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カテゴリー「モーターサイクル」の16件の記事

2016年12月11日 (日)

冬ツーリングで千葉を目指す Heatec電熱ベストとKIJIMAグリップヒーターGH07

20161126_110034_p1000908 11月の雪の後の金曜日。働く日々に疲れて休暇取っちゃったぜえ。できればロードバイクのロングライド。しかしねえ。雪の降った後の山は、大変なことになっています。特に北向き斜面。ロードバイクの細くてつるつるしたタイヤで走れるモノではありません。ないはずなんですよぅ。Twitterでフォローしてる何人かは、調査と称してロードバイクで上っておりましたが。正気とは思えん、てか身体能力が半端ない。普通はそんな路面でバイクをコントロールできません。普通の人は止めましょう。

 ということで、晴れていたんですけどねえ。諦めてMT-07でツーリングに出かけることにしました。正確に言うと、ぼっちツーリングです。ぼっちですが、なにか。ということで、行き先は千葉です。房総半島を目指します。何故に千葉、といいますと、まあそういうもんらしいです。首都圏から日帰りツーリングと言えば伊豆か千葉か。魚が食えますからね。千葉です。千葉に飯を食いに行く、と思えばよろしい。千葉に行くと安くて美味い魚が食えます。千葉です。うん。

20161126_110944_p1000912 で、だね。雪が降るような季節だから、当然寒いわけですよ。冬場に車で走っているときにオートバイを見ますけどね、普通に走っています。しかしね、吹きっさらしの中走っているわけですから、寒くないわけがない。一般に山を歩くとき、風速1m/sにつき体感温度は1℃下がると言われてます。オートバイは50km/hで走ると、分速で、えーっと。分速833m。ってことは833℃下がります。死にます。ありえねえです。

 まああれは山歩きの時の近似値を求めているだけですんで、実際にはそんなに下がりません。でも10℃違ってもおかしくはないです。でね。つまり寒いんスよ。そこで防寒対策をしっかりしておかねばなりません。

 大事なこと、その一。体幹を冷やすと簡単に凍死します。真夏に地べたで寝ていると凍死することがあるそうですよ。大事なこと、その二。手足の末端は毛細血管が細いので、簡単に冷えます。

20161021_213747_2 つまり体幹と末端。両方暖めろってことね、ってことです。ロードバイクで走っていても、手足の冷えは辛いよね、ってことで。オートバイに乗り続けるに当たって、防寒対策はもう万全を期すことにしました。まず最初はウエアですが、ここから冬用にしていきます。選択したのはクシタニのEワークウォームパンツとウインターアーバンジャケット。まあウエアは好みもありますんでしょうが、私はあまりこだわりがないので、メーカー的にわかりやすいクシタニで。手袋はRSタイチの冬用グローブ型番不明。

 ただこれだけでは、噂に聞く真冬の極寒を耐えられないのではないか、と。想像します。手袋もそんなに厚手ではありませんしね。そこでまずグリップヒーターなるものを導入することにしました。グリップに電熱を通して、指を温めようというモノであります。まあ調べていきますと、最強はカバーじゃないかってのが通説であります。ほらスーパーカブに乗ってる農家のおっちゃんがハンドルに付けてる三角のあれ。あれね。

 うん、わかるけどね。わかるけどそれなし。かっこ悪いし、それに手元が見えないのはイヤなの。手元をハンドルで縛られているようでイヤってのもあります。だからグリップヒーター。これも調べればいろいろあるんですな。すげえ安いので3000円とか。こういうのはまき付け式、と言って、電熱のシートを今使ってるハンドルに巻き付けて使うモノですが。これってなあ、ハンドルが太くなりますし、見た目の処理のアバウトさがイヤ。すっきりいきたい。

20161120_153102 となるとグリップ交換タイプ。グリップ自体の中に発熱体が仕込まれているモノと交換するのです。たまたまそんなことを考えながら2りんかんの店頭を眺めておりますと、KIJIMAというメーカーのグリップヒーターが目に付きました。他より圧倒的に高価な15000円超。おお。なんかすごい。何が違うんだろう、と思って見てみましたら。他のモノがコントローラーが別体式になっているのに対して、これはグリップの内側にスイッチが組み込まれています。つまりグリップを交換した後、とってもすっきり。よし、これで行こう。と。

 ん? 交換の仕方っすか? えーっとですねえ、この箱を持って、レジのところに行き、お姉ちゃんに「これ作業してもらっていいっスかあ」って言うと、2時間くらい後には完成します。作業手数料込みで2万円ちょっと越えたと思います。いいんです。交換する技術持ってないし、休日に仕込む根性もないし、いいの。電気系統をいじるのも怖いから、プロにやってもらう。いいの、もう人生の残り時間は限られているんだから、おっちゃんは金で解決できることはお金で解決するの。はい。そしてこう。とってもすっきり。スイッチを押すとLEDの表示が青から赤まで5段階に変化します。

 よし。と。でもね、まだ不安。最近はもうウエアも電熱ウエアが常識らしいよ、ということで、電熱ウエアを探します。いろいろありますが、HEATECってメーカーがずいぶん広告打ってます。広告打ってるからエラいって訳じゃないけど、まあなんとなくねえ、なんとなく。で、お値段を調べると。そうするとですねえ。上下で約6万円。ろ、ろくまんえんんん?

 えーっとね。お金で解決する手段をとるのは、いかん。そんなねえ、金に任せて何かをするなんてのは、趣味の醍醐味を捨てるようなもんですよ。安易。うん安易です。趣味ってのはねえ、うん、手元にあるモノで工夫してだねえ。うん。それでこそ漢(おとこ)ってもんですよ。ねえ。

20161119_194014_p1000872 Hitekku 工夫することにしました。ヒートインナーベストって製品がありまして、ベストだけにジャケットよりもかなり安い。とは言っても17800円くらいするんですけどね。安い楽天でも15,000円くらい。うううう。そうだ楽天ポイントを使おう。工夫してるでしょ。楽天ポイントを使って、約1万円。この辺りはそれぞれお手持ちのポイントによりお値段は変わってしまいますので、ご了承下さい。

 こいつのいいところは一般のUSBモバイルバッテリーを使えることです。使用時間はこのようになっております。まあ要するに大きいバッテリーを使えば1日は余裕でしょ、と。

 足。靴の中。これはねえ、もうアレですよアレ。白元さんのアレ、足のつま先用のホッカイロ。これなら1100円程度。ワークウォームパンツのアンダーにキャンプで使うヘビーウエイトのタイツ。さらに冬山登山装備のオーバーパンツもありますんで、こんだけありゃ乗り切れるだろうと、踏んでます。

でね。ようやく千葉に行くことになったわけですが、もう項があまりない。肝心の使用感を例によってはしょります。ウエアリングですが、上半身、速乾性の長袖アンダー、冬山用の起毛中間着、そして電熱ベスト、クシタニのジャケット。下は冬山用アンダータイツ、クシタニのウオームパンツ、オーバーパンツ。気温10℃。

 電熱ベスト電源オンっ!えっとね、えっとね、暑い。てか電源入れなくても暑い。第一上半身着込みすぎてパツンパツンです。首が回らねえ。早速ベストを脱ぎました。こんで十分。十分温かい。日差しもあるしねえ。クシタニのアーバンジャケット、アウターとインナーの二重構造になってましてね。このインナーが相当に暖かい。これと電熱ベストを合わせるのは、もっともっと気温が低いときになりそうです。

20161120_155829 グリップヒーター。これはいい。スイッチがウィンカーの横になるせいで、始めは間違えて触ってしまったりしますが、慣れれば大丈夫です。ただね、手袋にも寄るんでしょうが、風に当たる表側が凍りそうになり、裏側がHotに溶け出す、的なあ。強制解凍モード的な感じはあります。かなり電気を食いそうですが、エンジンを切ったときには1度リセットされて電源が切れた状態になるので、スイッチを入れっぱなしでバッテリーを放電させてしまうってことは、なさそうです。それになりより見た目がスマート。

 電熱ベストはもっと寒くて必要になったときに買えばよかったかなあ、と思うんですけどね。こういう季節モノはシーズンの始めに作ったまま在庫なくなれば終了、というパターンを採りますんで、しょうがないかもなあ、と思います。

20161126_122613_p1000926 20161126_124612_p1000930 ということで、千葉は鋸南町漁協直営食堂ばんや。食べログ3.58の高評価のお店ですんで、詳しくは食べログでねっ。平日でも大混雑よ、と。ひとつ言えるのは、ここお寿司屋さんではないので、お寿司は頼まなくていいかなってことです。これ寿司ロボット君の握りだよねえ。素直に煮魚焼き魚食った方が幸せかもです。

2016年11月13日 (日)

MT-07に乗って伊豆に行こう ツーリング③ ビジネスホテルとん亭の侘びしさも味わいである

20161010_091754_p1000693 20161010_084911_p1000684 さてと。こんなブログでも続きを読みたいと言って下さる方がおるのでのう。ワシも老体にむち打って、もう一働きせんとなあ。これこれ、そんなことを言ったのは誰じゃ、などと言うもんではない。これはこれで年寄りの生きがいじゃでのう。

 というわけで、バイクツーリング、まとめておきましょう。前回のタイトル、まだ出かけてないと言いつつ、実はでかけておりましたな。昼ご飯を食ったところくらいまで。ふむ。そっから記憶を辿りましょう。

 えーっとですねえ。小田原。小田原からは箱根新道に入ります。箱根湯本の方に向かう車は多いので、かなり渋滞します。本当はやらないに越したことはない、すり抜けですが、こんだけびっちり固まってしまうと、遠慮しいしい、でもやっちゃう。すんません、すんませんと車の前を横切るときは頭を下げます。止まってる車の間から人が出てくるかもしれないので、超トロトロ。ただし、バイクは低速の方が安定性が悪いので、かなり怖いです。山崎ICというところを過ぎると、渋滞はなくなりました。こっから峠を抜ける道に入ります。

 峠と言えば、バイクの独擅場。ちなみにこの言葉、なんと読みます? どくだんじょう、と読んだら間違いなんですぜ。どくせんじょう、が正しい。とはいえこの誤用、明らかに誤用が主流になっているので、会話でどくせんじょう、と言っても通じないのが辛い。

