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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の33件の記事

2020年6月30日 (火)

コロナ後の世界② マレーシア 遠いよマレーシア

Img_9804でね。影響あったものと言えばもう一つ、ぼく今年、還暦じゃないですかぁ。定年退職じゃないですかぁ。まあ退職後はしばらくは、再雇用的な働きになるんでしょうが。収入は減りますわね。まだまだ働けるとは言っても、やっぱり定年ってのは一つの区切りじゃないですか。ちょっと頑張って海外旅行行っとこうかなあってのがあって。

 

けっこうお財布がんばって、夏の旅行を計画したわけです。今まで泊ったことのない、1泊12万円くらいのリッツカールトンとってですね。

 

2月頃、在宅勤務になる前くらいは、いやもうさすがに夏ころになったら行けるだろう、と。みんなそう言ってくれましてね。そうだよなあ。さすがにその頃ならなんとなるかな、と。思ってましたけどね。甘かった。

 

今回の旅行、もう退職記念旅行みたいなもんだから、なにがあっても行くよ、と思ってましたからね。飛行機も早割でキャンセル不可、ホテルも高いところをとる代わりにキャンセル不可の条件でとったんです。かなりいいところを。クアラルンプールのマンダリンオリエンタルのだいぶいい部屋。ペナン島のイースタン&オリエンタルホテル、ランカウイ島のリッツカールトン、JALはさすがにビジネスは取れなかったから、プレミアムシートで。国内航空会社はエアアジアで、それもプレミアムシート。なんだよ。がんばったっていうんだからビジネス取れよ。いや、無理だって。老後の生活もあるんだからさ。

 

でも、うちとしてはがんばったんですよ。で。4月になったら、国際便はことごとく止まり、これはもしかしたら、影響ありそうだな、って状態になり。在宅勤務も伸びて、2か月目に入り。ねえ。あー、これはあかんかあ。って。思ってたんですね。うち、ぜんぶキャンセル不可の条件でお金払ってるじゃん。たぶん60万円以上だね。あー、まあもう使った金だけどさあ。60万かあ。しゃあないわあ。世の中、60万円どころじゃない被害を負った方もいっぱいいるわけですし。ホテルやエアが悪いわけでもないし。

 

と思っていたら、まずリッツカールトンが大英断をしましてね。キャンセル不可の条件で予約をした人も含めて、キャンセルを受け付けると。まずこれで25万。戻ってくることになります。6月に入ってJALも8月分の航空券までキャンセルを受けることにしてくれました。これは、もしかして、と、ホームページを調べてみるとマンダリンオリエンタルもキャンセルを受けると。ここで3万円くらいかな。

 

あとはイースタン&オリエンタル。実はここだけホームページから直接ホテルに予約できなかったので、AGODAを通しています。アゴダのサイトを調べると、もうくっきりと「今キャンセルすると一切返金できません」と書いてあるだけで、渡航できない状況とかについて一切触れていません。こりゃ、アゴダよりホテルに直接メールして聞いたほうがいいぞ。

 

Img_9726 イースタン&オリエンタルはマンダリンオリエンタルやリッツカールトンみたいな世界レベルのチェーンではないですが、それでもペナン島の中ではかなりいいホテルの部類です。ここは泣きついてみよう。グーグル翻訳で、行きたかったけど行けない、キャンセルさせてくれないか、とお願いしたら、即答でキャンセル料なしで受け付けるという返事がきました。ただ、アゴダに連絡してね、と。

 

確かにお金はアゴダが引き落としています。さて、ここからが面白い。アゴダの電話受付に電話しましたが、お待ちください案内の後無音になって、何分立ってもつながりません。仕方がないので、チャットで問い合わせします。

 

チャットでキャンセルしたいと伝えると、予約が確定しているから無理だ、お金は戻らないと言います。おかしいじゃん、ホテルは無料でキャンセルを受けると言っているよ、と伝えます。

 

そうすると、今度は、こういう状況だから本来は返金しないが、特別にアゴダコインというアゴダで使えるコインで返却する、と言います。特別ですよ、と。

 

アゴダで使えるコインって、それアゴダで使わなきゃ何の意味もなくなるポイントでしょう。おかしいじゃん。ホテルはお金いらないって言ってるのに、そのお金をなんでアゴダがとるのよ。もしポイントを使わなかったら、アゴダが丸儲けじゃん。おかしいよね。ホテルに行かなくなるんだから、ホテルに迷惑料を払うのは理解できるけど、なぜアゴダだけが得をするの? 払い戻し手数料がかかるのは理解できるけど、なぜ現金を返せないの?

 

ってのを怒涛のように尋ねました。これでなんか揉めたら、次は消費者庁かな、と一瞬考えましたけどね。

 

そこでまたころっと話が変わって、他の皆さんはご納得いただいてますが、そこまで言うならあなただけ特別に返金します、と。本当に特別な処理ですからね、って恩着せがましい。ちょっと待て。まずアゴダポイントで返す処理ってのは、ぼくにだけ特別な処理って言ったんじゃなかったのかい? 他の皆さんってなんなんだい? 

 

まあいい。とりあえずお金が帰ってくればいい。他の皆さんには情報を提供するから、あとは自分でやってくれということで、後日アゴダからクレジットカードに返金処理がされました。

 

口外しないでねって言われてますけど、それについては同意してないしね。そもそも現金を返さないでアゴダポイントで返すってやり方自体、消費者庁は認めてないはず。そういう不当な要求に応える義理はありません。

 

Img_8898 以前、タイに行った時にもアゴダは使ってますし、まあいろいろ評判はありますが、そこまで悪い会社ではないと思いますけど、やはりJTBなんかとは誠実さのレベルが違います。要求しない方が悪いってスタンス。それが安さを売りにする世界レベルのサービスなのかもしれませんね。

 

あとはエアアジアとファイアフライ航空の国内線チケットが残ってますけど、ここはもう諦めてます。そもそも安いチケットで、4回ほど乗りますが、それぞれが1万円程度。マレーシアの格安航空に期待したら申し訳ない。安いサービスで高品質を望んじゃいけない。今回ホテルもJALもキャンセルが効いたのは、高いところだからだと思ってます。こういうこともあることを含んでの値段なんですねえ。

 

さて、夏、どうすごしましょうねえ。(写真はイメージです 関係ねえ

2020年6月27日 (土)

コロナ後の世界① ヒルクライム中止になってZWIFTやるようになったね

ってことで、まあ変わりましたね。世の中が。予測もつかない。というか予測はついていたよね、いつか起きるんじゃないかって。実際、パンデミックが世界に終末をもたらした、なんて映画や小説はたくさんありますしねえ。ただまあ、自分のところに被るとは思わなかった、まあそういうことです。

 

みなさん、どんな被害をこうむりましたかね。勤め人のぼくとしては、世の中の企業の多くがそうであるように、在宅勤務を余儀なくされましたけどね。まあなんとかなりました。そういう意味では、幸運な方ですよ。給料もちゃんともらってますしねえ。

 

とは言え、ささやかな不都合もありまして。まあそれくらい文句言うなってレベルの話でね。

 

