップをしていません。ちょっとストレッチっぽいことをやっただけです。動き始めるのに時間がかかるのは仕方ないですが、能力を引き出せていないところにいきなりの激坂で脚を使い切ったのかもしれません。まあ言い訳です。

 とにかく回せない。回せないから心拍も上がらない。試走の時とほぼ同じ、160前後で推移します。上げるところまで追い込みたいのですが、脚が動かない。まあ言い訳です。

 途中まではそれでもガーミンのタイムと距離を見ながら、そこそこ走れてるのかな、と思ったんです。が。これも大きな勘違いで。タイヤを変えたせいかと思いますが、ガーミンの距離表示がおもいっきりずれているんです。中間地点の表示が見えた時点で、ガーミンの距離計は既に20km近くになっています。もうゴールが近いと思ってしまったんです。あら余裕があるじゃん、とね。

 そう思ってしまったのはもうひとつ要因があります。この日、コースの途中から霧がどんどん濃くなっていきました。周りの風景が全く見えません。どの辺りを走っているかを風景から判断することができないんです。試走が全く役に立っていませんでした。まあ言い訳です。

 中間地点から少しペースアップを心がけましたが、レースはほぼ終わっていました。最後の平坦、ダウンヒル区間に至っては視界が10mもあるかないか。直前の選手だけはなんとか見えますが、20m先のコーナーは全く見えません。

 かろうじてゴールしましたが手元時計では、既に試走のタイムを上回っていました。勝ち負けで言うと、負けです。

20170625_094837_p6250018 でもね。いや負けは負けなんだけど、だからって折れてちゃあもったいない。このヒルクライムレースに出るためにたくさん山を上って、時間もかけて、機材も揃えて、宿泊費も交通費も払った。それはつまり、遊んでるんです。目標を立ててね。当たれば楽しい外れたら悔しい、悔しいこともあっての遊びです。うん、だからね。負けたけど負けてない。また遊ぼう。

2017年6月25日 (日)

美ヶ原への道2017 といいつつ美ヶ原の話は一切ない

この週末は美ヶ原ヒルクライムに行っているはず。いやもう帰ってきたかも。帰ってきていないとすれば、何かがあった!的な。的な!

 いやそれは勘弁して下さい。ちゃんと帰ってきましょう。遠足は家に着くまでが遠足です。ヒルクライムレースは家に着くまでがヒルクライムレースです。ということで。ヒルクライムレースの報告は来週になると思われますので、とりあえず雑記的な感じで、よろ。←わかい。ねえねえ若い?

20160710_172747_p7100002 さて。と。まず靴。新しい靴を買いました。いやね実は去年から三足くらい買っている。シマノの靴ばかりなんですけど。まず最初が、昨年のシマノSDP-SLの最高峰SH-R321。これ2足買いました。2足。2足だぜ。すげえ気に入ってたんだぜ。違う。

 気に入らなかったんで買い直しました。最初に買ったのが普通サイズ。これがですね、このモデル、ベルクロストラップが異常に短いんですよ。足を入れてベルクロを停めようとすると、ベルクロ部分が5mm程度しかくっつかねえ。冗談じゃねえ。シマノの靴は足に合ってるから買い続けてるんですけどね。留められねえんじゃ話になんねえ。これはさあ、脚が幅広なのにノーマルモデルを買った私が悪いのね。ってことで素直に諦めて、この靴をヤフオクの八掛けくらいで売っ払い、幅広モデルを買い直しましたら、てやんでぃこっちも短えじゃねえかふざけんなよ。とっとと売ってしまえ。ってことになり、新しい靴を探しておりました。他のGIROとかのお洒落なメーカーさんに移行しようかとも思ったんですが、イタリアなんぞのお洒落さんは足の形も細い。合わない可能性が高いです。

20170322_205850_p1010328 ってことで、古い靴のままぐだぐだしておりましたら、こちら2017年新モデルSH-RC900というモデル。これが出ました。ただねお値段も相当あがりまして定価ベースで48,600円。これさあ、豚に真珠的な感じよねえ。まあいいや。SH-R321は熱成形で足の形に合わせるタイプでしたが、SH-RC900は足を包むようにアウターがあり、それをBOAというスチールワイヤーで全体を締めるシステム。これなら熱成形で形を合わせなくても、足を包むという発想で、足に合わせられるんでしょう。

 BOAってすごくよくできたシステムでね。バックルというかダイヤルを押し込んで回すとワイヤーが締まり、ダイヤルを引っ張ると、ワイヤーのロックが外れる。履くのも簡単ですが、特に脱ぐときにワンタッチ。この良さはオートバイ用のシューズで痛感しましたんで、こりゃ買いだな、と。 下位モデルにRC700というモデルがあり、こちらは定価ベースで25,000円。これでも本当は十分だと思いましたが、つま先に近いところの締め具がBOAでなくてベルクロです。どうせなら全体BOARC900にしちゃえ、と。ただね。この部分はBOAである必要性はいまいち低いかもです。実用性という面で、です。足全体を包むような締め方をして効果的なのは甲の部分に近い方です。つま先に近い部分は、ある程度、きゅっと占められれば十分です。ただね。見た目が、全体BOAの方がかっこいい。と言っても所詮シマノデザインだろう、と言われる辺りが哀しいです。

20170422_084417_p1020062 履き比べたわけでないんでわかんないですけど、RC900のほうがRC700よりダイレクト感がある、つまり硬いはずです。が、単体で履いていると別に気にならんです。まあこういうもんだろうという程度で。システムとしてありがたいなあ、と思うのは、靴のかかと部分を交換可能にしてあることですか。高い靴ですからね。少しでも長く使える工夫は嬉しいです。

 あとはやはりBOAシステムが使いやすい。履くときも脱ぐときも簡単に締めたり緩めたりができます。私のような不精者向きのシステムであります。これを使うとお洒落な紐靴なんか買う気になんねえス。おじちゃんなので、お洒落よりも実用であります。高いけどね。とりあえずこの高い靴のおかげでパフォーマンスが上がったという気はしませんが、快適に履いてますので、そういう意味でははらった金の価値はあります。楽天で37,000円くらいで買ってます。

 いつもは多少高くてもお世話になってるショップで買うんですけどね。さすがに二回も失敗したら、今度は交換可能設定のある通販で少しでも安く買いたい、と。お許しください。

20160117_172219_p1060669 で。足が整ったら、頭だな。去年買ったシマノ扱いのrh+というヘルメット。最近はこういう丸っぽいヘルメットが流行ですな。後ろがつんつんしてるヘルメットは、空力性能が良さそうに見えますが、実はそうでもなかった、ってかヘルメットの空力性能がパフォーマンスに影響するような走りなんざ、おっちゃんにできるもんかよ。という問題はあります。まあそれはともかく。それまで使っていたMETから買い換えたわけですけどね、ひとつ問題がありました。このヘルメットね、あごひもが異常に短いんですよ。

 なんか靴といいヘルメットといい、本来的な性能とかスタイリングとかの問題以前のとこでひっかかってないか。シマノ。それでもね、伸ばしきればぎりぎり顔が入ったので使っていたんですけどね。だってさ。それなりのお値段がするもんじゃないですか。使わなきゃねえ。でもなあ。あごひも、食い込むよなあ。と1年間思い続けていたんですよ。

_000_5 でだ。買い換えたかった。デザインの問題でなく、あごに食い込むという甚だ不快な状況を何とかしたかった。そりゃあそうだわ。不快ですもんね。で。今回買ったのがこちら。KASKPRONE。実はこちらは2014年のツール・ド・フランスでチームスカイがモデルらしい。ですが。今まで目に留まらなかったんですよ。今回、たまたま雑誌で見たモデルが気になりました。ってとね。これ標準モデルで18色もの設定がある。加えて特別モデルなんかがあるもんだから、そりゃもう大変。自転車の色に合わせたい、なんて思うことも少なくないと思いますが、こんだけ色があると、どっかで揃えられるだろ、的な感じはあります。あ、黄色っぽいのとかオレンジっぽいのはないかな。ま、とにかく。

 私の場合、赤黒の組み合わせが好きなので、このカラーリングを見たとき、いいなあと。買いました。はい。そして、あごひもですが。なんと。ちゃんとゆとりがある。ある。当たり前ですけど。頭大きいの、私がいけないのかもしれないけど、それでも頭の大きな私に被れるヘルメットを作ってくれたカスク、えらい。まあ当たり前ですけど。

 使用感。ヘルメットの場合、頭の形に合うか合わないかって問題が大きいですね。できれば実際に被って合わせた方がいいでしょう。ただね。こういうものって最大公約数的な作り方をしていて、かなりの部分が調整できるようにしてあります。自転車用ヘルメットはこれで6個目のはずですけど、一番最初にいろいろかぶり比べて、一番頭の形に合う、と思ったヘルメットは、やっぱり1年くらいで使わなくなりました。デザインがいまいち気に入らなかったんですよ。

 ロードバイクってデザイン、大事です。モチベーションにつながります。デザインは好みがありますけどね、だから絶対これがいいってものもないわけですけど、だからこそ自分が気に入るものを買うことが大事です。