 さて。独擅場なんですけどね。経験のない老境リターンライダーはとにかく、丁寧に丁寧に走ります。九十九折りの峠道、切り返しに身体が付いていかねえです。いいの。できることをやればいいの、うん、がんばる。と、頑張って疲れた辺りで、ぱっと見、道の駅的な大きな施設が目に入ります。駐車場も広くお洒落な作り。これは、休憩だ、休憩だ。年寄りだからね、1時間走ったら休むのよ、と。

20161009_145911 20161009_151215 三島スカイウォークって書いてます。日本一の大吊り橋、なんだそうな。吊り橋はいいね吊り橋は。うん。でもなんでこんなところ、渓谷があるわけでもないこんなところに大吊り橋があるんでしょう。まあいいや、休憩だしね。バイク置き場にバイクを止めます。トイレも綺麗だし、お土産物屋もカフェもあります。で。吊り橋。入り口が動物園のようにゲートがあります。あ、お金要るんだね。なるほど、観光用の吊り橋か。

 長さ400m。片道。でも。行った先にはお土産ショップと食べ物屋台と展望台があるだけなので、行ったら戻ってこなきゃなりません。まあね、でもね、ここまで来たら行こうよ。1000円かかるけどね。まあこれだけ立派な吊り橋を作ったんだから、1000円くらいはとりますよなあ。確かに長い。高度感もそこそこある。晴れていれば富士山も見える。家族で来るにはいいと思いますよ。

 三島スカイウォークからは、下田街道を南下します。今日の目的地は下田。ひたすら南下すれば、着きます。が。せっかく伊豆まで来てるのに、山道峠道ばかりでいいのか、海沿いを走らなくていいのか、ということで、河津町から海沿いの道路を走ることにしました。ずっと山の中を走っていたので、新鮮です。海はいいねえ。というほど海好きではないですけどね。

20161009_174453 20161009_174810 暗くなり始めたんで、今日の宿に急ぎます。今日の宿は、伊豆急下田駅前のビジネスホテルとん亭。1泊素泊まり5000円。ええ、全然期待しておりません。えっと、今回ツーリングを計画するに当たって、どこに泊まろうが検討したんですね。そうしますと、ソロツーリングではビジネスホテルだろう、というご意見が圧倒的だったんですね。うん。お父さんの節約ツーリングですからね。伊豆の豪華観光ホテルってのは筋違いです。ふむ、なるほど。では、安いビジネスホテル、通称ビジホだ、と。

 確かにね。観光ホテルに一人で泊まって、一人でホテルの宴会料理を食って、一人で酒飲んで寝るってのは寂しいわねえ。いや、どうせ一人旅で寂しいなら、わびしさも含めて味わおうよ、安いビジホに泊まって、夜は近所の居酒屋のカウンターでしょう、ねえ。ということで、とん亭。街中にあるという立地だけで選んでます。伊豆に来たのに温泉もない。いいの、別に温泉ファンでもないから。

 とは言え、5000円のビジホは5000円なり。どっか薬品臭いような臭い、飾り気のないドア、くたびれた内装、そうそう安いビジホってこんなんだったよなあ的なビジホ。いや、悪くはない悪くはないんですよ。掃除もきちんとされているし、シーツも綺麗。それでいいじゃん、という、そういうホテルです。ちなみに、オートバイはいたずらされないように、ホテルの裏手の屋根付き駐車場の中に入れてもらえます。ただ裏手と言っても、ホテルの裏口出てすぐ、ってんじゃなく、ホテルの入り口を出て大回りして裏まで歩かなきゃいけませんけどね。でも、ちゃんと止めてもらえるなら、それでいい。

20161009_182319_p1000678 さて。飯だ。ホテルのすぐ近くには某有名居酒屋チェーンもありますが、伊豆まで来てチェーン店はないわなあ。ということで食べログ検索した開国厨房という居酒屋に行きます。ここWEBサイトを見ると、株式会社開国という会社がやってるお店で、4店舗展開。結構大きいのかすら。とか思いつつ、そのうちの1店、開国厨房なかなかに向かいます。

 下田の街も夜が早い。夜7時も回ると人がほとんど歩いていません。暗い街中を歩いて5分程度でしょうか。ここが株式会社の居酒屋か、と思うようなこぢんまりとしたお店です。いや、いい意味で。L字型カウンター10人くらいですか。テーブル席も合わせて、1階には20人は入れないと思います。2階では貸し切り宴会をやっていたようなので、それなりに入れるのかな。

20161009_190831_p1000680 20161009_184027_p1000679 とりあえずレモンサワーと刺身、焼き鳥などを。変わったところでもつをカレーで煮込んだもつカレー、なんでも静岡のB級グルメだそうな。悪くない。どんな味かと言いますと、もつをカレーで煮込んだ味。そのまんまです。お刺身はさすがに旨い。海辺の街に行きますと、よくあるのがとれとれのお魚を今さばきました、的なお刺身。あれが苦手でねえ。だって、さばいたばかりのお魚、身が固くて旨くなくないですかあ。あれを歯応えがいいと喜ばれる方も少なくありませんが、個人的には苦手です。堅いばかりで、魚毎に違う旨みが出てこない。筋肉が分解し始める自己消化と呼ばれる状態直前の、熟成した柔らかみが出た刺身が好きですねえ。というわけで、こちらのお刺身、それぞれの刺身がまったりとして美味しゅうございました。

 宿に帰ったら寝るだけであります。お部屋がもの悲しいので、とっとと寝ちまうに限ります。

20161010_063908 さて。朝ご飯。最近の大手ビジネスホテルでは朝食無料サービスなんてしゃれたモノがありますが、とん亭にはございません。あらかじめ近所のローソンで豆パンを買っておりますので、これを食します。この豆パン綺麗でしょう。まるで豆パンの宝石箱やあ。

 豆パンは宝石箱である必要はございません。田舎くさいもんです。田舎くさい豆パンが旨いのです。小洒落た豆パンは、小洒落た味がしました。おじさんは田舎くさい豆パンが好きです。

 さて。帰りましょう。帰り道で、もう一カ所か二カ所、美味い魚を食いたいなあ。海沿いの道を回って帰ることにします。下田から石廊崎を回り、マーガレットラインに入ります。さっかな、さっかな、さっかなを食いたいのっ。ところがですね。お昼ご飯を食わせてくれるお店の営業は早くても11時。宿を出たのは8時。そうしますとね、石廊崎とか土肥温泉とか通過するのは9時とか10時とかになってしまうわけですよ。

 まあねえ、食堂が開くのを待ってもいいんだけどさあ。帰る日に遅くなるって、なんか好きじゃないんですよねえ。どっか、どっかで食えるところねえかなあ。とバイクを走らせているウチに、西伊豆バイパスに入ってしまいます。もうこっからは山道。食い物と言えばわさびと猪、川魚。海魚が好きなのよぅ。などとほざいているウチに、オートバイはあっという間に修善寺を過ぎ三島を過ぎ、箱根を過ぎてしまいました。

20161010_123152 もういいやねえ。こうなったら、どっかで軽く食えればいいよ。ということで、平塚PAで磯辺揚げうどん。まあこういうものも好きなんです。

 さて。まとめましょう。こっからうちに帰るためには、東名海老名JCTで圏央道に入る必要がございます。ナビ音声を点けていたにも関わらず、そのまま東名を走り続け、ふと気がつくと、横浜町田ICを過ぎておりました。変だなあとは思ったんですよ。まあね、しょうがない。ということで、なぜか関越に乗って帰ることになったのでありました。

 総括。うん。えっとね。そうねえ。例えば伊豆であれば、日帰りしようと思えばできるわけですよね。高速を混ぜて600km程度ですか。十分日帰りできます。でもね、疲れます。途中、今回は何度も休憩を取るようにしてましたが、同様に、くたびれきって夜中に帰ってくるんじゃなくて、侘しいホテルで一泊すれば、ずいぶんと心と体に余裕ができます。遊びに行くときは余裕を持って。そういうことでいかがでしょうか。

2016年11月 1日 (火)

MT-07に乗って伊豆に行こう ツーリング② まだ出かけない

さて。ツーリングマップル、老人には鬼門、と申し上げたかあげなかったか。

 思うにね。どこか遠くに行きたいと思ったら、そりゃもう大きい地図がいいね。部屋一面くらいに縮尺の小さな、つまりあまり縮小されてない大きな地図を置いてね。指で辿りながら、考えたいね。はい無理ね。そんなもの売れるわけないし、いったいいくらになるのやら。ってことであります。でも、ツーリングマップル、字が読めないのと、見開きで観られる範囲が小さくて、慣れないとルート全体が見渡せない。かといって大きなマップルをバイクに積んでくわけにもいかず。

20161101_211410 そこで。私が使ってる地図アプリ。バイク用のNAVITIME。これね有料アプリです。確か月額400円。年間だと3,500円なので、そっちの方がお得。

 もともとはグーグルナビなどの無料アプリを使っていたのですがね。やはりオートバイサポートに特化してる方が使いやすいです。そりゃね、無料アプリ以上のサービスがないと、売れないですわね。と思ってるんですが、実際はグーグルナビなどの無料アプリも使い込んでいないので、ただの思い込みかもしれません。

 ところで、バイク用のナビなんですが、基本は音声案内です。画面見てたら危ないので。音声は、前に紹介したインカムSENA20Sが拾って、ヘルメットの中のスピーカーに再生する、と。高速なんか走っていてもね、普通の車のナビなみに、「まもなく左から合流があります」なんてことを言いやがります。こんなこと、車のナビだって、ちょっと前にはできなかったのにね。スマホのGPS性能も上がったせいか、道を読み違えるようなことはほとんどありません。

 便利なのは近隣のガソリンスタンドやバイク専用の駐車場を検索するモード。こういうのを痒いところに手が届くってんですかね。まあそこんとこのサービスがお金を取れるところです。

 ルート設定もバイク用のお勧めルートなんてモノがあります。慣れた方には無用のモノですが、初心者にはありがたいですな。雑誌のBikejinと提携してるんですかね、Bikejinお勧めルートなんて情報の提供もありますが、使い込んでません。ま、とりあえず破綻なく使えておりますよ、と。

 さて、前回、ウエアも着込んで、荷物も積み込み、そしてMT-07にナビもセットした、と。よし。走ろう、と。実は。実は腰が痛い。いわゆる腰痛であります。止めりゃあいいのにね。と思ったんですが、コルセットを巻いたら何とかなりそうだったので、痛み止めを飲んで出発します。止めりゃあいいのにね。