自転車に乗れなくなっていた。これは共感してくれる人が多い。たぶん。や、まあもともと乗れてなかったんですけど、去年の夏から。いつも行ってる山の中の林道コース。奥武蔵グリーンラインって言うんですが。これが去年の台風でズダボロになりまして。秋も冬もろくに山の中を走れなかった。それがさらにこの春、自粛でねえ。走ってはいけない、というか、やはりこのご時世、走るべきではないだろうなと。

 

加えて、ヒルクライムイベントがことごとく中止に追い込まれています。ぼくは今年、還暦なんですよ。なんだかねえ。思うところいろいろありますけど。ヒルクライムに関して言うと、たぶんというか、やっぱりというか加齢による衰えは感じます。還暦だもんねえ。定年退職世代ですよ。

 

Img_9040 でだ。ヒルクライムイベントの中でも、このごろ最凶にきついのがツール・ド・美ヶ原。あれはキツい、もとからきついけど、この頃さらにキツい。バカじゃねえのってくらいキツい。これ、いつまでやるんだろうねえ、ぼくは。こんな馬鹿みたいにきついものをさ。と思ったわけですよ。

 

いつかは必ず引退というか、後から思い返して、あれが最後だったんだなあってことはあるわけじゃないですか。もうそれがいつになってもおかしくないわけですよ。還暦だから。で。去年の暮れごろから、来年は、つまり今年なんですけど、来年はきちんと身体も絞って、最後のつもりで美ヶ原も出よう、と思っていたわけですね。嫌だなあ、出たくないなあ、苦しいなあ。まあそんなことを思いつつも、まだ出られることに感謝をするというか。

 

ただね。今までは50代のクラスにいましたから、ここはなかなか激戦区で、馬鹿みたいにがんばっているおじさんも多いので、年々順位を落としてまして。しかしね。還暦になって60代になったら、60代の中で一番若いじゃん。チャンスあるかもね。と。60代ってそもそも出場者少ないんですよ。50代の1/3くらい。つまり今までがんばって上位1/3に食い込んでたのが最高として、60代ならビリでも、そのくらいの順位に行ける!という、まあなんだ。セコいな。

 

ところがですね。実はまだ美ヶ原の頃には60歳になってない。う。50代の最年長かよ。

と思ったらですね。美ヶ原の60代クラスは、61歳からという過酷な条件で。なんだ、再来年まで出なきゃならんのかよ、などと。自信ないなあ。

 

Img_5904 などと思いつつ、嬬恋ヒルクライム申し込んでましたら。なんとアレがぼく、60代クラスに入るんですよ。10月4日開催予定。実はこの日、誕生日でして。はい。つまりですね、嬬恋キャベツヒルクライムに出場する60代選手のうちの、最年少者であるわけです。間違いなく。有利、であるはずです。

 

よっし。今年もしょうがないから美ヶ原行くよ。でも本番はキャベツヒルクライムだよ。60代クラスで走っちゃうよ。冬の間も体重絞って、トレーニングもしちゃうよ。と。冬の間に6㎏。絞りました。そこでコロナ。はい。

 

まあまだキャベツヒルクライムの中止は決まってないですけど、限りなくダメでしょうねえ。皆さん、いろんなレースに一年分の思いをかけてやってきた方、いっぱいいますからねえ。甲子園に出る高校球児だけががんばってきたんじゃねえぞ、ってのはありますなあ。

 

まあいい。最近はズイフトやってて、結構楽しんでますからね。

 

Img_9801 ZWIFTがどんなものかって話は、本家サイトの他あちこちブログがあります。簡単に言うとVR自転車(ランもあるらしい)トレーニング。ローラー上で自分の自転車が走るのに同期して、パソコンで映し出される画面が動きます。画面に映っている道路が坂になると、それに合わせてペダルも重くなるよ。と。まるで走っているみたいだよ、ってアプリです。

 

実際にどういう機器が必要で、どういう契約が必要で、どういう設定をするのかってのは、ぼくなんかにゃうまく説明できないです。つうかね。このアプリ、そもそも日本製じゃない。つまり、日本的な説明の分かり易さとか丁寧さとか、まあほんとうにないね。しかも日本語化されたのはこの1年か2年ってところで、導入したばかりの頃のとっつきにくさときたらもう。って感じで、しばらくほったらかしてたんです。

 

ところが、コロナで外を走るのも何か気が引けるし、そんなんでZWIFT始める人も増えて、ZWIFTにはまる人もずいぶん増えたみたいなんですね。それじゃあ、もう少し環境を整えてやってみるか、ってやって見たら、なるほどこれはよくできている、ってところに到達したのが今。

 

ZWIFTって純正のマニュアル的なものがほんとに少ない。そんでいろんな人がブログなんかにアップしてくれるわけですが、当然のごとくそんな整備されたものではないのに加えて、ZWIFTアプリ自体が細かくバージョンアップしてるせいで、ブログの情報が陳腐化してしまっているものも少なくないんです。新しい機能が追加されても、個人のブログはそこまでおっかけられてない。

 

結局、とにかく初めて見て、わからないことがあったらそのつど検索、自分の脳内にあるマニュアルを整備していくしかないような感じになってます。年寄りにはほんとにとっつきにくいなあ。

 

画面上にいっぱいアイコンや数字が出てるんですが、これが何で、これを動かすとどうなるとか、ほんとにわけがわかんない。ただ、そんなぼくでも、しばらくやっていると、少しずつ、あ、この数字はこういうことか、とか、この記号はこういうことか、というのがわかるものが増えてきます。

 

そうすると、このZWIFTってゲームは、実によくできていることがわかります。ゲームなんですよ、しかけが。ドラクエとかFFとか。そういうやつ。フィールドに出て、モンスターが出てきたらやっつけて、お宝と経験値をゲット。経験値を積んで自分のレベルを上げる。Lv.10とかLv.12とか上がっていくのが嬉しいじゃないですか。その数字が変わるだけのことに血道をあげるわけですよ。

 

それ。そのしかけ。自転車を走らせるわけですんでモンスターは出ないんですけどね。走れば走るほど、走行距離が伸びますよね。走行距離に応じてポイントが加算され、レベルが上がります。レベルが上がると、画面上のキャラクター(自分)の装備がいろいろ選べるようになります。

 

走行距離、速度、パワー、タイムアタック、ネットワーク上の他の参加者との競走、いろいろあるコースの完走、参加者同士で「いいね」を送り合う機能もあります。これは、ついつい参加してしまう。

 

あ、ただね。ちょっとだけ技術的な話にも触れなきゃいけないんですが、パソコンと自転車が連動するためには、走行情報をやり取りしなきゃならんわけで、ここがうまくいかないと、自転車は走っているのに、パソコンは反応しないってことになっちゃいます。これも、いろんな機材を挟む関係で、トラブルになると解決するのが難しい。そういう意味では、PS4のゲームをセットアップするより、ハードルが高いのは否めませんな。

2020年5月 5日 (火)

このところとこれから

どもです。

 

ご無沙汰しております。何度かここを訪れてくださっていた方、すみません。

実はですね、生地は相当書き溜まっておりましたが、アップしておりませんでした。面倒くさくて。気が付きましたが、ぼくはどうも文章を書くことによって既に満足するようであります。ブログに上げても、最近はそもそもこのページを見ない。もう書いただけで充分、となっており。日々の伝達意欲はTwitterで満足しているのでありますね。

 

