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カテゴリー「生活家電」の51件の記事

2017年12月17日 (日)

iPhoneXからの小ネタをひとつ 無接点充電器 NANAMI QuickCharger2.0 とAnker PowerPort Qi

えっとねえ。小さいもので。小さいことを大きく引き延ばす文章が書ける、それがあなたの才能。そう奥さまが褒めてくれたのです。言わば、ピッツアの生地を大きく引き延ばすピッツア職人のような。ような。うどん職人のような。そば職人のような。ような。

 無駄な引き延ばしを図っておりました。ラーメンのスープを湯で延ばして、味が落ちたと客足が途絶えたラーメン店のような。はい。ごめんなさい。

20171217_215124_p1020533 えっとです。ねえ。そういえば、ウチの奥さまもスマホを換えたんですよ。もともとSONYXperiaだったんですが、たぶん携帯の頃からずっとSONY派だったんですけどね。今のXperia、まあ好みもあるんでしょうけど、ひどく色気がない。SONYならではの美しさを感じなかったんです。面白くない。って、まあ私もそう思ってましたけど、奥さまも同意見でね。この際、SONYを見限るか、と。

 で。何がいいかなあ、ってえことなんですが、ざっくりAndroidスマホ界を見渡しますと、斬新さというか美しさというか、圧倒的な存在があります。はい、SAMSUNGALAXYシリーズであります。GALAXY S8のあの画面。側面まで回り込んだ画面、それを実現した有機ELディスプレイ。これは、iPhone派でなければ私も欲しいと思わせるスマホです。

 海外のスマホの場合、日本独自で進化したおサイフケータイに対応していないことが多いですが、その辺りSAMSUNはぬかりないです。きっちりおサイフケータイに対応しています。昔は、更にワンセグに対応していたりするスマホや携帯もあったもんですが、今もあるかどうかは知りません。つうくらい、ワンセグは今はスマホにおいて割とどうでもいい機能です。だってねえ。動画見るならYouTube見ればいいし、ニュースはTwitterでとなると、写りの悪いワンセグ見る必要はないですわねえ。

 うん。で。GALAXY S8。実のところ、このところお隣の国の印象はあまり良くなくて、GALAXYもねえ、というのは、気分としてはあるのは事実であります。しかしです。理性的に考えると、日本で打ってる有機ELテレビなんてのも、ぜんぶLG電子製のパネルを使ってるわけですし、経済ってのは我々コンシューマーには見えない部分で繋がり回っているわけですよ。政治と経済、個人の繋がりってのは切り離して考えるべきだという理性というか、合理化が頭の中で働きました。いや、だってiPhoneだって生産国中国でしょう。ねえ。

20171217_215231_p1020535 で。奥さまGALAXY。なかなかかっこいい。デザイン的にはむしろiPhoneXよりかっこいいと、ぼかぁ思いますよ。概ね、奥さまにも好評です。奥さま、こういうの換えるのを面倒くさがるので、ちょっと背中を押していました。

 でね。ただ問題は、ってほどでもないんですけど、昔のスマホや携帯は充電の時に置くだけで充電できる専用充電台がありまして。奥さまが使ってたXperiaにはもう付いてなかったんですけど、端子だけはあったので、その先代のXperiaで使っていた充電台を使っていたんです。厚みが合わなくて、がばがばしてたのを無理矢理埋めて使うくらい。置くだけというのがお気に入りだったんですね。

 今回のGALAXYはそもそも端子も新しいUSBC端子。そもそも家の中にケーブルすらない状態で。おまけにGALAXYの付属品としてもC端子ケーブル付いて来なかったので、スマホ買ったときにあちこち探し回って買ったんですが。まだ規格が出て間もないせいでケーブルも一般的ではなくて、あちこちいいのを探しました。

 でもね。やっぱり、今までの「置くだけ」に比べたら不便だなあ、と奥さまが嘆くわけですよ。ふむふむ。そりゃあ一肌脱がなきゃね。と。

 と考えたのは、実はiPhoneXの新しい機能、というかiPhone8からの機能になるんですが、無線充電に対応しました。ええ、ようやくです。Androidスマホではもう何年も前から無線充電に対応しているんですね。ふむ。でね。自分のiPhoneXのことを調べているときに、奥さまの不満を思い出したわけですよ。奥さまの不満は、いちいち充電ケーブルをつながなきゃいけないこと。それって無線充電にすれば解決するんじゃないの。

 おお。奥さまはキッチン周りの使い勝手とか収納の使い勝手とかには、私には及びも付かないくらい、アレをこうしてこれをこうするという手立てをどんどん取るんですが、こういうものに手を出すのは面倒くさがるんですよ。ならばそこは私が。ということで、無線充電台をAmazonでぽちっと。ついでに自分の分もぽちっと。

20171217_214419_p1020530 20171217_214345_p1020528 奥さま用に購入したものが、このスタンドタイプNANAMI QuickCharger2.0。自分用に購入したものが、平置きタイプAnker PowerPort Qi

 Amazonに並んでいるたくさんの製品のウチどれを選ぶかは悩みどころです。特にこの手の製品は某国製の怪しいブランドもたくさんあり、しかもAmazonは平気でパチモンを並べるようなところがあります。特にMarketPlaceなんてのはいつ爆弾を踏んでもおかしくないってくらい、注意が必要です。しっかりと評価を読み込んで購入を決めましょう。

 で。Ankerはもうモバイルバッテリーでずいぶん使っているので、おそらくこれもそれなりの品質だろう、と。ただ奥さまはスタンドタイプをご所望なわけですから、スタンドタイプの中でそこそこの評価のものを選んだだけです。他のものよりこれが優れているという根拠はねえです。

20171217_214433_p102053120171217_214357_p1020529 Ankerの充電器は表面が滑り止め処理がされていて、iPhoneを置いても安定しています。普段は小さな明かりLEDが点いてますが、iPhoneを置くと、ランプが青色に変わり充電中を知らせます。見ての通り、iPhoneよりかなり小さいので、iPhoneがはみ出す感じになりますわね。コンパクトなんですけどね。

 NANAMIのほうは、そこそこ重量感があって、設置したときにもしっかりとして不安定感はありません。GALAXYを置いても、その安定感は変わらずです。こちらも滑り止め処理がされていて、GALAXYを置くと吸い付くように張り付いていてくれます。充電してないときには青いランプがついてますが、GALAXYを置くと緑のランプに変わります。

 充電時間は、よく言われてるように早くはありません。特にNANAMIの方は「急速充電」と書いてありますが、Ankerと比べて特段早くもないと思います。この充電速度はアップル側の問題で、奥さまの使ってるgalaxyだとそこそこ速度は出るようですが、圧倒的というものではないです。現時点では充電ケーブルの方が速いのには間違いありません。

 とはいえ、です。日中の継ぎ足し充電の時には少しでも速い方がいい、というのはありますが、充電器を家において使うというなら、だいたいは夜の間ずっと置きっ放しでしょうし。一晩寝れば概ね充電してくれています。ウチの使い方では特にデメリットではないです。でも一説によるとGALAXYレベルのスマホで、完全に電池がない状態で、Qiを使って満タンに使用とすると9時間くらいかかるらしく。そういうヘビーな使い方&夜寝る時間が少ない方なんかは、無理してQiを使うのではなく、充電ケーブルを使うのが、現時点では正しい、ということになります。

 で。今日のお話なんですけどね。じゃあQi、無線充電を使う意味があるのか、ってことなんですが。これは意外といい、と。そういうことです。スマホに限らないですが、時計とか眼鏡とか、あれ、どこに行ったってことはよくあります。私の場合ですけど。なぜかってえと、そこらへんに置いちゃうからですね。無意識に外して、そこに置く。で、忘れる。と。ところがQiを使うと、そこがスマホの置き場になるわけです。しかも、ただそこに置いただけで、充電しておいてくれる。

 スマホがいつもそこにあり、そしていつも充電してくれている。これはね。楽だし便利です。もし今、Qi対応のスマホを使っているなら、2,000円で買えるQi充電器は、けっこう生活を豊かにしてくれる、という気がします。気がします。気が。

 旅行の時に、わざわざこれをもってくほどの改善ってわけではないです。荷物を少なく、ケーブルだけにするってほうが現実的です。まあ、その程度に便利だし快適だと。たいした結論ではないですが、まあここにそんなことを期待する人もあまりいないでしょう、ということでお許しをいただきたい。

2017年12月10日 (日)

バルミューダファンってわけじゃないんだけど BALMUDA The Range

バルミューダ家電、絶賛発売中です。一番近いところの大ヒットと言えば、アレですね。アレ。えっと。ほらパンを焼くやつ。おお。オーブントースター。いやもうこの頃言葉が出てこなくてねえ。あれがあれするやつ、みたいな。もうそれだけでブログ書いてやりましょうかね。あれがあれだから、つまりなんだこうするとああいう問題があるけれど、まあそれはそれで。

 ダメですね。知ってます。

 我が家のバルミューダ家電と言えば、第一号のグリーンファン。扇風機です。これは、確かほらあの情報番組、アノマロカリスが海の中を泳いでいる、そう、それ。カンブリア宮殿。カンブリア宮殿で特集をやってたのを見て、起業家スピリッツに共感し、買おう、とね。思った訳なんですけど。まあものは悪くない。たぶんいい。いいんだけど。不満はあります。変な癖がありましてね。安全対策だと思いますが、一定時間で自動的に電源が切れます。10時間くらいかすら。でね。この自動停止になった後、電源が入らないんですよ。うちのは。なぜかコンセントを変えると復帰する。それも違う場所のコンセントです。

 これはもう再現率100%。いや実は一度修理に出したんですが、その当時は条件が絞れなくて、結局、交換品も同じ状態だったので諦めて使ってました。長年の検証で、これか、と。ですから、タイマーを設定して4時間で電源が切れるようにしておくか、ちゃんとねる前に電源を切ると問題がないです。面倒くせえです。

 その後は、無印良品にOEMで出している空気清浄機を使ったんですが、これもねえ。相性が良くなかった。

 メーカーのコンセプト自体は嫌いじゃない。シンプルなデザイン、過剰な機能を排して、必要な機能をブラッシュアップする。そういう意味で、トーストを焼くことに特化したスチームオーブントースターという発想はすごく良かった、と思います。買ってないけどね。だってあんまりパン食わないし。オーブントースター、置く場所ないし。デロンギのオーブンあるし。ねえ。そんな、これがあればちょっと良くなるよ、ってものをいちいち買ってたら、キッチン家電ばかり増えてしまって、料理がしづらくなるっての。ねえ。

 そういう意味で、ホットプレートも買ってないし、イワタニのやきまる君も買ってないんですけどね。あればいいんだろうけどねえ。置く場所がねえ。マンションはねえ。もう年寄りだしねえ。持ち物を整理しなきゃねえ。