 うちから伊豆下田に向かうには、まずは圏央道に乗ります。圏央道もね、東名までつながって便利になったね。え、つながったの。つながったらしいよお。なんかね、あっという間ね。歳を取るのは。なんてことを思いつつ、走ります。伊豆の根っこ、小田原まではあっという間。お昼時ですしね。小田原で飯を食いたい。

20161009_134242 20161009_134802 もちろんナビにはその予定までは入ってないんですが、ナビの通りにしか走らないんじゃツーリングじゃない。ただの移動です。あちこち寄り道してもいいんですよね。うんいいよ。というわけで。小田原。小田原と言えば、ビストロ回転寿司禅。人気のお店です。いつもなら行列必至ですが、一人旅の場合、わりとどこでもちゃっちゃと入れます。普段は怖くて手を出せないような大トロ950円や鰻500円も奮発しましょう。でも、奮発するだけのことはある回転寿司であります。

20161009_125923 あ。ちゃっちゃと、と言えば。連休などの高速道路を使った旅行で、困るのは、SA,PAが混雑してて入れないor入ったものの車を止める場所が見つからず焦る、てな状況です。この点、オートバイは気楽です。もちろんオートバイ用の駐車場も混雑するんですが、とはいえそこはオートバイ、いざとなれば止めるスペースはいくらでも見つかります。

 そういうところには大きなバイク乗りのおっちゃんたちがスカジャンみたいなの着てたむろしていて、怖いです。そうなのよねえ。世間様から観るとそう見えるんですよねえ。自分がその中に入ると、バイクに乗ってるだけで、普通に車止めているおっちゃんたちとなんも変わらんのですが、周りから見るとねえ。まあだから、大きな声で話したり、喫煙場所でないところで煙草吸ったりとか、普段しちゃイケないことはしないほうがいい、ですよねえ。スカジャンじゃねえんですけどねえ。派手なライダーズジャケットはスカジャンみたいに見えてしまいますからねえ。

 そんなわけで、スカジャンっぽく見えるジャケットでなく、抑えめのジャケットを着るようにしている今日この頃。それはそれでおっさん臭いんでしょうけどねえ。まあそこはまぎれもなくおっさんなので諦めましょう。

20161021_213721 更に言えば、ウェアはクシタニが好きです。つうか、クシタニで選べば間違いないだろうっだけで、クシタニから選択してるだけです。今はもっとお洒落なメーカーが一杯出てるんですけどね、おじさんは迷うことを楽しむ余裕がない。あちこち探してあるくのが苦手。そこで一カ所でまとめて見られるクシタニショップ熊谷店。カタログに載ってるモノが一通り揃っているので、その中から選べば良い。それだってね、小1時間くらいは悩んだりするわけで。お洋服選んで小一時間経つと、洋服選びで1時間使ったってことに対してイラッとしたりします。いかんねえ、ゆとりがなくて。

 あ。ところでPASAにいるおじさんたちは、キャップを被ったりバンダナを巻いたりしてる率高し、です。なぜならば、ヘルメット被って蒸れ蒸れになったおじさんの腰のない髪の毛は、ヘルメットを脱ぐとぺったりと頭に張り付いて、みっともないからです。別にやんちゃぶってるわけではありません。やんちゃっぽく感じるのも、イメージなんですよねえ。

 あ、でもアレいかんわ。あのおっさんお洒落雑誌LENとかの「ちょい悪オヤジ」。さすがに最近は小っ恥ずかしくて自分でそういうことを口にするおっさんはいないと思いますが、ファッションの方向性として自分はちょい悪オヤジだからとか思ってる人は、いますよねえ。あれね、うん雑誌の外国人モデルだからかっこいいんであって、私たちの場合は薄くたびれたおっさんですからねえ。

 あ、あれも止めましょうよ。「いくつになっても少年の心を持った男」的な表現。勘弁して下さいよぅ。節度を捨ててるだけですよぅ。いやそれはそれでいいんですけど、「少年」とかで免罪符にしないで、いい年してバカやってらあ、でいいと思うんですよね。まあね、個人の感想です。ま、ともかく。

20161009_133851_hdr 回転寿司禅で腹を満たした後は、再び下田に向かいます。下田に向かうと行っても、下田について何かをすることが目的ではなく、下田に向かうこと自体が目的であります。オートバイを走らせること、目に付いたところに止まること、全てが目的であります。

 ふむ。オートバイという乗り物なんですけどね、はなはだ不完全な乗り物であります。車の場合は自動運転の時代がすぐそこまで来ております。にもかかわらず、走る止まる曲がるについて、人が介在しないと成り立たない乗り物。それがオートバイ。それゆえにであります。走らせること自体が目的になり得るんですな。自分がなんかをしてる、って感覚が常にある。たまに無くすときもありますが、そういうときは意識を失いかけてるので、バイクを止めて休憩しましょう。

 ロードバイクも同じです。ただし、オートバイはエンジンの力を借りて、自分の力を拡張できる。拡張しない生の体験を楽しむのもアリ、拡張した力の体験を楽しむのもまたアリ、ということであります。ただね、排気量700ccのエンジンのエネルギーってのは、実際とてつもないモノがあります。その力全てを自分でコントロールできる、なんてえことは考えない方がいい。力をお借りして、一部をコントロールするってなくらいのもんですよ。と、老境に入りかけたリターンライダーは思います。

 ちなみに、ほんの一瞬だけ、まあねほら高速道路の追い越しのため、一時的に制限速度を超えることがあるじゃないですか。まあね。比較的ジェントルと言われるMT-07ですが、100km/h前後の巡航速度で、スロットルをぐいっと開ける、どっかんと加速を始めますからね。フルスロットルなんかできやしない。バイクにしがみつくような感じ。

 まして、いわゆるモンスターバイクと呼ばれるようなオートバイ、かけらでもコントロールできるのは、実際はかなり限られた人たちだと思います。まあ、老境リターンライダーはおとなしく走ることにします。

 ああ。もう項がない。伊豆に入りますと、九十九折りの上り坂、下り坂があちこちにありまして、そういうのも若い頃はバリバリ伝説ぅとばかりに走ったものですが、もう歳ですからな、どこどこと、怖々と走っておりますよ。と。

どうもこのツーリング日記、未完になるような気がしてきたんですが、まあ誰も気にせんだろうという思いもございます。

2016年10月16日 (日)

MT-07に乗ってツーリングというものをしてみようと思った①

20160925_092731_p1000636 使ったもののことを書くよ?

 書いちゃいますよ。この頃ね、ほんと歳のせいっスかね、まともに机に向かうことができなく手ですね、んまあ一つの要因として白猫がね、この膝にいるってのがあるんですがね。白猫の気が向いたときってか気が向かないときってか、とにかく膝にいないときしか作業ができない。白猫あるある。

 とりあえず最近のネタと言えば、ツーリングですよ、と。ツーリングと言えば、バイク旅であります。ちなみにここで言うバイクはロードバイクではなく、オートバイであります。今年の三月に大型自動二輪免許を取り、4月にはYAMAHA MT-07という排気量700ccのオートバイを購入しました。が。が。なかなか乗る暇がない。

 そもそもオートバイというモノも趣味として乗ろうとすると、けっこう手間がかかりましてな。自動車のようにほいっと乗るようなわけにはいきません。まずね、お天気を気にしなきゃいけません。もちろん雨でもオートバイには乗れますが、趣味で乗るのに、敢えて危険と不快が伴う雨天を選ぶ必要はありません。お出かけの時間帯に雨が降るかどうか、特にこのところのような雨続きの場合は、慎重になります。

 更に夏場でありますが、バイクのことを何も知らない人は、炎天下バイクを走らせている人を見て、颯爽と走ってるねなどと思ったりするかもしれませんが、颯爽なんて爽やかな文字が入る余地など全くありません。まずヘルメット。分厚いかぶり物。暑くないわけがない。更に強烈な紫外線。長袖必須であります。長袖を着れば紫外線は遮ることができますが、暑くないわけがない。風通しのいいメッシュジャケットだろうが何だろうが、暑いことは暑いんじゃあっ。ってことです。

 炎天下バイクを走らせるのは、脱水症状との戦い、死にものぐるいです。私は1度だけ、30度を少し越えたくらいの時期にやって、もう2度と夏は走らん、と決意しました。真夏にフル装備で走っている方がたまにいますが、尊敬するっつうか、どっか壊れてると思いました。

 さて。というわけで、秋です。これこそバイクシーズン。つっかロードバイクシーズンでもありますし、山歩きシーズンでもあるわけで、あれやこれやをやりたい人間には時間が足りない。ただね、とりあえずこの連休にはツーリングだ、と決めました。ちょうど奥様が実家に戻っていないということもあり、一人でうちにいるのも何だしね。ということで。

 さて、どこに行こう。一泊二日。リターンライダーの初ツーリングとしては、あんまりハードな日程は危険があぶないので、首都圏から概ね300km以内で。まあこの距離に根拠はないです。なんとなく。となると、伊豆とか暴走とか那須とか。新潟方面となると一泊二日は厳しいかと。素人ですんで。ただね、秋の連休なんですよ。となると紅葉の那須とかそっちのほうはきっと大混雑。それに一人旅だと旨い食い物、端的に言うと魚が食いたい。となると伊豆か房総か。初心者向けの定番であります。伊豆も混むだろうなあ、千葉にしよう。と思ってましたら、職場の先輩ライダーから、この時期の伊豆は穴場ですよ、との情報をいただきました。

 やはり観光客が効用を目指すので、連休の伊豆としては混雑が想定内、というのですね。ふむ。ならいいか。と。伊豆に行こう。魚を食おう。

20161016_222238_p1000702 そこで準備です。オートバイツーリングの基本と言えば、地図。これがですね「ツーリングマップル」というツーリングに特化した地図が出ております。というか、最近は地図はあまり売れないでしょうね。iPadがあれば大きめの地図が見られますし、手元で見るならiPhoneで。グーグルは偉大です。ただね。電気のモノはバッテリが切れると役に立ちませんし、ネットにつながらないと、やはりダメ。紙に勝るモノはなし。山行とその辺りは同じです。

 というわけで、バイク乗りのバイブルとでも言うべきツーリングマップル。ただね。これ問題があります。バイクの小さなバッグにも入るハンディサイズなんですが、文字もやたらと小さい。老眼鏡なしでは全く読めない。老眼鏡持てよ、ということなんでしょうが、私は普段は老眼鏡なしでなんとか誤魔化しているので、ついつい老眼鏡を探してしまいます。若者は困らないでしょうけど、最近はバイクに乗ってるのはおじさんばかりなので、大抵のおじさんは困ってるはずです。