_000_4 今回はウエアも新調してます。これもね。モチベーションのものです。ウエアも性能とかいろいろ書いてありますけどね。正直それほど変わりゃしねえ。いや、変わるんだけど、商品説明に書いてあることがそのまま自分にとって同じ価値を持つわけじゃない、ってかな。「優れた熱放散性がある」って言っても、他社製品と比べたときにどう違うなんてわかんないですし。フィッティングもそうです。まず人それぞれの身体のサイズと、ウエアメーカーのサイジングが違うんだから、絶対的ベストなウエアもないわけで。

 となるとね。気に入ったデザインのものを着るってことが一番大事かなあ、と。最近のお気に入りは、カステリというサソリマークのメーカーです。あまり理由はないです。サソリマークがかっこよかった、辺りが導入の理由ですかね。ただ冬物は欧米サイズなので、袖と裾が余りがちです。

 以前はパールイズミ一辺倒でした。パールイズミは、言わばジャージ界のMIZUNOみたいな感じで。性能的には何の問題もない、というかむしろ優れてます。サイズ感は日本人向けでぴったりが選べますし、日常的な耐久性みたいなことで言っても抜群です。お洒落メーカーのものは洗濯など多少気を遣わないとあっという間にぼろぼろになることがあります。練習着には最適、と言ってもいいんですが、慣れてくるとその実直さに物足りない部分が出てくるんですね。

 キャラクターもののジャージですとか、洋物メーカーとか、あまり人と被らないものを選ぶ方も多いです。まあ、お好みです。ネット通販なんかに出ている極端に安いチームジャージは、お勧めしませんな。上下で1万円を切るようなものは間違いなく中国パチモンです。中国パチモンは未だ信頼性が低すぎます。当たり外れがあるので、当たればいいんですけどね。お気に入りのものを着たいのに、そこで博打をうたなくてもいいか、と思います。

 ってことで、今年は頭からつま先まで、モチベーションの塊となっている、のだろうと思うようにしているわけであります。

 あ、大事な話。ハルヒルで73kg近くあった体重は、現在69kg。モチベーションのなせる技であります。自転車乗りとしては60kg台前半に落としたいところですが、67kgを切ると、スーツがぴったりフィットで着られなくなるのです。それはそれで仕事のモチベーションが下がりますのよ

2017年6月11日 (日)

ツール・ド・美ヶ原リベンジのために  試走する

20170603_111014_p1020139 美ヶ原ヒルクライムへの挑戦は、今年で4回目。3回もよく出たよなあ。最初はヒルクライムについての経験値が低くて、どのくらい美ヶ原がキツいかよくわかっておりませんでした。実際に走ってみても、どこの坂に行っても自分のギリギリまで追い込んでいたので、どこもキツい。従って美ヶ原だけが特にキツいとも思いませんでした。体力的にまだ余裕があったと言うことかもしれませんがね。

 ところが3回目。去年の美ヶ原2016ですが、これがキツかった。タイム的にも、それまでよりは20分近く遅い、とんでもないレベルで。

 原因は今となればはっきりしてます。練習不足です。

 いろいろあったんスよ。古くから読んでる方はご存じだと思いますが、最近来られた方は、ちょっと追い切れない量の記事を書いているのでまとめますけどね。

 美ヶ原2015調子こいた。

乗鞍2015DNSした。

美ヶ原2016挫折した。

BMC TeamMachineSLR01全損した。肋骨3本折った。

ロングライドに目覚めた。

ヒルクライムやりたくなった。

KUOTA KAHN手に入れた。

再び調子こいてる←今ここ

 というわけで。ハルヒルで覚えたこと。試走はけっこう大切。

というわけで。美ヶ原も試走に行くことにしました。奥様には、もう何度も行ってるじゃん、と言われてしまいましたけどね。うんでも試走は大切だから。

20170603_130358_p1020154 20170603_134632_p1020156 本番では前日入りしますけど、それは前日が受付日だから。それに当日のスタート時間に合わせる必要もありますし。けど。試走で前日泊までしていたら、お金と時間が足りません。どうせするなら後泊の方が身体が楽かも、と思いますけど、やっぱりそれもいらんな、と。というわけで。早朝に起きます。早朝でなくてもいいんですけど、ヒルクライムが一番暑い時間帯になるのを避けようとしたら、早くスタートした方がいいです。ウチからツール・ド・美ヶ原スタート会場の松本市野球場まで、ナビの設定では3時間。休憩入れたりすると4時間くらい見た方がいいですね。とすると、5時に出て、9時頃にヒルクライムスタートかなあ、と。ヒルクライムが1時間半。嘘です。見栄を張りました。私はもっとかかります。ダウンヒルに1時間とすると、合わせて3時間は見た方がいい。帰りにご飯食べて、お風呂入って、5時過ぎくらいに帰り着くかなあって計画であります。

 持ち物は、普段のライドと変わりません。レース本番の時は念のために工具箱や、ローラーも持っていきますが、試走でそれは必要ないでしょう。ヘルメット、ウエア類、靴、ボトル、サイコン、インフレーター、補給食(羊羹と塩タブ)サングラス、パンク修理セット、鍵、お金。そんなものですかね。

20170603_084929_p1020131_2 前日に車に詰め込んで、出発です。私の乗ってるフォレスターのアイサイトはVer.2なので、自動運転はできませんが、高速での速度追従は完璧なので、とても楽。あとはレーン維持ができるようになれば、もっと嬉しいんですが。新型の発表を心待ちにしてます。あ、レヴォーグ、レベル2の自動運転、できるらしいですよ。ちょっと心揺らいでますけど。

 で。間をちょっと飛ばして。松本市野球場。ここが本番の会場で大きな駐車場もあります。車はここに停めればよろしい。と。思って。来たんですがあ。入場できません。野球の試合やらなにやらのために、ここには一般の車は入れてもらえないようです。駐車場の入り口に、「ツール・ド・美ヶ原試走の方は松本市総合体育館の駐車場に入れて下さい」という表示がありました。しょうがない。まあたいした距離ではありません。600mほど離れていますが、どのみち自転車に乗りますからね。

20170603_084104_p1020129 ところが、この日は松本市体育館でも早朝イベントがあったみたいで、朝は駐車場がぱんぱんでした。ぎりぎり停めることができてほっとしましたが、お昼に帰ってきたときはがらがらでしたんで、まあ停められると思います。思います、ですからね。

 さて、車の中で着替えます。ビブショーツだと一度全裸になる必要がありますんで、女性の方はおうちからジャージで来るの推奨。おとこはいいです、おとこは。どこでも好きな場所で着替えりゃいいんです。おっさんのケツなんか出ててもいいんです。あ、裸で歩き回ったら通報されますから、車の中限定で着替えましょう。

20170603_084925_p1020130 ヒルクライム、スタート。ほぼ予定通りの9時スタート。美ヶ原ヒルクライムはたぶん4度目。まあコースはだいたいわかるよな、と適当にスタートしましたが。これがね。意外と覚えてねえ。レース本番はコース周りより人の方を見てるわ。まあ美鈴湖とかは、わかります。その程度です。なにしろ野球場からスタートして、どこで曲がるかさえ間違えました。更にその先の、いわゆる激坂に入るところの道が狭くなってるところ、ここも間違えました。まあ、間違えたと言っても、30mほど進んで、あれえ、ってなもんですけどね。でも、要するにコースなんて全然覚えてねえんだ俺はあ的な。

 試走はいい。うん。必要。そういう意味で。試走に行きましょう。

20170603_122043_p1020153 街中を抜けると、小径に入り激坂ゾーンに突入です。いきなり9%の坂が出てきますが、こっから先はキツくなる一方。すぐ14%程度の、通常であればかなりきつめの坂が出てきます。まあしかし。なんとかなる。町は抜けたけども、まだ右手側には家が建ってます。当日にはこの辺りにもたくさんの応援が出ていますね。うん、いけるいける。と思った辺りで18%とか19%の坂に入ります。ここ、一本のストレートの中で、どんどん斜度がキツくなります。この数百mを越えると、道が折れ曲がり始めます。イン側は最大20を越えることもありますが、外側を回ればよろしい。もちろん、本番では自転車が一杯でそんな余裕はありません。

 この辺りは相当歩く人が増えるエリアです。それもあってかなり混雑します。しかしね。逆を言うと、ここさえ抜ければ、そんなバカみたいにキツい坂が続くわけではありません。せいぜい14%が出てくるくらい。ここで脚を使いすぎると、後がもちません。温存することお勧めです。と言っても、私には温存できるほどのものがないので、とにかくヒイコラ上るわけです。あ。

20170603_120751_p1020152 そうだ。こないだハルヒルやったときは、心拍の上が190くらいまで、落ち着いたところで180前後でしたが。試走では160から170くらいしか上がりません。おっちゃんの健康のためにはこっちの方がいいんですが。逆に言うと追い込めてないって話でもあります。まあいいや。試走だし。という、かなり適当な試走です。4kmほど上がった先に美鈴湖があり、ここが確か第一補給所。でもね。ここ、せっかくの平坦なので、無理に補給を摂ってタイムロスをするより、速度上げてタイムを稼いだ方がいいんじゃねえスか。4kmじゃ補給要らねえス。

