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カテゴリー「アウトドア」の124件の記事

2017年3月 5日 (日)

花粉症の季節だからね できることは何でもするよ NAROO MASK F5s

 日曜日の夜だというのに、今週のブログ記事が書けてない...。なんてえか、そこまで義理を感じるものでもないはずなんですが、なんつうのかね、書かなきゃって思ってしまう貧乏性。違うか。

 いやまあ、書こうと思ってることはあるんですけどね。時間がない。いつにもまして雑駁であります。ご容赦いただきたい。よし、これでいい。

 以前に、花粉症対策の話は書きました。レスプロスポーツマスクというものです。一言で言うと、とにかく装着感が悪い。耳より下でバンドを留めるので、どうしてもずり落ちてくる。ずり落ち防止のために締め付けると気分が悪い。まあ、ヘルメットのベルト部分に通すことで、若干改善はしますが、ネオプレーン素材の保温性が、気温が上がったときに不快感MAX

20170206_195520_p1010244 なんとかならんかなあ。ということで、今回購入したのがこれ。NAROO MASK F5s 3,200円。Twitterのサイクルスポーツ公式から流れてきた情報で、決定版かも!みたいな物言い。ふむ、試さざるを得ないな、というか試させてください。お値段的にもレスプロよりはかなり安い。まあ失敗してもこの値段ならいいや、というレベルです。

 しかしながら、販売サイトを見ると、なんだかねえ。薄っぺらいねえ。こんなもんで効果あるのかねえと思いつつ。注文します。届いたものは、本当に手のひらサイズ、ネックゲイターの薄いものと変わりません。これはね、頼りないという側面と、薄くてコンパクトだから持ち歩きしやすい、という側面があります。実際効果があるなら、コンパクトであるに越したことはありません。

20170206_195549_p1010245 さて。装着。ネックゲイターと同じようにすっぽりと被ります。違いは、耳に当たる部分が裂けてて、というか耳を通すようになっています。これならずれる心配がない。装着すると、全体がとても柔らかです。圧迫感はそれほどありません。緩いゴムが入ったような、ちょっとモフモフする感じのニット、ほんのり温かい。

 温かい...。ちうことは、気温が上がれば暑くなるはずね。まあね、どんな薄い生地でも、つけりゃあそりゃあ温かくなるわね。そりゃしょうがない。どの程度の気温まで耐えられるのか。やってみなきゃわからんね。うん。

 というわけで、何度かこれをつけて走りに行きますた。はい。気温5℃くらい、風のある日。これはね暖かくて快適。フェイスマスクみたいな感じですな。当然汗はかかない。ふむ。で、装着感なんですけど、これね。鼻のところに、よくある普通のマスクのように、針金っぽいものが入っていて、花の形に合わせることができるようになっています。なっています。が。あんまり密着しません。鼻の脇に隙間ができます。ちなみに顎のほうも浮いてます。じゃあ全然ダメかってえと、それはたぶんそうでもない。というのは見てのとおりマスク全体が伸縮性のある素材で、顔全体に張り付くようになっているからです。鼻のところは浮いていても、口の周りや鼻孔の周りがくっついている感はあります。それに運動量が増えると、鼻で吸うより口で吸うことのほうが増えますからね。とはいえ実際はどうなんですかねえ。呼吸を繰り返したとき、どの程度、隙間から花粉を含んだ空気が入ってくるのか不明です。

 マスク部分がどの程度花粉を防いでいるのか、これもね。不明。とにかく通常のマスクのように、マスクの層を厚くして物量で防ぐという発想ではない。うっすい目の細かいフィルターが一枚、入っているように見えます。これでほんとに防ぐことができてるんですかね。わからんです。

 軽く流していて普通に呼吸をしている分には、それほど不便は感じません。薄めの普通のマスクをしているように、空気はスカスカ入ってきます。まあ、呼吸をするには快適です。レスプロや普通のマスクをして長時間は知ると、マスクの内側がびっしょりと呼気に含まれる水分で結露しますが、ナルーはそれほど結露感がありません。なんででしょうね。口の周りに密着して、呼吸を繰り返すから、水分が溜まりにくいんでしょうか。

 気温の低い日の、1時間程度のポタリングでは、特にこれと言って問題は感じませんでした。なかなかいいかもね。

 が。問題はこれがヒルクライムに使えるか、ですよね。そうでなくても運動強度の高い人が使っても問題ないレベルなのか、さらに花粉の多い日でも平気なのか。ということで。がっつりとヒルクライムライドに出かけましょう。普段よくいく奥武蔵コースです。うちから鎌北湖まで15㎞程度、そこを上り口に子の権現を通り、傘杉峠を抜け、刈場坂峠。ここから国道299号に降りて、反応側に戻り、子の権現北側から南に抜ける。体力が残れば、南側の激坂ゾーンを折り返し、名栗川に降りていき、CAFE KIKIさんで一休み。CAFE KIKIさんからウチまではおよそ20㎞概ね80㎞程度、獲得標高は1500m程度。そういう計画であります。

 さて。当日ですが朝の気温は7度程度。少し暖かい。ウエアはまだ春秋用の起毛のもの、日中は15℃まで上がるという予想ですが、山の上はそれほどまではいかないだろう、ヒルクライムの時は少し汗をかくかもしれません。

File_000 予想通り山までの道は体が少し温まる程度、ただ既に問題が出ます。信号で止まるとアイウェアが盛大に曇ります。止まった時は外し、走り出してつける、というのを一、二度やって、ああこりゃ無理だ、と。ここでひとつめの決断。マスクを外すかアイウェアを外すかです。走っている間は、どちらを外しても平気です。が。走り終えた後に盛大に反動が来る。どちらの反動がキツイかってえと、大量に呼吸とともに肺の中に取り込むであろう、マスクを外すほう。目のほうは痒いだろうけど、それだけで済む。呼吸しちゃうと、鼻水に加え熱が出て、顔もぱんぱんに腫れあがるでしょう。

 はい、アイウェア諦めたー。まあこの時点で、このマスクの問題点がひとつ出てしまったわけです。さて、いよいよ鎌北湖からのヒルクライム。最大15%程度、最近の激坂ブームの中では初級編です。とはいえ初心者のころはここでも立ちごけしてましたので、けっこう心拍が上がる坂です。まあしかし。極端に呼吸が苦しくなることもなく、おやおやこのマスク、結構楽かも、とかね。思ってました。


File_003jpeg File_004 マスクの中が結露してべちゃべちゃということはありません。やはり口に密着してる分、結露が溜まりにくい気がします。が、顔を覆われているので汗はかきます。かいた汗はマスクの顎のほうに流れるので、そこらへんはひんやりと冷たい。まあ、肌に触れなければ気になりません。このピークを過ぎると、多少のアップダウンもあり、足を休めることもできます。

 が。ちょっと妙なことに気づきます。いつもはここをタイムをとりながら追い込んでいくのですが、前半の心拍はせいぜい160前後。追い込んでいて160。ところがこの日、タイム関係なくポタろう、と思って走って、実際タイムも上がってないのに、心拍が上がってます。決して高い速度域ではないから、疲れた感はそれほどではないのに、息が上がる。微妙に迫ってくる感じです。

 顔振峠から刈場坂峠に向かう57%程度の坂で、脚が回りません。おお、老いるということは悲しいことだなあ、こんなにも俺は遅くなり、衰えてしまったのだなあ。そう切なく感じながら走っておりました。刈場坂峠から299号までは一気に下ります。途中上る箇所はありません。よしここで心拍を整えよう、と一気に700mも下るのですが、心拍が下がらんのです。130前後。正丸トンネルの手前から、子の権現入口までも緩い下りが続きますが、やはり心拍が下がらない。

File_005 File_006 まあね。もう項がないので端折りますがね。そのあとの子の権現北側。ええ、脚をつきましたよ。ええ、負けですよ負け。これが老いるということですよ、ええ。と。心折れて下りる途中の、ゆずの庄といううどん屋に立ち寄り、武蔵野うどんを食します。あ、ちょっと元気出た。あれ、これひょっとしてハンガーノック入ってたかもです。そういえばこの日、朝出発前に冷凍カレーうどん390kcal、食っただけでした。ゆずの庄の肉汁うどんが全身に染みわたります。温かいお茶を二杯立て続けに飲み、うどんの汁をお湯で薄めて全部飲み、更にコーヒーまで飲んで、人心地。

ちなみに、ゆずの庄さん、冬期間休業だそうで、この日は久々の開店から二日目。だったせいか午後1時半頃のお客は二人だけでしたが、普段は駐車場いっぱい、自転車ラックもいっぱいになるくらいの人気店らしいですぜ。

File_007 少しパワーが戻りまして、更にカロリー摂取のためにCAFE KIKIさんに向かいます。そこでまたマスターに自分の衰えを嘆いておりましたら、マスターが慰めてくれました。マスクしてそんだけ登れればたいしたもんですよ、とね。うむ、ひょっとして、あれ心拍上がりっぱなしだったのは、酸素が足りなかったのか、と、おいおい今気づくかよという話です。

 いやね。走れなかったのは体力の衰えか、ハンガーノックか、マスクによる酸素不足か、まあそのどれもでもあるんでしょうが。このマスク。いきなりキツくなるんだったら、多分途中で外してます。ところが、それほど抵抗なく呼吸できるように感じるので、外しどころを見失う。まあできれば外したくはないものですから、極端に不快にならなければ外さない。じわりじわりときつくなってくる。ということかな、と今更ながらに思うわけですな。

 まあそれを良しとするか悪しとするかは考え方ひとつです。多少パフォーマンスは落ちても、走ることができるわけですから。

 ただね。うちに帰ったらもう即涙目充血、鼻水ずるずる。翌日も顔ぱんぱんでした。花粉症マスクとして効果がなかったのか、いやこれをしてなかったらもっと酷いことになっているのか、そこらへんがよくわからんのですよ。

2017年1月15日 (日)

サイクル道にゆるポタがあるのなら山岳道にゆる山があるのだよ 八ヶ岳しらびそ小屋

0011c60e450d4b4ca1d6ddceaadda092 ということで。雪の八ヶ岳に行って参りました。誤解を招かないように念を押しますと、八ヶ岳に行ってきただけです。登りません。ここ大事です。北八ヶ岳しらびそ小屋の朝食を食ってくるだけの歩き。そういうことで。

 我が家的には、山のリーダーは奥様であります。以前も申し上げましたけど、覚えている人がいるとは思えない。ので、もう一度言います。奥様は、もともとスポーツなどに一切縁のないインドアの人であり、未だに体力的にもインドアに毛の生えた程度のレベルであります。ということで。この冬の計画としては、もともとは別の山を歩く予定でした。ところが奥様の作った計画を見ると、夏山のコースタイムで4時間15分。となると、まずコースタイムより1時間もともと遅い我々は、冬山となると更に1時間見なければならない。6時間コースです。夏山の6時間でなく雪山の6時間は、我々にはかなり厳しい。

 それはちょっと厳しいだろう。いくら奥さんの荷物を軽くしても、歩くのは自分の力で行ってもらわなければならない。かつ、私ももう無茶の効く年頃ではない。いざというときに奥さんを背負うのは無理です。ほんとにこれで行くの、と尋ねましたら、1日悩んだ後で、止める、ということになりました。

 しかしね。それはそれでつまらないだろう、と。天候も安定している。装備もきっちり揃っている。少しでも歩けるといいよね、ということで、紆余曲折ありましたが。目的地を北八ヶ岳のしらびそ小屋に変更して、稲子湯からのピストン一泊、ということにいたしました。ここなら、夏場2時間程度、冬でも3時間もあれば行けるだろう。と。完全にハイキングモードです。

20161230_150754_pc300047 しらびそ小屋は、山女子的に人気の小屋ですが、このアクセスの良さが災いして、逆に泊まりどころがよくわかりません。つまり、縦走に使うには登山口から近すぎるんですよ。以前、本沢温泉に行く途中で休憩に使ったことがあります。八ヶ岳山中のみどり池の畔に立つ小さな小屋。屋根から白い煙が立ち上り、木々の間をリスが走る。とってもポエム。素敵よねえ。