最近はブログもだいぶ変わりましたね。垢ぬけました。こんな古いブログですが、まあ在宅での仕事が増えたこともあり、すこし書き溜めた雑記を上げていこうと思いました。まる

2019年9月11日 (水)

めったに海外に行かないと航空券をとるのも大変って話

Img_5348 今回は、来年の夏の旅行の計画のお話。写真がないので、「飛ぶ」ということで、この夏の旅行で飛んでいる写真を貼ります。まあ関係ない写真です。

 

Twitterを見ておりますと、みんな軽々と海外に行ってるなあ、と思います。それもJTBハワイとか台湾とか、あるいはヨーロッパツアーとかじゃなくてですよ。フィンランドとかカナダとかネパールとかね。ぽんって。まあ日本人の7割が海外旅行経験者ってデータも見たことがありますから、普通のことよねえ。

 

普通じゃねえ。普通じゃねえぞぅ。日常の中に、海外に行くってのはやっぱりごく少数、年に数回海外に行くなんてのは、よほどの富裕層か海外に行くお仕事してる人。そうでもない限り、そうそう行けないのよ。ていうか普通じゃない=非日常だからわざわざ自分のお金使って行くんじゃん。

 

それって、やっぱりお金よ。いやあ海外も安いよ、ほら広告見てごらんよ。23日の台湾旅行、全部入って5万円切ってるよ。いやいやいや。そうは行くか。それだけ安いものにはそれなりの制約がある。日程的に普通の仕事をしてたら出られない時期とかね。自分のしたいことをしようと思ったら、それなりのお金は必要。あるいはお金に匹敵する経験値。知識。

 

お金と関連するのはお休み。みんなが休めるお盆と年末年始、GWの航空券がとんでもない値段になるのは、意外と知らない人がいる。いや、高いだろうってのは知ってると思うんですけど、閑散期と繁忙期の航空券の値段って、ええ?そんなに違うのってくらいのってくらい違う。閑散期の、使い勝手の悪い時間帯の航空券の値段を1とすると、繁忙期の使い勝手のいい時間帯の飛行機は4くらい。5万円のチケットが20万円になるの。もっとかも。割引とかいろいろあるので、単純に言えないんだけど、とにかくみんなが休める時期の航空券はとにかく高い。こないだの10連休GW35日のハワイ旅行が50万円くらいしたっていうから、怖い怖い。いやね、ハワイ旅行が50万でも全然いいんだけど、25万で行ける内容が、数日日程が変わるだけで50万になるってのがね。

 

Img_5452 逆に北欧とかアフリカとかに行っちゃってる人でも、時間さえあれば、直行便でなく乗り継ぎを利用して、格安のホテルとかも使って50万とかもかけないで行っちゃえるので、そこはもう経験値と根性でしょうねえ。

 

でだ。まず僕には根性も経験値もない。経験はなくはないけど、忘れるので値がない。過去に行ったときにどうだったかなんて覚えてやしない。でね。毎年、夏には旅行には出かけるんです。ただ海外で直近のものでももう3年前。その前の海外とかは10年以上前ですよ。ここしばらく、国内で行ったことのない四国だの九州だのに行ってまして。日本は飯が美味くていいなあ。でも、ぼくもいい歳なんで、海外に行くのもあとどのくらい機会があるかなあなどと考えて。そろそろまたどっか行きたいなあ、と思ってたわけです。

 

ヨーロッパ圏やオセアニア圏はまだ行ったことがないので、憧れはあります。北欧とかね。でも、このごろ旅行でやりたいのは、リゾートなんですよ。広いリゾートホテル、プールサイドでだらだら酒を飲んでいたいわけです。まあ、ずっとは無理ですけどね。

 

インド洋の島々とか、いいですよねえ。でも高い。高いんですよ。セーシェルとかね。なんだっけ、あの水上コテージだらけの、あの新婚さんがいくあの、えーっと。まあいいや。あ、モルディブか。でもね。高い。飛行機代が高い。ホテル代が高い。2人で100万できかないんじゃねえの。遠いしさ。

 

Img_5450 高級ホテルが安くて、飯が美味いと来たら、アジア圏ですよ。知らんけど。でもアジア。きれいなホテルがあるところ。よしマレーシアに行こう。クアラルンプール。なんでもマレーシアは世界の中でも高級ホテルが一番安いらしい。うむ。素敵だ。ジャングルもあるしね。行かないけどね。

 

ということで、来年の夏の旅行は、マレーシアの高級ホテルリゾートでだらだらして、太ってくる。これがテーマとなりました。マレーシア。よくわかんないな。調べなきゃ。飛行機も調べなきゃな。

 

まずは飛行機だ。あのですね。飛行機のチケットってかなり早く動いててですね。JAL海外だと360日前からとれる。航空会社によって違いますがね。そうすると、8月頭の旅行は、もう9月には予約できちゃうんですね。そんなに焦らなくても取れるっちゃ取れるだろうけど、ひょっとしたら乗りたい便には乗れないかもしれない。そうなると、行くのが確定なら、取っちゃった方がいいよね。うん。

 

今回の飛行機、プレミアムエコノミーを使いたい、と思ってましてね。飛行機のシートって、今は値段で考えると5ランクくらいあるのかな。まずLCCのエコノミー、普通のエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファースト。狭い順です。LCCは飛行機自体が違うので、別物かもしれません。

 

ファーストなんて、庶民が乗れるもんじゃねえ。LCC5万だとしたら、エコノミーが10万、プレミアムエコノミーが20万、ビジネスが40万、ファーストが80万。そんな感じですか。そんな感じなのですか。1クラス上がるごとに倍とか言われてますからね。エコノミーで30万のチケットだと、ファーストだと240万の計算ですか。マジですか。夫婦で言ったら480万円ですか。ヨーロッパまで行くだけで車一台買えちゃうですか。無理でっす。

 

でも、もうねえ。歳ですしねえ。冥途の土産に海外旅行と考えると、少し楽なシートで行きたいよなあ。クアラルンプールまで7時間半。できれば寝ていきたい。夜間便。睡眠薬をぶち込んで、ひたすら寝る。となるとLCCは論外。ファーストは論外というより、そんなものは存在しない。ビジネスは論外。プレミアムエコノミーが、身の丈に合った贅沢というものです。

 

Img_5484 プレミアムエコノミーは、エコノミーのシートより20㎝近く幅が広い。前後も広いのでゆったりと休めます。前のシートが倒されるとかでイライラしなくてもいい。機内食はエコノミーと同じだけど、そもそも機内食って、夜間便で食べたくない。身動きもしないで眠り起きて飯を食うという状態、千と千尋の豚になったお父さんじゃあるまいし。いらないいらない。せいぜい美味しいサンドイッチとか、その程度で十分。他にもささやかな特典がありますけど、要は座席がちょっと広い。

 

やはり、できればプレミアムシートで行きたい。行きたいけど高い。となると、日程で安いチケットをとればいい。とればいいんだけどぉ。めんどくせえなあ。前回タイに行ったときは、どうもタイ航空を使ったみたいですが、やっぱり日系の方が楽ですよ。雰囲気はね、海外の航空会社の方が旅行の雰囲気あるし、安い便もありますけどね。もうね。いいのよ日系、つまりANAJAL

 

と絞って探し始めたんですがね。しかし料金って複雑怪奇で。

 