20160903_142546 持ち物は、一泊二日の身の回り品、+雨具ぐらいですか。たいした荷物ではありません。が、オートバイには基本的に荷物を積む場所がありません。自分で作るしかないのです。ということで、タナックスという会社のユーロシートバッグというものを購入。なぜこれを選んだかってえと、「バイク乗りのエラい人に聞け」であります。とにかくオートバイについては経験値がないので、何を選ぶかの根拠なんざありません。そこで、最近始めたTwitter。フォローしてる方の中に同じMT-07に乗ってる方が何人かいます。「これ結構いいですよ」コメントを丸呑みして、これ。なんかね、シードバッグって黒くておんなじような形をしたものがいっぱいあって、どれがどうなのかわかんなんですよ。先達の知恵を借りるに限ります。

20161016_222226_p1000701 実際はこれに加えて、二輪館で適当に買ったヒップバッグももちます。こちらにはカメラや財布などの貴重品、シートバッグには身の回り品。こうしておけば、少しバイクを離れるくらいの時間なら、シートバッグを付けっぱなしにしておけます。日本は治安がいいので、こういうときは助かります。

 で。お出かけの朝6時。雨が降っておりますが、ヤフー天気の雨予想を見ると、6時間後には雨が抜けます。信じましょう。朝ご飯を食って、荷物の点検をして、撮りだめしていた鉄血のオルフェンズとドリフターズを観て、待ちます。そこらへんは、みなさんの趣味のテレビを観てお過ごし下さい。

 で。お昼。雨も上がったし。行きますかあ。ってことで、装備品を身につけます。でだね。これが結構、車と違って面倒なんですってば。まず服装ですが、パンツもジャケットも、オートバイ用のモノを着ます。要するに関節などの要所にパッドが入っておるのですね。ずっと昔は肘と膝くらいでしたが、最近のは背骨を守る脊椎パッド、胸郭を守る胸部プロテクターも着いてます。もちろん、着いてない服を着て走ることもできますが、うーん。お勧めしない。

 ロードバイクでね、何度か落車してます。裸のような状態で、時速十数kmであっても、点灯したら、かなり悲惨なことになります。堅いコンクリート、やすりのようなアスファルト、そこにね、十数kmでなく数十kmもの速度で転がったら、そりゃあ頭部だけヘルメットで守ってもしょうがねえようなダメージくらいます。

 たまに街中で、オートバイに半袖半ズボンで走る元気な子をみますよね。うん。ほら大丈夫じゃん。それはね、大丈夫な状態の時を見ているだけであって、転んだ状態の時を見てないからだよ。ざくざくのぐしゃぐしゃになった人体なんか、そうそう晒していないからね。観ないだけだよ。人生と同じ。なるようになるなんて言われて好き放題して転落してもね、誰も転落した姿まで追ってないから気にしないだけで、落ちていく人にとっては地獄であることには変わりないって話ですよ、と。うん。ええ話や。

 そういうわけで、私は当然手袋もパッド入りのを使いますし、靴もくるぶしを保護する専用のシューズを履きます。ウエアの背中にも胸にも肘にもパッドが入ってます。最近のおじさんライダーたちの格好がごっついのは、そういうわけです。人生で痛い目を見たことのある人たちは、学習をしておるわけなんです。薄着で街を走ってる方々には、死なない程度に1度学習していただきたい、と。よけいなお世話ですがね。

 が。こういうものを着込むと、当然暑苦しいし、動きづらい。それで、おじさんたちはイカツイだけでなくて、歩き方までちょっとやさぐれた感じになるわけであります。

 全然ツーリングに出発してない。いつものことです。

2016年6月 9日 (木)

MT-07にナビを付ける② BluetoothインカムSENA SMH-20S

20160515_153321 結論から言いますと、ナビを付けたはいいけれど、ナビが必要となるような走り方はしておりません。まあ、それでも使っておりますのでね。その辺りのことを少し。

 例によって雑感から入るわけですが、実はですねえ。私はどうも集団に合わせることがとても苦手でありまして。いやいや人付き合いが下手とか、そういうんではないです。仕事でも個人的にも人見知りは一切しないです。むしろ社交的。にもかかわらず、社交的な場が大の苦手。この辺りが私のストレスの一因となっていることは明らかです。

 でね。ロードバイクでもオートバイでも、その他のスポーツでも同好の士と交流するというのがとっても苦手。なんですよ。一人で黙々と取り組むのが好き。ランもスイムも筋トレも、そう。黙々と。だもんで、ロードバイクのチーム練習とか、23人ならともかく、510人なんて練習会は全然無理。むーりー。

 なんか和気藹々って雰囲気が苦手なんですよ。性格が悪いんスかね。あー、友達も少ねえっすよ。はい。

 その辺りは私の性格に問題があるとは思うんですけどね。チームで動いてる皆さんにも一抹の課題があると思うんですね。ロードバイクで言うと10人以上でトレイン組んで、サイクリングロードを、歩行者さんとかランナーさんとかのことも気にせずぶっ飛んでいく輩とか。あるいは横並びに3台くらい並べて、道路をふさいじゃう輩。ヒルクライムの林道にもいますよ。弱虫ペダルよろしく、「うおおお」とか叫びつつ、集団でコーナーに飛び込んでくるヴァカ。自動車来たら死にますよ。たまたま相手ドライバーが優秀で、減速して事故を避けてくれているだけで。

 こういうのって、チームになると気が大きくなるってか。そういうのがロードバイクの品格を貶めてるんだと自覚して欲しいです。また、そんな気がなくても、集団自体が無言の圧力になっているってのは、強く自覚した方がいいなあと思います。

 そういう意味では、おじさんのオートバイ集団もタチが悪い。コンビニ前にでっかいバイクを何台も止めて、黒いイカツいジャンパーを着たおじさん集団。タバコふかしながら談笑されてますが、中身はともかく外見はイージーライダーリスペクトなんですから、怖いですよ。おじさんおばさんが高校生気分に戻って騒がすのは、楽しいかもしれませんが、やはりそこはわきまえたいです。

 とはいえ、その程度はまだ実害が少ないといえますが。狭い林道を10台くらいのバイクを連ねるのはどうなんスか。ツーリングとしては、生活道路でもあり、作業道路でもあるわけですから、ちょっと配慮がない気がします。1車線しかない林道のコーナーで車体を傾けて入ってくる。対抗するランナーにしろ自転車乗りにしろ、死にそうな思いをします。そんでいて、ランナーなり自転車乗りなりが必死に制動をかけてコントロールし、衝突を避けているのに、自分の運転技量が上で衝突を回避したつもりになる。ヴァカですか。と。上手い人はそもそも衝突しそうになる走り方を選択しないです。事故しないのが、究極の上手さです。

 もちろん自動車のソロドライバーであってもブラインドカーブに突っ込んでくる人はいるので、個人の資質の問題とも言えるでしょうが、ソロでは品よく走る方が、集団だと気持ちが大きくなるってのはやっぱりあります。

 ソロでしか走らない、リターンライダーが何を言っておるのか、という感じですけどね。ロードバイク乗りでもあり、オートバイ乗りでもあり、ドライバーでもあるソロのおじさんとしては、自分の趣味を中心に見ないで、それぞれのことを考えつつ行動したいなあと思います。つまりはロードバイクもオートバイも大人の趣味として認められるためには、世の中との折り合いが大切と思いますよ、ということであります。

 さて。まあこういう人間なので、インカムをインカムとして使うことはまずないような気がします。実際、インカムで会話したことないです。ふむ。なのでインカムとしていいのかどうかは一切判りません。1.5kmの通話距離があるとかないとか、全然知りません。わかりません。ごめんなさいごめんなさい。知ってました。知ってたんですよぅ。

20160417_204921 でも買いました。いくつか求める機能があったからです。第一は、ナビの音声を聞くことができるということ、第二は電話を受けかけできること、第三はFMが聞ける、ということ。であります。ナビの音声についての必要性は、前回述べました。一般的な理由と言えます。んが。後の二つははなはだ個人的。電話が受けかけできることの重要性は、人それぞれですね。まあそれはよしとして。FMですけどね。私はそもそも音楽を楽しむことが下手です。

 が。ソロでひたすら走っていると、飽きることもあるわけです。そこでラジオ。ラジオもねえ。苦手なチャンネルがあるんですが、それはさておき。とりあえず聞きたい、と思って機材を探すと、これがですね、以外とFMが聞けるインカムって少ないんですよ。やっぱりインカムとしては無駄、に近い機能ですもんね。通話がメインであって、通話をしないでFMを聞くってのは、ちょっと矛盾してるっぽい。

20160417_205028 なのでFMが聞けるインカムというのは、実は少ない。ということで候補としたのがSENASMH-20Sというインカム。だいたい32000円くらい。SENAの一番いいやつ。対してサインハウスという日本メーカーのB+COMという機種。これがおそらくこの世界ではメジャー。ただ4万円くらいもする上にFMがないので、その時点で却下であります。

 ところが。SENAは海外(韓国)メーカーなので、正直説明書がとっても判りづらい。てか付属してこない。カスタマ登録をして、説明書をダウンロードして、初めて細々としたことが判ります。こういう多機能製品だから、そこはコストダウンしないで欲しいところなんですけどねえ。と、普段、説明書を読まないおっさんが言う。

 つまり、結構セッティングが難しい。あ、いや。うーん。どうかな。自分規準なんでわかんないスけど。でも、説明書がない段階でインストールしようとして挫折しました。例えば、マイク。標準でブームマイクが付いているのですが、フルフェイスヘルメットの場合は、アーム部分が邪魔になります。で、付属のケーブルマイクというものに取り替えるのですが、これがなかなか外れない。がちっと固まってます。力をどっちからどの方向に入れるかで、パカッと外れるのですが、そこの説明がないので、いったいこれは外れるものかどうなのか、という確証がないまま格闘します。まあ外れるんですけどね。

20160609_102104 操作方法もです。コンパクトな筐体にすっげえ機能を詰め込んでますから、操作がとっても難しい。いや、単純なんですけど。うーん。あのね、操作系がプッシュできるダイヤルともう一つの通話ボタン。これだけなんです。これだけに、いろいろな機能をさせるわけですから、組み合わせが大変。しかも、テレビやスマホと違って、出力系は音声だけなわけです。目で見て操作を確認する、ということができない。