 逆に。だから冬。少し遅めの出発をして一泊して帰ってくるのにちょうどいい。しらびそ小屋に泊まる、という目的ならば、冬はちょうどいい。かも。かもです。

 さて。たかがしらびそ小屋ピストンですが、雪山を舐めると死にます。同じくらいの雲取かなんかで滑落死亡事故、ありました。ほとんど無雪だったようですが、斜面を横切って流れる沢が凍結していて、足を滑らせた。救助に出た人も同じ場所で足を滑らせて滑落した。2名ともなくなったそうです。アイゼンがなかったのではないか、と思います。無雪でしたら、やむを得ません。沢を横切るためだけにアイゼンを付けるのは現実的ではないです。しかし、始めから雪のある場所に行くと判っているなら、アイゼンは必携です。

20161231_101942_pc310083 というわけで、ひさしぶりにブラックダイヤモンド セラック プロ12本爪の出番です。本当のことを言うと、このレベルなら12本爪はいらないだろうなあ、と思います。10本、なんなら前爪のない8本で大丈夫のはず。そこが本当の山屋さんと違うところで、アイゼンと言えば、これと4本の軽アイゼンしかもっていません。さすがに4本の軽アイゼンでは、山を舐めすぎでしょう。

 さて。今日の行程は稲子湯からしらびそ小屋までの3時間。となると2時頃に小屋に入るとして、11時頃に稲子湯をスタートすれば十分。年末の帰省渋滞の中、のんびりと家を出たのは午前7時。うちから稲子湯まで普段なら3時間を切るはず。余裕です。

 稲子湯駐車場に着いたのは午前1030分。のつもりだったんですが、実はついたのはみどり池入り口駐車場。パイオニアのサイバーナビ君がここだといったんで、まあいいんですけど、みどり池入り口駐車場だとトイレがない。仕方ない、少し前にコンビニに寄っていたので、後は耐えるだけです。駐車場はほぼ満車状態。10台程度の余地しかないので、停められるかどうかは運次第ですね。幸い入れ替えになる一台がちょうど出たところだったので、車を入れることができました。

20160731_100752_p1000096 みどり池入り口駐車場には、冬山登山に注意を促すために長野県警のおまわりさんが来ていて、早めのアイゼン装着を勧めてくれました。確かに、歩けなくはない雪の量ですが、先日の雨のせいで、10cmほどの雪の層の下は氷です。気温が低いので締まってはいるのですが、斜面となるとアイゼンを付けた方が安心な感じですな。慣れた人なら、アイゼンもいらないのかもしれませんが、年寄りは早めの対策を取ります。足は重くなりますが、滑らない安心は大きい。

20161230_110718_pc300014 気温は-5℃くらいですが、日が出ていて風もないので、歩き出して小一時間もすると、アウターの中が汗ばみ始めます。アウターを脱いで歩き続けます。途中、買ってきた菓子パンで補給をします。冬山での補給食は水分の多いものはむきません。凍ってしまいます。以前、板チョコ入りのクロワッサンを食べようとしたら、チョコが固まって、文字通り板のようでした。とはいえ、この程度の気温なら、そこまで気を遣わなくても大丈夫でしょう。2時頃までには小屋に着きたいし、身体を冷やしたくないので、立ったままの補給です。

 今回は冬山と言っても、雪はそれほど多くありませんし、踏み跡もしっかりついているので、道に迷うことはありません。そういう意味では、この辺りまでなら低山とそれほど変わらないと言えなくもないです。とはいえ雪の量次第なので、しらびそ小屋までなら大丈夫、とも言えません。

20161230_151052_pc300051 20161230_132215_pc300040_2    歩くこと3時間、午後2時、しらびそ小屋に到着です。池の畔にたたずむ味わいのある小さな小屋です。当然のことながら、アイゼンは小屋の入り口で外します。お年を召した奥様とご主人がいらっしゃいます。この日は宿泊客が少ないということで、息子さん夫婦は下の町に降りているとのこと。確かに、宿泊客は我々二人と、ソロで歩いてこられた男性お一人。しらびそ小屋全体で5人しかおりません。

20161230_135927_pc300044_2 ウチは例によって個室を確保。大晦日には年越しをするたくさんのお客さんで賑わうそうですが、その前日ということで、空白の一日となったようです。コタツを置いた談話室にも3人がのんびりと雑誌をめくり、ごろごろしているだけです。窓からは八ヶ岳の山々が静かに暮れていくのが見えます。コタツの中の練炭が出す熱を感じながら、ビールでも飲んじゃお売ったかなあと一杯やります。夏の山小屋だと、この夕刻に外に出て、生ビールを飲みながら、後から上がってくる人を眺めたり、暮れていく山の峰峰を眺めたりするのですが、コタツに入ってのビールもいいもんです。ばあちゃんのウチに来たみたい。同宿の男性は、寝っ転がってるうちにいびきをかき出しました。

20161230_172018_pc300057 夕食です。普段だと山小屋のご主人と一緒に卓を囲む、などということはないのですが、この日はなにしろ5人。われわれが食事をしてる横でご主人夫婦も、一緒に食事をしています。ご主人が、これ飲んでいいよ、と赤ワインのパックをくれました。普段やってるサービスかどうか知りません。1/3ほども残っていたワイン、ありがたくいただきました。奥様は濁り酒などたしなんでいたようでございます。


それにしても、この日のアジフライ大変美味しゅうございました。山の中だから、むしろ冷凍アジフライなんか使えなくて、荷揚げしたばかりのアジを使っていたのかもしれませんな。アジフライは八ヶ岳山中しら鼻祖小屋に限る、と。いつもあるのかどうかは、知りません。

20161230_134311_pc300043_2 流しは、天然水。凍らないようにちょろちょろと水が流れております。トイレはバイオトイレ、とは言いましてもね。冬場は微生物が働かないので、バイオ休止中みたいでした。トイレットペーパーも流せないので、ゴミバケツに溜める方式です。が。冬だけに、あまり臭いもなく、まあ耐えられます。苦手ですけどお。個室はこちら。4人くらいは泊まれるようです。しらびそ小屋の個室はここだけです。大晦日ではとてもこんなにのんびりとはいかないんでしょうね。

 夜の8時には消灯ですが、夕飯を食ったらすることもないので、とっとと眠ってしまいました。

20161231_065653_pc31006320161231_072333_pc310069 そして朝。しらびそ小屋名物の厚切りトーストの朝食です。と言っても、知る人ぞ知る話ですが、このトースト朝食は予約をした人だけが食べられるスペシャル朝食。スペシャルなので、早出の人は食べられません。午前7時からの提供です。外がさっくり、中がしっとり、バターを塗ったパンに自家製のジャムを塗っていただきます。窓の外にはリスがやってきて、木立の周りを走り回っています。西の峰には陽が当たり、輝き始めます。空気がしんと冷える中、ストーブの中で燃える音が聞こえます。

 ってね。まあロマンティック。しかしですねえ。いや美味いですよ。美味いですけどね。言うたらなんですけどね、おっちゃんには特別そんなトーストに思い入れないですしね。厚切りトースト、こんなに厚いトースト、普段から朝食には食わんですからね。ちょっとねえ。量が多い。山小屋の薪ストーブで焼いた厚切りトーストというロマンティシズムがなきゃあね、まあ普通に美味しいトーストです。過剰に期待してはいけません。普通に美味いです。でも量が多いです。すみません、ひねくれてて。すみません、すみません。汚れちまっているんですよぅ。

 ロマンティシズム破壊の現実派おっちゃんとしては、この後、薪ストーブでご主人が使用済みトイレットペーパーを焼却するという、現実的な作業をしていたことも報告いたしましょう。

20161231_095003_pc310077 とはいえですね。うちのようなへたれな山好きには、冬山の雰囲気を楽しめるいい山小屋です。都会の喧噪に疲れたとき、冬山のアイゼンの練習をしたいとき、リスさんを眺めながら厚切りトーストを食べたいとき、訪れてみてはいかがでしょう。おじさんはこの日、何十年かぶりに10時間眠ることができましたよ。

2017年1月 5日 (木)

千葉県かずさオートキャンプ場でグラマラスにキャンプを楽しむ

20160801_082534_p1000212 こないだですね。「がっちりマンデー」を観てたんですが。そのときの特集が「今年の流行り物」的なキーワードだったかと思うです。で。その一つとしてあげられてたのが、グランピングです。まあ何しろこの私は、わざわざタイにまで行ってグランピングしてきたのでありますから、ほぼその道の大家と言っても過言ではない。いや過言ですけど。

でね。そもそもグランピングって何よ、ってことです。ああ、語源的なことを言えば、グラマラス+キャンピング、魅力的なキャンプってことなんですが、ええっとそれって合っているのかな、と。がっちりマンデーに出ていたのは、首都圏、というか東京と千葉の間の臨海地区にあるキャンプ場だったんですけどね。立地的には、広い駐車場に豪華なベッドが入っている大型テントを並べて置いて、中では若いパーリーピーポーたちがクリスマスイベント的なパーリーをやってるわけですよ。

 これキャンプなのかあ。いや、こうなるとそもそもキャンプって何よ、ということになるわけですが。野営。ただね、街中で野営するのは、私的にはただの野宿。テントで寝ればキャンプってことじゃねえよ、と感じてるのですな。それが正しいかどうかではなく、感覚として。野山の中にいるってのが最低条件、いや私見ですけどな。

 程度の問題を一般化して語ろうと言うこと自体に無理があることは認めます。UL(ウルトラライト)トレッキングなんてものをやってる方なんかは、テントすら持たずタープだけで野営をしてしまいます。こういう方からすると、車で荷物を運ぶキャンプなんてキャンプじゃねえよ、と言われても仕方ない。そういうキャンプをしてる人間が、都心から近い、煌々と街灯が当たる駐車場のようなキャンプサイトで、手ぶらでキャンプする楽しみを否定してはいけません。はいー、そうね。そうですよね。

20161223_135619_p1010075_2 そうなんスよ。年代による楽しみ方の違いもあるわけです。若いお人方の場合はパーリーピーポー的なこともあるでしょうよ、小さな子供のいる家庭では、そりゃテントを張るのもご飯を作るのも大事なアウトドアイベントですよ。ウチのように子供もいない初老の夫婦の場合は、敢えてテントを張る苦労はしなくてもいい、焚き火ができて、のんびり山の風を感じていられればいいのです。

ということで、今年の冬キャンプは千葉県かずさオートキャンプ場のログキャビン3。目的はだらだら過ごすこと。焚き火をすること。以上。

20161223_104545_p1010065 20161223_105425_p1010066 ところで千葉キャンプのランチは、先日のバイクツーリングで立ち寄った保田漁港ばんや。今回はミックスフライ+定食(ライス、味噌汁、お新香)1100円、奥様はマコガレイの煮付け+定食1050円。先日のお寿司より満足度は高いです。二日目のランチはもはや毎年定番となった橋本食堂。鰻重上2200円。もうね年末はここの鰻を食わんと終わらんのです。


20161224_113212_p1010116 20161224_111421_p1010115 ちなみに、かずさオートキャンプ場からは、どちらも高速経由で1時間くらい。橋本食堂さんに行った帰りには道の駅オライ蓮沼などに立ち寄ってイチゴやらお総菜やらを買うのが楽しゅうございます。道の駅に売ってるお総菜、ご飯の時のもう一品として広がりができて、とてもよいです。


20161223_140551_p1010087 で。かずさオートキャンプ場のログキャビン3ですが。ログキャビンもいろいろありましてね。ログキャビンだから大丈夫だろう、というのは甚だ危険であります。インターネッツなどを活用して、十分に施設を確認していくのがよろしい。オートキャンプ場はたいてい個人の経営ですんで、財力というか理念というかによる施設の差がすごい。大昔に止まったログキャビンは公営でしたが、小さな窓、裸電球が一個だけついたかび臭くじめじめした木の箱でした。まあ、たぶん安かったんだと思いますが、天気が悪いとくつろぐことすらできなくて、早々と撤収したように思います。