 美鈴湖を抜けると、確かにバカみたいな坂はないんですが14%はある。そんでですね、これがしばらく続いた後、目が慣れた後ですね。5%程度のゾーンに入るでしょ。これがね、上り坂に見えない。下りに見えたりするんですよ。加速ぅううう、って思って踏み込むと、まるでタイヤが地面に張り付いたようになり、あれれれ、と。サイコンを見てやっと気付く。上りだ。

20170603_111815_p1020143 美ヶ原は途中あまり平坦なところがなくて、美鈴湖を越えると後2カ所くらい、ほんの少しの平坦があります。17kmを越えた辺りから、ダウンヒルも含めた平坦地点がありますから、そこは追い込みどころ。ただね。最後のダウンヒルはかなり速度が上がりますから、慣れない人はがんばり過ぎちゃダメ。踏み込めば60km/hは出ます。左側はガードレールのない峠道なので、落車なんかするともう。試走なんで、私はせいぜい50km/hも出さない程度に流します。そして調子こいてダウンヒルした後、もう二回ほど小さな坂が出てきます。ここは追い込みどころ、ゴール直前のもがくところです。がんばりましょう。私はがんばれません。へろへろ入りました。

20170603_110746_p1020136 この日、上りで追い抜くことができたのはリカンベントの方と、クロスバイクの方と、ミニベロの方だけであります。逆にロードの方には3人に抜かれました。まあなあ。このタイムだからなあ。というタイムです。おそらく本番では、これまでのベスト95分を切るか切らないか、という辺りかなあ。というめどは立ちました。この日の走行距離は50km程度で獲得標高は1400m。やっぱり普段より距離に対して標高が多い。美ヶ原、キツいのかもなあ、とか思いました。まる

 おまけで、帰り際にスタート地点近くは、浅間温泉そのものでありますので、街中に入浴施設があります。試走の後、こちらで汗を流すのもお勧めであります。

 さて。本番まで3週間。ちょっと仕事が立て込んでいて、土日の練習ができそうにありません。そこそこ脚も身体も疲弊しているので、2週間程度の休みはいいかもしれませんが、3週となると弛みそうです。どっかで乗れるといいんですけどね。梅雨だしね。うん、まああるもので勝負します。長野名物ハッピードリンクショップでカルピスゼリー。天に掲げて再戦を誓うのです。

2017年5月25日 (木)

ハルヒル2017③前夜

ハルヒル終わったんですけどね。このブログはものごとの本質を深く掘り下げると言うより、周辺のあることないことをぐだぐだとお伝えするのが本旨でありますんで、いやまあなんというかそういうことから判ることもあればいいなあ的な。的な。

 ですです。はい、それでは前夜というか、前日のお話です。

 ウチのある辺り、埼玉県からの話をしますと、群馬、高崎というのは大変近い。乗鞍、美ヶ原に行くとなると、順調でも3時間、渋滞があったりすると5時間それ以上かかることがあります。それに対して高崎の場合、順調に高速が流れると2時間を切ります。これはね、ありがたい。

20170520_101235_p1010555 ホテルもね。乗鞍のようなバカみたいな苦労をせずにとることができます。もちろん、会場までは遠いわけですが、乗鞍と違って、宿泊が会場まで遠いことを前提に運営が計画を組んでますから、問題は少ないです。例えば、街から自転車で会場に向かう場合、乗鞍だととんでもないトンネルや細い道を車の流れをぶったぎる形で走らなきゃならない。相当ストレスですし、何より危ない。その点、ハルヒルは高崎の街から榛名体育館までいろんなルートがあって、スムーズに移動できます。一本道じゃないので、ナビがないと迷いますけどね。

 同伴者や、会場まで走りたくないという人には、高崎駅から榛名体育館まで、バスがピストン輸送しています。多少の渋滞には巻き込まれますが、それでも1時間くらいで確実に会場に移動できます。

20170520_100242_p1010553 自転車もトラックで運んでくれますし、トラックに預けるのが不安って方には、前日に会場の榛名体育館で預かってもらうこともできます。すげえな。

 ヒルクライム後の防寒着や補給食などの荷物は、前日預けと当日預けが選べます。前日預けは、受付会場で。この受付も、本会場の榛名体育館に加え、高崎駅東口側ロータリーの上にある陸橋に置かれたテントでもやってます。電車で移動してきた人で、前日会場に行かなくていいや、って方は、こちらで済ませちゃうのが楽ですね。


20170520_110637_p1010558_2 でも。ヒルクライム大会はお祭りみたいなもんですんで、初めての方は本会場に行かれるのもお勧めです。駅前には受付テントしかありませんが、本会場には食べ物の屋台やウエアやグッズの出店があったりします。これ、ゼッケンについてるチケットを使うこともできますし。私は、本会場が混雑するかと思って、駅前で受付をしたんですが、時間があったので本会場まで車で移動しました。午前中ならほとんど問題なく駐車場に入れます。もともとの駐車場に加え榛名中学校のグラウンドも駐車場にしているので、相当なキャパがあります。雨の日はどうすんのか、って問題はありますけどね。

 ちなみに受付会場の選択は、ネットでの申込時に決めてしまい変更はできません。私のように車移動の方なら、高崎駅前でチェックインし、時間があれば会場まで行く、というのがいいのかもしれません。

20170520_111119_p1010564 20170520_114135_p1010566 今回食べ物の屋台は、牛すじカレー、ホルモンおっきりこみ、そしてたれカツ丼。いずれも400円から500円とお手頃。それに量も少なめで、あれこれ食べるのにちょうどいい。中でもお勧めは、ホルモンおっきりこみですな。おっきりこみ自体は、シンプルな食い物だけに、あっさりしていて物足りない。そこでホルモンですよ。焼いたホルモンが乗っかることによって、香ばしさ、歯応え、コクが加わる。機会があればぜひお試しいただきたい。来年に。

 出店の裏側に木陰のある土手があり、ここに座ってのんびりしてると、このままここにいてもいいかあ、って気になります。が。せっかく来たので本会場の体育館にも行かないともったいないです。行きましょう。行きましょう。

20170520_122657_p1010569 大きな体育館です。フロア全体にシートが敷いてあって、土足では入れるようになっています。体育館入り口に近いところに受付場所が並んでいます。前方にはステージが作られ、開会イベントが開かれます。まあ、ハルヒルで物足りないと言えば、美ヶ原や乗鞍で定番のレースクイーンのお嬢さんがいないことですが、まあね、その代わりに別のところで配慮をしているんでしょうね。ステージでは市長が挨拶したり、地元民謡グループが踊ったり、地元中学校の吹奏楽部が演奏したり。

 ただね。観客は少ない。ヒルクライムに来ている自転車のりたちは、この出し物を敢えて見る必要はないわけですので、席はおそらく吹奏楽部保護者、関係者で埋まっています。ちょっともったいないかなあ。と思いました。誰か自転車関係者でも呼んでトークショーとかね。そういうのを混ぜると、地域振興と自転車乗りの楽しみとを兼ねられていいんじゃないか、と思いますが、ビッグネームを呼ぶのはお金がかかりますからねえ。

20170520_155330_p1010583 とりあえず、堪能したのでホテルに向かいます。ホテルは東口駅前にある1-2-3というビジネスホテル。ちょっと油断したのが、駐車場です。ホテルなんだから駐車場は当然あるよなあ、と思ってましたが、駅前のビジネスホテルにそんな広大な駐車場を持つ余裕はなく、事前に電話で予約しないと自前の駐車場はとれません。しょうがないので、近くのコインパーキングを使います。数はあるので、距離さえ厭わなければ何とかなります。私はホテルのすぐ脇にあるパーキングに入れることができました。12日、それなりの料金はかかります。

 1-2-3を選んだのは、受付やバス待合がある東口側にあるということと、朝食バイキングが評判良かったこと、それからビジネスホテルなのに大浴場があること、です。が、評判のいい朝食バイキングも朝3時半の起床に対応しているわけもなく、これはあまり意味ねえです。大浴場は8人ぐらいで一杯になる程度ですが、それでも部屋のユニットバスの100倍くつろげるんで、これはアリ。立地はいうことないですね。

 駅反対側の西口にはアパだのなんだのの、もっと大手のビジネスホテルもあります。こちらを選んでも、さほど不便ではないでしょう。

 お部屋の中は、普通です。最近のビジネスホテルはベッドが大きめのところが多く、ありがたいですな。あ、ただね。禁煙ルームが数少ないのか、部屋がたばこ臭かったのには閉校しましたけどね。空気清浄機はがんがん動いてるんですけど、そんなんねえ。効くわけがない。ここのホテルを使うなら、予約の際に駐車場をとってもらうことと禁煙ルームを指定すること、その2つはしたほうがいいです。

20170520_174553_p1010584 20170520_175520_p1010585 ビジネスホテルなので、晩ご飯はありません。どっかに食べに行くことになります。とはいえ高崎は大都会なので、食事の場所に困ることはありません。群馬、都会ス。埼玉の田舎よりずっと都会ス。ホテルの裏に、たまたま評価の高い居酒屋ひろき、という店をみつけましたんで、そちらに向かいます。