 例えば、電源を入れるにはダイヤルボタンと通話ボタンの同時押し。FMを聞くには通話ボタンの長押し2秒。電話を受けるには、通話ボタン押し。覚えられたのはこんだけ。つまり、こんだけしか機能を使ってない。いいの。それでいいの。その機能が欲しかったの。うん。でもFMのチューニング変更は覚えたいと思ってます。

 ま、そんだけの機能を使うだけなら、とっても操作はシンプル。使い勝手はとても良い。ただし、ちょいと不満足な点。SENAWEBサイトには「インカム通話中、FMラジオ、スマホからの音源(A2DP)がフェードした背景音として耳元に届きます。」とあります。ここ。私の場合はFMを聞きながら、スマホからの音源(ナビ音声)を聞きたかったのですが、これ、仕様的に無理らしいです。車のナビと同じように、FMを聞いていてもナビ音声が優先されると思ってましたが、違いますね。

 要するにBluetooth接続のインカム音声、20S本体機能の音声、Bluetooth経由の外部入力音声と3つのパターンがあり、FMやナビに対して最優先されるインカム音声が割り込むことができる、ということのようです。FMとナビとではFMが優先されてしまい、ナビ音声は聞こえなくなります。これは想定外。ちょっと残念。ナビの方が重要なんですけどねえ。まあ外部入力が常にナビってわけではないので、仕方ないのかなあ。

 ナビとして使っている外部入力が2系統、つまりナビであるiPhoneMusicプレイヤーを用意した場合、どうなるんスかね。そこまだやってないんでわかんないス。だれか教えて欲しいス。

20160609_102035 ちなみに、電話は使いやすいです。まあ走行中の電話はお勧めできませんが、それを言えばインカムで会話することもどうなの、ということになり、そもそもの存在意義を否定されます。iPhoneとの組み合わせですと、SIRIの音声入力をオンにしてアドレス帳に登録している相手の名前を呼べば、まあ「田中さんの携帯に電話する」とかですね、相手に電話がかかり、普通に話ができ、相手が切れば接続も切れる、と。こちらの音声は問題なく届きますし、相手の音声もよく聞こえます。電話の操作に意識がとられることもなく快適な会話ができるので、十分に実用的です。

さらに言うと、インカムとしては都合15台のインカムと同時通話できるらしいですが、そんなこと知らんです。どうせ一生その機能を使うことはないと思います。機能は十分、使い方は簡単、後はAMラジオがあればね、と孤独なリターンライダーは思います。

2016年5月 4日 (水)

迷わず行けよ行けば判るさ 迷うっての MT-07にナビを付ける

20160503_143746_hdr2 てわけで。実際問題として、もうナビないと無理でしょう。昔はどうやっていたのかなあ、と思うほど、どこに行くにもナビです。ああ、地図ね。地図買いましたね。しかしねえ、いわゆるツーリング、小旅行的なモノならば地図を用意してもいいんですが、ちょっと出かける程度の時に、いちいち地図出してないですよねえ。

いや、それならばそもそも、ちょっと出かける程度の道は覚えておけよってことなんですが、道を覚える習慣を失っているので、無理です。つうかやりたくない。

そこで、ナビです。ナビが欲しい。金に糸目は付けねえ。一番いいものをくんな。って言いたいんですがあ。かなり糸目を付けたい。MT-07を奥様長期ローンで購入している実としては、月々の返済に追われて、貯金ができない。ので。安く上げたい。けども、ちゃんとしたモノが欲しい。

そこが贅沢なのよぉ。でもねえ。趣味のモノだから、気に入らないモノを揃えても仕方ない、というのはある。んです。気に入ったモノを揃えるのが趣味の醍醐味。でしょう。で、ナビを調べ始めます。

結論を先に言うと、iPhoneのナビを使うのが現実的な選択かも。ってことです。結局ですね、オートバイ専用のナビってのはニッチな市場で、大手メーカーの技術力を注ぎ込んだ専用品ってのはない、ってことです。自転車用のナビもそうですけどね。市場が狭いから、高くて、性能が低いモノが多い。残念ながら。ざっと調べた中で、比較的名前を聞くメーカーと言えばユピテルぐらいのもので、これとてもカーナビに比べると高いし、性能も及びません。そこまで出すなら、iPhoneのナビの方がよほどいい、という選択肢。もちろん専用品の良さというのもありまして、例えば扱いが楽とか視認性がよいとか。ただじゃあそれに6万円かけるかってえと、そこまでのものではないなあ、今の経済力からすると、ってことです。

余裕があれば、いいかもしれません。余裕ないので。iPhone。使います。幸い私のiPhoneは防水ケースに入ってますし、そういう意味では安心です。が、もちろんいくつかの問題があります。まず①電源。ナビとして使うと、あっという間に電池がなくなります。何とかせねばなりますまい。更に、②オートバイへの固定の方法。加えて。③音声をどう聞くか、です。

 と②の必要性についての解説は不要です。よね。③音声が必要なのかってことですが、必要です。バイクで走っているときに、ナビの画面見る余裕、ねえっすよ。車のナビに比べて、画面が小さいこともありますし、付ける位置がかなり低くなるということもあります。要するに見づらい。加えて、車よりも路面状況に注意を払わなければならない。となると、ナビなんかおちおち見てられるかってんだ。ってことです。

どの角で曲がるかはナビの画面ではなく、ナビの音声で確認したい。ですけど、ヘルメットは被ってるし、走行音は盛大だし、でそのままではとても音声は聞こえません。じゃあ、どうするってのが今回のテーマのひとつです。

20160503_1436171 さて、まずオートバイへの固定の方法ですが、専用のマウンタを付けるのが楽です。最近ではオートバイにスマートフォンを装着するためのマウンタが各社から出ています。アルミ削り出しのマウンタなんかかっこよいですが、うーん、2万円ねえ。いいお値段です。で、ふと思い出しました。ヒルクライムの練習でローラー台を使っていたときに、ロードバイクのハンドルにiPhoneを固定するのに使ってたマウンタがあります。ロードバイク専用品ですが、同じモノが2りんかんでオートバイ用として売っていました。これは使える。ということでマウンタはミノウラのこれ。ちなみにバイク用として売ってるモノは、販売メーカーが違います。

ぎゅっと締めればかっちり止まっていますが、万一の走行中の落下は怖いです。なんか策を立てなきゃならんですね。もともとiPhoneの防水ケースにはストラップが付いていたのですが、つい先日、ストラップの装着部品が壊れてしまったのですよ。意外とやわでした。

で。iPhoneを駆動するための電源ですが、バイクから電源を取り出します。作業はとても簡単です。2りんかんというところに行って、お兄さんにUSBの電源を取り出して下さい、というだけです。後はお金が解決します。ね。簡単でしょう。パーツが2500円くらい、作業工賃が5000円します。

20160503_143601 電源取り出しのパーツは、USBの口が1つとか2つとかいろいろあるのですが、MT-07のハンドル回りはとても狭いので、1口が限界です、と言われてしまいました。まあそういうノウハウも含めて、お金を出す、という感じですね。時間と能力とやる気のある方はネットを調べるといろいろ情報があるので、それもまた楽しみかと思います。

5000円は高い、と思われる方は、一緒にETCを付けると、こちらの工賃は2500円になります。2500円できっちり取り回してくれるなら、苦手な人にはたいそうお手頃と思います。私、苦手なので。こちらはETCの表示部分ですが、仕上がりもさすがです。お店にあった金具は汎用品なので、大きかったんですが、余分をカットしてサイズを合わせてくれました。

パーツはいろいろなメーカーから出ていますが、私の付けたのはデイトナというメーカー。あまり意味はありません。普通に電源取れます。うん。一応防水。基本雨の日に走るつもりはないので、気にしませんけど。あ、雨の中、USBケーブルつないで使用するってのは無理みたいです。防水の意味は、使わないときはふたをすれば防水になりますって意味ですな。

これをつないでおけば、スマホの液晶画面を最大輝度で付けっぱなしにしていても、電池がなくなると言うことはありません。てか、常に電源満タン。心強いことおびただしい。ただしね。外でiPhone使うとき、直射日光下で使うの、きつくないですか。画面が暗くて。てことは、バイクに付けたら、やっぱり暗くて見づらいです。オートバイ専用ナビとはやはり違うんでしょうなあ。

しかし、オートバイナビはどのみちナビ画面をまじまじ見るような余裕がないので、案内音声さえ聞こえれば十分、という考え方もできます。

さて。最後に音声の問題に行きましょう。

音声を聞くのに一番簡単な方法は、iPhoneのイヤフォンを装着してヘルメットを被ることです。が。ケーブルが邪魔ですよね。それにヘルメットを被るときにイヤフォンが外れるかも、という問題がありますが。実はそれ以前に、この方法は危険なだけでなく違法でもあるようです。イヤフォンをしてしまうと、外部の音が聞こえません。周りの状況、例えば救急車のサイレンに気付くのが遅れる、なんてことがあると、大変です。ということで耳をふさぐことは禁止されています。

んー。どうしましょうか。ということで、先達が開発した方法は、イヤホンでなくて、スピーカーを付けちゃおうということでした。それもヘルメットの中に。さらにケーブルを無くすために、Bluetoothで接続すればいいじゃん。ということで、最近はそういうヘッドセットを使います。最近のヘルメットは、そうした薄型スピーカーを貼ってつけるくぼみを用意してます。

ただし、このヘッドセット、実はそれがメインで開発されたわけではないような。ナビの音声を聞くのはむしろおまけ的機能かも。インカムといいます。一般の方にはトランシーバーとかヘッドセットとかって言う方がわかりやすいっすね。

昔のヘッドセットは、アマチュア無線とか特定小電力無線とかですか。結構敷居が高かった。アマチュア無線は資格がいるし、特定小電力無線はあまり電波が飛ばない。しかも、トークボタンを押したときだけ話が通じるという、もろに無線仕様。七面倒くさいんで、最近はBluetoothで接続し相互会話ができる無線機を作ってきました。しかもBluetooth規格なら、他のいろいろなデジタルグッズと連携できます。