そこで。我が家のログキャビン選定の基準ですが。水洗トイレ、ミニキッチン、そしてデッキ20161223_140709_p1010092 が着いていること、これが我が家的最低条件です。まあトイレは共同でもいいっちゃいいんです。どのみちテント泊ならそうするんですから。しかし、冬場にロッジを出て遠くのトイレまで歩いて行くのは相当億劫です。トイレがあるに越したことはありません。ミニキッチンも同様の理由です。意外と大事にしてるのが、デッキです。

 雨が降っても撤収のことを気にしなくていいロッジは、相当気が楽です。楽なんですが、雨が降ったとき、ロッジの中にずっと閉じ込められている。これはですね、あかん。いったい何をしに来たのだろう、これなら高い金を払ってこんなところに来ずに、家の中でテレビ観てたらええやん、って気分になるんですよ。せめて屋根のあるロッジに出て、木々が雨に濡れる様子を眺められたら気分も違うってもんです。

20161225_093838_p1010130 20161225_093852_p1010131 で。かずさオートキャンプ場のログキャビン。まず入り口を入ったところにバスルームがあります。トイレはお風呂の更衣室兼ですが、広いので、ユニットバス的な追い込まれ感はありません。そして何よりウォシュレット。私はウォシュレット万歳派なので、これはありがたい。そしてお風呂。浴槽は昔よくあった、狭めだけど深くて、たっぷり浸かることができるタイプ。そして、トイレもお風呂もとっても清潔感溢れてます。なんつーか、おうちの延長でくつろげる感じ、と言いましょうか。ちょっと昔のおうちで暮らしてるようで、今回は二日ともここのお風呂で満足してしまいました。

20161223_140635_p1010091 そしてリビングダイニング兼ベッドルーム。真ん中にあるのはコタツ。コタツ。おお。コタツは、もう30年くらい使ってないです。猫と暮らすようになってから掃除の大変そうなコタツは撤去しました。ちなみに、ここは寝具は付いてません。ベッドもありません。リビングダイニング兼ベッドルームにあるのは、コタツ。それだけです。

 これはできれば、ベッドが欲しいところですが、まあねえ。寝具の管理って大変ですもんね。ロッジで寝具を置いてあるところは、あまりないです。ベッドの木枠があって、マットレスがある。そこらへんで御の字かなあ。マットレスがあるとないとでは、寝心地は天地の差があります。ま、しかし、ない、ということであれば、それなりの準備をしていくだけです。していくんですがあ、やっぱり硬いですよ、寝床。

 うちの場合は、まず銀マット、その上にラグを敷いて、更にフリース毛布を3枚、ふわふわ毛布を敷いて、その上にシュラフを敷きます。この上に座っているとねえ、暖かでそりゃあ気持ちいい。よし、ここで寝よう。きっとぐっすり寝られるはず。だと思うでしょう。そうはいかない。この程度では、ってか、これらの敷物だけではとても身体のアーチに合わせて沈み込むような厚みに足りず、寝返りを打ってさえ身体が痛い。今回は、備え付けのコタツ用敷き布団と掛け布団、さらに座布団まで敷きましたが、それでも硬い。座布団まで敷くと、少し楽になる感じですがね。そういうもんです。マットレス偉大。マットレスについてはもう少し改善を図りたいところであります。

 コタツがあると、布団が敷けないので、寝るときに片付けて、起きたら布団を片付けるという、日本古来の過ごし方になります。これはこれで悪くない。コタツがあると、朝ご飯をコタツで食べることができます。ミニキッチンにはカセットガス式のガスコンロがありますから、これをコタツの上に置くと、お湯が沸くのを見ながら、朝ご飯を食べることもできる。寒い冬にはいいですよ。

 あ。暖房はエアコンが付いてました。すげえ暖かいということはありませんが、寒くはない。十分です。これ、夏場もいいですよね。エアコンがあると、夏も来られます。

20161223_164905_p1010112 20161224_145835_p1010124 夜は、焚き火。当然です。焚き火と言えば、薪割り。前回紹介した薪割り斧が大活躍です。今回は古くなって柄がぐらぐらになった鉈も新調したんですが、薪が太かったので出番がありませんでした。こういう鉈が活躍するのは、小枝をはらうような場面です。これで薪を割ろうとすると、食い込んでしまって苦労するだけです。やはりここは薪割り斧。太くてなかなか燃えないような薪もぱかんぱかんと割り込んでいって、細くすることができるので、これはいい。焚き火をする方なら、薪割り斧は一本持っているといいです。

 ちなみに薪割り斧の柄は、長い方がいい。ウチの薪割り斧は持ち運びを考えて40cm程度の短い柄にしましたが、これだと思い切り振り込むことができません。下手な振り方をすると自分の脛を割りそうで怖いです。80cm程度の長さがあったほうがむしろ扱いやすい。とはいえ、そんなもんを車に積めるかあ、家の中に置けるかあ、ってのが前回薪割り斧について書いた結論の一つでしたがね。

 キャビン3の前は谷になっていて、デッキの前の見晴らしが良いのも、いい。キャンプサイトも広々としてますし、オーナーさんもとても人当たりが良い。施設のメンテナンスも行き届いている。シャワーブースも無料で使える。

 ベッドがないので、都会のパーリーピーポーには向いてないかもしれませんが、ここで十分グランピングじゃねえの、なんて思ってしまう辺り、都会の人間ではありません。

20161225_103336_p1010136 20161225_105127_p1010139 蛇足ではありますが。帰りに立ち寄ったのが、富津市にある竹岡式ラーメンのお店、鈴屋。こちらのチャーシュー麺がこれ。なんでも竹岡式というのは、醤油だれをお湯で割っただけのスープに乾麺が特徴、ということらしいんですが。えええ、スープとらないの。いやとるところもあるらしいですけど、元祖的なところはとらないらしいです。ところがね、鈴屋さんのスープ、さらりとしてはいるけど甘みがあって、しっかりとした腰がある。たっぷりすぎるくらいのスープに迫力のあるチャーシューが浮かんでます。しっかりとして、やわらかい。適度な歯ごたえが残るおいしいチャーシュー。

 こういう行き方もあるんですなあ。最近の旨味に旨味を重ねてくるラーメンとは違うけど、心に残るラーメンです。機会があればぜひ。

 そんなこんなをしていますとね。やっぱ十分グラマラスなキャンピングであるなあ、と。そういうことで。

2016年10月 3日 (月)

雨の八ヶ岳 麓を歩き高見石小屋でだらだら過ごす

ほぼ、「行ったところのことだけ書く」になっているこのブログでありますが。まあいいやあ。のんびりとのんびりと。

 えっとですねえ。齢50も半ばを過ぎつつ、日々衰えていく身体と心。とにかくね、不思議なくらい発想ってか、脳みその幼稚さは変わらないんですが、身体がそれについていかない。すげえですよ。睡眠不足は直ちに翌日に来ますしね。6時間切ると朦朧としますが、7時間を越えて眠ることもできない。目が覚めます。

 ちょっと自転車で走っても、ものの数時間で身体のあちこちが痛み出し、ようやく家に帰り着いても疲労が回復せず、動く気力がない。一日中身体を動かしていたいという欲求に身体が耐えられない。ひょっとしたら、これって老化ではなく、単なる体力低下かも、と思ったりもしますが、歴然として歳を取っているわけですし。

 無理無茶を楽しんできたんですがねえ。そういうお年頃は終わりつつあるようですよ。と。

 さて。ということで、数年前までは体力に任せて山の中もがんがん歩き回っていたんですが、今年は怪我の影響もあって、あまり歩き回っていません。ですが。シルバーウィークですし。たまにはちょっと歩きたいぞ、と。山ガール奥様が山に行こう、と。とはいえ無理はできない。山の雰囲気を味わいつつ様子を見る、みたいな感じでえ。

20160919_090836_p1000583 八ヶ岳に行こう。と。八ヶ岳は好きなんです。首都圏からのアクセスが良い。さらに水が豊富で森が深い。緑が濃い。豊富な水を生かした風呂がある山小屋もあるくらい。

 ここで豆知識。おさらいですけどね。山小屋は旅館でも民宿でもありません。登山客に寝る場所と食事や水を提供する。あるいは山の中の避難所だったりします。つまり人が死なないようにするための施設。それ以上は贅沢なんですよ。本来、「快適」って言葉より「安全」って言葉が優先される場所、そこが山小屋。

 と言うてもですね。昨今の登山事情、そんなことを行ってたら、山小屋に来てくれる人がいなくなる。てか、山小屋をやってる人たちも志をもって山小屋をやっているわけですので、せっかく来てくれるお客さんに、できる限りの快適性を提供したいというのは、人情です。そこで、先ほどの、お風呂の話が出てくるわけですね。

 ただ、これも本当の山の中にあったら、温泉宿みたいなモノは期待しちゃいけません。下水の施設がないので、石けんなどは使えませんし、温泉ならともかく、沢の水を湧かす場合は燃料も貴重です。となるとシャワー浴び放題などではなく、風呂桶のお湯で身体や髪を洗うのは当たり前です。まあね、数十年前までは、風呂を薪で沸かしてた頃はそういうもんだったんですよ。

 風呂のある山小屋で行ったことのあるのは、八ヶ岳の赤岳鉱泉赤岳天望荘オーレン小屋本沢温泉雲取山三条の湯那須三斗小屋温泉煙草屋旅館北アルプス有明温泉かな。有明温泉は山小屋と言うより、山荘、かな。それぞれの場所は、ぜひリンクを辿っていただきたい。

20160919_083537_2 これらはそこそこ歩きます。1日に4時間くらいは歩く、と思って下さい。もちろん平坦なところを歩くわけではなく、上り下りしつつひたすら歩く。で。普段トレーニングしていない人間がいきなりそれだけ歩くと、正確に言うと降りると、脚に来ます。筋肉痛というやつが来ます。これね、筋肉痛は登りでは発生しづらい。主に下りで発生します。自重+重力。これがやっかい。

 大抵、翌日は歩くだけで体中がバキバキ言うようになります。それはね、今は辛い。てか今年の体力では、まず登りでも筋肉痛が出るんじゃないか、などと思います。

 そこで、今回、奥様が提案して下さったのは、高見石小屋のある八ヶ岳高見石。メルヘン街道の白駒駐車場から小一時間。体力的に余裕があれば、更に脚を伸ばすコースも考えられる、お気軽コースであります。

  しかし雨がざんざか降ってます。高速道路を走っている時点で、既に雨。普通はこういうときに山行は勧めません。山を舐めちゃダメです。高性能ゴアテックスレインウエアを着ていても、行動中は熱が籠もって汗をかきます。止まって休むとあっという間に身体が冷えてきます。普段だったらはっきりしている道筋も、水が溜まって獣道か山道かはっきりしない。加えて、レインウエアのフードで視界が遮られる。

 止めましょうよ。と。ただね、今回は歩いても1時間。汗をかきだした頃には到着するはず。まあ、明日の天気予報も雨ですしね。高見石小屋に入ってのんびりする、そういう行程にします。雨の山小屋もいいもんですよ。うん。

20160918_122116 駐車場から15分ほどで、白駒池ほとりの白駒荘に着きます。こちらでお昼ご飯。山菜天ぷら蕎麦1,400円。ちょっとお高い。お高いですが、ここはもう既に山小屋です。蕎麦も油もボッカさんが運び上げてくれたもの。ねえ、こんな山の中で、雨ざんざか降る中で天ぷら蕎麦食えるんだから文句言うなって話ですよ。

 ただね。お味はちょっと物足りなかった。つゆが天ぷら食うにはちょっと弱いような。山菜は、好きです。美味しゅうございました。

 歩いて15分、白駒荘で小一時間を過ごし、高見石小屋に出発します。途中の登山道はすっかり小川と化しておりまして、そりゃあもうね。ゴアテックスシューズのありがたさを痛感します。昔の雨中登山はそりゃもう大変でしたよ。それに比べればね。