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でもね。買い換えなきゃいけないものもあるんです。これ。オーブン電子レンジ。気がついたら10年選手。なんか調子悪い。900Wの出力があるはずなのに、どうも600W程度しか出力出てないんじゃないかな、とかね。ターンテーブルがちゃんと回ってるのかな、とかね。怪しいんですよ。買い換えかしらねえ。

 これって、かなりシンプルなオーブン電子レンジでね。てか機能がシンプルなのはまあいいんですけど、出力的に物足りなかったんです。が、当時これしか買えなかった。貧乏だったので。嘘です。問題は置き場所で。このオーブンが入ってる棚は、20年くらい前にキッチンに作り付けたオーダー品でね。当時持っていた家電製品のサイズを参考にして、棚の広さを決めたわけです。ところがです。その頃の電子レンジってそんなに大きくなかったのね。でだ。その小さいサイズで作っちゃったもんだから、今風の大きいオーブンレンジなんかとても入らないんですよ。最大横幅470mm。これが限度です。

 似たような問題は、実は他の場所にもありまして。冷蔵庫置き場です。ここもやっぱり昔の冷蔵庫に合わせたら、巨大化していく最近の冷蔵庫が入らない。次の買い換えもまずサイズ優先です。

 忠告します。今ある家電製品に合わせて、家をリフォームしちゃいけません。家電は長くて10年でダメになりますが、リフォームは少なくともその倍のスパンになりますぞ。ぴったりサイズより若干の余裕を見ておくことです。

 でだ。オーブンレンジね。買い換えようと思ったら、10年前にレンジを買ったときより更に選択肢がなくなってます。まずターンテーブルを止めたかったんですよ。ターンテーブルって、安い機種にありがちなんですが、当然内部の温めムラみたいなことがあるからターンテーブルなわけで。フラットな庫内の方が安定してるはず、と。お掃除も楽ですしね。それからドア。横開きと他手開きがあるんですが、スペース的に広く開く横開きは避けたい。それから出力。900W程度は欲しい。となるとねえ。ほとんどない。あることはあるけど、安い。安いのはいいんですけど、作りまで安っぽい。これがねえ。もうへたしたら人生最後の電子レンジ(←これAVセンターの時も言った)かもしれません。満足するものがほしい。が、存在しない。

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そこで、バルミューダです。このタイミングで、バルミューダの商品発表がありました。ソリッドなデザインで機能もシンプル。これがいいか。お値段は、43,500円(税抜き)。うんまあね。シンプル機能にしてはちょっとお高めだけど、高機能機種に比べりゃ安いと言えなくもない。うん、まあいいか。

 色は。白と黒と。ステンレスと。ほうほう、これはステンレスで行こうかな。え?値段が違う。54,500円。何が違うんだろう。えーっとえーっと。違わない。なにも違わない。違うのは塗装かステンレスか、だけだ。ステンレス高いのかあ。でもねえ。気に入ったものを買わないと、もう人生最後の(以下略。

 一応奥さまにも尋ねてみましたが、私の奥さまだけあって、値段よりも気に入るかどうかを基準にしよう、と。やはりね。ということで発注したのが1ヶ月前。当然、楽天ポイント残額を注ぎ込みましたので、40,000円程度で購入できましたが、別に得をしてるわけではありません。

 でだ。このバルミューダザレンジ。何がこれまでのオーブンレンジと違うのか。スチームオーブントースターのように、レンジの概念を吹き飛ばすような圧倒的な優位性があるはず。バルミューダだから。そう。秘密の機能があります。

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いいですか。ここが一番肝心なところです。バルミューダならでは。バルミューダにしかできない。それがこのキャッチフレーズ。「キッチンを楽しくするオーブンレンジ」、これです。どう楽しくなるか。うん。音が鳴ります。楽器の音。チーンとかいう無機質なアレではありません。なんと。ギターの音が。鳴るんです。ええ。レンジだけど。

 バカじゃねえの。バルミューダ、きみ間違ってるよ。まあ知ってて買ったけどさ。しかも一番高いやつを買ったけどさ。うん、まあギターの音が鳴るのは面白いけどさ。でもねえ。

 開発動機が、社長の「家の中に置きたいデザインのレンジがなかった」ってことなんだそうですが。まあそれは同意します。実際、うちはそれで選択したわけだけど、どれだけの層がつきあえるんだろう。一定の需要はあるのはわかるけど。ギターの音より、手動設定800Wの出力を1000Wにして欲しかったなあ、という実用上の願いはあります。まあだからって、それで電子レンジが売れるかってえと、そりゃ違うかもしれません。

 要するにですなあ。やはり熟成した製品なんですよ。オーブンレンジってのは。シャープのスチームオーブン、バルミューダのスチームオーブントースターのような、新しい分野ってのはそうそう出ない。苦渋の策として、使い心地の新しさを謳ったんでしょうが、さてねえ。どうなるか。

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ちなみに某商品テスト誌で今年高評価だったバルミューダの暖房機バルミューダ・ザ・ヒーター。発売中止になったみたいです。「台所家電に注力するため」などとありましたが、それ、ほんとうかなあ。

 ってことで使ってみるわけですが。が。

 一番の売りであるギターとドラムの音ですけどね。慣れりゃあ慣れるんだろうけど、警告音というか注意喚起音としては弱いですよ、やっぱり。温め完了に気づきにくい。温めの設定も、マニュアルの場合は毎回出力(100W500W600W800W)を選んで、ダイヤルタイマーくるくるまわして時間を設定、ってのはまだるっこしい。だいたい500W600Wの使い分けって、必要だとは思えないんですよね。解凍と温めの二択でいいんじゃねえの、と感じます。私の使い方なら、もう800W で使っていきますけどね。シンプル操作の「必要な機能を素早く」ってことになってないんじゃねえの、とね。

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全体の質感は悪くないですけど、ハンドルの中に仕込んだLEDライトが、なんだかサレオツな厨房の見えるレストラン的な演出をしていて、あざといです。LEDは余分ですな。演出としてやり過ぎた感があります。

 総評として言うと、今回バルミューダ、お洒落な電子レンジを作ろうとして、お洒落な電子レンジを作ったな、という感じです。機能美、ではないんだよなあ。100点満点でいうと70点くらいの満足度。でもなあ、それでもこれを選ぶしかないようなのが、今の電子レンジなんですよなあ。

2017年10月15日 (日)

ICT技術は人生を豊かにするのだ スマートロックQrio  Smart Lock Q-SL1

例えばなんですけど、奥さんがでかけていてね、私が先にうちに帰るってとき。家の中には入れなかったら、かなり哀しいでしょう。まあ奥さんの出先がそんなに遠くなきゃ、まだいいんですけどね。奥さんが里帰りなんかしてるときに、まあそうですね。あ、鍵がない。マンションの前で気がついたときの絶望感と言ったらもう。例えばですよ。例えば。

Img_9252 今日は早く会社を出られたから、家でのんびりと酒でもかっくらいましょうかね、的なことを考えて、マンションの数十メートル手前で、鞄の中を漁る。あれ。鍵、見つからないぞ、と。まあ例えばですけどね。朝は持って行った。それは確かだ。となると、会社か?会社かもな。それ以外にあるとしても探しようがない。会社のロッカーが怪しい。となると、どうするんだ。えっと。マンションのエントランスはオートロックだけど、ご近所さんについて行けば、実は入れる。ただ問題は家の錠前だわね。

 ウチの錠前は二重化してありましてね。一つはボタン式の暗証キー、もう一つは普通の鍵で開けるタイプ。これも昔ピッキングが簡単だって話題になったタイプのものを交換してあります。ふむ。この錠前を開ける鍵がないわけだね。マンションの中に入っても。とすると、例えば隣の家のピンポンを押してですね。隣の家からベランダを越えていくという手も考えられますけどね。7階のベランダの外を渡る。いい歳してそんなことを、普段付き合いのないお隣さんに頼む。あり得ねえですね。

 ここまで、鍵を漁りながら、一瞬で頭の中をぐるぐる回るわけです。結論。とりあえず会社に戻ろう。通勤時間1時間半。今から戻れば7時半頃には会社に戻れて、それから帰っても、まあ普段とそんなに変わんない時間だよ、と。でもねえ、一往復半するってこと自体がとても辛い。さっきまで楽しく歩いてきた道を、なんだか押しひしがれたような気分で戻るわけですよ。で。会社に戻ると、残業してた連中が、あれ、どうしたんスか、などと聞く。まあこうなったら変に隠すより明るく、いや鍵を忘れちゃってさあ、等といった方がいいかしら、などのシミュレーションをするわけですね。

 しかもね。会社のロッカーになければどうするんだろう。いやもう会社に泊まってもいいけど、奥さんが里帰りから帰ってくるのは3日後。猫死んじゃうよね。そうなると、鍵を破壊してはいるしかない。もちろん自分じゃできないから、鍵屋さんを呼ぶしかないよね、などと電車の中で考えるわけです。ようやく見つけてほっとしても、なんてバカなことをやってるんだろうねえ、とまた落ち込む。

 まあ、あくまでもたとえばの話ですよ。そのほかのたとえばの話で言うと、家を出るときに鍵を持たずに出てしまい、奥さまより早く帰ったときには、もう仕方ないから、ご近所さんにくっついてマンションの中に侵入し、階段に座り込んで奥さまの帰りを1時間以上待つ、とかね。

 そういうことが起こりうるわけじゃないですか。今の世の中、何があるかわかんないでしょ。だからね、私は奥さまが里帰りするときは、念のために家の鍵を封筒に入れて、ポストの中に入れてました。まあ、あまり勧められたことじゃありません。かなりセキュリティ的には怪しいです。ただまあマンションのポストは、外からはアクセスができないですし、ポスト自体にダイヤルロックが付いてますから、まあなんとか。実際、これにお世話になったことはないんですけど、たぶん、でも、あるだけでずいぶん気が楽になりました。

 しかしね。そうはいっても、セキュリティ的にどうなの、って問題はあるじゃないですか。そもそも鍵の入った封筒をポストに入れてないとき、普段の日ですね。そういうときには助けにはならない。マンションの階段で奥さまを待ってなきゃならないのは変わらない。奥さまが飲み会だったりした日にゃ、そりゃもう泣きそうですよね。

 そこでだ。この家の鍵をなんとか解決できないかってことで。要するにですね。常に鍵のバックアップを持ち歩けばいいんですよ。それも鞄に付けておけばいい。そうなんだけどさ。問題は、ウチの鍵が防犯性の高いものだからさ。1本複製作るのに4000円かかるんですね。更に。鞄を持ち替えるごとにバックアップの鍵を付け替えるような、そんなマメさや正確さがあるなら、そもそも鍵を忘れない。だとしたら、全ての鞄に鍵を付ければいい、ってことになるんですけどね。それねえ。無理だよね。紛失のリスクも高くなるし。