というわけで、スマホと連携しちゃえば、スマホのナビアプリが出す指示音声も聞こえるし、電話だってできちゃうじゃん、ってことなんですね。てことで、最近のインカムの可能性としては、①ライダー同士の通信、②電話、③スマホナビ音声、④FMラジオ音声、⑤専用ナビ音声、なんてものが聞こえるわけです。ただし、全ての機種が全ての機能を使えるわけではありません。そこで、インカムの機材を選ぶ必要が出てくるんですがあ。

正直ねえ。わけわかんなかったっす。で。次回に続く。

2016年4月22日 (金)

リターンライダーが身につけるモノを選ぶ②ウエア

20160409_073842_2 前回はロードバイクってかなりすごくなくない?という理解がありました。ブルベとかね200kmとか300kmとか走っちゃうんですもんねえ。私はやりませんよ。ええ絶対に。100kmだってへろへろで意識が飛びそうになるのに。いや走れますけどね。エネルギー使い切った後のチャージに時間がかかるのでえ。お年寄りなのでえ。まあ省エネルギーで行くしかないです。

で、オートバイに乗るにしても、疲れると集中力が切れますわね。注意力と反応が更に低下する。高速道路なんか走っていたら、ましてヤヴァイ。ところで、一般道路を走っていて気がついたんですが、速度感。今何km/hくらい、今早いのか遅いのかって感覚。これがですね、オートバイは自動車とは違いますね。自動車の40km/hくらいの速度感で走っていると50km/hオーバー、40km/hの制限速度を若干超過しているなって感覚で、60km/h近く。おお、危険が危ないのだ。これは免許証も危ないぞ、と。慌ててアクセルを戻します。

ふむ、なぜだろう。つらつら考えるに、一つには視点が高い。車は地面に低いイスを置いて座っているようなものですが、オートバイは立っている目の視点。視点が高いと速度感は鈍ります。逆に、カートのようにもっと視点が低いモノは、40km/hでも相当な速度感。ふむ。加えて、オートバイは走っていてこそ安定する、という二輪車共通の特性があります。ゆっくり走るよりそこそこ速度を出していた方が安心する、というのもあるかもしれません。

いずれにせよ、速度超過には注意です。いくら感覚的に速くなく感じても、実際にはおじさんの反応できる速度ではないんですからね。気をつけます。で。更に速度域が上がる高速道路に行きましょう。うん。高速道路ね。

高速道路はねえ。問題が一つあります。実はまだETCが付いてません。諸般の事情から5月頭くらいに付けます。たいした事情ではありません。5月頭くらいに、オートバイ用ETCを付けると15,000円の補助金が出る、というキャンペーンが始まるのです。いやいやいや、15,000円、たいした事情なので。そこまでは我慢します。

で。高速に乗るときにどうすんのかなあ、って調べました。ここ10年以上ずっとETCでゲートを通っていたので、あれってオートバイの時はどうすんのか、よくわかりません。で。調べました。えっとですね。まず高速道路の入り口は「一般」の方に入ります。そうすると、自動的にシュッと高速券が出てきます。これは大事なので、しっかりとポケットに収めます。

高速道路を走行します。出口は「ETC/一般」ってところに行きます。ここには人がいます。この人にチケットを渡すと料金を言ってくれて、支払う。と。でもそれは面倒でしょう。小銭ちゃらちゃら落としたりとか、後ろに次の車がいたりとか。焦ります。そこで、お金の代わりにETCカードを渡しますと、あら不思議。お金を払わないで済みます。正確に言うと、ETCカードが高速代精算専用のクレジットカードになるんですね。

ただ、いわゆるETC割引は効かないそうです。人手かからない代わりに料金が安くなるってのがETC割引って考えたらいいかもです。入り口と出口でいったん止まらなきゃならないですけど、まあ2週間くらいなら耐えられるかな。まだそんなに高速乗らないし。

でだ。高速を走る。ここ肝心ね。高速道路なので80km/h以上100km/h以内で走ります。まあ場所によって制限速度は違いますが、一般的な例でね。でね。80km/hくらいまでは一般道の延長で行けるようなところがありますが、はい、空気抵抗は速度の自乗に比例して大きくなります。80km/h越えますとね、風圧が暴力的になってきます。ぐおおおおおおって感じで、迫ってきます。服なんかちゃらちゃらしたのを着ていたら、もぎ取られます。しかもですよ。剥き身で80km/h出てるんですよ。これで転んだら足首千切れるなあ、とか考えません? 肘の関節が逆向きに曲がるなあ、とか。っこおおおええええ。

20160328_194047 そこで、ウエアですよ。プロテクターですよ。今回買った4点セット。手袋はRSTaichi、ジャケットはシンプソンのメッシュジャケット、パンツはクシタニのワークパンツ。シューズはRSTaichi

正直ね、オートバイのウエアなんか、何買ったらいいのかわかりゃしない。これがいい選択なのかどうかの規準すらない。まずね、手袋。パッドががちっとしていて、転んだときに血だらけになりにくそうなモノ。従って半指とか薄いやつとか論外。でもこれから暑くなるの目に見えてますから、メッシュタイプの風通しの良さそうなやつ。ジャケットも同じです。メッシュタイプ。メッシュって言ってもバイク用のメッシュは、ごついです。メッシュというよりは網。漁網みたいな感じの糸で編んだ目の詰んだメッシュ。すっころんでも破けにくそうな感じのモノです。

でも、これだけだと、この一枚しかないときに、春だと寒いかもおってなりそうなので、インナーにウィンドブレーカー的なモノが付いてるやつ。かつ、パッドがしっかりしてるやつで、ブレストパッドも付いてるといいなあ。で、これ。

20160325_214940 パンツ。ジャケットと同じ基準で選ぶと、メッシュなんですけど、上も下も黒いと迫力ありすぎんだよねえ。って見てたときクシタニのカーゴパンツが目に留まりました。クシタニ、なんか聞いたことあります。30年くらい前にオートバイ乗ってた頃に、革ジャンと言えばクシタニ的な感じだったような。これはクシタニがいいかも、って思ったんですが、近所にクシタニのカーゴパンツを置いてる店がない。ネットで取り寄せるって手もありますが、詰めなきゃならないですよね。ウチのミシンじゃできないかもだし。どうしよっかなあ、と思っていたところで、熊谷市にクシタニのプロショップがあることを発見。しかも丈詰めサービスもやっています。行くしかない。行こう。そういう話になりました。

奥さんイヤそうな顔をしてましたけど。付いてきてくれるだけありがたいです。ちなみに丈詰めをお願いしたら、ああ今はもうやってないんですよ、まだホームページに載ってますけど、って簡単に言われました。わざわざ熊谷に行ったのにい。ただまあ、丈詰めしたものを自宅まで送ってはもらえるというので、良しとしましたよ。19,800円もするので、当然っちゃ当然です。

ちなみに、普通に履いたときは二重に折り返すくらい長いですが、バイクにまたがるとちょうど良くなります。膝が曲がる分だけ、かなりゆとりが必要なんですね。真夏になったら、またメッシュパンツも必要かもしれませんが、当座はこれで行きます。

20160324_194431 靴はRSTaichi DRYMASTER BOAですが、これはAmazonの評判のいいものを選びました。これがいいのか、これもいいのか、評価はできんです。これしか知らないのでね。ただね、ネットの評判に、「大きめです」、「ワンサイズ小さめを選ぶこと」とあったんで、恐る恐るワンサイズ小さいのを買いましたが、本当でした。BOAってのは靴紐がなくて、ワイヤーをダイヤルで巻き上げて締めるシステムです。始めは解除の仕方に戸惑いましたが、慣れるととても便利です。それにDRYMASTERってとっても高い防水性と透湿性を持ってるらしいです。雨の日は絶対に乗り出さないけどね。まあね。ゲリラ豪雨似合うかもしれないしね。でも靴だけ濡れなくても意味ないけどね。まあね。

ということで、ヘルメットから靴まで、夏仕様ですが、一通り揃いました。すげえごっついおっさんの出来上がりです。こんなん着ていても、腕が千切れるような事故に遭ったら意味がないですが、ごろんごろんと転がるような事故なら、かなりの部分が保護されそうです。

とりあえず高速道路走ってみましたが、なかなかいい気分。オートバイ、操る感覚の楽しさが少し判ってきましたよ。ま、でも安全第一でね。

2016年4月18日 (月)

オートバイ買っちゃおうっかなあ② YAMAHA MT-07がやってきた

20160409_122440 やってきた、ってか正確に言うと、迎えに行ったんですけどね。最終的にはウチに来たんで、やってきた、でいいかと。

で、まあMT-07ってどんなオートバイってえ話ですけどね。ヤマハのオートバイです。分野的には最近はストリートファイターという分類をされていますが、どんなファイトをするんだよ、という名前ですな。これってどうなんかなあ。かっちょはいいけどね。

戦闘機で言うと、零戦みたいな感じです。軽量化で操縦性を高め、コスト削減を図りつつ時代の最新技術を注ぎ込む、みたいな。最新とまでは言わないか。でもほらABSも付いてるし。ABSAnti Brake Lock System。最近の自動車は当たり前に付いてます。急ブレーキを踏んだときにブレーキがロックしてコントロール不能になることがないように、ブレーキのロックを感知して、ブレーキを緩めたり締めたりする機能です。

んー。正直ね。バイクでこの機能が働いたとき、どんな挙動をするのかわからないので、不安です。ロードバイクとかでも急制動は使いたくないですよう。でも、使わざるを得ないことはあります。ヒルクライム練習の帰り道でも、下り坂のブラインドコーナーで、インに切れ込んできてこちらの車線に突っ込んでくる、ストリートファイターな自動車やオートバイがいたりします。サーキットじゃねえんだから、対向車がいることを前提に走れよ、と思いますが、世の中には想像力にかける人間もいます。となると、フルブレーキしかないわけですよ。

下り坂でフルブレーキングしますと、荷重がかかっていないタイヤは簡単に摩擦を失い、ロックします。ロックすることが判っていても、コントロールブレーキでは間に合わないので、ロックさせて止めるわけですね。後輪がスライドしますから、ハンドルを進行方向と逆に切る、いわゆる逆ハンで車体をスライドさせながら止まります。

ああ、こええ。若い頃はこういうバランスも余裕を持ってやれましたが、歳を取ると反射速度とバランス感覚が鈍りますから、綱渡りですな。で。きっとABSなんですよ。個人の技量でカバーできないモノを工学技術でカバーする、と。ありがたい話です。もっともABSを使うような状況に追い込まれないような走り方をすることが大前提でありますがね。