20160918_155108_p1000554 20160918_151624_p1000553 高見石小屋に到着しますと、周りは真っ白で何も見えません。本来ですと小屋の後ろに大岩でできた高台があり、眼下に白駒池も広がっているはずですが、かけらも見えません。とても駐車場から1時間できたような感じではなく、寂寥感も漂います。本来であれば、テラスでビールを飲んでる人もいる時間ですが、何しろこの雨。ほとんどの予約がキャンセルになり、宿泊客はわずか6名。100名が泊まれるという大部屋に泊まったのは、山ガール二人。私たちが泊まったのは、4畳ほどの個室であります。

20160918_155151_p1000555 高見石小屋には個室が3つあり、大部屋料金+3,500円で、4畳の個室、大部屋料金+7,000円で67畳ほどの個室に入れます。この日は宿泊客がいなかったので、選びたい放題ですが、普段はそうそうとれません。早めの予約をお勧めします。小さな個室には天窓があり、日中はとても明るく、快適です。大部屋は、昔ながらの大部屋。布団がびっちりと敷き詰められ、きっと繁忙期にはここにゴロゴロとおっちゃんとおばちゃんが雑魚寝をするはずです。二人で大部屋使う分には快適ですがねえ。びっちりの雑魚寝はきつい。

 ちなみに、ここ、トイレが2階にあります。つうてもね。基本、ぼっとんトイレですよ。ぼっとんトイレが二階にあるってことはですねえ。配管、というかただの管ですが、が1階下まで落ちてるわけです。ということは、ここに大用をしますとね、きっととても大変なことになるので、ここは小用専用のトイレです。雑魚寝してる皆さんの間を通り抜けて、小用専用のアンモニア臭に満ちたトイレに行く。キツいなあ。

20160919_061746 なんで無理して2階のトイレに行くか、ってえと、ここトイレが昔ながらの外トイレなんですよ。やはり臭いの問題があるんでしょう。で。トイレに行くまでにちょっとした斜面がありましてね。夜半に行くのはかなり危ない。で。夜半の小用専用として2階のトイレがあるんでしょうねえ。ただねえ、家の中だとやっぱり臭いが籠もるので、暗くても外のトイレに行った方がまだしも快適です。まだしも、ですよ、まだしも。まあ、山なんか、トイレがあるだけ感謝しなさいよって話ですからね。山ガールの皆さんとかのタフさに感心しますが、私は山小屋のトイレが苦手であります。

 あ。燕山荘グループの大天荘。立ち寄っただけでしたが、あそこのトイレは超快適。もうね、山小屋を超越しています。山小屋のトイレはだいたいチップ制で、そりゃあもう当たり前なんですよ。山の中でトイレを維持していく、管理していくってのはお金がかかる。そうなんですけどね、わかっていても、このトイレにお金払うのかって思っちゃったりすることもアリ。しかし大天荘のトイレは、もうねチップ大盤振る舞いしてもいいくらい綺麗です。ぜひお試し下さい。

20160918_172821_p1000565 山小屋の晩ご飯です。あっさりしてます。まあね、山の中でご飯食べられるんだから文句言うなあ、ということなんですが。赤岳鉱泉や赤岳天望荘、燕山荘や常念荘のご飯のレベルが高すぎるだけで、これで当たり前ですよ。ねえ。テントに泊まったらアルファ米とフリーズドライの親子丼かけて食えれば御の字ですもん。

 ただね。雨、降ってないといいんですけどね。山小屋で星を見つつ持ち込んだウィスキーをぐびりとやる。晴れるとね、星が降るようらしいですよ。まあね、判ってて行ったんですから、自業自得。仕方ないです。

 でもね。雨の八ヶ岳でこそ見える風景もあり、そういうゆとりを持つことも大切です。たぶん。たぶん。

2016年6月 1日 (水)

再開したフォレスターズビレッジこびっとで至福の時を過ごす②レストランターシャと薪割り斧

このところ、更新が止まっておりまして、いやもうなんというかお詫び申し上げます、的な感じで。まあ、言い訳をすると、原稿2本書きました。が、なんか気に入らなくてアップできないままずるずると。というわけで、今回全面改稿して再スタートします。はい。

 で。素敵なフォレスターズビレッジkobittoさんへの要望であります。

キャビンにエアコン付けて。これに尽きます。あんな素敵なキャビンでも、暑さ寒さが限界超えると、素敵だなんて言ってられません。早春は暖房がなきゃガタガタ震えます。それは自分で暖房を用意すればなんとかしのげますが、夏の暑さは無理。外は暑くていられないような日、せめてキャビンの中が涼しくないと。テント泊とは違い快適性を求めるキャビン泊。オンシーズンで12万円となると、バリューもそれなりに必要です。

 ぜひ。ぜひお願いします。

20160430_104640 ということで、素敵な森に囲まれたkobittoですが、たまにはちょっと小洒落たレストランにでも行きましょう、と。いうことで北杜市のレストラン、ターシャ。見てえええ。すげえお洒落えええ。斜面のちょっと開けたところにポツンと童話に出てきそうなレストラン。暖炉料理、って食べログに書いてあります。暖炉料理。暖炉。想像が付かないぞ。

 小洒落過ぎてんじゃねえのお、などと思いましたが、訪れた日は空が青くて風も高原を吹き渡る、そりゃあ気持ちのいい日で。イングリッシュガーデンとは違うんでしょうけど、かわいい花を咲かせてまして、文句が言いようがないくらい気持ちのいい光景でありまして、うん、小洒落ているけど、真っ当に小洒落の王道を行っておりますので、これはありでしょう。暖炉料理がよくわからんですけど。

 お店の開店まで、近くを歩いたりして待ちます。猫もいますが、猫もまたねえ。なんとなくお洒落に見える。ああ、猫好きですからね。開店3分前に並びましたが、予約の有無を問われます。で。予約のお客さんが入っていく中、予約のない我々はしばし待機。なんだか超人気店らしく、対応できるかどうか厨房に聞いてきます、みたいな。おやおや、大変。ここ、行くなら予約した方が良さそうですよ。

20160430_105005 幸い、この日は予約なしでも入れました。もう一つ、特徴は完全入れ替え制みたいなんです。1時間ごとの入れ替えなので、予約して、30分遅れていくと30分しか食事時間がなくなります。予約ナシで途中で入っても同じですね。11時、12時、というちょうどのタイミングで行くのがお勧めですね。

 暖炉料理ですが。暖炉で熱源をとり、焼いたり燻したりする料理と言うことであり、真っ当な洋食であります。全てランチコースであり、鶏、牛肉、ハンバーグ、魚から選ぶ、のかな。ちょっと前なんで忘れましたが、概ね2200円くらい。牛肉はもっとお高かったと思います。ランチに2000円以上というのは、なかなかな贅沢であります。ウチは和牛100%暖炉焼きハンバーグというのを頼みました。

 コースですんで、まずサラダ。そしてスープ。

20160430_11235620160430_113955 サラダの野菜旨えええ。ていうか綺麗えええ。よくあるコンビサラダみたいに混ぜ込んで、綺麗に盛りつけってんじゃなく、野菜一つ一つを選んで並べてます。で、またその一つ一つの野菜が瑞々しく、味が立っていますな。うーん、自分でこういうサラダを作るのは無理だなあ。

 そしてハンバーグ。和牛かどうかはわかりませんが、旨いのは旨い。中が赤いのが苦手な方は鉄板でよく焼きましょう。付け合わせの野菜もやっぱり旨い。

20160430_115659 そしてデザート。これも綺麗だし、一つ一つが美味しい。ケーキの美味い不味いはよくわからんのですが、付いているベリーのソースと合わせると、うんまいねえ。2200円。ありですねえ。本格洋食にこのお店の雰囲気。ちょいとしたおでえとに彼女を誘っても、そうとうコストパフォーマンスがいいのではないでしょうか。お勧めです。

 さて。ランチが済んだら、お風呂に入り、夜のご飯を考えます。つか、キャンプに来たら、ご飯。森の中で火をおこし、酒を飲みつつご飯を食べる。となると。必要なのは焚き火であります。

 焚き火に必要なのは、薪です。そこらのホームセンターに売ってる薪には2種類あります。ごつごつした木の塊のようなクヌギや楢の薪と、綺麗な板のような杉や檜の薪。杉、檜の薪は、木自体が油を持っていることもあり、火付きが良くよく燃える代わりに、燃え尽きるのも速いです。楢、クヌギの薪は、火付きが悪い代わりに、火が長持ちします。焚き火に使うのにいいのは、楢、クヌギなんですが、いかんせん本当に火付きが悪い。売っている太い薪をそのまま燃やそうとしたら、新聞紙などのたき付けではとても無理で、灯油を含んだ着火剤でも使わなきゃ厳しい。でも。着火剤使うと、負けたような気がします。

 そこで、太い薪を更に割って細くして火付きをよくします。が、そのためには道具が要ります。それが薪割り斧です。薪を割る道具にもいろいろありましてね。昔から日本で使っているのが鉈(なた)ですが、これは片刃で鋭く、枝を払ったり、杉の薪を割ったりするのには向いていますが、ごつごつした薪の場合は、鋭い刃が木に食い込んでしまって、文字通り刃が立ちません。

 で。斧を使います。それも、和物と洋物があるのですが、ぶっとい薪を割るには、最近は洋物の方がいろいろと工夫されていて使いやすいモノが多そうです。薪割りは、暖炉を使うご家庭では必須のモノのようでありまして、逆に薪割りをしたいがために暖炉のある家を作ると言う人がいるくらい、マニアックな世界でもあります。

20160429_122650 私などがエラそうに語れるものではないんですが、素人が使う斧として、どうなんだって話をします。ね? 薪割りの考え方なんですが、切れ味の鋭い刃物で切る、というよりは、くさびを打ち込んで割る、という考え方のほうが近いですね。くさびとなる斧部分を、斧自体の重さで木に振り下ろし、食い込ませ、割り広げる。ですから、斧自体にある程度の重さが必要ですし、振り下ろすためには長さも必要です。つまりある程度以上大きい斧が必要なんです。

 が。素人には素人の問題があります。薪割り達人が家に置いておくようなごっつい斧を、マンション暮らしの我々が、年に数度のキャンプの薪割りに使うためだけに買えるか、という問題です。そうすると、小さなハンディ斧ということになるんですが、小さくて軽い以上、太い薪には刃が立たない。真ん中を狙うしかないわけです。そこそこ大きいけど、マンションの押し入れにも入る程度。

20160429_122624 こういう選び方は中途半端を敢えて選ぶことになり、薪割り斧の選択としては失敗だと思いますよ。しかし、買えるもので我慢するしかないんです。ということで今回買った斧はこちら。小型薪割り斧ハスクバーナ・ゼノア50cm。長さが微妙だあ。両手で持って、振り下ろすには短い。片手で振り回すには重くて長い。中途半端。

 まだ慣れてないせいもありますが、振り下ろすときの目算が付けにくくて、狙いを違えること多々あります。しかし、慣れでしょうなあ。当然のことながら、薪として売られている薪を割る程度なら、ぜんぜん問題なくぱっかーんと割れます。狙い違わなければ。今まで鉈で苦労していたのがなんだ、ってくらい簡単に割れます。気持ちよい。50cmという長さですから、収納性も良いですね。キャンプ用品などと同じ場所にまとめて置けます。

 ただですね、斧自体はいいんですが、薪割りの時に斧と同じくらい大切なのは、薪を置く台、漫画なんかだと良くある、木の切り株(のような台)です。地面に薪を置いて割ろうとしても、地面が斧の衝撃を吸収しちゃうんで、割れません。おまけに地べたに斧の刃が当たり、あっという間に斧をダメにします。切り株があると、力が逃げないので、気持ちよく割れます。がね。普通キャンプ場に切り株がごろごろしているわけではないので、探すのは結構たいへんです。かといって、切り株を持ち歩くわけにも行かないし。木の塊ってかなり重いんですよね。一難去ってまた一難でありますが、まあこの辺りはお楽しみですんで、そういうのを工夫するのも楽しみ、ということであります。