20170912_202912_p1020340 しかし、バックアップの鍵。欲しい。無くさないもの、いつでももって歩けるように、どうすればいいだろう。そこで。そこで、スマートロックです。スマートロックってのは、今流行のICT技術を活用しましてですね。要するにスマホアプリの遠隔操作で解錠ができる鍵と錠前のシステムです。いろんなメーカーが出してますが、今回購入したのはQrio Smart Lock Q-SL1というものです。SONYWiLというベンチャーが共同で開発したものらしい。一応ね、セキュリティのものだから、SONYが関わってるというのは安心できます。たぶん一番の売れ筋じゃないかな、と思います。Amazon17,671円。安くはない。

説明書はないです。つうのはスマホがあるのが前提なので、これを付ける前にまずアプリを入れるんですね。このアプリ自体が取り付けの説明になっているので、スマホ片手に操作しつつ、設置する、という流れになります。まあこれはわかりやすいです。

20170912_204805_p1020344 取り付けは、既存の錠前のサムターン側に、位置を合わせて両面テープでくっつけるだけ。両面テープが取れないように、ドアの接着面の油分をよく拭き取っておきましょう。がたつきがないよう、多少の位置合わせは必要です。

 けっこう大きなものです。それも道理。中にモーターと基盤と電池が入っていて、スマホの信号を受信して、モーターがサムターンを回すという、特に解錠の仕組みは原始的っちゃ原始的な。ただ信号の受信がICT。スマホの持ってるBluetooth通信機能で、要するにBluetooth接続してるわけです。アプリで信号を送れば、モーターが回って、サムターンを回す、と。ふむ。つまりスマホが鍵になる。

 ところがね。問題がひとつ。私の問題として、鍵を忘れたときにどうすんのよ、スマホも含めて。ってことがあり得る。つまり要するになんだ、私は私自身を信じられないので、私がバックアップを持ってることはバックアップにならんのです。そこでだ。奥さま。奥さまなら完璧です。奥さまがスマートロックを遠隔操作して、鍵を開けてくれればいい。そうすれば、スマホがなくても鍵がなくても、家には入れる。うん。

20170912_214646_p1020349 実はそのためにはオプション品を買う必要があります。Qrio Hub Q-H1というもの。スマートロック近くの電源に設置します。Qrio HubはスマートロックとBluetoothで接続し、かつ家の無線LANと接続します。つまり外部から自分の家にアクセスして、QrioHubを経由してスマートロックを操作するわけです。スマホにはQrioHubにアクセスするためのアプリを入れます。ちょこちょこ設定するのは、まあ面倒ではありますが、それほど難しくもない、と思います。たぶん。

 QrioHubを入れると、スマホとスマートロックが直にBluetoothでやりとりすることがなくなるようですなあ。スマホのアプリがQrioのサーバーにアクセスし、サーバーを経由して無線LANからQrioHub、そしてスマートロックを開ける、と。うーん仕組みがよくわからん。とにかく、Qrioのサーバーが落ちると、この遠隔操作はできなくなるらしいですが、その場合はBluetooth接続で開けられるそうなので、まあいいか的な。

 でね。実際どうなの使い心地は。ってことですけどね。普通に鍵使った方が早いです。スマートロックを使う場合は、まずiPhoneのロックを外し、アプリを立ち上げ、アプリの解錠ボタンを押し、そこから解錠まで10秒くらいは待ちます。使い勝手は悪くないですが、手間がかかります。日常使いには向いてません。鍵があるなら鍵を使え、という感じです。購入してからの1週間ほどは頑張ってアプリ使って開けてみましたが、今は普通に鍵で開けます。

20170912_204933_p1020345 ただね。これを買ったのは、そもそも鍵を無くしたときのバックアップ、更には遠隔操作を奥さんにもやってもらえるというバックアップのバックアップが用意できるってことなので、日常での実用性が高くないことは、全く問題がありません。少なくともこれにしてからは、奥さまが里帰りしたときにも、ああ鍵を無くしたらどうしよう、などと心配することがなくなったので、安心料です。

 ところで、解錠や施錠をすると、アプリがその情報を通知してくれるんですが、この法則性がよくわからんです。自分が外にいる時間帯に奥さんが解錠して外に出て施錠する、ということをしたときに、解錠したという通知が来るんですが、そのあと施錠したという情報が来ない。これはちょっと気持ち悪い。

ということで、こいつが必要かそうでないかってことで言えば、人によります。うちの場合、というか私の場合は必須、的な感じで。もうほんとに心安らぐ。多少気持ち悪い部分はありますが、そんでも安心が一つ増える的な感じで。いやあICT技術、素晴らしいじゃないですか。たぶんね。

2017年7月 9日 (日)

ノクリアAS-X63G2エアコンが動き始めたよ 夏だからね

20170615_155156_p1010679 あのね。冬とか、寒いじゃないですか。寒くなくないですか、冬。寒いですよねー。そうしますとね。暑いなんてあり得ない、とか思わないですか。思いますよねー。2週間ほど前までね、朝起きて仕事に行くのにね。ああ爽やかな風、なんて思ってましたよ。新しいエアコンなんて一生必要なかったのかもね。

 そう思ってましたら。そんなこたあない。そんなことはないんです。ちゃんと暑くなるんです。があっ。

 満員電車が汗臭い季節がやってまいりました。この時期の満員電車ってねえ。ほんとに鬱陶しい。よくね、お若い女性の皆さんが仰る。汗ばんだオジサンが密着して気持ち悪いって。そりゃそうです。おじさんたちだってオジサンがくっついてきたら気持ち悪いんだから、女性の皆さんからしたらもっと気持ち悪いでしょう。しかもねえ。昨今の痴漢&痴漢冤罪話を聞いておりますとねえ。もうとっとと電車を分けちゃおうぜ、って思いませんか。10両編成の電車なら、4両ずつそれぞれの性別に応じて、そして残りの2両を混在に。LGBTのみなさんもこれなら安心。かなあ。わかんない。

 それはともかく、夕方の汗臭いのはまあ仕方ないとして、朝っぱらから臭いのは本当に許せん。不思議なのは見た目は普通にクールビズなのに、ぞうきんみたいな強烈な臭いを漂わせているお兄さん。あのねー。みんな黙ってるけど、おにいさん臭いって思われてますよ-。気付いてないんじゃなく、みんな気付いてるけど口にしてないだけだからね。甘えちゃいかんよー。

 まあ、おじさんも気をつけているんですよ、ってことです。強烈な汗拭きシートの臭いもしたりしますが、それはもうね。努力の結果なので、許す。そこは互いに許し合いましょう。うむ。

 何の話でしたっけ。エアコンね。エアコン。AS-X63G2。暑くなってきたから、動かし始めましたよ的な感じの話です。

 使用感ってことでいうと、当然のことながら、以前とどう変わったかって話になりますわね。ところがですね。といつも言い訳をするわけです。ところがですね、新しいエアコンと古いエアコン、前提が違うってのがあるんです。というのは。古いエアコンは5.0kw。新しいのは6.0kwです。出力上げました。ということは、新しいのはよく冷えるとか冷えないとか、そういう比較は余り意味がないですよな。出力が違うんだもの。だからまあハンドリング的な感じですかね。あとはガンダムエアコンのガンダム部がどうなのか、ってことですか。ふむ。

 操作なんですけど、自動運転がお好みか、あるいは冷房、暖房の直接指定がお好みかって問題があります。わたしら年寄りなもんで、自動たらいう恐ろしげなもんはよう使わんわあ的なところはありまして、家中のエアコン、だいたい冷房とか除湿とか自分で選択して使っております。どうなんでしょう。これって。せっかく自動モードがあるのに、敢えて冷房とか選ぶって、経済的とか効率的に。どうなんでしょう。

 でも、自動ってなんか信用できなくないですかあ? ほんとに快適なの?みたいな。つうかそもそも自動の基準となる設定って、誰基準。寒いよ、とか暑いよ、とか人によって違うものね。だから「標準」とかの設定でなく、自分で「冷房28度」とかにして、暑ければ1度下げるとか、扇風機回す、とかの、この家での自分にとっての快適のノウハウを身につける、みたいなことないですか。

 そもそも、ウチは奥さんはもちろん、私も世のおっさんの中では比較的寒がりというか冷房風が嫌いな方です。25度設定とか信じられん。28度くらいの設定で、扇風機の風が当たるのが好き。そういう意味では、ノクリアXのサイドファンが役に立つのかも、という期待はあります。しかし、本体の他にサイドファンの設定まで自分でいちいちやっていたら面倒くさくてしょうがない。できれば、ここは自動運転を使いこなせないか、と考えたわけです。

Epson001 で、ノクリアXの自動運転は、「おまかせノクリア」というネーミングです。普通に自動運転でええやん、と思います。この自動運転には、ふたつのモードがあります。「おまかせ快適」と「おまかせ見守り」です。これが面倒くさい分け方で、未だに正確に理解しているかどうか、怪しいところがあります。私の理解で申し上げます。間違ってたら、そういう間違いやすさがあるエアコンの操作体系であるとご理解いただきたい。

 「おまかせ快適」も「おまかせ見守り」も設定された温度で、自動的に除湿、冷房、暖房、送風モードを切り替えて運転します。なんで二つあるん。えっとですねえ。設定温度の違いみたいです。「快適」は26度で送風を始め、28度で冷房に入ります。「見守り」は31度で冷房に入る、と。

 なるほど。つまり年寄りとか赤ちゃんとか、あるいは留守中のペットとか、割と高めの設定でもいい、ってか冷やしすぎると不安だな、と思われる場合には見守りを選び、家の中で快適に過ごしたい場合には「快適」を選ぶ。ふむふむ。でもね、「おまかせ快適」には温度設定があるんです。標準が26度で送風開始、でしょ。これが0.5度単位でお好みの温度に設定できます。さらに「おまかせ快適」は、センサーで人がいないと判断すると、冷房の設定温度を上げるそうなんですね。ということは、例えば28度くらいの設定に変えてやったら、冷房開始温度が30度になり、さらに人がいないというんで31度くらいになるんじゃねえの。つまり「おまかせ見守り」と被っちゃうんじゃねえの、と思うわけです。

Epson002 んー。なんで分けてあるのかな。さらにね、ややこしいのは、ファンつまり気流の設定に「おまかせ涼風」と「おまかせソフト」という設定があります。これはさっきの「おまかせ快適」とかと別に設定します。つまりお任せ設定には温度調整の「おまかせ見守り」「おまかせ快適」×サイドファン設定の「おまかせ涼風」「おまかせソフト」の4通りが選択できる訳なんです。