 で、だ。言っとくよ。あのね、パフォーマンスを上げたいならレース前日にお酒は飲まない。アルコールは完全に分解されるのに12時間くらいは普通にかかる。それ自体にエネルギーを使うし、余分な水分を身体に溜めちゃったりもする。飲まない方がいいです。ただね、人生を楽しむんだったら、飲んでもいいの。自転車だけが人生の楽しみじゃないからね。というわけで、頼んだのが「すごいレモンサワー」550円。これね。うめえス。国産レモンががっちり入っていて爽やかで。すすむすすむ。たまにレモンサワーで、甘いシロップいれるとこあるじゃねえですか、あれなんすか、なんなんすか。あとね、大手チェーン店なんかで10杯飲んでもかけらも酔わないレモンサワーとかあるじゃねえすか。あれなんすか。なんなんすか。

 ここのはそういうことはなく、国産レモンの清冽な酸味がすこーんと。とはいえ、明日の340分には起きなきゃですから、3杯飲んで止めました。エラいでしょ。

 で。ホテルに帰って休みます。まだ21時前。これから寝れば6時間以上、たっぷり寝られますな。ただ一般的には寝る時間ではないので、寝付きが心配。そういうときは、昔取った杵柄、不眠症のお薬が残っておりますのでな。ちょこっと。それをちょこっと。

 と言うわけで、気がつけば爽快に朝を迎えておるわけですよ、と。

①に戻る。以上ハルヒル終わり。面白かったなあ。

2017年5月23日 (火)

ハルヒル2017は素敵です② ゴールした後

20170521_091301_p1020103 というわけで。ごおおおおおるぅうう。したわけです。タイム65分後半。年代別で、だいたい上位40%。DNF含まず、です。総合だと47%くらいかな。微妙やなあ。半分より前ではあるけど、すげえ、って言ってもらえる成績ではない。年代別で913人走ってますが、二桁だとちょっと嬉しくて、一桁だと、うんそれはあり得んわ。そのクラスに入るのは無理。ただ60分を超えた5分の間に100人くらいがずざっと詰まっております。あと二踏みくらいすれば、5位くらいは上がったかしら。みなさんがんばっておりますなあ。

 つかね。たぶん数年前にこの成績なら、もっと順位は上だった。つまり、ヒルクライムに出る人が増え、更にそれぞれがレベルアップしてるんですよ。も少し若ければ、自分自身もレベルアップしてるんでしょうが、もうね、劣化との戦いですからね。現状維持してるだけでもたいしたもんだろう、と。体重は5kgくらい増えてますしね。

20170521_091659_p1020105 もうね。ゴール後の意気揚々と撮った写真を見て愕然としましたね。こんなにお肉が増えて。おじちゃんは哀しいよ。しょうがないね。

 さて。ゴール後の話です。峠の計測地点から湖に向けてのんびり下った先にゴールがあります。私がゴールしたのは、もう既に3000人くらいがゴールした後なので、わちゃわちゃです。ただね。榛名湖半でしょ。待機場所が広いんですよ。運動場みたいなところがあちらこちらにあり、そこを上手く使って誘導しています。最初に、前日に預けた荷物を取りに行くと、まずその途中でペットボトルに入った水を渡してくれます。荷物の受け取り場所も広い。あちこちに自転車ラックがあり、ゆとりをもって停められます。これは美ヶ原や乗鞍では考えられないくらいのスペースです。

 湖畔で荷物の中に入れておいた補給食と、ペットボトルの水を飲みます。前日、受付でもらったOS-1とかいう経口補水液。旨くはないけど、とりあえず吸収が良さそうなので、ぐびぐびと。木陰で榛名湖を見ながら休んでると、下山待機場所まで移動するのが面倒くさくなるくらい、気持ちがいい。暑いんですけどね。風が爽やかなので、疲労感と達成感が相まって、ああもうこのままここに寝たい、と。

20170521_104858_p1020116 いうわけにはいかないので、移動しましょう。レースのスタートが8時頃。上り終えたのが、移動も含めて920分頃ですか。アナウンスでは下山開始は1010分。そろそろ待機場所に行かなきゃ。と、思いましたが、甘かった。何しろ5000人以上が上ってます。最初のグループはとっくのとうに下山待機場所に移動しています。わちゃわちゃと人と自転車がいます。

 さらに。湖畔から移動したこの下山待機場所には、下の会場と同じような屋台がいくつも出ているのです。これはもう観光地ならではです。美ヶ原の山の上では絶対にできないサービス。みなさん、ちゃんとお金を持っていきましょう。

20170521_091938_p1020109 あ。お金がなくてもゼッケンがあればなんとかなります。というのは、ゼッケンの下に、この会場や市内協賛店で使える金券が印刷されていて、切り取って使うようになっているんです。1000円分。すげくないですか。ハルヒル参加費6000円なんですよ。これね、実はかなり安い。乗鞍9000円ですぜ? 美ヶ原8000円ですぜ? それに対して6000円で、1000円バック。更にねペットボトルの水は三カ所でもらえて、おまけに途中の補給所ではミニ羊羹まで、もらおうと思えばもらえる。

 ああ、まあね、乗鞍や美ヶ原では参加賞にタオルがもらえますけど、あれ、要りますか。もう何回も出てたら、いらんでしょ。タオルコレクターじゃないから。それよりはハルヒルの金券というか食券というか。これが素直にどんだけ嬉しいかって話ですよ。ねえ。

 ま、ともかく。榛名湖周辺の待機所にはあちこちに仮設トイレもあり、これも万全。参加費が有効に使われているなあ感が、ほんとに強い。

 それはともかく。下山待機所。ここから長い待機に入りました。スタートと同じように集団毎に下るんですけど、私がいたのが第七集団。ここらへんが下山を始めたのが11時半頃でしたかね。2時間近い待機です。この日は暑いくらいいい天気でしたが、これ、気温が低かったり風が強かったりしたら、かなり過酷になります。事前のインフォメーションで、しつこいくらい防寒着のことを知らせてましたが、はい、わかりました。今回は全く必要ありませんでしたが、やっぱり持っていくべきです。次回は天気を見て、ダウンも用意しましょう。

 で。待機場所が山の際だったので、日差しを避けて、山の中に入り、ぼんやりと下山誘導を待ちます。このアナウンスも丁寧で、何がどう進行しているのかよくわかるので、無為に待っている感は少ないですな。ただね。あのね。たぶんブユがいます。たぶん。たぶんってのは、ブユって姿を現さないし、血を吸われている間は存在に気付かない、うちに帰った頃にようやく痛みやかゆみを覚えてるというタチの悪い虫です。しかも、腫れ方が酷い。丸1日経って咬まれた場所が腫れ上がり、8カ所咬まれていたことが判りました。しょうがないですけどね。山ですし。まあいいや、おっさんの脚が多少腫れても、何の問題もない。

20170521_112029_p1020118 下山が始まります。途中で一カ所、集団を停める場所があるというアナウンスが繰り返されています。スピードの上がりすぎを避けるためのようです。のんびり行きましょうよ、ねえ。

 まず湖畔から計測終了の地点までは上りです。面倒くせえ、とさんざん坂を上ってきたくせに、思ったりします。が。そこまで順調に進めたわけではありません。湖畔路上で、何度も集団が停止します。そして、集団の横を救急車が通り過ぎます。どうやら下山で楽者が出たそうな。

 ここまで来て落車、ねえ。お気の毒ねえ。ただし、スピードを出しすぎての自爆なら、全然気の毒じゃありません。下山は、言うまでもなく競争ではありません。下るだけだからほっといてもスピードが上がります。そこで調子に乗ってスピードを上げる。自爆する、あるいは周りを巻き込む。言語道断ですよ。ブレーキかけなきゃいくらでも、誰でもスピードを上げられる。上げられるけど、みんなコントロールしてるんです。

 私が下っているときも、すごい勢いでトレインを組むようにしてスピードを上げて追い抜くたわけがおりましたが、おめえなあ。と思うわけです。ゼッケン見ても、待機場所を見ても、この位置で下りてくるってのは、そうそう上りが速いわけじゃないよなあ。何をいきがってんだよ、って目でみんな見てますよ、と。挙げ句の果てに自爆なんかして迷惑かけるなよ、と。ほとんどの人は思ってんだよぉおおお。

20170521_120054_p1020123 下山中に、スタッフ、ボランティアの皆さんが旗を振ってます。お疲れさまでした、と声をかけてくれます。ありがてえなあ。こっちは遊びに来てるのに、お疲れさまって行ってくれるし応援してくれる。地元を貸してもらってんの、こっちなんだけどさあ。ありがてえなあ。と思うので。私は、下りてくるときのテーマは、見かけたスタッフ、ボランティアの皆さん全員に「ありがとうございます」って言うことです。ただ、口が回らなくなってくると「ありあとござやしたー」になってしまったります。