20160429_180437_hdr2 上手く薪を使い分けると焚き火もいっそう楽しくなります。Kobittoは、広大な敷地にサイトはわずか30組分。焚き火をしても周りが燻されることもなく、のんびり楽しむことができます。

 北杜市、いいなあ。ってかkobitto、いいなあ。また行きたいなあ。きっと来年のゴールデンウィーク。エアコンあるといいなあ。マットレスあるといいなあ。あ、そういえば、前回の冒頭書いた「ハムおじさん」ですけどね。こないだゴールデンウィークに行ったときに、プレオーオープンにいらしてた方もいて、「ハムの人ですね」って行ってくれてた、ってことです。

 やはり。プレゼントはインパクトですな。

2016年5月 4日 (水)

再開したフォレスターズビレッジこびっとで至福の時を過ごす①

ハムおじさんです。

まあいいです。後で何のことか言います。たぶん。

皆様、この大型連休をどのようにお過ごしでしょうか。毎年思うんですけどね。新年度って、鬼忙しいじゃないですか。あまりにも忙しくて心病みます。そのためにゴールデンウィークの設定があるのかと。国民生活を豊かにするために。うん。休みましょう。お仕事されている方は、どうぞ代休をおとりになれるようご祈念申し上げまして挨拶に返させていただきます。ありがとうございました。

でだ。私はね。実はずーっと前から、このゴールデンウィークを楽しみにしていたんです。昨年秋に再開の連絡をいただいたフォレスターズビレッジこびっとが、いよいよ本格始動する、と。こりゃあ行かねば。行きましょう、と。前回の訪問で、ロケーションが素敵であることは十分判りました。これにこびっと運営のたかちゃんとのんちゃんの理念が加われば、素晴らしいキャンプ場になるに違いないわけです。

たかちゃんとのんちゃんを応援する意味でも、そして都会の闇に疲れた心を癒やすためにも、ゴールデンウィークはこびっとだ、と。決めておりました。とはいえ、我が家はテント泊はしません。もうね。やはりここは新しくなったコテージを予約します。コテージ、どんなかなあ。

ちなみにお値段2万円。う。2万円かあ。連泊は辛いなあ。ほんとは3泊くらいしたいんだけど6万円は辛いよね。1泊ではもったいない。中をとって2泊。で。4万円。うーん。まあモノの値段というのは、その価値にあってるかどうかで高いか安いかは決まります。先物取引とかそういうのは別にして。さて、こびっとさんのコテージが高いか安いか。ここはちゃんと見ますよ、と。

ちなみに最近流行のグランピングたら言うオシャレなキャンプ、エアコン、ベッド、シャワー、シャワートイレ、食事付きで、40,00050,000円くらい。快適性を求めるとこうなります。

20160429_111607 さて。ゴールデンウィーク初日、快晴であります。これは神様のくれたご褒美、きっとそうよそうなのよ、とつぶやきながら、山梨県北杜市にあるこびっとに向かいます。前回は高速渋滞を避けて秩父経由で行きましたが、今回は高速で。まあいわゆる実験的な感じでえ。どっちが楽かってことで。結論を言いますと、時間はかかるけど極端な渋滞はない一般道と時間は短いけど渋滞でSAにも立ち寄れない高速道路、という感じでした。時間帯にもよりますけどね、概ね朝出だと昼には着きます。昼に出たら何時になるか判らないのがゴールデンウィーク。時間をずらすのは基本です。

昼前には着きましたが、食事場所はあまりないですよ。まあ車で30分も走ればなんとか。近所にはとってもアットホームな大源という中華料理屋さんがあります。私的には好きな店ですが、ホリデーのスペシャルランチを期待すると、がっかりされるので、連れて行く相手に気をつけましょう。生姜ラーメンお勧めですけどね。

20160429_12001120160429_120219で。新緑鮮やかな森の小径を抜けていくと、素敵なログハウスが建っております。女子的に言うと、かわいい。おっさんなので言いませんけど。で。いつもの明るいのんちゃんとたかちゃんの笑顔が迎えてくれます。お嬢さん、半年足らずの間に大きくなったあ。子供の成長は早いね。おじさん老けちゃうわけだ。うん。


20160429_12050520160429_120425 で。ノンちゃんの話によると、数日前に体裁が整ったぐらいの駆け込み営業らしいですが、そのわりに細部まで綺麗に、かわいく整ってます。これはたかちゃんのこだわりでしょうか。で。前のあぶくまフォレスターズビレッジ時代の記事にも書いたんですが、ここね。とにかく細かいモノを揃えてるんですよ。飲み物の種類、調味料や燃料やらの小間物がね、こんなにストック置いて大丈夫なの、って思うような種類があるんですよ。しかもお値段市価。観光地値段じゃありません。

そりゃあね、コンビニには及ばないですけど、歩いて行けるところにコンビニがあるわけでなし、だけどこんだけ細々と揃えていただければ、ちょいとした忘れ物くらいはなんとかなります。うーん、しかし在庫は負債なんスけどねえ。まあ、たかちゃんのこだわりなんでしょう。そこがまあ、こびっとの良いところなんで。そこを失ってはこびっとじゃないのかもしれません。

うん。

で。コテージに行きます。コテージはキャンプサイトから少し離れた高台にあります。高台なんで、いないとは思いますけど、低床スポーツカーとかラグジュアリーカーとかだと上れないかもしれませんよ? 普通の車なら、入れます。特に4駆でなくても大丈夫ですが、造成したばかりの道はそんなに広いわけではないので、油断して適当に切り返しをしようとすると、落っこちそうになります。ああ、怖かった。丁寧に走れば、問題ありません。

20160429_12183220160429_133122 でだ。コテージ。コンパクト。白木のログキャビン。かわいいです。木の匂いがいい。とはいえ10年先の木の匂いを保障するモノではありません。キッチンはシンクと洗ったものを置く程度のスペースがあります。しかし、お湯が出ます。家の中でお湯が使える。これはキャンプに来るものにとってほんとにありがたい話です。

ありがたいと言えば、トイレはシャワートイレの水洗です。しかも紙が流せる。あのですね。水圧低いところの水洗トイレは、紙を流せないってところが意外と多いんです。そういうところでは、おしりを拭いた紙を蓋のあるゴミバケツの中に捨てます。皆してるんだからそうすりゃいいだけですけど、ちょっとこれって抵抗ありますよね。あ、アジアの国々でそういうところ、結構ありますよね。

だから、トイレに紙を流せるってだけで、心理的な抵抗が大幅に軽減されます。女子的にもこれは高評価だと思います。もっとも一般的な女子には、流せるのは当たり前なので感動して貰えないかもしれませんがね。

20160429_1219411 そして、白木の床。床。床...。お布団ないです。ベッドもないです。知ってましたけど。とりあえず持ってきたマットを敷いて、毛布を重ねて、寝床を作ります。34cmくらいの厚みは作りますけどね。あのね。背中、腰、痛いです。マットレスとお布団偉大です。ウチはキャンプ慣れしてるので、備えもありますし、こういうところでの寝方を知っているので、そこそこ熟睡してますけど、何の備えもしないでシュラフだけで来ると、彼女はもう二度とキャンプなんかしない、って言い放ちますよ。

ここらへんはこびっとさんでも課題としてとらえているようですが、今年の夏には間に合わないかな、って言ってましたね。うーん、そうですねえ。個人的には課題が明らかになった時点でいかに迅速に対応するか、ってのがポイントだと思うんですけどね。今年来た人がリピーターになるかどうかって点で、「体が痛いからもうやだ」ってなっちゃうのは実に惜しい。たかちゃん、どうでしょう。

20160429_124627 それにね、ここで例の料金が問題になってきます。あ、言っておきますが、このコテージ、環境的には最高ですぜ。とにかく敷地が広い。よくあるような、隣のサイトと顔をつきあわせるような窮屈さは全くなく、全てのコテージが埋まっても、広々として、寂しくない程度に人がいる。木立が風に揺れて、遠くに山々が広がる。そりゃあもうね。こんだけ広いスペースを占有できるとしたら、安いコテージの倍の値段設定の必要があります。んが。人の心情とはそうと理解していても、2万円払ったのに、こんなに体が痛いのか、と。つまりバリューフォープライスってんですか。その辺りの感覚の話になってくるかもしれません。

体が痛くないと、このコテージすげえ気持ちいいです。あとね。ライティングが明るい。古いコテージだと今時裸電球1個かよ、的な。カビ生えてんじゃねえの、的な。暗くて湿っぽい、雨の日にコテージにいると本当に陰惨な雰囲気になるところもあるんですが、ここは明るい。とにかく綺麗だし。部屋はシンプルですけど、それも良し、という感じになります。白木の壁が光をよく反射するってのもあるのかな。

広いデッキにはテーブルとイスもある。雨が降っても、デッキで過ごすこともできるし、部屋の中で過ごしても快適。晴れたら、もちろん広い敷地で焚火ですよ。BBQですよ。しかも、周りのキャビンとは適度に離れているので、、のんびり静かに過ごす夜にも最高であります。

ここはいいなあ。また来たいなあ。そう思わせるキャンプ場です。たかちゃん、のんちゃん、実に素敵なキャンプ場になっていますねえ。あ。でももう1点、注文を付けたいのですけど、それは次回。

 

2016年1月 1日 (金)

千葉で食うこととか 三たび 千葉県立内浦山県民の森に泊まり、お食事処しんでんの勝浦タンタンメンに叩きのめされる

今年の冬、なんスかね。この暖かさは、ヤバくなくえっスか?ハンパなくねえっスか?いやマジで。超ヤバいっしょ。北極の氷融けるっつうんスよ。いや、もうね。ありえなくねえっス。

 

はい、以上。グデグデは語彙が少ないので同じことの繰り返しになるのですが、グデグデ言葉自体の数が少ないので、もうこれ以上の表現はありませぬ。しかたねえっス。が、ねえ。まあ年老いて冷え性になっているおじさんとしては、暖冬自体は有り難いんですがねえ。そんな小人的発想で世界を語っちゃいけません。はい。

 

さて。千葉に行ってまいりました。年末は千葉です。まあ、そういう決まりがあります。嘘ですけど。一昨年までは山武市の有野実苑という素敵なオートキャンプ場に行っておりましたが、テント泊から撤退したことで、もう千葉には行かないのかなあと思っておりました。ら、奥さんが今年セッティングしてくれたキャンプ場(コテージ)が千葉でして。おお。と思ったわけです。アレが食える。というか食いに行くぞ、と。千葉ならではだな。うん。

 

20151229_133054_p106059020151230_092551_p1060594 で、泊まったのがこちら。千葉県立内浦山県民の森のログキャビンであります。こちらは県立ということでかなり大きな施設です。それに実にリーズナブル。このログキャビン、中にベッドが6つ。エアコン、ウォシュレット付きトイレ完備ですが、それで1棟9,365円。お風呂付のログキャビンでも11,015円であります。

 

センターハウスには宿泊施設もあり、シンプルなお部屋ですが、一泊二食付きで大人お一人様6,230円、子供だともっと安い。まあ、施設は本当にシンプルですがね。おそらくは食事も、公共の宿レベルではありましょうが、それにしてもお安い。ちなみに、ログキャビンやテントサイトを使った場合は、センターハウスにある大浴場を使えます。午後四時半からと、若干の時間制限がありますが、なに気にすることはありません。

 

20151229_144741_p1060593 とにかく、泊まる場所が暖房完備の布団付き。これでキャンプ気分を味わえる。公共の施設だから、無駄に施設にお金がかかってます。ほめたような褒めてないような。アクセスの道路も、個人で経営している山の中のキャンプ場みたいなものではなく、一般道路の広さがある。これは本当にお気楽です。さらに車で15分も走れば、あの鴨川シーワールドがみなさんをお待ちしているのであります。まあ、そう何度も行くこともないので、私は行きませんけどね。お子様大喜びの大人気スポットであります。