 が。があああ。正直違いがよくわからん。おおざっぱな感じで「おまかせ涼風」は常温の風を人に当てる設定、「おまかせソフト」は部屋を循環させる設定、かなあ。たしかに「おまかせ涼風」にしてた方が風が当たって徐々に不快になってきます。あ、個人的な好み、ということですよ。しかし、それほど明確かってと、うーん。わからん。

 そもそも、あれもこれも「おまかせ」なんちゃらってネーミングがややこしいんじゃあっ。普通に自動運転。ファンも例えば「ピンポイント」と「ワイド」とかでええんとちゃうん。変に快適とか涼風とかの感覚的な言葉を入れるから、読む人によってとらえ方に差が出てしまうんですよ。これはエアコン本体の問題と言うより、ユーザビリティの問題でしょうね。リモコンにもハードボタンは「冷房」「暖房」「除湿」「送風」はありますが、ワンタッチで自動運転を始める「自動」のようなボタンがない。おまかせノクリアに設定したい場合は、メニューから階層を辿る必要があり、やる気ないのかもしれません。←難しかったんで拗ねた。

 まあしかし。問題はこのエアコンをおまかせモードで使ってどうか、ってことです。ですよね。うん、これについては、悪くない。むしろ快適かも。快適です。

20170615_162550_p1010683 「おまかせ快適」を標準設定にすると、好みよりわずかに温度が低い感じがします。まあここは好みなので、これでいいという方もいるでしょう。そこで、標準+0.5度の設定にしました。ここがウチの快適ゾーン。しかしです。これだと、日中家を空けているときの温度がやや高くなりすぎます。家に帰るとむんむんしてました。そこでまた標準に戻します。うん、これなら大丈夫。猫をおいていても不安にならない温度ですな。

 標準設定が好みよりやや低い、といっても、これまでのエアコンのような冷気スポットみたいな、部屋の一部が冷えすぎるようなことがない気がします。今までは必ず扇風機を一緒に回していましたが、ノクリアXにしてから扇風機の必要性が下がってます。もちろん使うと、より快適度が増して入るんですが。

20170615_193409_p1010684 一つ、気になるっちゃ気になるのが。まあ便利機能なんですけどね。停止したときとか自動的にエコなお知らせが音声でアナウンスされるんですよ。「今日の電気代は180円です」とかの。これね、まあ居直るしかないですけど、なんかね。おいおい、そんなこと気にしてたら熱中症になるぞ的な感じはしますよ。

 今回導入しなかった、LANに接続して出先からエアコンをコントロールする機能ですが、「おまかせ快適」や「おまかせ見守り」ではなんとなく不安だという方用の機能という気がします。外からの操作はセキュリティ上の問題はさておき、それがうまく行かなくなったときのことを考えると、ちょっと頼りづらいなあ、という感じでしょうか。でも、お部屋の温度が外からモニターできるのは便利そうなので、ひょっとしたら今後導入するかもしれません。

 エアコンを交換して思ったことは、やっぱ出力大切。←あたりまえ。

ウチのリビングは畳数で言うと18畳、それにキッチンが2畳くらいと廊下も開けっ放しなので、実質20畳以上を空調することになります。5.0kwだとちょっと微妙、今回の6.0kwだときっちり冷やしてくれる感があります。まあつまりなんだ、エアコンは広さに合った能力のものを買うのが一番、ってことでよろしいでしょうか。

2017年6月18日 (日)

エアコン買うたったー 富士通ゼネラル ノクリアAS-X63G2

 本格的に夏が来る前にね。エアコン。1週間ほど前にエアコン欲しいなあとTwitterで呟いてからもう。買うか。買いましょう、と。

 前もって言っておきますが、買ったばかりなので、製品の良し悪しは語りません。つか語れません。そりゃもう無理ってもんです。そもそもここんとこ、暑いってたって程度がしれてる。梅雨入りしたとは言葉だけで、実際には湿度が低いままですから、朝夕には気温が下がる。エアコンなきゃ死ぬ、と言う状況でもない。

20170613_225510_p1010675 エアコンが壊れたわけでもないです。単に買い換えなきゃ、と思っただけで、今回はその買い換えたい衝動がどのようにして現実になったかという過程を語るだけの話であります。

 まず、ですね。夏が来る前の準備として、エアコンクリーニングという問題があります。さすがに皆さんご存じのことと思いますが、エアコンは定期的に業者に頼んでクリーニングする必要があります。ええ? うちのフィルターお掃除ロボットが付いてるから必要ないよ、と思った方。はい、間違いです。エアコンの中身はフィルターだけではありません。フィルターは室内の空気を吸い込んだときの埃を漉すものです。

 埃を取り除かれた空気は、そのあとエアコンの中で冷却されて、室内に戻されるわけですが、その冷却システム自体は、お掃除ロボではきれいにならない。あるいはフィルターの目より細かい汚れが蓄積します。更に汚れは、カビ君の栄養です。エアコン内部の結露による水分と汚れを食ってカビ君は大繁殖。これはいくらエアコンの内部をステンレス化しても無理。程度の差こそあれ、必ず汚れるのです。というわけで、少なくとも2年に1回はエアコン内部をクリーニングしましょう、ということです。

 ところが。このクリーニングというのが面倒で。ちょっと前には、エアコンの送風口からスプレーを吹き付けて、汚れた液体をドレンバルブから流す、という洗浄剤が売られていました。ところがこれがいろいろと問題がね。洗浄剤である以上、化学物質がいろいろ混じってます。界面活性剤の類いとか。そういうものはどうしたって内部に残ってしまう。仮に純粋な水であったとしても、汚れを吸った水がきれいに排出されず、どこかに溜まることにもなってしまい、結局それが故障の原因となる、ということの多々あったらしい。です。

 そこで、内部を分解して掃除できる専門業者さんにお願いする必要が出てくるのですが。ここが問題。フィルターお掃除ロボがエアコンに付いていると、掃除の難易度が格段に上がるのです。内部を分解するにしても、洗浄剤を使うにしても、余分な機構があるわけですから、しかもその機構が各社様々。ということで、それなりの知識と経験のある業者さんでないと、クリーニングでエアコンを壊しかねないわけです。ふむ。

 となると。それなりの業者さんにお願いするんですが。これがね、けっこうお高い。シンプルなエアコンを掃除する激安業者なら1台1万円とか9800円とか、そんなチラシがポストに入ってること、よくありますよね。2台目半額、なんてのもあったりしますが、こういう業者はたいていお掃除ロボが付いてるエアコンのクリーニングはできません。家がお願いしてる業者さんはもうずっとのおつきあいですが、2台で5万円近くします。高え。

 仕方ないけど高いなあ。その業者さんを信頼してるから、仕方ないんですけどね。高えなあ。という問題がまずあったわけですよ。

20170617_132031_p1010688 それと並行して、実はここ数年ずっと悩んでいる問題がありましてね。うちにはずっと猫がいるんですが。ペットのいる方ならおわかりと思いますが、夏の暑さをどう乗り切るかは、ずっと家の中にいるペットの方が深刻かもしれません。今日は暑いかな、と思ってエアコンを入れたままにしておくと意外と涼しかったとか、逆に油断してエアコンを入れずに出かけて、帰ってきて家のドアを開けると家の中がムンムン、とか。

 特に問題なのは、旅行中です。旅行の間、ウチは馴染みのシッターさんに12回来てもらい、食餌やトイレの始末をしてもらうんですが、ずっといるわけではないので、暑すぎたり寒すぎたりに対応できるわけではない。仕方ないので、リビングのエアコンを弱めに設定して、ずっと点けっぱなしにしておく訳なんです。電気代がかかるとか、そゆことはですね。考えない。猫の健康の方が大事です。

 ただね。エアコンがずっと点いている、ということ自体への抵抗はあります。そうすると最近のエアコン、なんと外部から室内をモニターしてオンオフできるものが増えているそうじゃありませんか。これはいいんじゃねえの。これなら例えば海外に行っていても、家の中の気温を確かめられる。なんかおうちとつながってる感がいくねえですか。うーん、次に買うのは、こういうエアコンだな。と。猫用エアコン。

_000_3 で。エアコンクリーニング頼もうと思ったんですけどね。ふと気になってエアコンの製造年月日を見たんですよ。すると2005年。ええ? 12年前なの? そんな?

 だいたい家電って10年が一つの目安じゃないですか。使えているとしても、今後いつ故障してもおかしくないお年頃になっていますし、その前に2万円以上のクリーニング代かけてダメになったら、いやじゃん。と思ったわけです。もう寿命だ、と。買い換えましょう。他の大型家電、冷蔵庫だとか洗濯機だとか、あるいはガス給湯器だとか、この先そろそろ交換ってものはいろいろあります。どうせなら、エアコンから換えるか、ということになりました。

 さて。どこのエアコンにするか、ですけどね。快適な冷暖房のための送風の考え方としては、二通りあります。風を当てるか当てないか、です。三菱やPanasonicは同じ部屋の中に暑がりさんと寒がりさんが同居してると考えて、室内センサーで体温を調べ、暑いと感じてるであろう人に涼しい風を送り、寒がりの人に風を当てない、という工夫をしてます。ダイキンや富士通ゼネラルは、部屋全体の温度を均一になるよう風を循環させて快適な環境を作る、という考え方です。

 私は奥さんより暑がりですが、冷風が当たるのは嫌いです。となると、我が家的には部屋全体の温度を調整する後者の仕組みをとりますです。必然的に、ダイキンと富士通ゼネラルの2社に絞られました。ダイキンのウリは「うるさら7」という加湿・除湿のシステムです。特に空気中の水分を集めて、加湿に使うというシステムは他のメーカーにはありません。暖房の時に加湿器が要らなくなるというなら、これは欲しい。ダイキンでいこう。と思って調べましたらば、加湿性能はそこまでの高さではなく、吹き出してくる空気が乾いてない、という程度のものだというレポートがありました。結局、加湿器と併用しているということですね。それならばダイキンにこだわることはないかな。

 富士通ゼネラルは、これまで使ってるものがそうだったんですね。マイナーメーカーって気がしますが、実はお掃除ロボを初めて導入したのが富士通だそうで。このロボットもアナログな動作感がむしろ目に見えてフィルターを掃除してる感がアリ、悪くない。それにね。何よりもお安くなることが多い。Panasonicなんか人気があるせいか、値引きもしぶかったりしますしね。質実剛健、お安い。はず。

 ウリの機能としては、メインの送風に加え、両サイドに送風専用ファンを装備してることです。見た目ちょっとガンダムっぽい、何年か前に初めて見たときは、どっかインチキくせえギミックを入れて来やがったな、と思ったんですが、調べてみると、これなかなかよく考えたシステムな気がしてきました。