プレミアムエコノミーがいいっていったでしょ。ところが同じ日のプレミアムエコノミーの料金が何通りもあるんですよ。同じ便の同じクラスで、3通りの選択ができます。【キャンセル不可・変更不可】、【キャンセル可・変更不可】、【キャンセル可・変更可】、この順で値段が違う。更に時間帯でも違う。全然違う。往路で7時間くらい以上かかる行程だと、やっぱり寝ていきたいって人が多いわけですね。日程による違いを含めると、複雑怪奇。基本は土日の発着は高くなりますわね。

 

とにかく一番安い組み合わせを使うと、二人で26万円くらい。一番高い組み合わせはこの倍くらい。日程変更やキャンセルはできた方がいいわねえ。そこに倍を払うかどうか、価値観でもあり仕事の融通性でもありますね。

 

ちなみにお盆期間だと二人で90万円くらいか。そもそもこの日程だと、【キャンセル不可・日程変更不可】を選ぶ選択肢がない。そういう座席設定が、少なくとも今のところ見つからないです。また時期によって変わったりするのかなあ。

 

数日の日程の違いで、JALプレミアムエコノミー2人分が26万円から90万円になる。くどいようですが、機内で受けるサービスが全く変わらないのに、64万円違う。いや、正確にはキャンセルや変更の権利がもらえるんで、そこに費やす金額です、はい。いやしかし。というお値段の差。なんかあったら26万円諦めるから、そっちにするよ。はい。ちなみに数日違って、土日発着にしてワンランク上がった値段が36万円。はい、平日出発します。

2018年6月 3日 (日)

あかん。

 ブログが全然進まない。歳なのか。歳なんだろうなあ。ってか、生活スタイルが変わってきているってことが大きいのかもしれませんな。

 そもそも新しいものを、新しいという理由だけでほしいと思うことがなくなってきた。いわゆるデジタルガジェット的な。全く革新的なものなら、それは楽しいだろうと思うんですがね。進化形のものって、これを導入したときに生活がどうなるか、わかるじゃないですか。てか、進化形だから置き換え。多少は使い勝手がよくなるにしてもね。

 それに、まあ切ない話なんですけどね。終活じゃねえですけど、人生をこの先どう生きていくかってことを考えると、新しいものをどんどん入れていくって気持ちにならないのかもしんないです。だって墓場にまで持っていけねえだろう、ってね。思うわけですよ。まあまだ当分入んねえ予定ですけど。

Img_8659

例えばTV。そろそろ買い替えかなあって思ってます。つうか昔ならもう勢いで買ってた。4K、8K、有機EL。魅力的ですよなあ。もちろんまだチューナーとか放送自体が、とかの問題はあるんですけど、いずれにせよそろそろ買ってもいい時期に入りつつあります。が。今一つ購買意欲がわかない。そもそもそんなにTV見ねえもん。

 いやね、こないだネットフィリックスに入ったんです。AmazonPrimeにも入ってますけど、なんかやたらと面白そうな海外ドラマとかオリジナルアニメとか、やってるみたいじゃないですか。でね。観てるんですよ。私の好きなSFだとかヒーロー物とか。ところがね。根気が続かない。だいたい3話で挫折する。そもそもぼーっとテレビを見る時間がないのに、そんな1話が40分、1シーズンが24話、それが3シーズンとかって、いったいどれだけTVに時間をささげなきゃならないのよ、と。考えちゃうんですよねえ。

 いやそれにそもそも、主人公が理不尽に追い詰められる場面が苦手なんですよ。映画ならいい。2時間の映画の中で、苦しいのなんて20分程度。あとは立ち上がるでしょう。それがTVドラマだと1話丸々苦しかったりするじゃないですか。耐えられない。なんでそんな切ない思いをしながら観なきゃならんのか、と。映画なら2時間たてば、一応すっきりするじゃないですか。いやまあいろいろありますけどね。おいそこで終わるんかい、みたいな。それはまああるとしても、基本はすっきりする。ところがTVドラマはほとんど、毎回次に続くもやもやが残る。これが耐えがたいみたいで。ええ、メンタル弱いんです。

 Netflix、入ってる意味ないのかなあ。と新たな疑問もわいてきましたが。ま、ともかくTV買ってもそんなにみないよなあ、と考えちゃうんですよね。有機ELの4Kデモ動画みるとねえ、きれいだなあ、って思うんですけど、そんな番組放送されてないしね。されてたとしても、ビルの夜景や南国の花や南極の棚氷ばっかり観てるはずねえもん。

 でも、そのうち買うと思うけどね。そのうち。今欲しいってわけじゃねえです。でね。たぶん50万円くらいしますよね。50万かあ、って思うわけです。大金じゃん。以前なら借金して買ったってよかった。働いて返しゃあいい。けどね。働ける年限もある。いつまでもお給料をいただけるわけじゃない。貯金しろよ、ってことですよ。老後資金ですよ。ねえ。

 いやどうなんだろう。老後の生活って。とか考えちゃいますよね。物を持っていても仕方ねえよなあ。と。

 そう考えると、もともと自分で買って使ったもののことを書こうと思って始めたこのブログも、やってられるのはもう何年もないかなあ、とね。思ったりするわけです。

 とりあえず、今書いているけど、完成が危ぶまれている記事。

AACR桜のライド記事、ハルヒルのヒルクライム記事、ゴールデンウィークのキャンプ記事、ああ、どれも「もの」じゃあねえなあ。

 とりあえず今日は生きてることだけはお伝えする記事であります。

2017年9月22日 (金)

貧脚なんて言わないで

と思ってるんです。まあ表彰台を狙う人からすれば、私なんかが言うのは笑止、となるかもしれませんけどね。それでも敢えてそう言おう。

 そもそも人の持って生まれたモノが違うわけじゃないですか。更に与えられた環境。練習にかけられる時間とかも含めてね。自分で選択できる場合もありますよな。でもできない場合もある。家族の介護とか、子供の教育費を稼ぐとか。もちろん持って生まれた身体のつくりとか。年齢とか。

 ちゃんとした大人は、だから他人の結果をあれこれ言わない。その人の苦労はその人にしかわからんのですもん。

 ただね、日本人の特性なのかな。卑下しちゃう人、少なくないです。謙遜なのかもしれないけど。それが「貧脚」って言葉ですよ。あれ、きらい。もちろん他人をさして貧脚だ、なんて言う人はそうそういない。だいたいが、自分のことを指してそう言うんですがね。だから。自分のことを好きなように呼んだって良いじゃねえか、ってのは理がありそうですが。でも、自分を貧脚と言う場合、独り言じゃあない。誰か聞いてる他人に向かって、ぼかあ貧脚なんで、と言うわけですよ。つまり他人に向かって言ってるんです。そりゃ聞いた方としての思いも言わせてもらいますがな、ってことで。

 でね。例えばマウンテンサイクリングn乗鞍。アマチュアなら90分ならそこそこ速い、って言われます。ました。最近は全体のレベルが上がってますけどね。トップ選手は60分を切ります。ところが例えば、例えばです。年代別の20代とか30代の選手で、50分台の選手が一番高い表彰台に上がれなかったことをもって、貧脚のぼく、とか言うことがあるんです。これ、違う。というか、90分とか120分とかで、あるいは60分台でそれぞれ力を尽くした人たちに向かって、どういう意味を持つか、ってことです。50分台のぼくですら貧脚なんだぜえ?ってことと同義。