 

ちなみにログキャビンには車は直付けできず、少し運ぶことになります。荷物を下ろし終えたら、車は100mほど離れた駐車場に置くことになりますが、まあ、テント泊ではないので荷物も少なく、それほど気にはなりません。焚火に使う薪や炭はこちらで売っているものを買うようにという指示ですが、どうやら自家生産しているようで、お値段は安く、質もいいのでこちらで買うのがお勧めです。

 

ただまあなんだ。こういう公共施設って、ねえ。バブルのころに作ったのか老朽化が進み、どっか寂れてて、うーん、これ赤字だよなあ。一般企業なら営業しないよなあ的な雰囲気はあり、千葉県民の税金が投入されておるのだろうなあと感謝しつつ、埼玉県民はありがたく使わせていただくのであります。来年も行こうっと。

 

で、だ。こっからが本題。千葉で食うこと、です。まずその一。勝浦タンタン麺であります。これはもう、先般のB級グルメ選手権的なB-1グランプリで優勝をもぎ取り、一躍全国的に有名になりました。そのあたりのことはここに詳しい。

 

20151229_103418_p1060583 とにかく店ごとに味わいが違うというのでありますから、前回と違う店に行くべきでありましょう。お食事処 しんでん。ロードサイドにポツンとある、言っちゃあなんですが、やってんのかどうか、さびれた感じのある、とにかく何の情報もない時代なら絶対に通り過ぎるような店です。隣の建物もなんだか廃屋臭く、余計にどうなんだろう的な雰囲気を醸し出しております。まあしかし、最近はみなさんご存知の食べログというものがありますので、助かりますな。うん。

 

で、入る。なんだか言葉の少ないおばちゃんが一人でやっていらっしゃる。メニューも、黒板に書いてる、勝浦タンタンメンのほかには、普通の中華そば、あとは…。という程度。ほんと店構えといい、中の雰囲気といい、いつ店を閉めてもおかしくない雰囲気を醸し出しております。ふむ、この程度か、と。なになに、黒板に「大辛もできます」などと書いてはいますが、何を猪口才な、と。この私を誰だと思っている。ココイチで言うと10辛を常食としている俺様だぜえ? 世の中の辛いもので、食い物であることをウリにしているなら、俺様に食えないものなどないぜえ? と。

 

20151229_104352_p1060586 舐めておりました。私は世の中を舐めておりました。齢い、半世紀を超え、辛い物世界を制覇したつもりでいた私が愚かでありました。うん、ここの大辛は強烈であります。勝浦タンタンメン船団というウェブサイトによりますと、辛さを星で表したとき、他店が星三つ、星四つというときに、この店は星五つであります。さらに大辛でありますので、星はいくつになるのやら。

 

いやいやいや、食えますよ。余裕で。そうですね、麺はやや細めで、柔らかめです。似た感じでいうと、八王子ラーメンのような腰の弱さ、好みとしてはもっと硬いほうが好きです。スープは、まあ辛いです。が、加えて表面に厚いラー油の層ができておりますので、中の熱を逃がしません、スープ、激熱です。この激熱激辛スープに柔い麺が絡み、熱いのか辛いのかよくわからんものがのどを通り、胃に到達します。胃がですねえ、がつんと衝撃を受けるんですよ。

 

スープの中にはかなり大量の挽肉が、おぼろ豆腐のようなふわふわとした状態で絡んでおりますが、肉の味はよくわからんです。

 

うちの奥さんは、私に付き合うのでそこそこ辛い物を食える人ですが、勝浦タンタンメン普通を途中でギブアップしました。私は余裕で全部食い切り、奥さんの普通辛の麺も少し減らしましたよ、うん。ただですねえ。汗だくです。さらに食後から胃がきりきりと痛みを訴えましてね。思わずスーパーでヨーグルト飲料を買って飲んでしまいました。さらに驚くべきことに、多少、シモの話になるんですがね。トイレに小用を足しに行ったんです。するってえとね、なんつうんですかね。ヒリヒリするんですよ。アレが。というか、より正確にはアレの中身ですけど。尿道がヒリヒリするんですよ。カプサイシン恐るべしですよ。

 

よく痔になるなどという話を聞きますが、まさか尿にまで影響するとは思いませんでした。しかし、考えてみると胃や腸で吸収されたカプサイシンは血管を通り腎臓に運ばれるわけですから、当然そこから排出されるのです。しかし、理屈はそうでも、今までこのような体験をしたことはありません。

 

勝浦の小さな食事処に辛さの極みを見せつけられました。しんでんのおばちゃn恐るべし。私もまだまだです。というか、もうしばらくあまり辛いものはいいかな、的な感じになっておるのです。勝浦タンタンメン しんでん、心して立ち向かうように。

2015年9月25日 (金)

帰ってきたkobittoさんのお祝いに、サイボクハムの太腿1本丸ごとハムをもちこんだ② ウケましたかね?

何をしに行ってるんだか。というような前回の記事でありましたが、この頃は「行ったところのことだけ書く」的な感じになっております。

 

20150921_120827 ま、いいですやね。kobittoさんに向かいましょう。新しいkobittoは北斗市の外れにあります。周りは田んぼ。ちょうど秋の実りが青空に映えておりました。キャンプ場へのアクセスとしては、いいほうだと思います。山の中のオートキャンプ場は、どうしてもアクセスがよろしくない。山の中の一本道を走ることが多いので、対向車が来たらどうしようと思うことも多々あります。kobittoさんも、キャンプ場の手前、数百メートルはそういう未舗装路ですが、それほど長くないので、対向車に合うこともありませんでした。

 

そしてkobitto。ここは以前のキャンプ場の施設のままなので、来年は全く違う姿になってるはずです。でも、風景がいい。すぐ脇にはきれいな沢があります。森は落葉樹なので、森の姿がとてもいい。G.W.あたりには、きっときれいな新緑で溢れるでしょう。今は、少しずつ葉が色づき始めています。

 

20150921_091615 受付に行くと、オーナーたかちゃんの奥様、のんちゃんの明るい声が聞こえてきます。お変わりなく。お変わりなく。ただ4年前にいなかったちびっこが、のんちゃんママの周りに張り付いてます。4年間、経ったんですねえ。受付のロッジは、かなり古びていい味を出していますが、たかちゃんやのんちゃんの匂いではない。いや、たかちゃんは臭くはないですよ。たかちゃん、のんちゃんの美意識で磨き上げられた建物の匂いではない、ということです。

 

午前中には、頼んでおいた太腿丸ごと1本ハムも届いていたようです。スタッフの方ともどもに、なかなかに喜んでもらっている雰囲気があり、つかみはOK。よし、受けているぞ、と。なにしろ、お祝いですからね。ウケねらいです。たかちゃんは、夜の準備のために走り回っているようです。いないのかなー。と思っていたら、横でスタッフと打ち合わせてました。

 

たかちゃん、も変わりなく。変わってないはずはないですけど、前を向く気持ちは変わっていなく、とりあえず、取り壊す前の箱だけだけど、ってことで、ロッジをお借りしました。今回はプレプレオープンなので、宿泊料は無料です。どんだけ泊まっても無料です。更に、夜にはバーベキュー、ビール以外は無料です。

 

たかちゃん、のんちゃんねえ。そういう人たちだから、人が集まっちゃうんですよねえ。

 

20150920_143501 ま、それはともかく。一般的に古いキャンプ場のロッジの雰囲気をわかっていただくために、写真を載せますが、これは決して来春オープンのkobittoのロッジではありませんので、ご注意下さい。鷹ちゃん曰く、今度のロッジはトイレとキッチンを付けたい、んだそうです。賛成です。

 

キャンプの楽しみ方は二つある。苦労を楽しむキャンプと、楽を楽しむキャンプだ。

いやまあ。それはね、あるんですよ。子供たちが小さいうちは、お父さんと一緒にペグをうち、お母さんと一緒に食器を洗いに、センターハウスまで行く。夜、ヘッドランプを点けて、50m先のトイレまで歩く。そういうのが楽しいわけです。他にすることもないっちゃない。子供たちにとって全ての苦労が楽しみであるわけです。

 

ところが。歳を取りますとなあ。トイレも近くなるんですよ。大きなテントを張るだけで疲れて切ってしまいます。水汲みも一苦労です。最近流行のグランキャンピングですか、あれはまだ、どうかなあって思う部分もあるんですけど、きっと程度の問題なんでしょうな。じじぃなので、子供たちと違って、山の中で何もしないで過ごせるんです。秋ですからなあ。栗の木が実を落としています。いいよなあ。秋だよなあ。と。

 

そういうわけで、快適性を担保するロッジ、高齢化社会の中では重要だと思いますよ。たかちゃん。

 

奥様的には、とにかくもう地べたに寝るのが耐えられないらしいです。山女なのにね。テント泊は無理な人です。まあ、ロッジの床は木でできていますが、それでも固いですからねえ。年寄りの身体には堪えます。布団必須だと言ってました。

 

20150920_165059 さて。てれてれと寝床を作ったり、テーブルとイスを露天に並べてたき火をし、コーヒーを飲んでいるだけで、BBQのプレ開始タイムです。乾杯のセレモニーは午後6時開始ですが、それじゃあ腹減らした子供たちが耐えられまい、ということで、5時半から肉を焼き始める、と。まあ、年寄りなんで、そんなに焦っていかなくてもいいや、と545分ぐらいに動き出します。

 

おお、人が集まっている。結構なもんです。100人というのは。中には、有名ブロガーのSAMさんという人もいるらしい。私は何しろ人のブログなんか読まないんで、自分で書いて満足なんで、知らないですが、キャンパーの中では有名人です。奥さんは、SAMさんのブログを見てキャンプ場を決めたりしてるようなので、実はお世話になってます。

 

20150920_174800 タッフとお手伝いの方がどんどん肉を焼いています。ビールだけは有料です。でも1カップ200円。まあもうけようって訳ではないです。とりあえずビールと豚バラの焼き肉を少しいただきます。が。この後のイベントとして、ハムを切り分けなきゃ行けません。まあ適当に切っちゃえばいいんだよ、という私と、ちゃんと切り分ける算段を考えてる奥様。悩みこんでビールどころではない様子であります。

 

いいの。食えれば。キャンプなのでえ。

 

一通り、肉も行き渡ったところで、ハムの登場です。たかちゃんの演出により、とりあえず目立たせる、ということでありますんで、私も大声出して、「サイボクのハム、食えー」って叫びます。

 

20150920_185727 奥さんには、切る様子を写真に撮るようにいったんですが、緊張しちゃって、それどころではなかったようであります。まあ、知ってたんですけど、いいや、と思いましてね。とりあえず、ぶつっと包丁を入れます。サイボクの店員さんの話で、この辺りに関節があるので、そこを切れ、と。わかんねえよ。関節のある場所なんてよう。

 

だいたいで切っていき、骨に当たったところで、周りをぶち切って、ねじり取ります。サイボクハム無残。適当に切ろうとしたら、横から奥様の指示が飛びます。「ブロックに切り分けて」。はい。そうですね。と、いうことで、大きなブロックに切り分けて行きます。横で奥様が更にそれを薄くきれいに切っていきます。周りにいる人は、これは食ってもいいものなのか、的な感じで遠巻きに見ておりますが、とりあえず食ってもらわないことには、買ってきた甲斐がない。近くのちびすけたちに、食えと分厚く切ったサイボクのロースハムを渡します。

 

20150920_185736 近くにいるおじさんにも渡します。スタッフの方が、奥さんがさばいたハムをお皿に盛って、どんどん周りに配ってくれます。こっちはひたすら切ります。

 

あのですねえ。ハム、半分くらい切ると、包丁が脂でねとねとしてきます。うん、人を斬ったらこういう感じになるんだよなあ、などという、はなはだ食欲をそぐ思いが浮かんできますが、これはハム。時折、自分でもつまみ食いします。ハム食い放題です。言っておきますが、これサイボクの店頭で1パック700円とかしちゃうんですぜ?おいおい。下世話だねえ。