 よくエアコンの効率を上げるために、エアコンと扇風機を同時使用することがありますが、このサイドのファンは冷房風をおくるファンではなくて、普通のファンです。つまりエアコン自体に、サーキュレーターを積んだ、と考えられます。気流をコントロールし、部屋全体の温度を一定化するという意味で、いいかもしれない。かも。まだわかんないけど。

 ということで、電気屋さんにGO!です。当然いくつかのお店を回ります。1店目はビッグカメラ系列となったコジマさん。とりあえず相場調べです。と、なにやら張り紙が。「この機種に限り○日まで6万円引き」。もともとの値引きに加えての6万円だから相当でかい。今回購入する予定なのは20畳用のAS-X63G2。これが概ね25万円になります。ふむ。かなりお安い。と店員さんが寄ってきて見積もりを出させてくれと言います。ああしかしこの後ヤマダに行くからなあ、先に値段を出させると、そのお店が不利になるので、なんか公平じゃなくてなあ。と思いましたが、とりあえず24万円+ポイント5000Pにします、とのこと。ふむ。買ってもいいかなあ。

20170615_151631_p1010677 でも予定通りもう1軒。ヤマダ電機に向かいます。ヤマダ電機で出してもらったお値段が、税込み機材取り外し、引き取り、設置コミコミで239,000円。あ、この値段なら、最初に頑張ったコジマに行こう。と思ったら、後がありました。2ヶ月限定のポイントで24000Pさらに1ヶ月限定のポイントを4000P付ける、と。あ、でもウチクレジットカードで買いますけど、って言いましたが、全然問題ない、とのことです。うむむ、これならなあ、いやコジマでもうひとがんばりさせるという手もあるけど、ちょっとそこまで追い込みたくない、的なことがあり、今回はヤマダで。実質211,000円。

 まだ本格的にシーズンに入っていないせいか、ちょっとお得に買えた感があります。うむ。あとは取り付けを待つだけだな、と。実際はもうついてますけど。

 

2017年6月 5日 (月)

歯を大切にね 電動歯ブラシPanasonic EW-DE24-W

自転車ブログではない。ということをだねえ、たまに表さないといけないんですが、それはつまり立ち位置がぶれているようにも見えることでもあり。固定のファンがつきにくいということに他ならず、だからといってファンがついてなんになるのか、銭になるわけじゃねえんだぜと言う問題は、繰り返される因果の輪。

 はい、繰り言です。

20170122_075137_p1010224 さて。歯医者さんに通っています。あのねえ、ねえ。昔は歯医者って怖かったじゃないですか。麻酔なんてものあったのかしら、ってかそもそも治療法ってのが、今と比べたらとても雑で。いやしかし明治時代に比べればとか、そもそも歯医者というモノがない時代に比べたら、ということはありますが。いやね、しかし江戸時代以前はそもそも虫歯自体が少なかった、という記事を読んだことがあります。

 食生活の変化ですな。今のように砂糖が庶民の口に入るようになったのは明治以降。つまり虫歯菌のえさとなる糖の摂取がなかったから、虫歯自体になりにくかったということであります。従って、昔であっても糖を摂ることができた富裕層は、虫歯になったらしいです。江戸時代の虫歯とかって、想像するだに恐ろしい。無理矢理抜くしか治療法はなかったみたいですぜ。贅沢三昧の大名の奥方様も、やっとこで歯を抜く、と。ああ怖い。

20161103_084313_p1000760 それはともかく、私たちの子供の頃は削って消毒して詰める、という治療法はありましたけどねえ。その削るってのが今と違って圧倒的に雑で。神経がぎちぎちと、脳天に釘を刺されるような。歯医者さんと言えば、子供の泣き声が響き渡ってるもんでした。今、歯医者さんで泣いてる子供、見なくなりましたよねえ。あいつらは歯医者さんが怖いって感覚はきっとないでしょう。

 私は怖い。怖いけど、通います。しょうがねえじゃん。歯がどんどんダメになるんだもの。あのね、歯は治らない。歯の治療、なんて言いますが、実際は削った歯が再生するわけではないから、削る治療を繰り返す限り、どんどん歯は元の状態を失っていきます。特に、昔の治療はダメです。

20161205_085050_p1000983 その削って消毒して詰める治療ですがね。まず昔は削り方が雑だった。消毒も完全ではないので、中に虫歯菌が残っていたりする。そこを銀歯で蓋をする。しかもね。この蓋となる銀歯、それほど精度が高いわけではない。隙間もできる。あ、もちろん接着剤で隙間を埋めるんですが、それも長年の間に痩せていく。となると。虫歯菌は見えないところで歯をむしばんでいく。

 これは昔の治療だけに言えることではなく、最近の治療でもおじいちゃん歯医者さんだとかだと古い技法しか使わなくて、そういう昔の治療しかできないことがあります。やっぱり歯医者さんの評判って大切ですね。

 再び痛み出して、銀歯を外すと、中が手の付けようがないほど虫歯が広がっている、ということになるわけです。こうなるともう神経を抜いて、場合によっては歯を抜くしかない。歯を抜くと、痛みは消えますが、あ、もちろん抜いた後はかなり痛いですよ。それが直ってからは、痛みは消えて楽になる。ですけどね。じゃあその後どうするかですよ。

20161023_173217_p1000720 あとね、保険診療の限界ってのもあるみたいです。とにかくドクターに治療してもらうにしても、義歯を作るにしても、保険診療だとかけられるコストが決まっていて、そのコストで丁寧な仕事をしていたら食っていけない、ということらしいです。いやまあ一概には言えないですけどね。保険診療の全てがダメ、というわけではなく、より良い治療をしてもらおうとすると、コストをかけた自由診療を視野に入れなきゃダメなんだ、と。

 とっころがねえ。自由診療って恐ろしく高い。いやまあ選択できるモノだから、自分で選択したんだから仕方ないと覚悟を決めるしかないんですけどね。

 ここ数年、昔保険で治療した歯のやり直しを進めています。100万円くらい使ってます。おぅ。保険治療のブリッジとか入れ歯とかを自由診療のセラミックにね。まだ全部入れ替えられたわけではないんですけどね。毎年医療費控除でどかーんと帰ってきますが、いやそれ使ったお金だし。

 あ、インプラントはしてません。ウチの今の主治医は異物はできるだけ入れない方がいい、もちろん歯はできるだけ抜かない方がいい、という方針な訳です。そんでも、親知らず以外の永久歯が3本くらい抜歯してますし。当座、あと4本分セラミック化したいんですが、散財が過ぎてちょっと予算がたちませn。

 これ以上、歯を悪くしちゃダメだ。ということで。そこで、電動歯ブラシですよ、と。ああ永遠に続く前振りでした。

 でね。9年前に電動歯ブラシを買いました。Panasonic、当時は松下電工と言っておりましたが、のEW1045。まずはこれを読め、読めばなぜ電動歯ブラシか、ということが判ります。わからんかも。ともかくなぜ電動歯ブラシを選んだ理由がここにあるわけです。

 それでだ。9年もよく使ったわなあってことですが。もちろんブラシ部分は何十回も換えてますってば。でも、よく使えたよね。ところがある日、ぴたっと止まりました。まあね。そもそも10年近く使うことを想定してないよね、と考えます。第一に充電池が持たない。概ね充電池というモノは充電と放電を毎日繰り返してたら、1年もしたら充電容量は当初の半分以下に落ちます。で。この歯ブラシは電池交換ができないので、3年も動けばいいんじゃないの。って感じです。

 じゃあなんで10年近くも保ったか、ってことなんですけどね。それは充電しなかったから。充電スタンドってあるでしょ。あれに毎日立てていたら、毎日充放電を繰り返すことになりますわね。スマホでも充電終わったらコードを抜け、って言われるじゃないですか。そういうことですよ。歯ブラシも満充電になったら、充電スタンドには戻さず、1週間以上、充電がなくなるまで使います。電池が切れてモーターが動かなくなったら充電する。これを続けました。これでバッテリは最大限まで使えます。うん。

20170513_200955_p1010535 しかし、いよいよモーターがダメになったらしい。しょうがないですね。EW-DE24-WAmazonでさくっと購入。上位機種もありますが、違いは付属ブラシだけのようなので、少しでも安いこちら。あ、なんかガムケアモードってのも上位機種にはついてる。けど、そんなのたぶん使わないので、安かったこちら。

 そんで、まあ今までのモノとそんなに変わんないんだろうなあ、などと思って口に入れたら、そらもうびっくり。圧倒的なパワー感ですよ。びぃーんってなんのが半端ねえ。すげえじゃん改良してんじゃん進化じゃんパナエラいじゃん。とさっきまで思ってました。

 ところがですね。さっき旧機種の自分のブログ見ました。使用感、今回と同じような感じで書いてます。ってことは。ってことはつまり。えっとね。10年近く使ってた旧機種。これのモーターがへたってた、ってことですよ。たぶん。

 あのね。私と同じように10年近く使っている皆さんがいたらお伝えします。買い換えましょう。その電動歯ブラシ、モーターがへたってます。替え時です。10年使ったら、1年辺り1万円、一月あたり900円、1日辺り30円。もうね、完全に元は取ってます。更に、本来の性能を失っているとすれば、買い換えない理由はありません。使える、ということと十分な性能を維持しているはイコールではないのです。と。当たり前のことをしたり顔で語りましょう。

20170513_201537_p1010538 他に、改良されていた点として、充電スタンドへの置き方です。以前のモノは歯ブラシの底をスタンドに接触させて充電していましたが、これだとどうしても水滴が下に落ちて、スタンドも歯ブラシの底も汚れが溜まります。新しいものは、輪っかのようになったスタンドに歯ブラシを通して支持する形になっているので、汚れの処理が楽だと思います。たぶんね。まだ汚れるほど使ってないからね。でもたぶんいいと思います。たぶんね。

 ということで、皆様にお伝えしたいのは歯を大切にしようね、ということであります。以上。

2017年4月 9日 (日)

予約殺到でなかなか買えない無印良品コーヒーメーカーMJ-CM1はどうなのか

20170318_114453_p1010285 珈琲党です。

 で。そもそも珈琲って美味いんか? というか美味いってなに、ってことですよ。一般的にはね、美味いと感じるその根源は生存欲求ではないか、と思います。つまりね。カロリーですよ。糖と脂。これは最強。これが切れると、体が動かない。原始の時代から生存のための最大欲求。ですよな。続くモノとして、塩、ミネラル。ビタミン。タンパク質などもそういうもんです。身体を作る材料、身体を整えるもの、そういうものを美味いと感じて、求めるように仕組みができてます。