 これはこれで、楽しいですよ。相手も笑顔になってくれますしね。驚いたような顔で、じいちゃんが「おうお疲れさん」とか言ってくれたりとかね。

20170521_120059_p1020125 途中の停止場所ではスタッフが、ボトルの水を補給するためのヤカンを持って走ります。あ、忘れちゃいけない。ここのスタッフはあちこちで、ゴミの回収をしています。ペットボトルや補給食のゴミを回収してくれるんです。たまに路上に補給食のゴミを捨てるばかやろうがいますが、そういうことが恥ずかしくなる対応であります。

 総じて、ハルヒルのホスピタリティってすごい。と思います。もちろん施設面や環境面で恵まれているってこともあるのでしょうけど、行政も積極的に関わってくれてる。ありがたいことです。こうなると、ハルヒル参加者として、少しでも現地経済発展に貢献できるよう、協力したいところであります。

 会場に着きますとね。そちらでも屋台もありますし、体育館では表彰式も行われています。Twitterでコメント交わす20代女性、篠さんが表彰されておりました。お若い方なんですが、坂にかける情熱がバケモンです。他にも、たくさんのTwitter仲間の方がいらっしゃったようですが、残念ながらお顔がわからず失礼しました。

 マイペースで走るのが好きなんですけどね。たまに同好の士が、年代性別関わらず、こうして、いるということが判ると、モチベーションも上がりますね。今度は美ヶ原ヒルクライム、どなたにお会いするでしょうねえ。

2017年5月22日 (月)

ハルヒル2017は素敵です① いきなりレース本番

というわけで、ハルヒル2017初参加であります。あ、2017はもう二度とないけどさ。いやだから、ハルヒル初参加ですよ。とにかくとっても楽しかったので、ハルヒルにまつわるダラダラ話は後に回して、当日の話から。

 朝は3時半に起きます。ハルヒルは乗鞍や美ヶ原のようにスタート地点近くに宿があるわけでないので、高崎駅前辺りか榛名湖辺りに宿を取ることになります。となると、朝、スタート地点までの約16kmを移動しにゃならんので、その時間を計算します。榛名湖だと下り、高崎駅だとほぼ平坦の移動です。楽なのは榛名湖ですが、アップをすると考えると高崎駅。というわけで、3時半起きで、前日買い込んだ朝食を食べます。

20170521_055628_p1010598 問題は。問題はトイレ。会場地点のトイレはいつも混みます。なんとか宿で済ませる。しょうようはしょうがない。ですけどね。とにかく、レースで一番気を遣うのがそこだったりします。心配性なんですよね。ともかく、今回もなんとか用を足し終わりました。着替えをして、駐車場に向かい、奥様と別れます。奥様は高崎駅前からピストンで出ている会場行きのバスに乗り、会場で待ち合わせ、更にそこから応援バスに乗り込みます。奥様と会えるのは会場と、それからは応援場所の榛名神社になります。ちなみに応援バスは榛名湖まで行きますが、そこまで行くと帰りが遅くなるというので、榛名神社応援です。

 ハルヒルの応援バスは、榛名湖発だと選手が下りた後の13時以降になるそうです。榛名神社発の場合は1010分。

 ということで、奥様はバスに乗り込み、私は自走して会場に向かいます。高崎駅付近から選手の皆さんがぞろぞろいるようなイメージをしてましたが、宿泊先が分散してるせいか、ほとんど走ってる人に出会いません。朝の4時はもう明るいので、フロントライトも要りませんね。バックライトは用心のため点けています。会場までは、涼しい風の中をのんびり走って450分。気持ちよいサイクリングです。

20170521_055717_p1020079 乗鞍の場合はスタート地点のすぐ脇に待機場所がありますが、ハルヒルは乗鞍を上回る7600人の参加で、スタート地点でそんなに待てないので、榛名湖体育館のグラウンドが待機場所になります。そこから300人程度ずつ、アナウンスに従って移動します。グラウンドには多数の仮設トイレが並んでいます。トイレに入るために並ぶことは並びますが、乗鞍のような絶望的な状況ではありません。アナウンスがこまめに情報を提供してくれるので、広いグラウンドで待っているのは苦になりません。あ、ただ土のグラウンドなので、雨だったら大変でしょうね。まあ、その辺りはハルヒルなら何か考えてくれそうな気がします。

 私のスタートは後から数えて2番目か3番目のグループなので、最初のエキスパートクラスがゴールした時点でもまだのんびり待ってます。アナウンスでゴールタイムが38分とかいう声が聞こえましてね、我々遅いグループからしたら信じられないタイムで、苦笑いするしかない。

 ハルヒルのスタート順は男女混合のタイム順です。エントリーは年代別性別でエントリーするのですが、出走は走力が近い人たちと走ることになるわけです。合理的です。ただ、初出場の私は過去の履歴がなく、自己申告のタイムをどの程度にすればいいかわからず、困りました。とりあえず過去の美ヶ原と同じ程度にして申告しましたが、距離が短いことを計算しておらず、かなり遅いグループに入ってしまったようです。

 ただまあ考えようでしてね。遅いグループの中にいるということは、どんどん前に出て行くことでモチベーションを維持できるわけです。実力より前のグループで出ると、どんどん抜かれていくわけで、モチベーションの維持が大変。そう思うことにしました。結果的には、これは正解。私の性格に合ってます。もちろん、もっともっと速い人は、少しでも障害の少ない状況で走る方がタイムを上げやすいはずです。

20170521_075809_p1020097 スタート地点はあくまでもスタートするだけで、まだ計測は始まりません。計測は自転車に付けたチップがセンサーを踏むと始まります。最初の団子状態で無理矢理前に行く必要がありませんから、これも安全対策として優れています。

 計測地点を越えるころには、周りの人のペースも安定してきて、自分より速い遅いが判るようになってきます。やはり概ね私より遅い人が多いようなので、少しずつ前に出て行きます。最初の10kmくらい、榛名神社までは10%を越える坂はほとんど出ないので、シッティングメインで回していきます。難しいことはあまり考えてません。いや、いろいろ勉強したんですがあ。記憶力悪いので、覚えてません。基本はシッティングの方がパワーを維持しやすいこと、斜面に応じて力を出しやすいよういつもより前乗りすること、あとは呼吸ですね。しっかり吐ききって呼吸すること。この3つくらいです。覚えてられるのは。だから速くなんねえんですよ。

 ま。ともかく。それも実力のうち。少しずつ少しずつ同じグループの選手を抜いていき、調子こきます。気分いいです。抜かれると、遅いって言われるような気がして凹むです。後ろからスタート、性に合ってます。ただ、遅い人は経験値が少ないことやパワーがないため斜行したり、突然止まったりすることがあるので、危なそうと思う人のそばには寄らないようにします。追い抜くときは、抜きます、と声をかけるか、敢えて呼吸の時に声を出したりして、存在を知らせるようにしてます。

20170521_082711_p1020098 それにしても。新緑が気持ちいい。この日の最高気温は31度の予報ですが、湿度がそれほどでないので、日陰になるととても気持ちがいい。7600人も走っていると、常に周りに人がいる状態になります。それもまたお祭り気分のライダーには、よろしい。

 更に、途中に何カ所も補給の場所があるんですが。これがね、ハルヒルの運営すごい、と思うのは、前半街中を走っているとき。小さな地域公民館があるんですが、こういうところがトイレ場所、補給場所として提供されているんです。更に、山の中に入ると補給所があり、水、ポカリ、それにミニ羊羹まで提供されます。いや、正直1時間くらいのヒルクライムで補給がいるかどうかわかりません。てか、私は使いません。でも、その心遣い、嬉しいじゃありませんか。

 ハードな坂が続くときは呼吸が限界に来てます。今回も最大心拍185くらい。この状態で走りながら飲み物を飲むと、その間呼吸が止まるので、死にそうになります。くらん、とします。160くらいまでなら、なんとかなりますが、それも自分のタイミングで飲み物は入れたい。ってわけで、補給所での補給は取らないようになりました。受け取るの、けっこう難しいですし。ただ、アレ取ると、レース気分が盛り上がる、というのもあるので、それはそれでアリです。

20170521_084737_p1010639 榛名神社の手前から10%を越える坂が増えてきます。押して歩く人も増えてますが、ここで足を使い切ってるようだと、この後が更に厳しい。神社を過ぎるとガーミンの表示が14%、15%なんてのがずっと続きます。試走のときは、ここら辺で車に寄せられてびびって歩いてしまいましたが、その代わり車がいないレースはとても気楽。坂はキツいけど車にひかれないからねー、と上っていきます。気楽ですけどキツいですよ?