 

周りから、いただきまーすと手が伸びるのが嬉しいですよなあ。ああ、受けてる受けてる、と。奥さん、腰痛いー、と言っておりますが、まだ片付かない。骨の周りに付いた身が巧く取れません。しかし、もったいないのでこそげ取ります。これはちょっと商品にはならないので、とっておいて、後で自分で食うことにします。

 

みんなBBQで腹一杯になっているので、爆発的に売れるわけではありませんが、着実に減っていきます。中には、おなか一杯なのでとっておいて明日の朝ご飯に、なんて仰る方もいましたが、それはもう早いもの順でお持ち下さい、的な感じでありますよ。

 

20150920_200435 一通り切り終えて、ようやく安心して、飲みタイムであります。ロードバイク好きの男性やら、ハムおいしかった女子中学生やら、ロケット大好き少年らと語らいながら、飲んだくれておりました。途中、他の方が差し入れてくれていたスパークリングワインが切れたので、これも自分で持ち込んできたきんきんに冷えたスパークリングワインを、あちこちのどなたかわかんない皆さんに注いで回ります。もう、この辺りになると、誰が誰でも構いませんな。ただの酔っ払いと化しております。たかちゃんも少しは飲んだのかな。SAMさんと話し込んでおりましたが。

 

段々と人影も少なくなっておりましたが、この辺りは記憶が朦朧としておりましたので、いつどのように終わったのか覚えておりません。万が一、ご迷惑をおかけしてしまった皆様がいらっしゃいましたら、平にご容赦いただきたい。

 

20150921_102521 二日目は、SAMさんが中心となってkobitto再開を記念してみんなが贈った木を、場内に植えるイベントがありました。正確には、私はお金払ってないので、たぶんSAMさんがお金を払ってみんなで贈ったことにしてくれた木です。ちっさな木です。これが森の木と一緒になる頃には、私も本当に爺です。まあ、それもいいんでしょうね。いつか誰かと一緒に、この森の中にいてくれる。そこに、私もいた、ということで。

 

後は、まあ、そうですな。川を歩き回ったり、近くの温泉施設に行ったりと、まあたらたらと過ごします。たらたらしにきたんだから、いいんです。夜ご飯はポトフを作ることにしました。当然、くず肉となったハムを消費するためです。適当に野菜を炒めてハムを炒めて、ブイヨン入れて煮込みます。これが旨いんだあ。そりゃサイボクハム数千円分をぶち込んでおりますからなあ。骨の周りに付いた肉の旨みが出ております。

 

20150921_150847 チューハイとポトフ。シンプルに旨い。しかしこうなると、肉かハムかよくわからんです。なんか手間をかけていただいた分、申し訳ないぞ、と。しかし旨いんだからいいぞ、と。焚き火もいい。やっぱり焚き火がないとねえ。

 

キャンプkobitto再開の記だか、でっかいハムをぶった切った記か、よくわからなくなってしまいましたが、まあね。お祝いでウケた。結婚式の出し物が成功した、みたいな感じで良しとしていただけないでしょうか、ということであります。

 

本格再開したら、また行きますねえ。ひなたちゃん、どんどん大きくなっているんでしょうねえ。楽しみです。

 

2015年9月23日 (水)

帰ってきたkobittoさんのお祝いに、サイボクハムの太腿1本丸ごとハムをもちこんだ① 甲府で飯を食う。 

20150921_102938 ってことで、6年ぶりのシルバーウィーク。5連休。日本全国大変な騒ぎでしたなあ。こういう休みの集中ってどうなん、って思いますが、強制にして休ませてもらわないと、奥様とも休みが一致しませんし、だいたい自分だって休みが取れなかったりしますしね。とりあえず、ちょっとハートが疲れておりますので、お休みがいただけたのは大変に嬉しい。

 

で。1か月くらい前にオートキャンプ場kobittoさんの再開宣言をwebで見た後、kobittoのオーナーのたかちゃんから葉書が来ました。譲り受けたキャンプ場は、来春までに作り直しますが、とりあえず場所だけのお披露目会をします、って。施設は何もないけれど、昔のお馴染みさんに来てもらい、バーベキューをやりますよ、って。

 

そりゃあね。行きます。行くって言いましたもんね。もうキャンプから軸足は自転車や山歩きに移ってますけど、そんでも人とのつながりは大切です。4年前に一度だけお会いしたオーナーのたかちゃん、奥さんののんちゃん。お二人が覚えてくださっていたんですから。4年間、いろんなことがあったはず。めげたり泣いたり、笑ったり、希望を持ったり、絶望したり。そりゃあ人だからいろいろあったはず。みんなそうですもん。でも普通に生きてるぼくらと違って、あの3.11を生き抜いた人たちは、想像を絶するような荷物を背負ってしましましたもん。

 

何もできないけどね。一緒に生きていますよ、って伝えてこなきゃ。

 

さてと。バーベキューかあ。差し入れだな。うん。差し入れですね。何しましょうかねえ。料理、いいかもね。得意の濃厚カレーなんかどうですかね。何人ぐらいくるかなあ、って見ると35組ご招待って。ざっと計算すると100人近くになるはず。この人数分のカレーを作るのは、不可能ですね。巨大な寸胴を買うところから始めなきゃならないし、考えてみると、どこの誰ともわからん奴が作ったカレーなんか、食うの、怖いですよな。

 

お酒。スパークリングワインを112本くらい。でもなあ冷えてないと美味しくないしね。子供たち楽しめないしね。うーん。と考えてひらめいた。そうだ、アレだ。うちね、近所にサイボクハムってお肉屋さん、ってかお肉のレジャーランドがあります。レジャーランドって何よ、というご意見はあるでしょうが、お肉のレジャーランドなんです。まず、美味いサイボクゴールデンポークって肉を生産しているんですが、さらにそこが直売の販売店を開き、近所の農家さんが野菜を並べる野菜の直売所を併設し、さらにレストラン、イートイン、ふれあい動物コーナー、子供遊園地、そして温泉施設を併設した、巨大なお肉のレジャーランド。

 

休日は駐車場に観光バスまでがやってくるという、恐ろしい場所ですが。確かに肉もハムもソーセージも間違いなくうまい。うちは遠方の方にお歳暮やお中元を贈るときは、ここです。

 

20150913_114413 で。今回、たかちゃんところでバーベキューでしょう。肉だな。てか目をつけていたものがあります。ハムです。ここのハムも本当にうまい。大手ハムメーカーの添加物で煉り合せたような代物を想像すると桁が違いますぜ。肉の塊であります。さらに。そこのハムのショーケースの中に、切り分ける前の豚の腿1本を丸ごと使ったハムが置いてあります。13万円。こんなん買うやついるんかあ。っと、ずっと思っておりました。しかし。もし一生の中で、あのハムを買うなら、今だろう。と。

 

行きましたよ。サイボクハム。お兄ちゃんに「これください」ってね。奥から出してきてくれました。年に5本くらいしか出ないらしい。しかも日高にある本店にしか置いてないらしい。そりゃあそうだ。年に5本だもの。スーパーにおいても腐るだけです。でかい。しかし、見てるとそんなでもない気がしてくるから不思議です。一応、重さは聞いてあります。7~8㎏。加食部が6~7㎏だそうです。100人いても、一人当たり60gは食べられる計算。これなら、大丈夫。うん。持っていくのは無理ね。ということで、クール便で発送します。

 

この骨の付いた肉を切り分けるのは、多少の不安が残りますが、なに、売るわけじゃないから、がっつり切っちゃえばいいんですよ、適当に。と、私は適当ですが、奥さんは緊張しています。

 

さて。シルバーウィーク。今回は中央高速は使いません。おとぼけトンネルのあたりとかなんかいつも混むでしょう。特に今年はシルバーウィーク。高速道路はどこも渋滞のはず。実は、kobittoさんが再開する山梨は、埼玉県からは秩父市を抜けて峠を越えると、行くことができるんです。もちろん順調に流れているなら、高速のほうが早いですけど、まあそれに期待して何度も裏切られてますから。秩父を抜けると、うちから5時間近くかかりますけどね。そんでも、のんびり山道のドライブをしながら行くほうが楽しいかなあ、って。途中、コンビニも道の駅もたくさんありますし。

 

秋ですなあ。つうか、なんか久々に晴れらしい晴れであります。このお休みに仕事してる方には申し訳ないですけど。ようやく休みをとれた何百万人かには恵みの晴れですよ。ずっと雨か曇りでしたもんねえ。お野菜、高くて大変。

 

でも、晴れてます。日差しは強いですが、標高が上がっていくとだんだんと涼しくなってきます。秩父の奥のダム湖がきれいですよう。

 

9時前に家を出て、ちょうどお昼くらいに甲府につきます。順調であります。渋滞なんぞ一切ない。ふむ、飯を食おう。とりあえず、久しぶりの山梨なんで、郷土食だろう、と。となると、ほうとうか、そばと鳥のもつ煮のセット。ということに県民ショーではなってるはず。富士吉田のうどん、というのはちょっと遠い。食べログ検索しますと、小洒落た森のレストラン的なものが並んでおりますが、おっさんにはちょっとなあ。しかし、実は鳥のもつ煮が少し苦手です。

 

秘密のケンミンショーでは、これが山梨の郷土食、みたいな煽りをしておりますが、まあね、TVショーなのでね。ほんとかなあってなことも多々ありますよね。奥さんは北海道出身者で、毎年2~3回は北海道に帰っておりますが、北海道の味として紹介されるものの多くを、「知らんわっ」と言って切り捨てます。

 

Seiniku つか、この際だから言っておきますが、「精肉」って知ってます? サイボクハムじゃないですよ。北海道の居酒屋に行くと並んでるメニューです。関東でもザンギはかなり有名になりましたね。まあ、ただの鶏のから揚げですけども、なぜか北海道ではザンギといいますホッケの干物も、当たり前に並んでますが、「精肉」は知らんでしょう。うん、豚バラの焼き鳥です。鳥じゃねえけど。でも、豚バラを焼いて、「焼き鳥」として提供する地域は結構あります。釧路ではそれを「精肉」という生々しい名前で出しております。ドウミンは、居酒屋に行くと、まず「精肉!」と言って、豚バラの焼き鳥を頼むんです!