 いやね。もちろん判ってます。50分台自称貧脚の彼が、誰かをくさしているのではなく、自分はもっとがんばれたはず、自分はもっと高みを目指したい、という思いで言っているのは。でもね。一人でそう思うだけならいいけど、SNSだのブログだのに載せるってことは、読む人がいるわけじゃないですか。

20170827_103017_p1020193_4 いろんな人が、いろんな思いで、がんばった。その誰も「貧」しくなんかない、と思うんですよ。50分台だったり90分台だったり120分台だったり、あるいはDNFかもしれない。でも貧しくはない。自分を貧脚という人は、結果的に自分よりタイムの良くない人たちを貶めることになるんだ、ということを意識した方が良い、と思うんですね。結果的に、です。自分の思いとは別に、結果的に。

 まあ私見です。それでも言いたい人は言えば良いし、私にできるのは、それ決して聞いてて気分の良い言葉じゃないです、って伝えることだけですしな。

 でだ。まあ、まえばし赤城山ヒルクライム。タイムには関わらず、やれることをやってきますよ、と。そういうことです。

2017年8月18日 (金)

広島からしまなみ海道を渡って四国を巡る② 島宿あこうで腹がぱんぱんになる話

 さて。前回はお好み焼きだけで話が終わってしまい、この調子ではいったい旅行が終わるまでブログが続くのか、という勢いでありますな。まあいい。このブログの旅行記の部分は、個人的な記録の意味合いが非常に濃いので、それにおつきあいいただける方のみ、おつきあいくださいませ的な。的なああああ。はい。

20170808_143836_p1010855 さて、ここから先がいよいよ旅の目的地、海上自衛隊呉資料館「鉄のくじら館」に向かいましょう。と、タンポポのお姉さんから衝撃的な情報が。「呉では月曜休館じゃなくて火曜日休館なんですよ」と。そう、今日は火曜日。しかしね、めげない。なぜなら今は夏休み。夏休み中は休館日が変わっていることがよくあります。電話をして確かめましょう。

 おお。やってる。しかしみなさんは気をつけてください。平時は火曜日休館でありますぞ。

 鉄のくじら館と隣接して呉市海事博物館大和ミュージアム、という施設もあります。こちらも落とすわけにはいきません。まずは鉄のくじら館。これは海上自衛隊の展示施設なので、入場料は無料です。大事なことなのでもう一度。入場料は無料です。見学に当たっては予約なども要りません。特に潜水艦だけに特化した展示というわけでなく、ペルシャ湾に派遣された掃海艇の機雷撤去活動などの紹介も詳しいです。実際の機雷などを見ますと、もう鉄の塊で、こんなもん爆発しなくても足の上に落としただけで骨が粉々になるわ的な重量物で、これがさらに爆発したら、船も人もずたぼろになるわなあ、と。掃海作業をされる自衛隊員の写真を見ていて、その責務の重さに感じ入ります。

20170808_141659_p1010842 さて。潜水艦です。2,004年に除籍になった「あきしお」がそのまま陸上に上げられて展示されています。実際に就航したのは30年近く前になるそうですが、それにしても、現行の潜水艦など機密の塊で、一般人が目にすることなどあり得ませんので、旧型と言えど貴重な体験であります。

 潜水艦って、すごく狭くて、頭ぶつけまくり、圧迫感ありありな感じがしますよね。ところがそういうストレスフルな状況ではやはり乗組員の精神と肉体が保たない。思ったよりはゆとりがあります。できる限り、快適性を確保することは必要なんでしょう。とはいえ、陸上の快適とはレベルが違いますけどね。実際の寝床に入ることもできますが、3段ベッドの一段の幅は60cm程度でしょうか。文字通り潜り込むようにして入り、出るときは這い出す、という感じです。

 しかしねえ。今もって不思議でしょうがないのは、潜水艦の動かし方ですよ。とにかく外が見えないわけで、海底にも障害物にもぶつからず、計器だけで航行する。うーむむむ。なぜそのようなことが可能なのか、どうにも理解できません。人間ってのはすごいね。いろんなことを考えつつ、大和ミュージアムに向かいます。

20170808_145551_p1010856 20170808_152118_p1010857 大和ミュージアムでは戦艦大和の1/10模型のほか、特攻兵器の回天、零戦などの実物展示があります。当時の回天搭乗員の録音なども残っており、20歳そこそこの若者が散っていった戦争というものを考えさせられます。ちなみにこの回天という兵器については、佐藤秀峰氏のコミックス「特攻の島」に詳しいですが、主題からしてすっごい重いです。誰にでも薦められるものではありませんぞい。

 すこーし重いものを胃の中に抱えつつ、本日の宿「あこう」に向かいます。こちらは民宿です。瀬戸内海に行くんですから、地の魚が食えるところがいい、それも小洒落た料理ではなく、土地のものを食わせてくれるところがいい、ということで探していて見つけた宿です。

 民宿はお値段の割に食事がいい。その代わり施設には期待できません。薄い壁、狭いトイレ、小さなお風呂、まあ個人の家を宿にするようなレベルからスタートしたものですから、観光旅館とは違うレベルでの快適性を求めていかないと、がっかりすることもあります。

 島宿あこうは呉市内から車で小1時間ほどですかね。上蒲刈島という島にあります。が。橋があるので車で渡れます。とはいえ橋の通行料は800円とお高め。現地の方は補助があるみたいですが、生活コストはかかりますよねえ。田舎暮らしに憧れる方は多いですが、元田舎者としては生活コストもかかるし、地域で快適に過ごすための付き合い、マナー、ルールはそうそう甘っちょろくありませんぞ、とお伝えしておきます。今回のように旅行者で来るのが一番快適です。

20170808_164237_p1010862 20170808_164610_p1010864 あこうは山の斜面というか、こういう島や半島によくありがちですが、平地が少ないので崖を登るように家が建てられてます。そこを走る細かい道を折れ曲がりながら上っていく。宿の前に笑顔のおじちゃんが待っていて、車を招き入れてくれます。すぐ上の斜面が崖崩れ防止の工事をしているために、その上にあるらしい駐車場は使えません。宿のすぐ横にとめさせてもらいます。

 でだ。あこうのお部屋。田舎のばあちゃんちのお部屋、みたいな感じ。昭和の、ですね。見晴らしが良くて広いですけど。ただ、あこうは最近は11組程度のお客しか入れないそうで、他の部屋の宴会や子供の走る音がうるさい、なんてのとは無縁です。そういう意味でも、ばあちゃんちに来たみたい。お風呂も小さな家族風呂、見晴らしはとてもいいですけどね。大浴場を期待しちゃいかんですよ。その代わりに、食事に期待しましょう。

 で。食事です。えーっと詳しくは食べログの記事をごらんください。ってだけじゃそもそもこのブログの存在価値がないですね。えーっと。

20170808_181407_p1010867_ _000_17 20170808_191333_p1010875 刺身の盛り合わせが出たんですね。地の魚、確かおこぜだったかな。これをポン酢で食べてください、というわけですよ。刺身をポン酢で。うーんまあねとりあえずお勧めの食べ方をしてみましょう。と。これが、超絶美味い。いやいやいや、ポン酢ってこんなに美味かったっけ。いやもちろん刺身も美味いんですよ。美味いんだけど、それにもましてこのポン酢。