 途中にも応援がいて、あと3km!とか叫んでくれるんですけどね。微妙に距離が違う。確か3kmって叫んだ人のところで、残り2.4kmとかだったと思う。こういうのは親切でもあまり信じちゃいけません。逆に心折られたりしますからね。親切だけ受け取っておきましょう。

 榛名湖手前の上りのピークが計測終了地点です。ここはほんとに最後の最後まで上りなので、最後の100m追い込もうとか、そゆことはもうできません。ああ、あくまでも個人の感想です。とにかく。もがくもなにも、脳も筋肉もほぼ酸素を使い切ってます。気力でいけるもんじゃない。へろへろとラインを越えます。しばらくして、手元時計を見ると、6602秒。時計を止めるのしばらく思い出せなかったので、たぶん65分台でしょう。

 目標予想タイムは70分。前回の試走では80分は越えていたはずですんで、満足です。1時間切れなかった、とか考えないわけじゃないですけどね。あまりそういう切り方に意味はない気がします。キリ番ゲットぉ、じゃないんですから。残念ばかり言ってると、つまんない。

20170521_090910_p1020100 空が青くて風が気持ちよくて、身体の中を血が駆け巡って、息が肺を激しく動かす。タイムは目標だけど、結果はオマケです。楽しければいい。楽しい。それでいいや。

 また走ろうと思う。それがいい。

2017年5月16日 (火)

ハルヒル試走と群馬飯と

20170504_122539_p1010481_2 なんだかわけのわからん記事になりそうな。このところ当ブログへのアクセスがぐんぐんと減っております。もともとチャラい記事ばかり書いておりますが、更に自転車ネタが増えて、ガチの自転車の理の皆さんからすれば愚にもつかんことばかりだし、自転車に興味のない方からすると、まさに愚の骨頂。そりゃあねえ。ま、しょうがない。書きたいことを書く。そゆことで。

 で、前回の記事にちょこっと書きましたが、キャンプのついでに、ハルヒル試走に行ってきました。ちなみにこれも奥様の配慮であります。ハルヒルに近いキャンプ場の設定をしてくれましたんでな。と言っても小一時間ほど移動にかかります。

 まずはハルヒル前泊する際に使う高崎駅に行きます。ここからハルヒルスタート地点まで、自転車で走ってどのくらい時間がかかるか、疲れるかを調べておきたい。というわけです。結論から言うと、ウォームアップにちょうど良い程度、145km、約40分ほどでスタート地点まで快適に進みます。この程度は走っておいた方がむしろいい。そういう距離です。

 スタート地点まではガーミン君に案内してもらいます。どこを走ったか判りません。スタート地点からのコースもガーミン810J君のナビに案内してもらいます。ハルヒルのホームページにあるコースマップに、ガーミンに読み込ませることのできるデータがあるので、それをガーミンにコピーすれば、完全に案内してくれます。便利ですので、お初の方、ガーミンを持っている方はぜひ。

_000_2 さて。試走スタートは高崎市榛名支所です。朝10時くらいに着くと、これからスタートするのであろう同好のみなさんがたくさん。トイレは榛名支所を開けてくれていて、そこを使うことができます。隣は図書館かな。そっちも使えるみたいですね。ありがたいありがたい。

 そっからの試走スタートなんですがね。まああちこちのブログにコースや写真はたくさんあるので、それをご覧いただければ。敢えて私が声を大にして申し上げたいのは。G.W.中の試走はヤメロ。その一言です。やるなら早朝限定。朝7時くらいまでなら大丈夫かな。10時スタートなんて論外です。

 つうのはですね。G.W.中でしょ。行楽の皆さん、榛名湖とか榛名神社に行きたくて仕方ないわけですよ。なんか知らんですけど、榛名神社大人気なわけですよ。諸君はいったいいつからそんなに信心深くなったんだい、ってくらい駐車場が満杯になって、駐車場待ちの車が道路で大渋滞を作ります。しかも、榛名神社辺り、道路が狭い。自転車が逃げる余地がない場所も少なくないです。路側帯を走って逃げる、なんてのはマナー違反ですが、そんなことでもしなきゃいつになったら抜けられるか見当も付かない。からやむを得ず抜けようとする、でしょ。ところがですね。余地がない。ズルを許さない厳しさ。いや、平地ならまだいいんですよ。坂じゃないですか。普通に走っていてもふらつきそうな坂なわけです。そこをほぼ無余地の道路、右側に車列、左側に溝。ふらつくと死にます。

20170504_110115_p1010473 今回はここで10分以上のロスタイムがあり、タイム計測はできませんでした。榛名神社を過ぎたら楽になるか、というと、実はそうでもない。ようやく車列がなくなって走り出しますが、この辺りから10%を越える坂がずっと続いてます。そこをへろへろと上ろうとしたら、さっきまで渋滞の中でイライラを募らせていたドライバーの皆さんが、やはり余地の少ない片側1車線のすれすれを、エラい勢いで抜いてきます。ほんと怖い。しゃあないから、車途切れるまで歩いちゃいましたよ。ここでまた10分ほども喰らいました。

 数百mも走ると、車の流れが落ち着くので、ヒルクライムに戻ることができました。が。調子崩しまくりですわ。もともと余裕なく走っているので、調子を崩されるとどうにも復帰ができません。渋滞は波があるので、必ず渋滞するというものでもないようですが、

なんかもう。今度来るときはもう少し考えます。

 計測終了地点でも、もはやタイムなどかけらも判らず、渋滞待機を除いてもおそらくは1時間を軽く越え1時間半に近かったのではないか、と想像できる程度。それもねえ、ええかげんですわ。こんなときに限って、手元計測のストップウォッチも止まってやがる。もうええわ。と、へろへろになってます。

20170504_122154_p1010479 ところでハルヒルですが、コースとしては榛名湖まで上がった後、周遊道路を進んだ辺りにゴール地点があるんですね。周遊道路に入る前に坂が終わってるので、あれれ、これ最後はダウンヒル含めたスパート合戦かい、と思いましたが、さすがに運営者の方はお利口であります。坂を登り切った地点が計測終了地点、そこからゴールまでは、パレードランみたいなものです。なるほどね。

 帰り道は、運転苦手な奥さんがゴールまで来てくれていたので、まあ下りはいらんなということで。車に自転車を積んで下山です。ほらね、下りはいらない、なんてあたりがヒルクライマーっぽいでしょ。タイムは気にするな。精神性の問題でありますので。

 あ、いやほんとは上りで苦労した分、下りで快適にってやりたかったんですけどね。奥さんが本当に運転嫌いなんですよ。あまりにイヤそうにしてるので、ここまで来ていただいて、更にそういう贅沢もできないわ、ということで車で下ります。途中また榛名神社で大渋滞がありましたんでね、車で下りて正解です。そゆことにします。さて。飯を食いましょう。

20170503_114550_p1010410 で。今回の群馬キャンプの昼ご飯。まず、群馬と言えばおっきりこみ。うどん、というかほうとうに似た食い物です。ほうとうとの違いはカボチャが入るかどうか、ということみたいですよ。おっきりこみは醤油ベース、ほうとうはみそベースという分け方もあるんですが、地域によってはおっきりこみも味噌味のものがあるようなので。

 で、おっきりこみの伝統のお店ふる里600円。、

美味いか、と言えば、うーん、マズくはない。普通。普通の田舎飯。あったかいのが一番のごちそう、そんなことを言いながら、家族で食う晩ご飯。普通の飯、というかおっきりこみ。そりゃもうしょうがないんですよ。昔からある伝統的な食い物をそのまま出したら、そうなる。今のご時世と違って貧しい時代に作られた、農家の飯ですから。出汁もそんなに凝ってるわけじゃない。具材もありもの、そこにばあちゃんが手打ちで打った平麺を打ち粉がついたまま放り込んで煮込む。味付けと言えば醤油、酒をぶち込むくらい。そういう味です。近年進化してるうどんとかラーメンとか、あるいは蕎麦とかのような手を加えているわけではない。まあだからこその郷土食でしょうね。食っといて損はないですが、あくまでも地域の食であります。しみじみと楽しみましょう。

20170504_141559_p1010482 20170504_145126_p1010486 20170504_145003_p1010484 群馬と言えば、登利平(とりへい)の鳥めし弁当。らしいです。ケンミンショーでやってたので間違いありません。(あまり信用してない)。そういえば昔、なんか食ったことがある。けどもその頃は特に意識せず、弁当の一種だと認識してました。ケンミンショーでは、行事弁当と言えば鳥めし弁当だ、と言ってましたけど、本当スか。

 弁当なんで持ち帰りが基本らしいですが、高崎駅には鳥めしのほか食事もできるレストランがあります。弁当はね。うん、前に食ったけどさ。普通に鳥胸肉の薄切りを醤油砂糖で煮たものが乗った、普通の弁当です。なぜに群馬県でこんなに定着してるのか。ふむ。群馬には何か秘密がありそうです。ちなみにケンミンショーでやってたように、10個、20個と買って帰るお客さん多数でしたわ。

 というわけなので、奥さんは鳥めし定食を食べてましたが、私は唐揚げとチキンカツの鳥合わせ定食1000円。ただね。これ、けっこうなボリュームで、お得感はあります。感覚的には1200円くらいの定食の感じ。微妙にお得感あるでしょ。

20170506_103531_p1010511 20170506_104415_p1010515 で。最後に団子屋伊勢屋坂下店の中華そば。えーっと600円くらいでしたっけ。ラーメン系のメニューは中華そばと大盛り中華そばの二品のみ。というかそもそも団子屋ですよね。手巻き寿司も扱ってる。手巻きと言っても海鮮生ものではなくて、卵焼きとか野沢菜とかそういう感じのです。だから団子屋の寿司。そういう感じ。中華そばも奇をてらわず、いわゆる昔ながらの中華そば。特筆すべきことがないのが、良さ、というか。ああ、褒めてない。いや、いい感じなんです。ちゃんと作った中華そば。じんわり味わえるスープ、麺。旨さを押しつけてこない。並んで食うのはちょっと違いますが、団子買いつつ、中華そば食ってく近所の家族連れ。そういう風景が似合います。