で。MT-07は軽い。といっても182kgあります。倒したくない。けども、これは大型バイクとしてはかなり軽いんです。MT-07は大型自動二輪免許が必要な排気量688ccバイク。いわゆる普通自動二輪免許で乗ることができる400cc未満のオートバイですら200kgを越えていますから、ずいぶんと軽いバイクということがおわかりになると思います。

軽いと言っても持ち上げることのできる重さではありませんが、取り回しは圧倒的に楽です。教習所にあった750ccのバイクでスラロームに入ると、取り回すのに、ぶわんぶわん、と振り回す感じですが、MT-07だとぶんっぶんって感じ、ワンテンポ速く車体を戻すことができる感じ、これなら運転のへたくそな私でもスラロームができそうです。

軽い分、装備はシンプルです。ハンドル回りもシンプル至極。まあこの辺りは好みの範疇ですが、ゴージャス感を求めるならナシなバイクです。しかしね、このデジタル表示板、かなりの優れものです。あ、回転計と速度計がデジタルなのはあまり好きではありません。感覚的なとらえ方がしづらいので、メーターを読まなきゃならないんですね。これは良くない。自動車のデジタルメーターと同じです。

20160409_122449 じゃあ何がいいかってえと、ギアのシフトインジケーター、何速にギアが入ってるかを表示するモードです。これはね、便利。オートバイに乗らない方のために説明すると、オートバイの変速は足でします。何速に入っているかは、自分で覚えてないと行けないんですね。踏み込んだから1速。そこから2段上げたから3速。ってな具合です。実際は、何速であるかということよりも、エンジン回転と速度がマッチしているかという体感のほうが重要なんですが、停車に持って行くときや巡航に持って行くときに、ぼんやりしてるとギアがマッチしてなくて、エンストすることがあります。今、何速だっけ、って自分で不安になるときに確かめられるのは、ありがたいです。

さて。エンジンをかけます。オートバイのエンジンは、通常キーをスタート位置に合わせ、セルというスタートボタンを押すことでかかります。MT-07は専用のセルボタンがなく、緊急時にエンジンストップをさせるキルスイッチというスライドスイッチが、セルボタンを兼ねます。上にスライドさせればエンジンカット、下にスライドさせるとスタートという仕組みで、二つのボタンを一つにまとめました。

ちなみに最近のオートバイはとてもお利口です。キーの中にICチップが埋め込まれていて、専用のキーでないと差し込んでもエンジンがかかりません。つまり形だけ鍵屋さんでコピーしてもダメなんだそうですよ。すげえね。その代わり、キーを紛失するとお値段も1万円くらいかかってしまうらしい。それは痛いですけど、仕方ないですねえ。

お利口さんの二つ目ですがあ、これはきっともっと昔から実装されてますね。スタンド。スタンドが立っていると、エンジンがかかりません。言うまでもなく、走り出した時点でスタンドが出ていると、場合によってはひっかけてしまい、転倒の原因になります。教習所の古いナナハンでもそうなっていましたから、少なくとも10年くらいはそうなっているんですかね。30年前に乗ってたバイクがそうだったかどうか、覚えてません。

ま、エンジンをかけて、ギアを入れて走り出します。このバイク、4サイクル2気筒エンジンというモノを積んでいます。2気筒とか3気筒とか4気筒とか、あるいは1気筒=単気筒エンジンなどというモノがありますが、あまり詳しくないので、サラッと言います。気筒が増えると構造がややこしく大きくなる代わり、エンジンの回転がスムーズになります。MT-072気筒なのは、コストと軽量化のためでしょう。エンジンの回転は多気筒エンジンに比べ、どこどこした感じのまわり方になります。

ただ、こういう乗り物は趣味のモノなので、なめらかであれば良いというものではありません。どこどこも味のウチ。その極端なモノがハーレーですね。MT-07の回り方はそれにくらべると遙かに穏やかです。ただし4気筒エンジンしか乗ったことがないものには、おいおい大丈夫なのかよ、って思うような振動が出るのも確かです。この辺りは、もし試乗して確かめられるのならば、試乗した方が良いでしょう。ちなみに、私は一切試乗などしておりません。真に男らしい、男の中の男一匹であります。←このフレーズはどこから来たのでしょう。

さて。蘊蓄ばかりたれていても仕方ないので、走りましょう。どこを走るか。うん、それが問題。ここ20年ばかり、ナビに頼って走っていますので、行き先も判らずに走り出したら必ず迷子になります。まあそれもいいんですけどね。今日はイヤ。慣れないバイクで迷子って、とってもイヤ。ナビのことはいずれ何とかするとして、とりあえず知ってる道を走りましょう、と。いうことで、いつものグリーンラインに向かいます。鎌北湖から白石峠に抜ける道なら、これまでイヤと言うほど走りました。それに、くねくね道は運転の練習になります。

20160409_145635 ってか、午前中ヒルクライムで走った道を、午後にオートバイで走るという、なんてえのかな。なんだろうね。ロードバイクで走ってるときは、どこどこ走ってくるエンジン付バイクの連中を斜めに見てね、傍若無人(←偏見)に走り回ってんじゃねえよ、このやろう、などと内心で毒づいたりしており。いささか気恥ずかしくもあります。若気の至りってことでお許しいただきたい。

ふむ。で。いろいろ勉強しました。ブレーキング、コーナーリング。上りと下り。路面状況。で。わかったこと。オートバイで3時間くらいで走る道を、ロードバイクも5時間くらいで走ってます。つうか、ロードバイクすごくねえか。という再認識ですよ。続く。

2016年4月11日 (月)

リターンライダーが身につけるモノを選ぶ① ヘルメット

20160324_194613 そんなわけで。オートバイに乗るなら、いろいろ必要なモノが出てきます。正確に言うと、ここらへんのことは前回までの話と並行して進んでました。実のところ、新しい趣味を始めるという楽しみは、こうした細々としたモノを揃える楽しみであるような気がします。

 

でね。私は結構な交通事故に三度遭っています。かなりのもんですよねえ。いずれも追突の被害者です。車をこする自損事故もやってますけど、こちらは数万円の修理代で済む物損ばかりですね。運と、運転技術があまり良くない。簡単に言うと鈍くさいんでしょう。知ってますよぅ。更に、反射神経の衰える初老のおじさんです。知ってますってばぁ。

 

そんなですからね、オートバイに乗るに当たっての自己評価もかなり低いです。とりあえず、人様にご迷惑をおかけしないためには、心のブレーキをしっかりとかけつつ安全運転。これであります。しかしね。追突事故のようなことだって起きないわけではない。であれば、備えは必要です。むき身でオートバイに乗る以上、しっかりとした防備は必要です。

 

で。まずヘルメットです。一番大切な頭を守ります。ね。オートバイのヘルメット買うのも30年ぶりです。で。たくさんありますよねえ。キーワードは信頼性です。となると、ここはショウエイかアライの二択でしょう。この辺りは30年前と変わりません。ロードバイクのヘルメットの大手、カブトもオートバイ用を作っているようですが、そこはもうショウエイやアライとは歴史が違います。カブトの方が少しお安いようですが、そこはもうショウエイかアライで。

 

ですが、こういうかぶり物はフィット感が大切です。そこで、ぼう2りんかん、というオートバイ用品屋さんに行きました。一度見せてもらおう、と。2りんかんというお店ははなはだ太っ腹でありまして、各種揃ったヘルメットの試着をさせてくれるという噛みのようなお店です。こんなお店はロードバイクにはないです。せいぜい5種類程度のヘルメットが神々しく飾られており、買わないなら見るだけよ、と冷たく言われてしまいます。

 

その点、2りんかんは太っ腹です。その志、真に立派であります。こういうお店で買い物をするべきです。ま、ヘルメットは諸事情あって楽天で購入してしまいましたことをお詫び申し上げます。諸事情というのは、正確に言うと、ポイントであります。楽天ポイントを使って出費を抑えたかったのです。お許しいただきたい。その後の物品は、志に打たれていろいろと2りんかんで購入しておりますので、そこそこは貢献しております。はい。

 

で。思ったんですけど、ロードバイクのヘルメットって、なんであんなに高いんでしょう。一番いいやつは4万円前後。オートバイのヘルメットと変わんない。オートバイのヘルメットの方がシールドが付いていたり、ごつかったりして、コストかかってそうなのになあ。まあ、それを言えば、ロードバイク1台とオートバイ1台が同じ値段ってのも、どうかなあって思ったりもしますけどね。まあ意味ない比較なので、やめときます。

 

20160324_194746 でだ。アライとショウエイ、二通り被らせてもらったら、どうもアライの方は私には側頭部辺りがキツい。まあ、ヘルメットというのはユルユルでは役に立たないのですが、あまりに不快感が強いモノは被れませんから、違和感自体は少ない方がいいです。ということで、ここはあっさりとショウエイ派になりました。この辺は、頭の形次第なので、どっちが優れているという話ではございません。

 

で。ショウエイ。と。次は形です。ジェット型とフルフェイス型があります。ジェット型はあごの部分が開いている分、開放感もあり被りやすくもあります。フルフェイスはあごが閉まっている分、安全性が高いです。ジェットもフルフェイスも必要なレベルの快適性や安全性は確保されておりますが、どっちに重心を置くかで選択肢が変わります。

 

これはね。迷いました。夏は暑い。少しでも涼しくて快適なジェットがいい。と思ったり。顔面から落ちたときにあごが割れてもいいのかい、と考えたり。そこまでの違いはないんじゃないか、という心のささやきもあり。丸々1週間、迷ったと思いねえ。迷ったんです。で、結論。重視すべきは安全性である。ほぼ変わらないかもしれないが、万が一の「ほぼ」が問題になるときのために、フルフェイスを被ろう、と。いうことにしました。

 

実のところ、決断したのは、被ったときの顔の見え方が大きいんです。こんなおっさんの顔がどう見えようと知ったこっちゃないでしょうが。ヘルメットというのは安全上、少しキツいくらい頬に密着します。するとですねえ、要するにほっぺたを両手でぐにゃんと挟まれたような顔になるわけです。若い人ならいいんでしょうが、少し頬肉の余ったおっちゃんがそれをやられると、不細工でしょうがない。それはまあフルフェイスだろがジェットだろうが変わらないんですけど、ジェットだと顔がよく見えるので不細工が際立つんです。ああ本当に不細工。爺である上に不細工。耐えがたいですね。いっそ顔が隠れるフルフェイス、と。