20170808_181909_p1010868_ 20170808_184208_p1010872 _000_16 あこうの料理は全て奥さまお一人で作られているんだそうですが、その奥様手作り、ゆずを手絞りして調合したポン酢だそうで。これ、壮絶な旨さです。オコゼの刺身を二枚くらい、しっかりとした身をポン酢に付けていただくと、ゆずの香りがふわっと魚をくるみ、酸味がほどよく旨みを引き出す。そもそも私はポン酢というのが苦手なんですが、ここのは旨い。持って帰りたい。ですけど、おばちゃんの手作りだけに、長持ちさせられるものでもないですし、売るほどにあるわけでもない。ここで味わうだけで我慢します。

20170808_183334_p1010870 _000_18 20170808_185505_p1010873_ そのあとの料理も、ことごとく美味い。当たり前ですが、地の魚が姿を変えていろんな料理法で提供されます。海老をさっと塩ゆでしたもの、冬瓜の炊いたん、地のホタテを焼いたもの、冷たい茶碗蒸し、鯛素麺、サザエの焼き物、穴子の天ぷら、たこのマリネ、トマトのピクルス、たこ飯、そしてデザートのメロン。

 ウチの奥さま的に一番受けたのは、鯛素麺です。鯛の煮汁を薄めたものをつけダレにして、温かい素麺とあっさり煮付けた鯛の身をほぐして、合わせて食べます。

 このあとで出たたこ飯も味が深い。しかしね。しかし、いかんせん腹の許容量を超えております。ぱんぱんになるまで食いました。おじちゃんが料理をだしがてら、雑談をしていきます。このおじちゃんもおばちゃんも、本当に人を迎えることが好きでやってるんだなあ、というのがよくわかります。もう年も年なんで、お客は11組しかとらないようにしてるんですよ、と仰ってましたが。

 これね、自転車旅をされる皆さんで、時間の余裕があるならば、ここを宿にして宴会ってのもアリだと思います。あ、ただ念を押されましたが、この食事は漁師さんの都合でころころ変わる、と。写真をインターネットに載せても同じものが出せるわけじゃないから、と言われました。そうでしょうね。10人のグループが来たとしたら、お二人で迎えるとなるとかなりメニューも考えなきゃならないでしょうし。とはいえ、何しろ人を迎えることが大好きなお二人なので、そこで手抜きをするとも考えられない、ってのはありますな。

 腹ぱんぱんになって寝ます。明日の朝までに少しでも消化できてますように、と普段は飲まない消化のお薬飲んで寝ます。

20170809_073838_p1010900 朝ご飯です。とにかくボリュームを抑えてくれるようにお願いしました。それでこの朝ご飯です。汁は、昨日刺身にしたオコゼのアラでとったあら汁。じんわり美味い。

 さて今日は、一度呉市に戻って、海自の艦艇やら潜水艦やらがすぐそばで観られるという、港の公園「アレイからすこじま」に行ったあと、尾道に向かいます。そして飯。尾道の飯と言えば、言うまでもなくアレですわね。

 さて「アレイからすこじま」をさっくりと。海上自衛隊の敷地に面した海沿いの公園です。ゆえに、目の前に潜水艦が。文字通り手を伸ばせばそこに、ってほどの距離に潜水艦が並んでいます。この日は4隻かな。それにいろいろな艦艇も。こんな場所は他にはないでしょうね。

20170809_103545_p1010920 昨日行ったたんぽぽのお姉さんが、潜水艦が普通に洋上航行しているのを見て育った、と行ってましたからねえ。さすが「この世界の片隅で」の舞台となった町であります。満足しました。

さて尾道に行きましょう。

しばらく怒涛の更新を目指します。できるかな。なんせ忘れっぽいからね。

2017年7月18日 (火)

変化することが大事だったり 暮らし方日記

アレはまだ十分に試すことができてないので、身の回りからネタを探そう。と。

_000_7 ウチは築25年くらいのマンションで、25年くらい住んでます。つまりは新築の時に買って、それからずっとここに住む、と。たぶんもう次に住むのは介護付きなんチャラ的な住まいでしょうなあ。あるいは病院か。なんか人生ってあっという間よ。

 一戸建てを買うとか、お若い方からするとですなあ、ある意味その生活がずっと続くような気がするじゃないですか。ところがどっこい。住まい方って変わるんですね。家を買うような多くのご家庭ってのは、概ねお子さんがいらっしゃる。お子さんに豊かな人生をと願って庭付きの一戸建て、ね。こないだケンミンショーを観ていたら、福井の方だっけ、そっちの方は20代でおうちを建てられる方が多いそうな。すげえな。つうか、これはもう文化の違いがありますな。

 東京近郊だと、まず土地が高いから、庶民の買える一戸建てとなると、ウチのような都心から1時間以上かかる場所になってしまう。それも駅から遠いとか。ね。その上、土地代が高いから広い敷地は取れないし、建物にもかけるお金もなくなる。福井の3000万の物件は、都内なら億のレベル。逆に3000万で都内で建てるとなると、檜原村か日の出町か、って感じですかね。知らんけど。

 でね。それで仮にお金があって6000万円(!)の一戸建てを買うとするじゃないですか。よし、終の棲家だ、と。ところが歳を取ると気付くんです。あれ、なんか違うぞ、と。

 例えば、5LDKの家を建てる。カーポートもある。狭い庭には芝生を、隣家との境には生け垣を。うん。子供2人の子供部屋と、夫婦の寝室、ひょっとしたら洗濯部屋かお父さんの書斎。うん。いいね。そこで20年経つじゃないですか。お父さんもう60近いです。子供たちはもう家を出ました。夫婦二人になりました。と。あれれ。あんなにいろんなものがあったおうち。もう子供部屋は要らないね。あれれ、芝生のお手入れしても、そこで遊ぶ人は誰もいないね。芝生に生えた雑草を抜くのも段々大変になってきた。誰も使ってなくても、というか使ってないからこそ、施設は古びたり汚れたりします。20年も使うと経年劣化であちこち手を入れなくてはなりません。

 リフォームしようか、でもさ。おいおい、そもそもこんな大きな家、いるのかなあ。って時期が来るのです。昔ならそんなことはなかった。大きなお家でも、いつか長男が嫁を連れて戻ってきて、孫の部屋がいるから二世帯住宅にでもしようかねえ。と。そんなことはねえ。あるかもしれんけど、まずない。自分たちがその家を維持するのが大変になる70とか80の頃には、そんな古家は誰も住みたいとは思わない。子供たちも相続したくない。となると。仕舞い時を考えなきゃならんということです。

 つまりね。今時の戸建ては、よほどのことがない限り、つまり再利用ができるような質の高い住宅でない限り、使い捨てなんですよね。哀しいかな。

 最近、いわゆる高級住宅街に空き家が増えているという話をよく聞きますが、実感としても、私の住んでる西武池袋線沿線の飯能秩父方面住宅街も、空き家が増えてますからね。奥武蔵の山に新築のログハウスが建ってる一方で、ここ数十年の間に建てられた住宅が廃墟と化してます。寂しいねえ。けど、そういうもんです。