 

ということで、県民ショーで「精肉」を話題にしないのはおかしい、と思ってる次第です。

 

それはともかく、甲府。鳥のもつ煮ですが、あれって至極単純な田舎の、というか昔の、物がない時代の当たり前の食べ物のような気がします。和歌山でも食ってましたもん。飼っている鶏を家でさばいて食うような田舎の場合、内臓を捨てるのももったいない。しかし、モツはどうしても臭みがある。そこで、生姜で臭みを消しつつ、味の濃い砂糖醤油で煮詰めていく。そんなに変わったもんじゃありません。ありがたがるほどの食いもんではない。と思ってます。特に、鶏レバーのねっとりした触感が苦手なんですよう。

 

というわけで、お昼はほうとうにします。やっと決まった。もう店舗を決めるのはめんどうくさい。というわけで食べログ上位の「小作」という店を選びます。チェーン的にあちこちにあるようですな。まあ、普通なんでしょう。普通においしければいいよね、観光客的にはね。うん。

 

食べログねえ。居酒屋検索すると、先頭に和民や日本海庄屋とかが並んでますけどねえ。ランチ検索すると、ガストがトップだったりしますけどねえ。

 

20150920_115540 んー。小作。人がいっぱい。入ってました。甲府駅前の小作。まあほぼ観光客的な感じです。おすすめのカボチャほうとうを奥様が、私はカレーほうとうであります。カレーは間違いないですからね。うん、カレーうまいよね。

 

結論から申し上げますと、ほうとうってこういうもんだと、理解してよろしいのでしょうか、と。なんか20年前に富士山の近くで食ったほうとうって、すげえ美味かった気がしたんですけどねえ。面の形や固さは、料理ごとの特徴があるんで、少し柔らかいのも許容範囲だと思ったんですが、どうも煮込んだはずの麺と、スープと、ゴロゴロ入ってる野菜との一体感がない。これ、荷崩れを防いで、見た目をよくするために別鍋でそれぞれ用意したものを、合わせてないですか。

ちなみに奥さんが頼んだ、カボチャほうとう、麺がアルデンテだったそうで、私のは柔い。そもそも、ほうとうのスタンダードはどっちなんすかねえ。

 

20150920_120805 こういうもんだ、と言われると、まあそうなのかなあ。と思いますけど。チェーン店みたいだしなあ。と、ぶつぶつ言いながら、kobittoに向かいます。向かう途中に「小作」が何件もあり、お昼時を過ぎたこともあり、あちこちで行列ができておりました。が、ぼくはあんまりお勧めしないなあ、と車の中でつぶやいたのは秘密です。

まだkobittoさんの入口にすらついてない…

2015年8月26日 (水)

3年の思いを乗せて 北アルプスを縦走する 第4日目と5日目 常念岳挫折ぅ

20150818_053244_p8180113_2午前4時、というか4時前に目が覚めます。とりあえず奥様は寝かせておいて、外に出る、と。おお、晴れてる。というか、雨が降っていない。霧というか雲は残っていますけどねえ。十分。十分。北アルプスの稜線も見えたり見えなかったり。でも、全然いい。ちなみに「全然」の後には否定の言葉をつけなければいけません。おじさんが日本語を乱しちゃダメです。でも、全然いい。

 

4時半には奥様を起こして、445分からの朝食に向かいます。6時スタートを目指します。何しろ2日分を歩くのです。でも、一般の方には1日分ですけど。まあいい。ちなみに、燕山荘のトイレは、簡易水洗でペーパーも流せます。バイオトイレの場合は、ペーパーは分解できないので流せません。そういうトイレでは汚物入れのゴミバケツが用意されていて、そこに捨てます。抵抗はありますけど、しょうがないです。トイレを使えるだけ有り難いと思うしかないです。でも、燕山荘のトイレは、流せます。ふむ。その謎は、後で解けました。

 

さて、出立です。北アルプスの稜線にはガスがかかっています。風が強くて、半袖では歩けません。メリノウールの長袖シャツの上にTシャツ、下はスポーツタイツにショートパンツというスタイルであります。ちょっと臭います。たぶん。二日目の行動着をまた着ておりますのでね。パンツはそろそろ替えたいなあ、と思って、実は朝、履き替えました。山を下りたら替えのパンツがあるからいいっ。と割り切りました。みんな何日くらいはいてるんでしょうねえ。

 

20150818_055602_p8180121歩きます。ひたすらに歩きます。時々、北アルプスの稜線が雲の合間から照らされた光で輝きます。しかし、眺めながら歩いていたら、滑落します。稜線歩き、縦走で高度差が200m程度を7時間くらいかけて歩く。ふむ、ほぼ平地ではないか、と思うと大間違い。2700mから2500mまでなだらかに落ちていくわけではなく、途中がんっと登って、ぐわっと下りて、ががっと登って、くんと落ちる。そういうことです。たまにとてつもない高度感があるところを、足下手元以外は見ないようにしてしがみつかなきゃならないところもあります。やっぱり北アルプスの稜線歩きは、奥秩父の稜線歩きとはわけが違いました。すげえ。

 

大天井岳の根っこのところに、昨日泊まるはずだった燕山荘グループ大天荘があります。コンパクトな建物です。トイレも使えます。有料ですが、とてもきれいなトイレです。もちろん、山規準できれいな、ということなので、どっかのホテルやデパートのトイレを規準にしてはいけません。かなりきれいな公園のトイレ、ぐらいにきれいです。山小屋の中を少し窺っただけで、小綺麗で使い勝手の良さそうな雰囲気が見えます。さすが燕山荘グループ。泊まりたかったなあ。

 

20150818_091501_p8180141_2言うても仕方ない。ここは一休みしたら常念荘に向かわなきゃ。ということで、コーヒーとパウンドケーキをいただきます。パウンドケーキも出来合いのものではなく、個々で作っている感があり、さすが燕山荘グループ、と。と思いつつ、ベンチで食しておりましたら、きれいなつなぎを着たお兄さんたちが作業をしています。どうやらトイレの処理らしい。トイレをくみ出すホースを入れて、大きなタンクに移しています。タンクの下には大きなネットが置かれています。ってことは、これはヘリで下ろして処理をするんですな。

 

ヘリを1回飛ばしたら何十万かかかります。これはなかなか小さなところではできないですよ。いくらトイレを水洗にしたくても、なかなかできるものではないです。ああ、燕山荘が簡易とは言え推薦だったのも、このおかげかあ。そりゃあねえ、個室料金も高いわ。あ、でも宿泊費自体は他のところと同じですけどね。同じ料金でやりつつ、トイレの処理にまでお金を回せる。うーん、すごいなあ。トイレ使用料金くらい、全然払いますよ、という気になります。

 

とにかく。歩きましょう。まだあと3時間の行程が待っています。ここから先、常念荘にまでは一気に高度を200m落としていきます。ああ、膝に来る。ああ、筋肉痛が来る。分かっているけど、歩かないわけにはいきません。そりゃあそうだ。

 

20150818_115549_p8180165歩きます。常念荘の少し手前、猿ゾーンです。野生の猿が何頭もいます。ちなみに猿は12頭なのか12匹なのか、どちらでしょう。ま、いい。猿とケンカをしてはいけませんよ。小さくても野生動物なので、速いし力も強いです。が、だからといってビクビクしてると嘗められます。堂々と、動じず歩いて行けば、猿の方が譲ってくれます。猿、何食って生きてんのかなあ。森林限界の上で。途中、若い松の実かなにかをかみ砕いた異様なものが落ちてましたので、たぶんあんなもんを食ってんですよね。さすがに厳冬期はこの高さにはいないよなあ、などと考えつつ。

 

猿ゾーンを抜けると、まもなく常念荘ですが、これがなかなか。近くにあるようでなかなかに遠い。2500mの森林限界に入ると、一気に植生が豊かになりますが、高低差があるので、膝に来ます。来るからと言って使わないわけにはいきません。そりゃあそうだ。

 

20150818_132758_p8180177_2常念荘についたのは午後130分。昼飯の提供は午後2時まで。危うく昼飯を食い損ねるところでした。昼飯はラーメン。この頃けっこう山小屋のラーメンがおいしい。醤油ラーメンはさっぱりと食いたい、と思う今日この頃であります。

 

で。ラーメンを食った後、見上げるとそこには常念岳がそびえております。これはなあ。今午後2時。2時間の行程ならば行って帰ってくることもできる、かも。しれない。奥さんは行きたくない様子ですが、かといって登らないのもなんか悔しい的な雰囲気を出しております。行こう、と。行きましょう、と。いうことで、荷物を宿に置き、最低限のもの、水と防寒着と、救急パックをもって上り始めました。下から見ると、九十九折りの登山道がはっきりと見えています。まあ、気力さえもてば、行けるだろう、と踏んだんですがね。これがなかなかの難物で。

 

九十九折りの登山道と見えたところは、確かに九十九折りではあるんですが、実際には岩がゴロゴロとして、どこがルートなのかよく分からないほどでこぼこです。でこぼこ道を歩くのが苦手な奥様にはかなり厳しい。這うように進んでおります。途中で何度か泣きが入りつつも、がんばりたいという思いもあり。ようよう8合目当たりに着いたとき、ギブアップ宣言が出ました。まあねえ。しょうがないねえ。ごろごろの岩でできた登山道、加えて今日はここまで7時間歩いてきて、風も強く、日も落ち始めてきました。無理して登らせられないことはないですけど、無理して登ってどうするの、ってのもあります。体育部じゃないですからね。老境に入り始めた夫婦が下山の途中で転んで、血だらけでヘリで搬送なんてことになったらしょうがない。

 

じゃ、下りましょう。と。私の膝も痛んでおります。ちょうどいい加減かなあ。

 

と、いうことで、とっとと下ります。意外と上りよりルートが見つけやすく、下りるのはスムーズでしたよ?これなら行けたんじゃないとか思いつつ、でもやっぱり夕暮れ迫ってますしねえ。いいんじゃないでしょうか。

 

20150818_132634_p8180175常念荘です。お部屋、大部屋です。まあ、山小屋としてはこれが標準です。布団一枚が自分のスペース。布団を敷くと通路もないし荷物を置く場所もない。荷物は廊下に出しておきます。寝ると、足下の人に足がぶつかります。着替えの場所もないので、文字通り着た切り雀で寝ることになりますが、まあいいや、さすがにタイツは脱ごう。

 

でも、ここでパンツ一丁になるのは憚られますんで、トイレに行きます。トイレの前が洗面所なので、人が少ないときはここで着替えられます。が。トイレ。これはねえ、うん、バイオトイレでねえ。いわゆるぼっとんトイレ。ああ、いやだ。あのねお釣りが来るタイプ。わかんない人はわかんなくていいです。あんまり説明もしたくないし。ああ。やっぱり私は山の人にはなれないね。ヒルクライムの人で良いです。ヒルクライムの開催されるところには、一応トイレがありますから。うん。

 

ただね。トイレと寝床は、ちょっと何ですが、飯は旨いと思いました。燕山荘の飯より旨いかもしれない。このハンバーグも出来合いのものではなく、生のタマネギの甘みと食感があり、どうやってんだろう、とか思いました。感心したのは、調理してるスタッフが、みんなきちんと不織布の帽子をかぶり、マスクをしていること。山みたいなところで、それを徹底するってなかなかないですよ。うん。朝ご飯もシンプルでしたけど、ご飯が旨かった。山小屋もいろいろですねえ。

 

20150819_072535_p8190189下山。うん下山のコースタイムは3時間、とあります。ほんとかあって、実は思いました。だって高低差1200mあるんですよ。3時間で1200m落とすってことは、相当なキツい下りにならざるを得ないはずです。だいたい筋肉痛って、下りで来るんですよね。普段あまり使わない筋肉の使い方だから。3時間。でも3時間。がんばるしかないわね。下りるのは一の倉沢って登山道の入り口ですが、ここは公共の交通機関がないので、予めタクシーを予約します。コースタイムが3時間だけど、うちの奥様はコースタイム、無理よね。って思って宿の人にききました。ゆっくり歩いて3時間半、ですって。じゃあマージン取って4時間後にタクシーを呼びます。

 

しかしね。これがキツかった。やはり下りの角度がかなりキツい。加えて、足下が大きな石ころがゴロゴロする、奥様の苦手とする路面。2時間のコースタイムの地点、大滝ベンチという場所までで、すでに3時間を越えてます。ここからはコースタイムで歩かないと、予約のタクシーに間に合いません。もう必死です。タクシーがなくなると、移動の手段がない。携帯も通じない場所です。二人して必死でペースを上げて、60分のコースタイムの場所をなんとか75分で歩きました。がんばったんですよ、これでも。

 

20150819_102120_p8190190で。一の倉沢登山道入り口で、待っていてくれたタクシーの運転手さんにお礼を言いつつ、穂高駅近くに止めてある車に戻ります。なんか、最後は駆け足になってしまいましたなあ、と思いつつ。安曇野インター近くのお風呂屋さんで汗を流し、臭くなくなって、帰途につきます。あ、お風呂はね、ほんとは温めちゃダメですよ。筋肉痛がひどくなりますから。私は冷水風呂があったら、必ず10分以上は脚を浸けて冷やしてきます。鼻水が垂れるくらい。そんでも、筋肉痛にはなりますけどね。

 

というわけで、北アルプス縦走終わりっ。3年越しだったので、ネタとしてもかなり思いが入ってしまいましたな。次回は、たぶん乗鞍ヒルクライムネタになると思いますが、しかし、この脚、回復してるのか。と、そこんとこは不安です。

 

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