 ではね。それ以外の旨みって、そもそもなんなんスか、ってことは思います。いわゆる嗜好品ですよ。コーヒー、お茶、煙草。煙草は判る。生存欲求の代わりにニコチンの中毒性と結びついている。それに対して、コーヒーとかお茶を美味いと感じるのってどこから来るの。お茶については、うん、旨みの主成分はアミノ酸よね。タンパク質。コーヒーにもアミノ酸入ってるけど身体を作れるほどの量ではない。主成分はカフェイン。まあカフェイン自体にも中毒性はあるみたいだから、そこに惹かれるってことはあるかもしれないですけど、じゃあコーヒーの代わりにカフェインをお湯に溶いて飲むか、ってえと、飲みたくはないです。マーク・ワトニーじゃないっての(※アンディ・ウィアー著「火星の人」参照)

20170402_112857_p1010400 なんでこんなことにこだわるのかってえと、そもそも自分がコーヒーを美味いと感じてるのかどうか、よくわからんのです。私は、フリーズドライのコーヒーとレギュラーコーヒーの区別がついているのかしら、とね。

 最近は缶コーヒーが売れなくなっているそうですな。コンビニで、100円あれば、ちゃんとおとしたコーヒーが飲める時代です。本物のコーヒーが100円で飲めるなら、缶コーヒー買わないよなあ、ってことらしい。

 しかしね、そもそも私、コンビニコーヒーをそれほど美味いと思ったことがない。ドリンクとして楽しむなら、コーヒー風味の乳飲料的なモノの方がよほど美味しいとさえ思うのは、大量にぶち込まれた糖のせいでしょう。缶コーヒーの無糖は、ほんとに飲む気がしないですから。よほど眠気を覚ましたくて、かつ糖を取りたくないとき限定。だけど美味しくないから、いっそ水溶きカフェインを売ってくれ、と思ったり。ふむ。

 コーヒーを飲ませるだけの商売が成り立っているくらいですから、コーヒーの味がどうだとかこうだとかの蘊蓄は、マリアナ海溝より深いと思われます。ですから深入りは避けます。コーヒーだけにね。深入りと深煎り...。まあいいんですけど。ええ。

20170322_224144_p1010329_2 私の舌も鼻も、そんなわけで全く当てにならないんですけどお。うちの奥様はずいぶん前から、うちのコーヒーは美味しくない、と言ってました。確かに、朝ご飯に添えても、あまり口を付けません。香りは好きなんだけど、ということです。ふむ。曰く、コーヒーメーカーが悪いんじゃないかとね。

このコーヒーメーカー、少なくとも10年は使っている年代物です。20年になるかな。まだNationalPanasonicになるずっと前から使ってます。で、ミル付きのコーヒーメーカーってあんまり選択肢がないんですね。当時、煮詰まらないコーヒーポットのサーモスなんかも検討したんですが、うちは二人が飲むだけなので、煮詰まることを心配しなくていいかあ、って。メーカー上部にお湯がぽこぽこ噴き出すサイフォン的な雰囲気のガジェットもついており、これでいいかあ、って選択です。

20170325_061417_p1010339_2 しかし20年くらい使っているとして、最近ね、いくらなんでも飽きたなあ、新しいの買いたいなあ、と思って、調べたところ、新製品がほとんどないんですよ。このコーヒーメーカーも20年前とほとんど姿が変わらないまま販売されてます。どんだけ熟成してんだよ、と。思いつつ、それじゃあ買い換える意味ないじゃん、ということで放置してたんですけどね。奥様がコーヒーが美味しくないのはコーヒーメーカーのせいだって言うから、やっぱり買い換えたいなあ、と思っておりましたそんなある日、某ガイアの夜明けという番組で、喫茶店のマスターが淹れるコーヒーを再現するというコーヒーメーカーの開発ストーリーをやってるではありませんか。

まずウリなんですが、ミル部分。よくあるブレンダーみたいなカッターで粉砕するのではなく、金属製の臼で、文字通り豆を「挽く」という動作をします。これによって、豆が均等に細かくなります。ムラができない。味がぶれない。私に判るかどうかは別として。理屈上はそう。なるはず。

 更にお湯を注ぐタイミング、入れ方もコントロールして、蒸らしの過程がしっかり取れるらしい。これによって一流の職人さんの腕を再現するという。おお。買おう。これだ待ち望んでいたモノは。

 ということで、早速ホームページを開きます。が。まだ販売前の予約中だったにも関わらず、既に第1期販売分は予約で売り切れ、次もいつになるか判らない状況です。が、しかし。がんばった。ホームページを頻繁にチェックし、就寝前のベッドの中で予約中の文字を見た瞬間、すぐさまポチッと。もう次の瞬間には、予約受付終了になってましたよ。恐ろしい。テレビの力はすごいな。ただね。これはあくまでも予約であって、モノが入るのは1ヶ月以上先という、気の長い話で。まあしかし、即座に必要というもんでもないので、待ちました。それしかできないもんね。ちなみに今も予約受付終了中。次がいつになるかはわかりません。

20170322_201403_p1010322 で、届いたのがこれ。無印良品MJ-CM1税込み32000円。豆からでも粉からでも淹れられる。設置なんですけど、これフィルターを入れるカップが、本体の左側に開きます。そして、水を入れるカップが、本体の右側に開きます。どういうことかってえと、左右両方に余裕がないとダメだってことです。おいおい。なんで片方に寄せてくんねえんだい。とは思います。見た目、両方に開いた方がバランスはいいですけど、見た目の問題じゃねえよ、設置スペース考えてくれよ、と。

 うちの場合、食器棚の間のスペースに入れて、使うときだけ前に引き出します。奥に入れたままだと、豆も入れられませんしね。ダイヤルやスイッチはたくさんありますが、基本的にはそんなにあれもこれも使うわけではありません。初期設定でだけ使うボタンのようなモノもあり、無駄にボタンが多いとも言えますが、単機能型のボタンなので、むしろ年寄りには楽。ただし、表示のアイコンが小さくて見分けがつきにくいので、年寄りには不都合。どっちやねん。

20170325_060857_p1010336 豆の挽き具合はダイヤルで合わせますが、このダイヤルは気持ち悪い、クリック感がなくて、ぐにっと回って止まるタイプ、せっかくデザインがシャープなんだから、そういう演出をして欲しいところです。

 最初のセッティングをすると、基本的にはボタン一つで抽出が始まる感じ。ただし、抽出開始と終了の表示が判りづらい。表示部分の液晶が点滅をし始めれば抽出開始、点滅から点灯に変われば抽出終了ですけどね。音ででもしらせてくれたらなあ、と思いますが、そこらへんは好みでしょう。保温は20分で自動で切れますが、もともと3カップ分しか作れないので、たくさんつくって保温しておくという使い方には向いてません。

 抽出中に蒸気が噴き出すことはほとんどありません。ですから、周りが湯気で湿気ることもあまり意識しないです。その分、派手に香りが立つこともあまりなく、朝起き抜けに部屋中にコーヒーの香りが、というのがないのは寂しい。が。考えようですけどね。それって香りが飛ぶってことでもありますよね。実際はどうかわかんないですけど、ポットの中に香りが閉じ込められていると考えれば、一番いい香りを楽しめると言うことになるのかしらねえ、と。

 メンテナンス性。ミル部分は取り外して分解できるので、そこそこ綺麗にしやすい。分解自体も簡単です。水の入ったポットから、抽出孔までのパイプも洗えないですけど、まあこれはどこのコーヒーメーカーも同じです。

20170325_062146_p1010340 さて。一番大切なことを、簡単に言いますよ。すごい簡単に言いますよ。耳かっぽじいて聞いて下さいね。お味です。すっきりとして飲みやすい。

 えええええ。だいたいね、飲み物の評価に「飲みやすい」ってなんなの。飲みにくい飲み物を飲む必要がないだろう、と。

 ああだからさ、冒頭でいったじゃないですか。そもそも私はコーヒーの味がわかってるかどうか自信がないって。いやね、今回、せっかくいいコーヒーメーカーを買ったから、いい豆も買ってきたんですよ。だからね。こいつが美味いのか、コーヒーメーカーのせいなのかよくわからないのです。

 ただ、敢えて言えば、尖ったところがない。舌の奥にざらつくような雑味がない。すっきりとした仕上がりであります。試しにこれまで飲んでいたコーヒー豆の粉も使ってみましたが、心なしか飲みやすい気がする。普通のカフェのように美味しいと言えば、そう。うーん、だからいいんじゃねえの。高かったし、まだ手に入れにくいという希少価値もあるし。見た目もなんか業務用っぽくてかっこいいし。無印良品的な品の良さが現れた、いいコーヒーメーカーです。32,000円の価値があるかどうかは、まあねえ。人それぞれということで。うん、つまり物の価値は、その人が決めるもんですよ、と。

 

2017年2月 5日 (日)

ルンバくんとブラーバちゃんは仲良しなの 予備バッテリで鬼に金棒

実は。いやまあねえ。こういうことを申し上げると、どんだけずぼらなんだ、と思われそうでイヤなんですけど。いやじゃあずぼらじゃねえのかと言われると、まあそれも否定しきれない。ずぼらです。

 より楽にお掃除をしたい、ということでルンバ君を導入しましたが、実際は先だっても申し上げましたように、毎日動かすのはそれなりに面倒です。ルンバ君のダストボックスのゴミを捨て、お部屋の中をある程度は片付けて。朝の忙しいときにそんなことはやってられない。そうしますとね、下手をすると、しなくてもルンバ君の稼働するのは日曜日くらい。平日は、猫の毛が固まって玉になってるのをハンディ掃除機で吸う程度、になったりするんです。ええ、ええ。それがずぼらだってことは知ってます。知ってますよう。

 いいの。人が来るわけじゃなし。猫と奥さんと2匹と2人で暮らしてるだけだから。別に猫の尻がテーブルの上に付こうが、あちこちに猫の吐いた毛玉の後が残っていようが。いいの、それくらいで死なない。

 この台詞は、昔はよく使ったもんですけどね。「そのくらいじゃ死なない」。ねえ。言ったでしょう? ところが昨今はなんですかねえ、村の公民館でやる餅つきが、なんですか不衛生だとかなんだとかで、止めなさいとか、どっかの爺か婆か知りませんが、したり顔で言いやがるそうで。てめ何様か知らんがなあ、エラい上品になったもんだなあ、コラ。おっちゃんたちはなあ、はえのたかる食いもんを、ハエを追い払いながら食って、道ばたに団子落としたら泥をはらって食ったもんだ。なあ、それで何の問題があったってえんだい、ええ?てめえのはらわたの中にどんだけばい菌が入ってると思ってるんでぃと。ばい菌君が働いてるから、消化もできるってもんだろうが、と。まあ、ええと、何の話でしたでしょうか。