 その点、マンションはいいです。ということはない。ねえですよ。マンションだってね、コンクリートの寿命が40年とか60年とか言ってますから、そのくらいになったら建て替えをしないと危ない。水回りの配管だって40年も経てばボロボロです。ってことは、ウチだって後20年くらい経てば、なんか考えなきゃならない時代に入ってるってことです。もう、退職してお金もない時代に、何ができるんでしょうねえ。と考えると。一戸建てにしろマンションにしろ、家を買うってことは本当に無駄が多いと言わざるを得ない。ですよ。

 じゃあ借りればいいじゃん、ってほど物事は単純じゃないのが困るところ。家を借りたい、と思うでしょ。ところがね。老人になるとそう簡単に家を借りることができないんです。不可能ではないですけど、かなり間口が狭くなります。高齢でいつ倒れるか判らないってこともあれば、保証人がいないとか、いろいろ難しい。歳を取ると、いろいろ大変。せめて少しでも備えるという意味で、家を買うという選択肢も悪いもんではない、ってことですが。なんか、歳を取るってのはほんとにねえ。若い頃には想像もしないことがいろいろハードルになってくるんでしょうなあ。

 ねえ、みなさん。

 まあ、そんなこんなでねえ。20年住んでて、ウチは子供もいないんで、そんなに生活パターンも変わらないんですが、新鮮さがなくなるってか飽きてきます。そりゃ新鮮さがないのはしょうがないんですけどね。そこで、ちょこちょこ生活の見直しをしています。主に、やってるのは奥様ですけど。

_001_1 例えばですね。この洗面所。ここにタオルをしまって20年以上。こういうふうに使うもんだ、と。奥行きがある棚なので、奥と手前の二段に分けてタオルを積みます。そうしますと、当然手前のタオルを使うことになりますわね。手前ばかり使うのもなんなんで、適当に、そろそろ奥の方を使おうかな、とタオルをひっくり返して入れ替えたりする。こういうもんだ、と。タオルを置く場所はこういうもんだ、と。

 ところがある日、タオルの並びが変わっていました。奥と手前の二段に置いてあったのが、横並びの二段になっています。にゃるほどっ。と手を打ちましたよ。これなら奥も手前もなく両方使える。なんでこんなことに20年もかかったんだろう。

 こないだエアコン買ったじゃないですか。うん。買ったんですよ。でね。ウチはリビングと廊下の間のドアは常に開けっ放しです。猫がいますからね。そうでなくても、二人暮らしですから、扉を閉める必要性はほとんどないんです。ただね。冷暖房効率という点ではどうかな。開けっ放しなので、リビングのエアコンを付けていると、リビングのエアコンはがんばって遠くまで冷風を送ろうとします。結果的に玄関から寝室まで、なんとなく涼しい、という状況はできるわけです。が、これって電気代かかりますよね。

_000_6 特に旅行中みたいに猫はいるけど人はいない、ってとき、敢えて全室を適温にする必要はないです。ひょっとして、と思ったわけです。これさ、のれんがあればドアを閉めなくても部屋を仕切れるんじゃないの、とね。さっそく日曜日にニトリに行きまして、やっすいのれんを買いました。確かのれん本体が780円、突っ張り棒が600円くらいだったかな。うん。

 やっすいのれんなんで、この柄でいいのかって問題はありますけど、奥様はだっせえと言いましたが、私は気に入ってます。でね。エアコンを入れるとリビングは冷えます。でだ。のれんの向こうの廊下、玄関はおぅってくらいむっとしてます。まあもともとそんなに暑いウチではないので、そこまでじゃないですけど、明らかに体感温度が違う。つまり。こっちまで冷房をしていない、という状況になったわけです。エアコンの言うところでは、前日の電気代が118円だったのに対して、のれんをかけた翌日は87円、と言ってました。多少は使用状況は違うでしょうが、概ね成果は出ていると思われます。ということで、寝室との境にものれんを掛けました。

 夏の間はこれでいきます。それにしても、なんで20年も気付かないかな。

 そのほか、いろいろ見直してます。主戦力は奥様ですけど。食品ストッカーにしていたキッチンの引き出しをゴミ箱にしたり。

 洋服、ウエア、道具の類いもずいぶん処分しました。最近、ミニマリストって生き方を聞きますけどね。余分なものを持たない生き方っていいですよね。ただね。あまり削りすぎると生きる楽しみがなくなります。ウエアだって、いくらお気に入りのものがあっても、それだけを着ていると飽きます。だからたぶん、入れ替えはやっぱり必要なんです。

 問題もありますけどね。なにがどこに入ってるかをいちいち奥様にお伺いしなくちゃイケない。そりゃまあしょうがないです。ご迷惑をおかけしますがご容赦ください、とね。

2016年4月27日 (水)

やっぱりダメか 三菱自動車

こういう記事、書こうかどうしようか、迷ったんです。いや、だからつぶやきでぼそっとね。その程度にしておこうと。だってね、三菱自動車の販売店で働く人たちにはいい思い出しかない。誠実で、一生懸命仕事をする人たちがたくさんいる。こういうことの風当たりは、その方たちが受け止めることになる。燃費データを偽造された軽自動車を買った人たちがクレームを付けるのは、何も知らずにいい商品を扱ってると信じて販売していたセールスマンたちです。

それ、おかしい。現場で一生懸命働く人たちが責められるの、おかしいと思います。販売店にクレーム付けちゃダメです。本社にクレーム付けるべきです。まあ、電話担当の女の子を怒鳴りつけるのもダメです。日々、真面目に働いている人を、頭ごなしに怒鳴りつける権利なんか、誰にもありません。

そうだから、私はここで言います。

4月27日の段階で、三菱自動車上層部は、新聞報道で「不正の指示はしていない」、「プレッシャーを感じた現場がそういう方向に走ったと考えられる」と言ってます。これは、卑怯です。少なくとも誠実ではない。

5年前に私がD:5を買ったときのクレームは、要するに、売り方が誠実ではない、ということでした。ユーザーに誤認させるような販売の仕方はおかしいだろう、と。これ、今回の事件と同じです。自分たちで言い訳をしている。定められた方式ではない計測方法をしていただけで間違ったデータを提供したわけではない、悪意ではない、というような逃げを用意して、販売をしていたわけです。

そのことについて、当時クレームを申し立てたとき、三菱自動車のカスタマサービスはどうしたか。用件を伝えた時点で、即座にクレーマー対応要員に電話を切りかえました。つまりクレームを申し立てた顧客を、改善のための情報提供者としてとらえずに、企業に仇なす敵として対応する態勢を整えていたのです。

報道によると、今回の不正は25年前から続いていた、ということですが、私が申し立てたクレームは5年前、その時点で三菱自動車は、クレームは潰すべきモノとして対応する会社の方針を採っていました。

こうしたことは、現場の判断でできるモノではありません。個別の命令がなくとも社是、社風、言わずとも判るだろう大人なんだから、という経営の方針を上部が採っていなければ、あり得ないモノです。そういう不正、不誠実は絶対に許さないという経営方針があれば、なくせるモノです。なくさなければならないという意思を持って経営をしていなかったこと自体が、CEOを始めとする経営陣の罪です。会社としての罪です。