20170505_110205_p1010488 20170505_111554_p1010498 20170505_111441_p1010493 ああっ。大事な店を忘れていました。渋川市のニコニコ亭。とんかつ屋さんです。とんかつ屋なのかな。ソースカツ屋さん。なのかな。小さなお店です。薄くて大きいとんかつを甘辛誰に付け込んだソースカツが売り物のお店。掌より大きいくらいのサイズで、1枚190円。ソースカツどんのお値段は、つまりベースのご飯+ソースカツ×190円っていうシンプルってか、とんでもない設定です。普通は2枚乗せれば十分満足。それで580円。好きなだけカツを増やせます。

私はチキンカツカレーを頼みましたが、これも昔ながらの小麦粉炒めたポークカレーにソースカツ。

近所の高校生が腹いっぱいになりに来る、そういうお店です。持ち帰りができるので、かつ10枚とか20枚とか注文して帰る人多数。登利平といいニコニコ亭といい、そういう文化なのかしら、と思いつつ。群馬、なかなか奥が深くて面白いです。よ?

2017年4月30日 (日)

KUOTA KAHN 2017で走る② ヒルクライムではどうかというと

お忙しい人も多いと思いますので、結論から。バイクの軽さは正義だけど、結局体力だろう。ということです。あとはまたぐだぐだ行きます。

 そもそもこのバイクはヒルクライム用です。ヒルクライムで使ってこそ、であります。使いましょう。で。ただ使うのではなくて、比較してどうだということが言えた方が楽しい。ならば、全くのお初のコースに行くよりは、行ったことのあるコースを走った方がいいのではないか。

_000_1_2 ということで、今回のコースは、ウチから飯能、名栗方面を抜け、子の権現南面を上り、北面を下りて、国道299号を経由し、正丸トンネル手前から旧道に入り、正丸峠、山伏峠を抜けて、再び名栗方面におり、さらに有間ダムに立ち寄って、CAFÉ KIKIで一休み。とそういうコース。このうち、正丸峠、山伏峠は初見でありますが、初見の坂が入ってた方が楽しいです。

 まずは県道70号を経由して、子の権現に向かいます。国道70号、やはりNUOVO CLSSICOより巡航速度を上げやすい。30km/h程度でくるくる脚を回しても、それほどキツくない。信号や交差点での待ちからのゴーストップでも、体力が削られにくいですな。NUOVO CLSSICOだと、もったりと気持ちよく走る感じですが、KAHNだとくるくる回してスカンと抜けるような感じ、と言いましょうか。

 そして坂に入ります。やはり坂の入り口でも、すぅっと入っていく感じ。おお、軽さは正義、とか思うんですけどね。

 でもね。子の権現、キツいよね。うん。子の権現南面は地味に脚と呼吸を削っていき、最終の300mで命を削ります。自称貧脚の坂バカたちが軽々と上っておりますが、ほんとに地力がないと上れない坂です。私の場合は手前で呼吸を削られてしまい、300mを駆け上がる息が残っていないため、300m手前でいったん呼吸を整えます。

_000_2 よく言えば呼吸を整えます、なんだけど実際は脚をついてるわけですよ。最後の300をシッティングで乗り越えるなんてことができるのかどうか知りませんけど、私の場合はもうダンシングでパワーをかけていくしかない。ここは無酸素運動でしか上れない。ですんで、息を使い切った状態でここに入ると、あっという間に酸欠に入ってしまいます。うむむ。

 これはもうね、クロモリだろうとカーボンだろうと変わらんですよ。確かに、軽さは正義。なんだけど、じゃあそのことによって、どの程度違うかってえと、この程度のモノなんです。おそらく競技者がヒルクライムレースでタイムを競うような走りをするなら、1秒であれ2秒であれ、それは絶対的アドバンテージです。が。走行感でいうと、変わるものではない。できなかったことができるようになる、と言うほどのアドバンテージがあるわけでなく、楽しさが変わるわけではない。むしろです。こんだけ軽いんだから、速くなきゃダメだ的な自分自身を追い込んでしまうなら、アドバンテージとは言えない。そういうもの。

 自転車に限らないと思いますが、これはいい、アレはダメだというご意見番がいらっしゃいます。それはそれでいいんです。相手の中に立ち入らなければ、それ自体が自分自身の楽しみ方であるわけですから。ただ残念なことに、それを人にぶつける方がたまにいらっしゃる。「○○なんかじゃあダメだよ、わかっちゃねえなあ」、○○の中には、フレームの素材やホイール、アッセンブリパーツのグレードなんかが入ったりします。あるいは自分より価格の安い自転車をやたらと貶めたり、高い自転車に乗る人の能力を貶めたりする方がいるのは、残念、というか、ぶっちゃけますと、なっさけねえこといってんじゃねえよ、と思ってしまいます。

 趣味と言ってもいろんな楽しみ方があります。競技者である趣味。ツーリストである趣味、散歩者である趣味、工芸品愛好家である楽しみ。自分の基準で、他人を非難しちゃあいかんなあ、と思いつつ、あらこの意見自体そういった自己矛盾的なモノを含んでないか、と思ったり。

 違いはあるんですよ。モノによる違い。ただ目的が違うと、評価ポイントが変わるので、評価自体も変わる、と。

20170422_084435_p1020064_2 では。ということで、違いの部分なんですけどね。自転車の違いではないんですけど、パーツの違い。KAHNはシマノのデュラエース、NUOVO CLSSICOはカンパのアテナ。はっきりしてるのは、手の小さい人にはカンパの変速・ブレーキレバーは小さくて扱いやすい。そういう意味ではシマノでも電動変速にしちゃえば、女性でも楽に扱えるってのはありますね。ただ、その場合はブレーキレバーが問題になる。となれば、ディスクブレーキにしちゃえばいい。

 ということを考えると、電動変速もディスクブレーキも、ロードバイクの敷居を下げる工夫ではあるんですよ。おじさんは電動変速もディスクも好きじゃないので使いませんけどね。そこも、目的の違いですよね。優劣ではなくて。

 ただ、雨でも晴れでも変わらない強い制動力って点では、ディスクブレーキは絶対的なアドバンテージになります。しかしディスクは自転車のメカニズムとして嫌い。そこで今回は、フルクラムのレーシングゼロナイトというホイールを選びました。これはホイールのリムに抵抗を増やす加工をして、制動力を高めているという話。それに合わせて専用のブレーキパッドも着いてます。さて。こちらはどうか。

 これはですね。いい。見通しのいい平地では、あまり違いはわかりません。もともと、コンポの違いを一番感じるのは、ブレーキシステムって思います。ほら変速性能だとかって、極限の速さを求めるようなことが、私のような素人さんではあまりないので、違いがわかりづらい。一方、どんくさい人間は急ブレーキをかけることも多々あるので、ブレーキ性能の違いを感じることは大きい、ってこともあると思います。

20170422_084342_p1020060_3 山の中の下り道、カーブでいきなり車が飛び出してくるって状況はよくあります。山のカーブは見通せません。上りと違って、下りはスピードが出やすい上にブレーキがききにくい。けっして飛ばしてるわけではないですし、予測もしながら走ってるつもりですが、だからって車が来たら驚かないわけではない。そこでブレーキングに入りますが、このときに、レーシングゼロナイトのブレーキは、性能にかなりの余裕を持って減速します。安定して減速する。更に言えば、デュラエースのブレーキアーチはこういう大きな負荷がかかったときも、たわみ感が一切ない。これは相当安心できます。

 それに制動力が高いので、握力もさほど使わなくて済む。短時間ではあまり気になりませんが、ヒルクライムの後、ダウンヒルが続く場合はアドバンテージですな。

 ここのところ、安全という目的はどなたでも同じでしょうから、この性能については素晴らしいですよ、とお勧めできます。あ、ただね。コストとの兼ね合いはあります。ブレーキパッドもホイールも少々お高い。人間の性能が高い場合にはそこまでの投資は必要ないかもしれませんが、反射速度の遅くなってきたおじさんには、これは正義です。

 フレームの硬い柔らかいという点では、私は気にならなかったです。妙なたわみ感もないし、硬すぎて疲労が残ると言うこともない。乗りやすいロードバイクに仕上がってます。ただ、膝が痛い。今回90km程度のライドで膝が痛くなる、これはセッティングを見直す必要があります。サドル高さは変えてないので、クリートかな。実は靴を換えて適当にクリート付けたんですな。おそらくはそこ。靴のことはまた後日。

 総合的に、KAHNを評価するならば、えーっと、ぼくがかっちょいいとおもうのでいいとおもました。あと、ねのごんげんのげきさかはきらいだとおもいました。こんどからはべつのさかをはしろうとおもいました。

 なんつかですねえ。もはや体力の限界を振り絞るヒルクライムレースより、イベントを目指した方がいいのでしょうなあ。今年三本のヒルクライムレースを入れたのを、ちょっと後悔してたりします。

 来年はイベントに出る!ような気がする!