 はい。少しぐらいゴミが落ちてても死なん。そうなんですけど、手間がかからないでゴミが取れるなら取りますよ、私だって、ということですよ。

 で。ブラーバちゃんが我が家にやってきました。とりあえず年末の大掃除の水拭き掃除のためでした。三種類のお掃除マットのうち、一番強烈な三回拭き用洗剤マット、これが大活躍でしたが。問題は、ブラーバちゃんの連続稼働時間。ブラーバちゃんは小さいので、おうち全体を1度にお掃除できません。バッテリーが切れてしまいます。バッテリーが切れたら、再充電した2時間後。お掃除に1時間、充電に2時間、合わせてワンクール3時間かかるわけですね。これ、面倒くさいよなあ。

20170205_204109 ということで、予備バッテリの購入に踏み切りました。充電器とセットで7000円。バッテリが1万円程度するってのは常識的な値段です。が。充電器はいらんだろ。これ、前回言いましたっけ。でも、くっついてくる物はしょうがない。使わないで取ってあります。

 さてと。予備バッテリが来ました。まずリビングルームをルンバ君が掃除し始めます。ルンバ君は大きいので、音もそれなり、結構騒々しい。ルンバ君が動いているときにテレビを観るのは無理です。音がうるさすぎる、というより、気になるんですね。目に入ってくるから、おいおい、そこにゴミが落ちてるけど無視なの、とか。気になって目で追ってしまう。

 ちなみにルンバ君の掃除の仕方って、一見ランダムにも見えるパターンで走行してますんで、ゴミの直前でUターンしたり、同じところにはまっているように見えたり、はらはらさせられるんですよ。

20170204_081820 その点、ブラーバちゃんは違う。ブラーバちゃんは寝室と仕事部屋と玄関を担当します。このとき使うのは、から拭き用のモップです。寝室ではベッドの下、Hangarラックの下、仕事部屋では狭いPCラックの下やイスの脚の間にも入り込んでいくので、それはもう小さなブラーバちゃんならではです。

 ブラーバちゃんの動き方は、行って帰って来いの、割と整然としたパターンです。が。機械的に端まで行って折り返す、というのではありません。1度にまっすぐ走る距離は5mくらいでしょうか。端まで行ってなくても、その程度走ると折り返します。ある程度の面積をこのパターンで拭くと、違う場所に行って折り返しを始め、一通り拭いた後で、斜めに走り、一番最後に部屋の角に沿ってぐるっと回る、という感じでしょうか。

 ずっと見てるわけではないので、ちょっといい加減です。そんな感じってことで。

 日常的にゴミが多く出るリビングをルンバ君、埃や猫の毛が部屋の隅に溜まりがちな寝室などをブラーバちゃん。こうしてるわけですね。そうすると、掃除が一気に進みます。ちなみに、試しにブラーバちゃんとルンバ君を同じスペースで動かしてみました。途中でぶつかって、お互いを障害物として認識し、離れて、また近づく。ルンバ君もブラーバちゃんも互いのことは認識してないので、まあそうですね。気にせず動いてるって感じです。当たり前ですな。

 部屋の仕切りは、バーチャルウォールという赤外線センサーで分けます。と言いたいところでありますけどね。どうもこのバーチャルウォール、この頃調子が悪い。壊れてるんじゃねえかと思います。いまいち信用できないので、今は物理的にものを置いて、部屋を分けています。買い換えようと思ったら、以外と高い。一個4000円くらいします。なんか悔しいので、物理的にウォールを作って、分けております。ん? 別に問題ないっスよ。

 さて。ブラーバちゃんの予備バッテリ、いらねえじゃねえの、と思うでしょ。ところがですよ。ここで予備バッテリの出番です。

 ルンバ君が掃除した後のリビング。掃除機だけじゃあ寂しいなあ。やっぱりここはふき掃除でしょ、と思いませんか。思いますよね。そうですよね。だけどバッテリ1個だと、そこで充電に入ってしまいます。せっかくルンバ君がスタンバってくれたのに、待ち。ああ、もったいない。そこで換えバッテリー。これがあると、ブラーバちゃんは掃除が続けられます。ブラーバちゃん、働き者です。

20170205_205355 つうかですね。せこい話なんですけど、ブラーバちゃんのお掃除マットは、一枚120円くらいするわけですよ。ウェットなマットは、洗剤分も飛んでいるでしょうから、そうそう長くは使えませんが、ドライマットは要するにクイックルワイパーみたいなもんです。確かにゴミは着いてますが、このゴミをハンディ掃除機で吸い取れば、もう1回くらい問題なく使える。ならば使おう。そういうことです。

 でもさっきルンバ君が掃除したんだよね。うん、そうなんだけど、ブラーバちゃんを動かすと、それなりにゴミを集めてきます。クローゼットの下とか、ルンバ君が入りきれないところに入っていけるからでしょうか。ルンバ君より優秀!というか、やっぱりちょっと役割が違うんです。お部屋が相当汚れてる、てかゴミが落ちてる場合は、拭き寄せるだけのブラーバちゃんでは力不足です。ブラーバちゃんはちょっとした段差も乗り越えるのに苦労してますし、ケーブルなどに絡まってしまったりすることもあります。その点、やはりお兄ちゃんは強い。優秀なブラーバちゃんが来て、改めてお兄ちゃんの頼もしさを感じる。つまりはそういうことであります。

 前回もお伝えしましたが、フローリングの家庭ならば、ルンバ君もブラーバちゃんも、買って後悔いたしません。しかしながら後悔した場合、そこはまあ自己責任でお願いしたい。よろしいでしょうか。

2016年12月27日 (火)

年末なので大掃除しなきゃなの iRobot社 ブラーバジェット240

年末であります。年末と言えば大掃除。間違いありません。そういうものです。日本の風物詩であります。

 というか家事は大切。大切なんだけど、さぼりがち。てか、奥様に依存してるのは確かであります。たまにね、たまにするんだけど、たまにするのは家事じゃない、などと世の女性はおっしゃいます。そうでしょうねえ。わかってるんだけど、なかなかねえ。小学生の時から、「なんで使ったモノを元に戻さないの」って言われ続けて今に至る。

20161205_085046_p1000981 そんでも、家の中が綺麗になることが嫌いなわけではありません。猫もいますしねえ。猫、超いるしねえ。特に白猫はふわふわの毛なので、換毛期は大変です。そこでルンバですよ。ルンバ様々ですよ、ということで、三年前でしたか、ルンバ君が我が家にやってきました。ルンバ780、この当時の最高機種です。ルンバ君は週間タイマーが装備されていますので、毎日勝手に起動してお掃除してくれる。はずなんですが、これは挫折。

 問題はですね。二点。まずその一。散らかしっぱなしのフロアでは、ルンバ君は動けない。かといって、毎日片付ける気力がない。更に言うと、床に置いてあるものだけどける、ということもできるんですがね。やっぱりイスが残ってると気持ち悪い、とか、床まで伸びてるカーテンは、ちゃんと巻き上げようよ、ってことになり、結局きっちりどけないとならなくなるんです。

 第二点は、意外とルンバ君動いているとうるさいのと邪魔くさいので、人がいない時間帯に動かしたい。ゴミ捨ては二日に一回くらいしなきゃなんないんですけど、人がいない間に動かしてると、ゴミ捨てをついつい忘れる。結果、警告を出して止まってること多々あり。

 そんなわけで、結果お出かけする前に、家の中のモノをささっと動かし、ルンバ君のゴミを捨てて、ルンバ君を動かして出かける、というパターンになっております。でもね。ルンバ君凄いね。ルンバ君が来てから、ほんとうに普通の掃除機を使うことがなくなりましたから。ハンディ掃除機を時々使うくらいで。

 お掃除は楽になりました。ただね。問題は床に付着した汚れをどうするか、です。例えばですけど、裸足で歩く生活してると、皮脂が着くこともありますわね。猫もケツ付けて座りますよね。そりゃ拭き掃除しなきゃダメですが、ダメだと判っていてもなかなかできない。結構な大仕事ですもんね、拭き掃除って。まず膝をついてやんなきゃならないのが大変。ウェットシートモップを使ったこともありますが、それでも結構大変です。拭いてるウチにどんどんシートが乾いてきちゃう。ほんとに綺麗になってるのかなあ、とかね。あるでしょ。

20161215_220148_p1010033 そこで。そこで床ふき掃除マッシーンの出番ですよ。iROBOT社のブラーバ。これが出ているのはもうずいぶん前から知っていました。が、正直あんまり信用してなかった。というのはですね。もともとブラーバはiRobot社が開発したモノではなく、買収した企業の技術、従ってその脳みそも定評あるルンバと違う。お掃除パターンもなんだかシンプル。しかもお値段3万円程度。なんかねえ、おもちゃっぽくないですか。ラジコン車にモップ付けただけじゃねえの、的な感じがいたします。

 ところがです。ネットの評判がいいんですね。まあネットの評判なんて信じちゃダメですがね。特に、説明している商品を買うことができるサイトへのリンクがあったりする。ああ、こりゃダメだわ。と思った方がよろしい。○○水とかになるともう言語道断。怖い怖い。

 ま、ともかく。ブラーバ、使い物になるんかしらと思いつつ、気がつくと何年か経っております。この夏には新型も出ましたんで、そろそろ買ってみるか、と。年末の大掃除対策であります。ブラーバジェット240お買い上げであります。ところが、これを買うに当たっては、先行機のブラーバ380J 。これとの比較が必要であります。

 結論から言うとね。どっちがいい、と言い切れないです。ブラーバジェット240のこれまでにない機能、ジェットの名の通り、ときおり水をぷっぷっと吹き出して、洗剤付の専用シートで拭き取っていきます。床が水浸しにならないように、このシートには水を吸収する層もありますな。床の洗浄機能自体はジェット240が最も高い、と思われます。

 更にジェット240は、これまでの380Jに比べるとサイズが小さい。そのおかげで、狭いスペースにも入り込める。いいことずくめですな。

 んなわけはない。メリットとデメリットは裏表、コンバートであります。小さなボディは小さなバッテリ、短めの駆動時間、動作パターンの選び方も380Jより単純です。駆動時間の短さはバッテリのせいだけではないです、たぶん。水を吹き出すための水タンクの容量、拭き取るための専用シートの許容量、その辺りも関係してますね。バッテリは確かに小さいですが、逆に、逆に小さすぎるくらいなので、これをもう少し大きくして駆動時間を延ばすことは難しくないはずです。ですから、洗剤付専用シートで拭くことができる範囲によって、制限されている気がします。洗剤拭きの場合、適用畳数は12畳程度。畳ってのも、おおざっぱですけどね。

20161215_220253_p1010034 20161220_191525_p1010058 充電の方式ですが、380Jは本体ごと充電スタンドに立てるだけですが、ジェット240は本体からバッテリを外し、充電器に填めて充電することになります。小さいので、そんなに手間ではありません。