自分が出したクレーム案件についてまとめたブログの記事も、当時の三菱自動車カスタマーサービスには連絡して、私の勘違いや間違いがあれば教えて欲しいということも伝えました。少なくともカスタマーサービスは見ていたはずです。その時点で、クレーム潰し体質を改善しなかったからこそ、今回、会社を揺るがす大事件になったのです。

経営陣は圧力を否定していますが、そのこと自体が卑怯です。会社の体質を知らなかったとしても、それ自体が無能の罪であり、驕慢の罪です。

三菱自動車が作る自動車は、嫌いではありません。それに三菱の販売店に勤めるセールス、技術さんたちも、信頼しています。だけど、三菱自動車という会社は、経営陣以下上部を全部入れ替えるくらいのことをしないとダメなんだろうな、と思います。潰れるくらいの経験をしないと、また誤魔化すんだろうな、と思います。ただ気の毒なのは、そこで誠実に仕事をしてきた方たちのことです。

とりあえず、経営陣がカスタマサービスの電話対応要員をやりなさいよ、と思いますがね。

2016年2月 4日 (木)

老境、かなあ

20151129_092528_p1060492 ここんとこ、週末が雪と雨で、走れてないです。でも、ロードに出ていないのはたぶんそんだけではないです。モチベーションの低下、ということになりますかねえ。ということで、今回は来し方と行きし方について、思うところをグダグダと。書きます。

まあ、あんまり走る気がしない。というか走っていてもわりとすぐ飽きる。原因は寒いとか、雪とか、疲れが取れにくいとかいろいろあるんでしょうけどね。わかりやすいところでいうと、長時間走ると、飽きるんですよ。

これがね、ひと頃は5時間6時間は平気で走ってました。100km走ろうと思うと5時間じゃ間に合わんですからね。ところが最近は60kmも走ると、最後の20kmは、ぼろっと口から「飽きたなあ」と言葉がついて出る。慌ててとり消すんですがね。事実として飽きている。なぜ飽きるか。うん、山が凍っていてヒルクライムができないってこともあるんでしょう。平地は飽きるね、うん。クライマーだからね。うん。

そうなんですけどね。たぶんヒルクライムをしていても、飽きたと感じるんでしょう。なにゆえに。うん。ロードバイクという機械も、ロードバイクに乗るという文化も好きです。家の中にバイクがあると美しいと感じます。ロードバイクという乗り物は素敵です。ただね、その刺激に身体が慣れてしまって、ハイな状態が維持しづらくなってる気がします。

およそ趣味というものはそうなのかもしれません。ロードバイクに乗る前は3年くらいインラインスケートにハマってました。その前のウエイトトレーニングは6年くらい。スイミングも含めてジムに通ってましたなあ。ジム通いの前はスキーでしたか。

インラインスケートの後にはしばらく海外旅行、特にハワイにハマってました。スポーツではないですけど、個人旅行で手配して自分で行く海外というのもスリリングなものです。英語、ろくに話せないですからね。エキサイティングです。

海外に行かなくなって、オートキャンプにハマってました。その延長でトレッキングにもハマりましたわ。

どれも夢中になってやってましたな。スキーは分不相応にガチガチに凍ったアイスバーンの雪面をガリガリと削りながら突っ込んでおりました。ジム通いでは、ジムのベンチプレス競争で、体重別2位とか。週3回くらい通ってましたしね。日曜日の朝から夕方まで、ランとスイムとバイクとウエイトトレーニングと。ずーっとやってたりして。ただ、どっかで、どれもふっと離れるんですよ。

なんといいますかね、どれも極めたわけではないですよ。極めたわけではないけども、自分の中で、ある程度やりきったなあというところまでいくと、物事がルーチンになっていきます。苦労してやる意味が感じられなくなってくるんでしょう。オートキャンプもそうでしたが、デリカの荷室が一杯になるくらいものを揃えて、達人とは言わないまでもオートキャンプ名人的なイメージにまで到達したら、んー。ちょっと一休みかなあ、って感じるんですね、きっと。

新しい刺激が欲しくなる。私の義理の父親も、退職後にパークゴルフに夢中になっていたんですが、ふいっと止めた。理由を聞くと、あれはもういいわ、と言います。知らない人は、もったいない、続けなよというんですが、私はわかるなあ。飽きたんですよ。趣味は義務でやるもんじゃない。自分の中にある、意味もない衝動がやらせている。価値があるとかないとかではないですな。

そういえば、まあ私ごときが比較できるもんではないですけど、元格闘家の須藤元気さんが、我々から見るとまだまだ全盛期の年頃に、ふと引退を宣言した。我々からすればもったいない、と思いますが、須藤さんにしたら、自分のやりたかったことはやりきった、というところじゃないですかね。ひょっとしたら。と、この頃思います。

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人によって違うのでしょうが、あるラインから先を深めるかどうか、もう本当に人それぞれなんだと思います。

トレッキングもちょこちょこやって、冬山も少しかじりかけましたが、年齢的にも体力的にも、精神的にも、あ、このあたりかなあ、自分は、と思いましたね。そっから先、冬の八ヶ岳、北アルプスに行こうと思えるかってえと、あ、たぶんそれはないわ、と。

ふむ。夏山もね、どうなんだろう。山は大好きなので歩き続けるとは思いますが、百名山を数えることに興味はわかず、北アルプスから更に深くに入るかというと、かなり疑わしい。

自転車もですね。おそらく年齢的に、体力的技術的に上を目指すという乗り方の限界にきてるような気がしてます。疲労の回復とか持久力の維持とか。そういう乗り方をしようとする限り、これから先の自転車人生は敗北が続きます。楽しみのはずので自転車で、敗北感を味わい続けるというのは納得がいきません。自分なりの勝ちを見つけないと、楽しくないです。

むろん、いくつまで乗り続けられるか、というチャレンジであったり、いくつまで体力を維持できるか、という方向性に変えることはできます。問題は、それが私の副腎皮質を刺激しない、ということであります。アドレナリン過多の多幸症状態。これは得られませんよなあ。

というわけで、今考えているのが、ヒルクライムレースは今年で一旦ピリオドを打とう、ということです。今年は出ます。去年の乗鞍が不完全燃焼でしたからね。今思うと、あの時点でどっか心折れたような気もしますが、そのまま終わるのはなんか負けた気がするので嫌です。とりあえず、今年の全日本ヒルクライムレースには出ます。蔵王、美ヶ原、乗鞍参戦決定です。

その後のことは、その後のことかなあ。と。思ったよりいい成果が出せたら、モチベーションも復活するかもしれません。でもDE ROSAにのんびり乗る、というのはいい選択肢です。あるいは最近復活したスイミングと合わせて、ランを始めて、アイアンマンレースに転向というのもありかもなあ、などと考えておりますが、膝がね。ちょっと自信がない。

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昔乗っていたオートバイにも興味が出てきたんですが、こちらはいろいろと障害があります。大型の免許を取らなきゃならないってのは、楽しみの一つかもしれませんが、バイクを買うお金がないとか、置き場所がない、とか。日常的にバイクを使う場面がないとか。乗る時間がないとか。こちらは夢で終わりそうです。

いよいよ老後ってのが目前に迫ってきておりますが、老後ってかな。老の今をどう生きていくかってことではないかなあ、と。そんなことを思っているのでありますよ。