2017年4月23日 (日)

KUOTA KAHN2017で走る① 平地編

20170401_152455_p1010372 さてと。ようやく成吉思汗くんが形になりました。(この記事を書いたのは3月末頃です)

 さっそく走りに行きましょう。今回は平地編です。ちなみにKAHNは成吉思汗と呼んでます。嘘です。呼んでないです。カーン繋がりで、ついつい頭の中に成吉思汗と浮かんでしまうだけです。カーンと言えば、カーン・ノニエン・シンも思い浮かぶのですが、こちらの方は成吉思汗よりずっとしってる人が少ないと思いますので、これ以上は触れないでおきます。ただしトレッキーなら知ってないとダメです。

 さて。成吉思汗くんは基本的にヒルクライムバイクとして導入してます。平地巡航、ツーリングバイクとしてはNUOVO CLSSICOがあります。NUOVO CLSSICOで、ひたすらぽたぽたとライドを楽しんでる様子は、時々Twitterで呟いておりますので、ここで深くは語りません。敢えて申し上げたいのは、お天気のいい日にのんびり自転車でお散歩すんのは、たーのしー、よ。ということであります。しかし、ヒルクライムに使うには、若干厳しい。いや、絶対的な戦闘力はあります。ただ、体力の衰えかけた老境のライダーには少しの差でも機材による優位性を確保したい、ということであります。まあ、その辺の比較も含めて、語って参りましょう。

 山は雪が残っているという情報も有り、また杉花粉対策のためのマスクをしてのヒルクライムは辛すぎる、ということもあり。今回は平地です。いつもの平地コースは何百回も走ってますから、機材の特性が見えやすいかな、ということもあります。成吉思汗くんのタイヤにエアを入れて、いつものサイクリングコースに出発します。

20170401_152814_p1010381 成吉思汗くんのサイズですが、XSサイズ。XSぅ? 小せえな。と思いますけどね、ジオメトリで見ると決して小さくはない。このメーカー毎に違うXSとかSとかMとかの表記、やめてくんねえかな。迷うから。今回はトップチューブの長さで選んでますけど、同じトップチューブ長510mmでもSだったりXSだったり。しかしXSって言われると、すげえ小さい感があるじゃないですか。洋服のアメリカンサイズでXSは日本だとSだよ、とかはありますけど、いやでもそもそも日本サイズのSだとしても小せえだろう、とか。思っちゃうわけですよ。これが実物で合わせてるならともかく、実物なんかお店にないですからね。来るまでは不安のママですよ。勘弁して下さいよ。私の身長171.5cm、股下や手の長さは、日本男性の標準、か短いかもですけど、それにしてもXSって言われるとなあ。

 まあサイズ表記なんていい加減なもんです。気にしすぎても仕方ないです。乗って楽しければいいのです。

 さて、成吉思汗ちゃんをこぎ出します。ああ、そうだ。ここで成吉思汗くんの性能、というか性格の違いというかを語るわけですけど、これはフレームによる違いでも、ホイールによる違いでもないですからね。お気を付け下さい。DE ROSA  NUOVO CLSSICOとの比較中心の、ただの感想です。絶対性能を語っているわけではないです。これから買おうという方の参考にはなりません。

 クロモリバイクとカーボンバイク、というくくりにしちゃうのも、危険なんですけどねえ。でも、結果的にそうなっちゃうかしらね。まあ、できることをしますよ。

 成吉思汗くんの重さ、ペダル、タイヤ込みの要するに全重量ですが、7.2kgNUOVO CLSSICOより2kg軽い。ただ、重さが違いの原因の全てではない、です。回転系のパーツが全部違うので、それらもひっくるめて、特性に違いが出てます。

 一言で言うと、成吉思汗くんは踏み込んだときの反応が早い。乗り始めに、そこまでクイックな感じがするわけではありません。巡航速度、例えば25km/hまで上げようとしたときに、NUOVO CLSSICOの場合はのらりと上がっていく感じです。あくまでも比較ですよ。それに比べるとKAHNはスパンと速度が上がります。私の脚力では、NUOVO CLSSICOが楽しい巡航速度は23km/h程度、ケイデンスは76程度です。25km/hを維持するのは、それなりに気合いが必要になり、30km/hの巡航となると、地べたの抵抗が粘るように感じます。

 KAHNだと巡航はいきなり27km/hくらいまで上がり、ケイデンスも90を越えていきます。さてもう少し上げるかなあ、って気分になり、32km/h程度まで巡航速度を上げて、あらマスクをしてると息が切れるわ、と気付いて、29km/hまで落とす、という感じ。たぶん気温がちょうど良い時期には3334km/hまで上げても大丈夫そうです。

20170401_152706_p1010376 なにが違うんですかね。タイヤによる変化も大きいですし、同じブランドのタイヤであっても、消耗度合いによって感覚が変わってきます。もちろん巷間言われるようにホイールの特性もあるでしょう。DE ROSA NUOVO CLSSICOはマビックのアルミ手組ホイール。一方、KHANはフルクラムの新品完組アルミ、レーシングゼロナイト。マビックの方が使い込んでる分、ホイールバランスが崩れてる可能性もあります。これが崩れると、回転の抵抗が露骨に増えます。単体ではわかりにくいんですが。ここが、高速域での伸びの悪さにつながってるのかもしれません。あるいは、車体重量による違いか。

 あ。若干フォームも変えています。トップチューブ長は同じですが、ハンドル位置を2cm程度低くしてあり、このことによりやや前傾姿勢が強くなっています。やや。ややね。でも空気抵抗は速度の自乗に比例して大きくなりますので、やや前傾であっても、効果が出ている可能性もあります。

 原因を探るには、DE ROSAKUOTAのホイールを交換して走る必要がありますね。ハンドルの高さを変えたり。うん、めんどくさい。やりません。そのうちやるかもしれませんが。

 高速行きでの伸びが違う、ということには、高速域で出てくる空気抵抗や回転抵抗などの問題もありますが、低速域での反応の重さが影響している可能性もあります。一般道は、とにかくブレーキングと定速巡航がちょこちょこ入ります。信号、歩行者、曲がり角、対向車、状況の変化に応じて速度を落とす必要が常にありますな。やんないたわけもおりますが、それに合わせちゃいけません。歩行者の横を通るときはスピードを落としましょう。犬がいることころもです。

 でだ。スピードを落として巡航に持っていくときに反応が遅いと、そんだけ体力が削られます。何度も何度もゴーストップを繰り返しているうちに、地味に脚が削られていくのです。結果、高速域まで持っていったとき、そこでもう一踏みする脚がない、ということかもしれません。繰り返しますが、カーボンだから速い、クロモリだから遅い、ということは考えてません。よく言われることですが、2kgフレーム軽くする前に、体重2kg落とせよ、的な。まあ落とせないからおじさんは高いカーボンフレームを買うわけですけども。フレームが軽くなることによる速度向上はあるんでしょうが、もっとデリケートな結果になる気がします。

 更に、よく言われる、フレームが硬いとか柔らかいとか言う問題。これもねえ。素材による違いは、あるのかしら。と。衝撃吸収性や弾性はむしろ構造に起因すると言われてます。最近はようやく普通に1日に100km程度の距離を走るようになりましたが、昔、乗り始めた頃は60km辺りの壁を越えるのが大変でした。膝が痛くなったんです。この頃は、このバイクだと疲れが酷い、つまり衝撃がもろに返ってくる=硬い、と考えてました。が。100km走るのが普通になると、特段、硬い柔らかいが気になることもなくなりました。つうことは、です。つうことは、硬い柔らかいがあるにしても、それはある程度の体力や技術が備わってくると問題でなくなる、ということです。

 もちろん、限界性能を求める人は別ですよ。フレームのしなりだの、限界での挙動だの。高速ダウンヒルでのコーナーリングなんて時に、どれほどコントロールしやすいか、とか。とか。でもね。あのね、素人はそんなことしちゃダメ。プロはね。プロは仕方ない。けど、趣味で命を賭けるのは絶対にやっちゃだめだby老松のおいちゃん。

 だから、素人が剛性や硬さが問題になるようなレベルで走っちゃダメ、ってことです。そうなると、もう要するに好みの範囲ですね。硬い感じがする、乾いた走りをする、軽々と進む、全て感覚です。ただし。趣味のことなので、この感覚、感性がとても大切であります。

20170402_091527_p1010392 KUOTA KAHN平地慣熟走行。あくまでも印象です。なんつーんですかね。精度が高い。もちろんそれはアッセンブリーパーツであるシマノDuraAceの性能でもある。フルクラムの性能でもある。各部が気持ちよく動作する。余分な遊びやがたつきが一切なく、スムーズに各部が確実に動作する。品質の高さを感じます。まあしかし、この辺りの感想は、KAHNに限らず、同じようにコストをかけてちゃんと作った自転車なら共通するでしょうね。

 今度はヒルクライムで使ってみましょうかね。あまり変わんないインプレッションになりそうな気もします。

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