 その後の操作も簡単。専用シートを本体下にスライドさせるようにして装着。これだけでお掃除モードの選択が終わります。つまり3種類ある専用シートを入れることで、自動的にモードが決定するのです。更に、ブラーバのハンドルを持ち上げると、シリコーン製の蓋があります。これをぐにっと外して水道の蛇口からコポコポと水を入れる。ちなみに、この入り口にはゴミよけのメッシュが貼ってますので、勢いよく入れると、入りきれずに溢れます。ゆっくりね。

 あとは充電したバッテリを填めて、床に置き、スタートボタンを押すだけです。ウチのリビングはたぶん18畳くらいなので、一気にお掃除することはできません。しょうがない。半分に分けることにします。部屋のちょうど真ん中にソファを置いてあるので、いい仕切りになります。

20161220_193143_p1010059 動作の様子は、ネット検索をかけるとすぐに動画が見つかります。で、実際どうよ、ってことですよね。すっげえピカピカになる。かなあ。ワックスかけてくれるわけではないから、もともとの床にワックスがかかってなければ、ピカピカにはなりません。でも、一皮むけることは確かです。人間の皮脂、食べこぼしや猫の吐いた跡、そういうシミのような汚れがほぼ綺麗に落ちます。ほぼね。がちがちに固まってしまった何やらの汚れが全部取れるとまでは言いません。そこまで放置するなよって話ですが。ただそんなものでも、ある程度は綺麗になります。こういうものは1度使って終わり、ではないので、何度か掃除するうちに徐々に綺麗になっていく、つか「更に」綺麗になっていく、という確信は持てます。

 問題は、お掃除コストです。この専用シート10枚で1,200円。うちの場合、全部の部屋をふき掃除しようとすると3枚は使うことになるかなあ。360円。これをどう見るかですよ。加えて、一回使うごとにバッテリを充電する必要がありますから、連続させることができない。税抜き7,000円の交換用バッテリーを使えば、うん、何とかなるかも。ただこれ、充電器とセットなんですよ。単体で1,000円でも安くしてくれる選択肢があるといいのにな、と思います。なんで充電器、付ける必要があるんだろう。バッテリと充電器の両方とも無くすとか、両方とも壊す、なんて普通はないと思うんですけどね。

 さて。で、どうよ、ってことですよね。ルンバはね、ルンバはいいよ。間違いない。動作音がうるさいですけどね。その点、ブラーバは静かでいい。人によっては、ルンバとブラーバどっちを選ぶって言われたら、ブラーバを選ぶ、って言い切る方もいます。私は、どっちを偉ぶって言われたら、ルンバかなあ。

 環境によるのだと思います。ウチは猫が2匹いるので、どうしても毛が溜まります。ルンバ780のダストボックスが毎週一杯になってしまうくらいの毛の量、これがふき掃除のブラーバだけだと、大変かなあ、ってのがひとつ。もうひとつはやはりお掃除コストの問題です。毎回120円×3回分のシートが必要で、かつ3度にわけて掃除をするとなると、充電、交換の時間もバカになりません。

 とはいえ、ルンバはふき掃除ができないわけですから、から拭きシートでゴミも集めることができて、濡れ拭きシートで拭き掃除もできるブラーバの方が有能と言えば有能。でも、段差も越えられるルンバの方が、とかね。こちらを立てればあちらが立たず、のような。どっちもいいねえ的な。

 ということで。どっちも買っていいんじゃねえですか。役に立たないってことだけは絶対ないですから。おじさんの皆さん。自分のお小遣いでこれを買って、お掃除アピール。家事をやらない悪評かを金で解決。うん、大人の解決方法であります。

2016年1月15日 (金)

喉が痛いので加湿器を買おうと思い市場調査を行ったが所詮加湿器にさほどの進化も望めずダイニチで満足する

20160101_181636_p1060624 以前使っていた加湿器、ダイニチのHD-9011。この末尾二桁がイヤーモデルの年度を表しております。つまり以前買ったのは2011年ということですな。今回のモデルは9014なので、昨年度のモデルであります。

 

今年というか去年のモデルであればHD-9015ということになりますが、9014を敢えて買う。しばらく前から言うておりますが、白物家電も成熟の域に入っておりますので、そうそう画期的な新機能が付いてくるわけではありません。せいぜい購買意欲を増すために、なんちゃらイオンやら真空なんちゃらを付けたりするくらいで。

 

まあ値段が同じであれば、今年のイヤーモデルを買った方がいいんでしょうが、8,000円くらい違いますかね。23,800円と15,800円。加湿するという機能が同じならば、9014でいいッスよ。と。

 

つか、買う前に調べたんですけどね、9011と比較して、デザイン以外なんも変わらんです。基本、加湿器は進歩してないです。もっと超素晴らしいもの、できてこないかなあとか思いますけどね。そうはうまくいかないみたいで。というか。新しいものが出てはいるんですが、いまいち信用できない。すまんね。

 

ちょっと、もう一度整理しましょうか。

加湿器は加湿するための機械である。うん。そこはいいね。うん。つぎ。

加湿の方法は3つある。

 超音波式、② 加熱式 ③気化式

なんとシンプルな。まあエアコンによる加湿機能なんて者もありますが、そのためだけにエアコンを買い換える人もいないんで、ちょっとさておき。

 

それぞれの特性、メリットとデメリットです。

 超音波式は超音波で水を振動させて、細かい霧を作り、吹き出す。メリットはすぐに水が出ることと、電気のコストが比較的安いこと。デメリットは、水の粒が水蒸気ほどには小さくないので、周りが湿るor濡れる。加えて、水を溜めっぱなしにすることになるので、マメにメンテナンスしないと雑菌が繁殖して、部屋中に雑菌まき散らす。臭い。

 加熱式は、ポットでお湯を沸かしたときの蒸気を使います。水蒸気は超音波式よりは遙かに水の粒子が小さいので、お部屋全体に行き渡ります。加えて、加熱するので、雑菌も出ない。デメリットは水をぼこぼこ沸騰させるので、電気を食います。さらに湯沸かしポットが常にお湯を沸かしていると、猫、超危険です。赤ちゃんや猫がいると怖いです。ポットと同じようにカルシウムが溜まるのは仕方ないです。洗浄しましょう。

 気化式は、濡れタオルを部屋に干しておくようなものですが、効率を上げるために風を当てます。扇風機が回っている程度の電気しか食わないのはメリットですが、何しろ、乾くことによって空気に湿度を与えるので、湿度を上げるのに時間がかかります。加えてデメリットとしては、気化するときにお部屋の温度を奪います。ので、ちょっと寒くなります。ちょっとね。後は超音波型と同じで、フィルターが濡れっぱなしになるので雑菌が繁殖しやすいです。メンテナンスしないとぞうきん臭くなります。

 

電気代のコストを無視すれば、一番加湿の性能が高いのは加熱式ですが、安全面でうちはパス。となると、気化式しか選べません。超音波式は、個人的には問題外です。最近はマツコデラックス推奨の某デザイン家電が人気ですが、うーん。私の感覚ではあれはオシャレがあざとすぎてダメです。湾岸のタワーマンションにお住まいであれば、お似合いになるやもしれませんが。それにオシャレに凝るあまりに、メンテナンス性を犠牲にしてるのはどうかと。

 

別のオシャレ家電メーカーのもありますけどね、水瓶みたいな形の。あれも個人的にはオシャレと感じないので、パス。メンテナンス性も良くなさそうな。この辺りを選ぶのは、このデザインが好きだから多少の苦労は厭わない、という方に限定した方が良さそうです。

 

某外国製掃除機有名メーカーのものも、相当にメンテナンスは面倒くさそうな気がします。面倒くさい、ってのは、ダイニチDH-9011に比べて、って話ですけど。いや、それだけとは言い切れないですけどね。面倒くささは相対的なものもあるけど、絶対的に面倒くさいというものもありますのでね。

 

雑菌の繁殖を抑えるためにフィルターを取り付けたなどという製品もありますが、雑菌舐めるな!です。DH-9011にもフィルター付いてますけど、屁みたいなもんです。効果なんかありゃしない。がつんがつんに雑菌繁殖しますよ。メンテナンスしないと。

 

ただまあ、DH-9011のメンテナンスはそれほど大変ではありません。メンテナンスするのは二つの部品だけです。一つは、水を気化させるフィルターです。これを適当な容器に入れて、規定の濃さのクエン酸溶液に数時間つけ込みます。フィルターを置く受け皿は、うちの場合は、次亜塩素酸系の漂白剤につけ込みます。ただし、この2液を混ぜると塩素ガスが発生するので、別々の場所でやるようにしています。気をつけて下さいね。死にますよ。あ、水タンクも漂白剤を入れて殺菌した方がいいですね。

 

お出かけ前につけ込んでおき、帰ってきたら、水で流す。以上であります。

 

どれも取り扱いの面倒なことはないので、とても楽です。楽ですけど、面倒くさいです。この程度の作業で面倒くさい方は、某マツコデラックス推奨のデザイン家電加湿器のメンテナンスは無理ではないかと思います。よ。いや、それでもこのデザインのためなら、僕はやる、という方はそちらを選びましょう。

 

で。今使っているHD-9011はどうしたかということですが、使い続けておりますよ。ただ、この一台だけでは、リビングだけで手一杯、エアコンを付けてお部屋が乾燥し出すと、あっという間に部屋の湿度は30%台に落ちます。

 

この機種は適用畳数が25畳(41㎡)までということですから、うちのマンションは70㎡を越えておりますので、もともとその全てをカバーするのは無理だったんですな。追加の加湿器をずっと探しておったのですが、これというものが見つからず、結局ダイニチをもう一台追加、ということにしました。

 

DH-9014ですが、冒頭に申し上げましたように、デザインが変わった程度であります。スペックだけ見ると、ちょいとタンク容量が減り(0.3L)、ちょいと適用畳数が減って(1畳)おりますが、まあ同じかな、と思いました。フィルターなんかもおんなじ用に見えますし。使い回しができていいかなあ、と。

 

で、到着しましたら、これが一回り小さくなっております。なるほど、水タンク容量を減らしたのは全体のサイズを落とすためか、と。フィルターも小さなものに変更になっています。ふーむ。これで加湿性能ほぼ変わらずですか。ふーむ。進化したのかなあ。

 

20151225_215102_p1060570 造りはちょいとちゃちいです。プラスティック感ありありで。まあ、もともと9011もそれほど高品質感だったわけではないですが、輪をかけてちゃちいです。このあたりは某呼吸デザイン家電加湿器をお求めになった方がよろしい。所有する悦びなどというモノは一切ありません。

 

が、動作は簡単。構造も基本的にやはり9011と変わりませんので、メンテナンス性もとてもよろしい。器具として割り切れば、とてもいい。旧モデルになりますので、お安く手に入れることもできますし。最新モデルの必要は一切ありませんので、ここはもう値段で決めていいのではないかと思います。

 

現在2台、ダイニチ加湿器稼働中。喉の調子はすこぶるよろしいかと。

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