 

で。次はモデル。えーっとですね。X-12GT-AirZ-7といった辺りが比較対象です。ちなみにX-12はもう新型が出ていて、X-fourteenというモデルになっておりますが、購入を検討していた時期はまだ未発売でした。自動車学校でも使いたかったので、未発売のX-12はパスです。後は、これらのモデルにはそれぞれ特別なカラーを施したカラーリングモデルがあります。

 

それぞれのモデルの特徴はですね、X-12はロードレース対応のハイスペックヘルメット、GT-Airはギミック満載の多機能モデル、Z-7は必要な機能に絞って軽量コンパクトにしたモデル、ということになりましょうか。たぶんね。

 

X-12は比較的早く候補から外しました。ロードレース出ないしね。それなら軽くてコンパクトなZ-7でしょう、と。Z-7、いいじゃん。軽いって大事よね。うん。そう思ったんですけどね、ちょっと気になるのがあごひものロック。軽量にしたかったのか安全性を担保したかったのか判りませんが、ロックにはダブルDリングを使っています。これね、確かにがっつりとは止まりますけど、面倒なんすよ。なんか。昔こういうのを使っていて面倒だった記憶があります。

 

20160324_194837 GT-Air。なんと、ヘルメットにサンバイザーが内蔵されてます。ヘルメット側頭部のスライドスイッチを動かすと、カシャンとサンバイザーが降りてくる。ちょっと昔のジェット戦闘機パイロットのヘルメットみたいな感じで。これ。これいいなあ。なんか、えっとパイルダーオオンって叫びそうな。これいいなあ。これにしようかなあ。あごひももロック金具でカチャンって留められるし。

 

ただZ-7に比べると一回り大きくて、重いです。うー。そりゃサンバイザー内蔵したら大きくなりますよね。うー。重くもなるよね。どうしようかなあ。更に1週間悩みました。で、の、結論。パイルダーオンしたいGT-Airに決定です。でもね、また悩みます。何色がいいかなあ。カラーリングモデルは単色モデルより1万円高です。これってねえ、2りんかんの親切な店員さん曰く、ショウエイはやり過ぎなくらい塗装にお金をかけるんですよ、って。ほら、確かに。なんか玉虫色に光ってますよ。

 

そこまでしなくてもなあ。と思って単色モデルのマットブラック。あ、これねえ、一番売れています。ただね、マットカラーは光を反射しないから夏、暑いですよ。って。うー。あんまり人とかぶるのはなあ。ううー。じゃあ、カラーリングモデルで。ただあんまり派手派手だったりレーシィだったりするのは、おじさんとしてはいかがなモノかということもあり、まあラインが入ったくらいにしましょうかねえ、的な感じで、赤いラインの入ったモデルを選択しました。

 

20160324_195003 で。使用感ですが、まずあごひもですけどね。ロックシステムが付いているのは、やっぱり便利です。ただあごひものあまり部分が少し短くて、もって歩いたりするときには落としそうになります。ヘルメットの重さや大きさはあまり気になりません。Z-7のような比較対象物があれば違いも感じますが、単体で使用しているなら、これはこれ、というものです。通気性は、そうですね。自転車用と比べるのは酷ですが、換気口を空けて走ると空気の流れがあることが判ります。ただし、止まると暑いです。サンバイザーの使い心地もいいですね。シュタッとサンバイザーが降りたり上がったりして、変身してるような気がします。あるいは戦闘機のパイロット気分的な。自分がかっちょよくなった気がするので、アリだと思いますな。

 

しかしねえ。オートバイって自由で涼しげな乗り物に見えますが、ヘルメット被るとわかります。かなり暑くて、拘束の強い乗り物であります。オートバイはばかにしか乗れない、と自虐的に申します。ロードバイクにおけるヒルクライムも同じようなことを言いますがね。まあ、それでも、そんな苦労を乗り越えるような何かがあるんですよ、きっと。きっとね。

2016年4月 8日 (金)

オートバイ買っちゃおうっかなあ① レッドバロンで買うってどうなの

つうことでえ。バイク買っちゃえにょ。←誤入力ですけど、なんか楽しいのでそのまま。いや、もともとは買う気はなかったんです。がね。免許だけ取るって言ってたら、奥様が「どうせ買うんでしょ」とおっしゃいました。ん、買えるものなのかな、オートバイなんて高額なものが。と思って調べ始めました。

 

20160407_174640 オートバイ自体は好きだったので、あこがれのバイク的なものはあります。DOCATIとかBIMOTAとかMV AGUSTAたらいうイタリアンなバイク。ちょっとお値段調べますと、やっぱり200万円くらいしちゃうわけですよ。いやいやいや、それ無理。いやね、車とかに比べたら、そりゃ高くはない。けれども、車なら実用性がありますわね。ねえ、旅行だってキャンプだって買い物だって行ける。かなり快適に。けども、オートバイ。全く実用性はない、少なくとも趣味のオートバイにはね。ドウカティ乗って買い物にもキャンプにも行けない。ただ乗るのが楽しいという、そんだけに200万以上払う財布はないね。

 

で。日本車でかっちょいいやつって見てたら、やっぱり150万円くらいはするわけです。んー、無理だろう。って思いながら雑誌をめくっていたんですね。どうも私はロードスポーツとかスーパースポーツとかいうフルカウルの、サーキットマシンみたいなやつが好きっぽいです。っつうのは、やっぱり昔乗ったGSX-Rとかのイメージがあるんでしょうな。でもね、調べていくうちにお値段以外に、どうもこれは私のほしいバイクじゃないぞ、ってことが判ってきたんです。

 

サーキットを走るマシンってのは、超早くてパワーがあって、コーナーをひらりひらりとかわしていくようなバイクです。ん? これおじさんに必要かなあ。初老のおじさん、コーナー攻めたいの?って思ったわけです。違うなあ。もうそんな気力も体力もない。かといって、ハーレーみたいな重いバイクも無理。

 

軽くて扱いやすく、そこそこ走るかっちょいいバイク。そういうことかあ。って、ぱらぱら雑誌をめくっていたら、あら。ちょっとかわいいバイクがあるではないですか。見た目、イタリアっぽい。パクリっぽい気もしなくもないですけど、そこは目をつぶって。お値段。おや。80万円を切っています。80万円? 80万円。高いね。高いけど、これってBMC SLR01よりお安いんではないの?

 

20160407_174546 YAMAHA MT-07ABS。ふむ? 買えなくもないんじゃない?

 

で、ローンの計算をします。3年乗るとして、毎月2万円、ボーナス付き3万円。こんだけあれば90万円。買えるんじゃないの?買っちゃう?とりあえず見てこようかなっと。ご近所のレッドバロンさんに展示があるそうです。

 

でね。つらっと眺めていると、コンパクトで軽いし、デザインも好み。ウエブで調べても評判が大変よろしい。買っちゃおうっかなあ。

 

そういうことであります。

 

さてと。どこで買おうかな。ってときに思い出したのが、30年前。東京に出てきたばかりの頃に近所にあった小さなバイク屋さん。おっちゃん一人で自宅兼店舗の軒先でごちゃごちゃいじってる、ちょっと変なおっちゃんのお店。25年前に引っ越しちゃったんで疎遠になってるけど、保険だけは頼んでいて、私が車にはねられたときも相談に乗ってくれました。ちょっと遠いんだけどね。郷愁でバイクに乗るようなものだから、郷愁で買うのがいいかなあ、と。で、おっちゃんに電話して、バイク売ってる?って聞いたんですね。ほとんどやってないけど、いいよ、とってやるよって、昔の調子でおっちゃんが言います。

 

そうなの、いつ入る、って聞いたら、三日っていうからね。じゃあお願いねって話になったんですよ。ところがおっちゃん、年度末で忙しくしていて発注を後回しにしちゃった。後回しにしている間に、工場在庫がなくなってしまいました。少しなら待とうって思ったんですけどね、一ヶ月以上、入荷時期未定って。

 

ゴールデンウィークあけちゃうじゃん。梅雨とくそ暑い夏に入っちゃうじゃん。おいちゃんから買いたかったんだけどねえ。ごめん、それはないわ。

 

しかし、工場在庫がなくなったということは、どこでも同じ条件...。でも大手なら自分で在庫持ってるかもね。大手ね。大手...。レッドバロン。あー、レッドバロンかあ。うん、バイク見せてもらったんですけどね、見てる間に店員から何のアプローチもないし、よく言えば自由に見せてもらい、悪く言うと接客が全然ない。世間的にはどんな店なんだろう、ってネットで調べると、まあ評判が悪いこと。

 

曰くニコイチ、メーター戻し当たり前、修理技術ナッシング的典型的な悪徳バイク屋。

それはさておき。とりあえず在庫の確認をします。と。一台ある、と。うう。新車だし、ニコイチ、メーター戻し関係ないし。技術力も、そうね、新車ならそうそう壊れないだろうし。うう。どうしよう。と、一晩考えて、発注しました。

 

正直レッドバロンがどういう店か、まだわかんないですよ。ただね、客観的事実としては、こんだけ大きな会社がそうそう悪いことをできるはずもない、というのはあります。また、こんだけ大きい会社だから、一部のあまり対応のよくない社員に当たることもあるだろう、と。ネットでは悪評が伝わるのは簡単ですが、なかなかいい評価は伝わらないものです。すごくまじめに働いている多くの人たちの取り組みは、一つ一つはあがってこない。修理に出したけど直らない、ってのはネタになるけど、修理に出したら直ったってのはネタにならない。

 

基本的には、個人店の方が好みではあるんですが、今回は敢えてレッドバロン。とりあえず店長さんの人柄は良さそうですんで。

 

20160406_170008_2 お値段。うん5%引きの、さらに免許取得割引の3万円。こんなもんでしょう。何が何でもやすくしてくれればいい、って買い方はしたくないので、言い値です。気持ちよく仕事していただいた方がいいですからね。

 

さて。ということで購入契約から1週間で納車であります。免許を取るって決めてから、2ヶ月もたってないですね。結果的に奥様の、「どうせ買うんでしょ」は、はいその通りでございました。

 

んー、でもねえ花粉症でロードバイク絶ちして一カ月以上、なんだかムズムズしてきたのも確かなのですよ。そろそろヒルクライム練習も始めなきゃなあ。